「リアル体験型デザートビュッフェ」って何? 秋のヒルトン東京は、小悪魔風アリスの仕掛けがいっぱい!

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「リアル体験型デザートビュッフェ」って何? 秋のヒルトン東京は、小悪魔風アリスの仕掛けがいっぱい!

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デザートビュッフェの先鋭、ヒルトン東京がこの秋展開するのは、ちょっぴり大人で小悪魔風のアリスが迷い込んだ「ハロウィーン・トリックの世界」。美味しくてフォトジェニックなだけに留まらない「リアル体験型」だといいます。

30年ぶりの刷新。「映え以上」の楽しさと驚きも

 食べものの美味しさが、ますます心と体に染みわたる秋。西新宿のヒルトン東京1階「マーブルラウンジ」で2018年9月14日(金)から11月4日(日)まで、新たなデザートビュッフェが開催されています。

 その名も「アリスinハロウィーン・トリック」。ちょっぴり大人、ちょっぴり小悪魔風のアリスが迷い込んだ「ハロウィーン・トリックの世界」をテーマに、スイーツ20種類と、「塩イーツ」と称した軽食10種類が勢揃いしています。

「アリスin ハロウィーン・トリック」デザートビュッフェのイメージ(画像:ヒルトン東京)



大人になったアリスをイメージした、赤と黒のシックな色合い(画像:ヒルトン東京)

「マーブルラウンジ」は、日本のデザートビュッフェの先駆け的存在。噴水のようにチョコレートが流れ出てくる「チョコレートファウンテン」をいち早くビュッフェ台に導入したり、物語性のあるフェアを展開するなど、常に前衛的な姿勢でデザートビュッフェに取り組んでいます。

 そんな同ラウンジは今回、ビュッフェの内容を30年ぶりに刷新。提供する軽食を5種類から10種類に増やしたうえで、スイーツと同じくらいワクワク感を持たせるべく、お皿に盛った際のSNS映えにこだわったといいます。

 一方で「SNS映えという言葉が流行して久しいですが、映え以上の楽しさや驚きを提供したい」とも話します。そのため、今まで以上に探求したのが「リアルな体験」。ラウンジ全体に、楽しい仕掛けが詰まっています。

ちょっぴり大人で小悪魔なアリスの「赤黒スイーツ」が満載!

 小悪魔らしく赤と黒を基調としたスイーツは、フォトジェニックかつドラマティック。

 時計型のホールタルト『狂った時間のままお茶会なの!?』は、高級チョコレートメーカー・ヴァローナの製品を贅沢に使い、さわやかな甘さに仕上げたという一品です。

『狂った時間のままお茶会なの!?』。隠し味はスパイスの一種、グリーンアニスシード(画像:ヒルトン東京)

 王冠のようなホワイトチョコのトッピングが可愛らしいホールケーキ『女王陛下アリス』。洋梨、野苺、赤スグリをサンドした栗のババロアが包まれています。

『女王陛下アリス』の生地はサクサクのクッキー生地とのこと(画像:ヒルトン東京)

 チェス盤をイメージした『チェックメイト!』は、ラズベリーとブラックベリーを交互にトッピング。アーモンドタルト生地に洋梨が敷き詰められています。

赤と黒のベリーが交互に敷き詰められた『チェックメイト!』(画像:ヒルトン東京)

 物語『不思議のアリス』の中に登場する、飲むとみるみる体が小さくなる飲み物と同名のドリンク『是非お飲みなさい(Drink Me)』は、ブラックタピオカ入り。赤い野菜ビーツと、奇跡のフルーツと呼ばれるフルーツカラマンシーがブレンドされています。

『是非お飲みなさい(Drink Me)』。配合されているフルーツカラマンシーは柑橘系の一種(画像:ヒルトン東京)

かわいいけどちょっぴり怖い「ハロウィーンエリア」

 エレガントでありながら、微妙にこわいスイーツや軽食が並ぶ「ハロウィーンエリア」もあります。

チョコレートの釘がぐっさり。『ハートブロークンな魔女達』(画像:ヒルトン東京)

