東京駅のすぐそば。アイス作り体験も楽しめる「大手町牧場」は、酪農の未来を示す場所

2018年10月9日

お出かけ
ULM編集部

高層ビルが立ち並ぶ東京・大手町。そのビル郡の一角で牛やヤギなどを育てている「牧場」があり、動物たちとの触れ合いや食育講座などのプログラムを行っています。そこには、未来に向けて日本の酪農を元気にしていこうという思いがありました。


東京駅から徒歩数分で「動物の楽園」

 牛や豚、ヤギ、ミニブタ、アルパカ、フラミンゴ、烏骨鶏(うこっけい)などが放牧され、餌やりなどのふれあいもできる牧場。そんな施設がなぜか、東京駅近くの高層ビルのなかにあります。

オフィスビルの中の牧場、窓の向こうは高層ビル群。動物たちは日々大切に育てられている(画像:パソナグループ)

 ここは、パソナグループの関連会社、丹後王国が運営する「大手町牧場」。オープンしたのは2017年8月です。高層ビルの1フロアに開設されているため、当然ながら天井がありますが、周囲一面がガラス張りになっていて、外からの光が入る明るい空間です。
 
 昼寝をしたり歩きまわったり。思い思いに過ごす動物たちを、飼育スタッフが大切に育てています。この「大手町牧場」、事前申込をすれば無料で見学でき、併設のカフェでソフトクリームや豆乳などのメニューも楽しめるといいます。

子供と一緒に楽しめるプログラムも

 また、「バター作り体験」や「アイス作り体験」など、子供と一緒でも楽しめる食育講座が用意されています。夏休み期間となる2018年7月から8月は、講座開催日を通常時より増やしたにもかかわらず、連日満席となる人気ぶりです。

2017年8月の牧場開設時に開かれた、えさやりイベント(画像:パソナグループ)
アイスクリームやチーズなどを作る、食育講座(画像:パソナグループ)

 パソナグループ広報室の藤本恵実さんによると、こうした食育の活動は「大手町牧場」が掲げる目標のひとつだといいます。

「私たちが手に取る食材は、加工されてスーパーに並んでいるものがほとんどです。どんな場所で育ち、どんなものを食べて育ったものを自分たちが口にしているか、『大手町牧場』を通じて考えていただくきっかけになればと思っています」(藤本さん)

 牧場に牛や豚などの家畜以外に、フラミンゴなどさまざまな動物がいるのも、たくさんの動物の生態を見て、食への関心を高めてもらうため。
 
「食べるものによって羽の色が変わるフラミンゴや、生まれる卵の卵黄の色がエサによって変化する烏骨鶏などの様子を見て、食べ物が身体に与える影響について学んでいただければ」と、藤本さんは話します。

日本の酪農の「担い手」を育てたい


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