気分はもうオリンピック? 銀座に「選手村」メニュー再現したビュッフェダイニング、話題の「GAP認証」食材が食べられます
2019年8月2日
お出かけ厳しい安全基準が設けられた「GAP認証」の食材をふんだんに使ったライブビュッフェを展開する「グランイート銀座」。2019年3月のオープン以来、話題と注目を集めています。
オリンピックの選手村の食材に必須のGAP認証とは?
皆さんは、GAP(ギャップ)認証という言葉をご存じでしょうか?(アパレルブランドのことではありません!)。この認証を受けた食材をふんだんに使ったライブビュッフェを展開する「グランイート銀座」が、2019年3月にオープンしました。

GAPとは、「Good Agriculture Practice(適正農業規範)」の略。食の安全や環境保全などに関する100項目以上もの厳しい審査基準をクリアした農家に与えられる認証です。
日本ではまだ認知度の低い言葉ですが、オリンピックの選手村での食事はすべてGAP認証の食材を使用することが義務づけられています。2020年の東京オリパラ(オリンピック・パラリンピック)開催に向け、日本でも取得農家が増え、大手スーパーや卸売業者の取扱量も増加傾向です。
「銀座インズ2」2階にあるビュッフェダイニング「グランイート銀座」を訪れると、入口付近に色艶のいい野菜がたくさん積まれていました。どれもGAP認証を受けた農家産直の野菜で、常時30種類を使用するとのこと。
同店を運営するグランイート(中央区銀座)代表の武田泰明さんによると、野菜料理へのこだわりは「ひと手間かけること」と話します。
「生野菜にそのままドレッシングをかけて食べるだけだと、飽きてしまってあまりたくさん食べることができません。われわれは必ずひと手間かけて調理して、味に変化をつけるようにしています」(武田さん)
実食してみると、確かにほとんどの野菜料理が煮たり焼いたり、調味料で味付けしていたり、ひと手間、ふた手間かけて野菜のうま味や甘味をよく引き出していました。野菜の天ぷらは注文を受けてから作るので、カウンターには並んでおらず、揚げたてはサクサクかつホクホク。添えられた3種類の塩(抹茶、わさび、カレー)との相性も抜群でした。
珍しかったのが、かつてオリンピックの選手村で出されていた料理の再現。レシピは残っていなかったそうですがメニュー名の記録は残っていて、北京とロンドン五輪出場選手の池田信太郎さん(バドミントン元日本代表)の監修のもとに再現したそうです。こちらには肉や魚も使われていて、どれもとてもおいしく仕上がっていました。
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