 真っ赤なハートにざくざくと釘の形のチョコが刺さったホールケーキ『ハートブロークンな魔女達』は、かわいいながらも衝撃的なビジュアル。パンデピスをベースに、パプリカとマンダリンのジュレを忍ばせたミルクチョコムースでつくられています。(※「パンデピス」は小麦粉やライ麦粉を使い、スパイスで香りづけしたフランスのお菓子)

 そのほか同エリアには、『イカ墨パスタ流血事件』という、字面だけ見るとついドキッとしてしまうイカ墨のパスタなども並びます。

『イカ墨パスタ流血事件』。名前の後半部分が物騒だが、実態は、食欲をそそるなんとも素敵な”事件”に仕上がっている(画像:ヒルトン東京)

写真には収めきれないかも? 「5つのトリック」

 美味しくてフォトジェニックなだけではありません。ラウンジ内には、体験型の「5つのトリック」が仕掛けられています。まず1つめは、ラウンジに一歩足を踏み入れると気がつく「何らかのトリック」。そのほか、プロジェクションマッピングや、フラッシュ撮影するとアリスのキャラクターが現れる仕掛けも設置されています。

まるで絵画のような額縁デコレーションも、5つのトリックのうちの1つ(画像:ヒルトン東京)



 食を通じたトリックも展開されています。題して「スイーツなの?塩イーツなの?」は、『鏡の国のアリス』に登場する双子・トゥイードルダムとトゥイードルディーのごとく、そっくりなデザートと軽食が対になっています。どちらがどちらなのか、思わず迷ってしまうかもしれません。

【スイーツ】チョコレートスポンジに各種ベリーをトッピング【塩イーツ】ブラックオリーブを絞り込んだフォカッチャにカリフラワームース、スモークサーモンをサンドし、トマトやパプリカ、ラディッシュ、オリーブをトッピング(画像:ヒルトン東京)
【スイーツ】栗とドライクランベリーのスポンジに黒ごまクリームをホイップ【塩イーツ】バジル、セミドライトマト、マッシュルーム、チーズの塩ケーキに黒いマッシュポテトをトッピング(画像:ヒルトン東京)
【スイーツ】バナナ、マンゴ、赤スグリ、杏子などが混ざったゼリー【塩イーツ】裏ごしした人参やモッツアレラチーズを和えたゼリー(画像:ヒルトン東京)

 ちなみにヒルトン東京曰く、軽食多めのメニュー構成は「デートで来たものの、自分はあまり甘いものが得意ではない……」という男性も楽しめるように考えているとのこと。男性に限らず、甘いものが得意ではない人にとっても、気になるラインナップといえそうです。

手前はキッシュ。右後ろはグリルサンド。左後ろは、前述の『イカ墨パスタ流血事件』(画像:ヒルトン東京)

 なお2018年9月時点で、土休日は予約で埋まっている日も多いです。検討している人は早めの予約をおすすめします。

●「アリスinハロウィーン・トリック」
・住所:東京都新宿区西新宿6-6-2 ヒルトン東京1階「マーブルラウンジ」
・交通アクセス:丸ノ内線「西新宿駅」C8出口から徒歩約2分、大江戸線「都庁前駅」から徒歩約3分、各線「新宿駅」西口から徒歩約10分
・開催期間:2018年9月14日(金)~11月4日(日)14:30~17:30(時間制限なし)
・料金:大人 平日3800円、土休日3920円(コーヒーまたは紅茶付き) ※別途税金とサービス料が加算されます。
・予約:公式ウェブサイトにて(14:30~または15:00~どちらかを選択。他の時間を希望する場合は、一旦ウェブで予約したのち、電話で問い合わせをして下さい)

※18:00以降に「アリスinハロウィーン・トリック」の世界観を楽しめる「デザート&ディナービュッフェ」も別途あります。料金設定は平日大人5000円から。喫煙席(セント・ジョージバー)あり。詳細は公式サイトを参照。

※無料シャトルバスあり(新宿駅西口京王デパート前、21番のバス停より毎日循環運行)
※記事公開時点の情報です。

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