旅の達人が教える「インドネシア・バリ」の魅力! 日本最大の文化交流イベントで旅の“予習”も

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旅の達人が教える「インドネシア・バリ」の魅力! 日本最大の文化交流イベントで旅の“予習”も

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シカマアキ

旅行ジャーナリスト、フォトグラファー

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人気のリゾートで知られるバリ島、発展著しい首都のジャカルタなど、多くの島々を要する東南アジアの国、インドネシア。物価が安く、円安の今も日本人の旅行先としておすすめです。10月14日・15日に開催される日本最大のインドネシアのイベント情報も交え、旅行ジャーナリスト・フォトグラファーのシカマアキさんがその魅力をご紹介します。

●人気リゾートのバリ、大自然の島に世界中からリピーター多数

 インドネシアには、大小1万3,000以上もの島があり、330以上の民族が住んでいます。人口は約2億7000万人。イスラム教をはじめとした宗教、伝統芸能など多様な国でもあります。

 バリ島は、インドネシアにある離島の一つ。首都ジャカルタがあるジャワ島のすぐ東にあるため、面積が広いインドネシアにおいてはジャカルタからの近さも人気の理由です。

バリ島の離島、ペニダ島。絶景が堪能できる島として知られる(画像:photoAC)



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 美しい砂浜のビーチ、世界中からサーファーが集うスポットをはじめ、レストラン・カフェやショップ、エンターテインメント施設、スパなどがそろっています。さらに、山もあって自然に囲まれ、高級リゾートのヴィラは旅行客に絶大な人気を誇ります。

 南国らしい寺院や宮殿、珍しい動物が見られるサファリ、バリ絵画を堪能できる美術館と、島じゅうに見どころが多数あるので、ずっと滞在していても飽きることがありません。ただしリゾート地ならでは、ジャカルタなどと比べると物価がやや高いので、その点は注意しましょう。

●首都ジャカルタにも観光スポットが多々、インドネシア料理も堪能

 首都ジャカルタは、日本からの直行便もあるインドネシアの玄関口。インドネシアの歴史や文化を知ることができるスポットが、ジャカルタ中心部に点在しています。

首都ジャカルタにあるモナス(独立記念塔)は必ず訪れたいスポットの1つ(画像:photoAC)

 主な見どころは、137メートルもの高さで展望台がある「モナス」(独立記念塔)、250年以上の歴史があって貴重な資料を幅広く展示する「ジャカルタ国立博物館」、ジャカルタの文化が楽しく学べるテーマパーク「タマン ミニ インドネシア インダー」、東南アジア最大のモスク「イスティクラル・モスク」など。かつてオランダ領だった植民地時代の建物を利用した「ジャカルタ歴史博物館」も必見です。

インドネシア発祥の料理「ナシゴレン」(画像:photoAC)

 さらに、広大な面積を持つインドネシアは、ご当地料理も多種多様。日本でも有名なインドネシア発祥の「ナシゴレン」をはじめ、日本にある焼鳥のようで牛肉や魚なども串刺しする「サテー」は州ごとに食べ方が異なります。スパイスがきく鶏肉のスープ「ソト・アヤム」、“世界一おいしい料理”で知られる牛肉の煮込み「ルンダン」なども、ぜひ現地で味わいたい逸品です。

世界一おいしい料理として評価を受けたことがある「ルンダン」(画像:photoAC)

●インドネシアまで直行便は? バリ島へのアクセス、入国情報も

 東京からインドネシアへの直行便は、羽田と成田の両空港から。羽田-ジャカルタ線は、ANAとガルーダ・インドネシア航空が運航しています。一方、成田-ジャカルタ線は、JALとANAが運航。飛行時間は約7時間50分です。

ガルーダ・インドネシア航空は、バリ島への直行便を唯一運航する(画像:シカマアキ)

 バリ島への唯一の直行便、成田-デンパサール線は、2023年10月末より毎日運航。ただ、そのうち1往復のみ、北スラウェシ州のマナド経由となります。

 航空券の価格は、直行便はビジネス利用も多いため、やや高め。他国を経由する便の利用だと安くなることも。ジャカルタからバリ島があるデンパサールまでは、インドネシア国内線になります。

 なお、日本人が観光目的でインドネシアを訪れる場合、30日以内の滞在であれば査証(ビザ)は不要。インドネシア入国時、パスポートの有効残存期間6カ月が必要です。

●国内最大! インドネシアの文化交流イベント開催。ステージやグルメも

 今年2023年は、インドネシアと日本の国交樹立65周年。これを記念し、渋谷区の代々木公園イベント広場で「INDONESIA JAPAN FRIENDSHIP FESTIVAL 2023」が10月14日(土)と15日(日)の2日間にわたって開催されます。

「INDONESIA JAPAN FRIENDSHIP FESTIVAL 2023」は10月14日と15日に開催(リリース画像:KYODAIグループ)

 このイベントは、日本国内で最大規模を誇るインドネシア文化の祭典。2日間で、合計10万人が来場予定です。1958年1月20日に始まった日本とインドネシアの外交関係は、2006年に「平和で繁栄する未来へ向けての戦略的パートナーシップ」の調印以降、さらに強化されました。

 メインステージでは、インドネシアの音楽、伝統舞踊、格闘技演武、バリ舞踊などが行われます。また、フードエリアでは、インドネシアを代表するグルメ「ナシゴレン」やインドネシア風やきそば「ミーゴレン」、インドネシア風からあげ「アヤムゴレン」などを味わうブースが出店します。

 また、マーケットエリアでは、インドネシア音楽のCDやアパレル、小物などのショッピングが楽しめ、無料の文化体験ワークショップブースとして、インドネシアの伝統衣装「ケバヤ」などの試着、バティックペイント(ろうけつ染め)体験なども。

 入場は無料です。インドネシアが身近に体験できる国内最大のイベントで、旅の予習にぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

■INDONESIA JAPAN FRIENDSHIP FESTIVAL 2023
開催日時:2023年10月14日(土)・15日(日)10:00~20:00
開催場所:代々木公園イベント広場 ※雨天決行
住所:東京都渋谷区神南2-3
入場料:無料
交通アクセス:JR「原宿駅」より徒歩約9分
東京メトロ千代田線・副都心線「明治神宮前〈原宿〉駅」より徒歩約9分
JR「渋谷駅」より徒歩約13分
東京メトロ千代田線「代々木公園駅」より徒歩約11分
小田急線「代々木八幡駅」より徒歩約13分

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