2019年「コンビニアイス最前線」タピオカ、ふわふわホイップ……ほかには何がある?
長雨が続き、気温も思うように上がりませんが、季節はもう夏。コンビニで、限定アイスが話題を集めるシーズンです。コンビニでしか買えない限定アイスを中心に、今年のトレンド商品を一堂に集めました。今年も売り切れ? ローソンの「日本のフルーツ」 スイーツ業界では昨今、国産フルーツに注目が集まっています。国産フルーツはとびきり甘く繊細で、海外からも高い評価を得ており、有名パティシエがこぞって産地へ赴いているほど。同様の流れは、コンビニアイスにも来ているようです。 「赤城 巨峰シャーベット&マスカット氷」。税込127円。2層のアイスが見える透明のカップ入り(画像:赤城乳業) ローソンがこの夏に展開しているのが、国産フルーツの果汁を30%以上使った「ウチカフェ 日本のフルーツ」アイスシリーズです。 ローソンは2018年7月に、希少な品種といわれる「ばん桃」や、高級品種の「マスカット・オブ・アレキサンドリア」の果汁を配合したアイスシリーズ「ウチカフェ フルーツバー」を4品発売。シリーズ累計240万個以上を販売し、とくに夕方・夜の時間帯に、30~40代の女性を中心に人気を博しました。 2019年は、ラインアップを10品に増やし、5~7月に順次発売。すでに終売している商品もありますが、7月16日(火)から「北海道産メロン」と「宮崎産日向夏」が発売となり、続けて7月30日(火)には、「国産巨峰&シャインマスカット」と「山形県産ラフランス」が発売します。国産フルーツの果汁を最低でも30%、商品によっては50%以上配合しているので、フルーツの自然な風味を感じられるリッチな味わいとなっています。 さらに、アイスは2層仕立てになっており、外側と内側に使用するフルーツ果汁の配合をそれぞれ変えることで、本物のフルーツを食べているかのように、段階的に味の変化を楽しめるようになっているのもこだわり。価格は、いずれも税込185円。バータイプのアイスとしては高級路線ですが、250円を超える高級アイスが続々と販売されている昨今、コストパフォーマンスの高さを感じさせる絶妙な値付けだと感じます。 トレンドのタピオカがアイスにも登場!トレンドのタピオカがアイスにも登場! 今年のトレンド的な要素では、巷で大人気の「タピオカ」を使ったアイスもいくつか登場しています。ファミリーマート限定の「タピオカほうじ茶ラテ氷」(税込198円)は、専門店で人気の「ほうじ茶ラテ」と「タピオカ」を組み合わせたトレンド最前線のかき氷。 2018年夏と2019年4月に発売して好調だった「タピオカティーラテ氷」の第2弾として、7月23日(火)に発売されます。タピオカのもちもちした食感に、ほうじ茶ラテの香ばしくミルキーな味わいが調和します。 熱中症対策もあって、夏になるとよく見られるのが、塩レモンや塩ライチといった「塩×〇〇」の組合せ。とくに、ドリンクで人気の「ソルティ(塩)ライチ」は、今年はアイスでも人気の兆しです。 ロングセラーのかき氷「サクレ」から、今年はファミリーマート限定で「サクレソルティライチ」(税込140円)が発売。台湾産ライチ果汁と宮古島の塩を使用しており、夏に食べたいさっぱり、フルーティーな味わいです。 また、ミニストップでも、夏の定番商品の「ハロハロ」の新フレーバーとして、「ハロハロ ソルティライチ」(税込250円)が登場。濃厚なソフトクリームバニラと、さわやかなソルティライチ風味の氷の組合せが新鮮です。 スイーツかき氷がさらに進化!スイーツかき氷がさらに進化! 夏のアイスですっかり定番となった、スイーツかき氷。スイーツかき氷シリーズが堅調なセブン‐イレブンでは、7月に発売された「赤城 巨峰シャーベット&マスカット氷」(税込127円)が話題に。 ひとつのカップに、巨峰のシャーベットとマスカット味のかき氷が2層になっており、2層の見た目が鮮やか。マスカットかき氷は、あえて粗めの氷に仕上げており、巨峰シャーベットのなめらかな食感との対比も味わえます。 またセブン‐イレブンは8月初旬、「ふわふわホイップのせティラミス氷」の発売も予定。最近のかき氷専門店は、ホイップクリームがのったケーキのようなかき氷が大人気ですが、この商品もそうしたトレンドのかき氷を思わせる仕上がりとなっています。 コンビニでは8月にも、新作アイスが続々発売となる見込み。コンビニ限定のアイスは発売期間が短く、一度入荷して売り切れたら終わり、という店舗も少なくありません。気になる商品は、見つけたら即ゲットをおすすめします。
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