「ひとり飲み」の頼もしすぎるパートナー! サイゼリヤ「せんべろメニュー」5選
「1000円でべろべろに酔える」を意味する「せんべろ」。そんなせんべろにぴったりなサイゼリヤのメニューを紹介します。都内では八王子の店舗数が最多 コロナ禍の影響もあり「ひとり飲み」が近年、増加傾向にあります。しかしお店でひとり飲みするにはまだ勇気が出ない人も多いのではないでしょうか。「寂しそう」とネガティブなイメージもあるひとり飲みですが、気を使わない心地よさにハマってしまう人も多いのだとか。 飲み会が開催しにくい今こそ、ひとり飲みにチャレンジするよいチャンスです。食べたいもの、飲みたいものを存分に楽しみ、日頃のストレスを発散しましょう。 今回紹介するのは、ひとりでも行きやすいファミリーレストラン「サイゼリヤ」です。サイゼリヤは都内に212店舗あり、なんと23区外の八王子市が一番多く、13店舗(6%)もあります。 飲食店は人口の多い都心部に集中しがちですが、サイゼリヤは価格帯が安くファミリー層や学生が多いため、郊外の住宅地にも店舗が多い傾向があります。2021年8月時点で全国店舗数は1548店舗と、関東圏を中心に、全国に分布しています。 今では全国展開しているサイゼリヤですが、1号店ができたのは1967(昭和42)年。なんと54年間もの歴史があるのです。普段当たり前に私たちの街にあるチェーン店が、こんなにも歴史のあるレストランだったとは驚きです。 今回はそんなサイゼリヤで、ひとり飲みに最適なメニューを五つご紹介します。せんべろ(「1000円でべろべろに酔える」の略)にぴったりな安価なメニューから選びました。 また、サイゼリアはメニューのアレンジも自在とSNSなどで話題になっているので、はやりのアレンジ方法も試してみました。 1.熟成ミラノサラミ1.熟成ミラノサラミ まず始めにご紹介するのは「熟成ミラノサラミ」です。 熟成ミラノサラミ(画像:清水華那) スーパーで見かけるサラミは、塩辛く食べにくいと感じる人も多いのではないでしょうか。しかしサイゼリヤのサラミは、ほんのりとした塩気で、肉のうまみが存分に味わえます。柔らかさもバツグンで、これだけでも十分においしいおつまみです。 付け合わせのルッコラを巻いて食べてると、さっぱりしてより食べやすくなります。ミニフィセルに挟むと、イタリアのホットサンド「パニーニ」に変身。おなかを満たしたい人におすすめです。 ワインと相性バツグンな熟成ミラノサラミ。価格は300円です。 2.バッファローモッツァレラ 続いてご紹介するのは「バッファローモッツァレラ」です。 バッファローモッツァレラ(画像:清水華那) バッファローとはアジアに多く生息する水牛で、バッファローモッツァレラはその水牛のミルクを100%使用した、フレッシュなコクが楽しめる一品です。 オリーブオイルが添えられており、味わいを変えながら楽しめます。ほんのりとした塩気とマイルドなミルキーさは、白ワインとの相性もバツグン。これだけでは物足りないという人は、前述の「熟成ミラノサラミ」で巻いて食べるのがおすすめです。 チーズを巻いて食べると、なんとも言えない至福の味わいに。サラミの塩気が、チーズの甘みとまろやかさを前面に引き出しています。これにはワインもとまりません。 シンプルな味わいがアレンジしやすいバッファローモッツァレラ。価格は300円です。 3.カリッとポテト3.カリッとポテト 続いては「カリッとポテト」をご紹介。 カリッとポテト(画像:清水華那) カリッとポテトはサイコロ状にカットしたじゃがいもが使われており、細長いポテトよりさらにカリカリとした食感が楽しめます。その表面を割ると、中はほっくりホクホク。じゃがいもの優しい味わいに塩気がプラスされ、ワインにもビールにも合います。シンプルな味わいで、飽きることもなく楽しめます。 カットされているため、食べやすい点もうれしいです。さらにここに、調味料のオリーブオイルとホットソースを追加してみましょう。シンプルさが一変、オリーブオイルの風味がホットソースの辛みを引き立てる、辛口なおつまみに。 サイゼリヤは備え付けの調味料の種類が多いため、無料でアレンジを楽しめます。シンプルでアレンジが無限大のカリッとポテト。価格は250円です。 4.マルゲリータピザ 続いては、ボリュームたっぷりの「マルゲリータピザ」。 マルゲリータピザ(画像:清水華那) アツアツのまま頬張ると、チーズがとろけてあふれ出します。追加料金でチーズの増量もできますが、十分すぎるほどのボリュームです。モッツァレラチーズのまろやかな塩気と、パリパリの薄い生地がよく合います。 しかし、このままではシンプルすぎると感じる人もいるでしょう。そんなときは、カリッとポテトをピザに包むと、イタリアの折りたたみピザ「カルツォーネ」風に。カリカリなポテトとトロトロチーズのハーモニーは、まさにおつまみ。これはワインが進んでしまいます。 ここに、余った熟成ミラノサラミを挟んでもグッド。柔らかいポテトとチーズの甘みをサラミが引き締め、新たな味わいになります。ワンコイン以下とは思えないクオリティーの、マルゲリータピザ。価格は400円です。 5.柔らか青豆の温サラダ 最後にご紹介するのは「柔らか青豆の温サラダ」です。 柔らか青豆の温サラダ(画像:清水華那) こちらの温サラダは、ほのかな甘みを楽しめる優しい味わいが特徴的。しかしここに、サイゼリヤ備え付けの調味料を足すと、立派なおつまみに変身するのです。あらびきこしょうと粉チーズをかけると、柔らかい味から一変し、濃厚なうまみがあふれ出します。 実はサイゼリヤの粉チーズは、イタリア産のチーズ「グランモラビア」を使用しており、パルメザンチーズより甘くふんわりとした風味が特徴的です。チーズの優しいコクと、こしょうのピリッとした刺激がたまりません。 これだけでもかなりおいしいのですが、もっとこだわりたい人は「ペコリーノ・ロマーノ」を足してもいいでしょう。削りたてのチーズをそのまま提供しているのに、100円という驚きの価格設定です。粉チーズとはまた違った香り高さが、合計300円だとは思えません。 前菜にもおつまみにも変身する、柔らか青豆の温サラダ。価格は200円です。 コスパ最高なサイゼリヤコスパ最高なサイゼリヤ 今回は、筆者がせんべろにぴったりと感じたメニューを五つご紹介しました。 東京都内のサイゼリヤの店舗数(画像:サイゼリヤのデータを基にULM編集部で作成) サイゼリヤはグラスワインが100円で楽しめる、まさに居酒屋顔負けのファミリーレストランです。 価格が驚くほど安いため、アレンジやメニューの組み合わせも楽しむことができます。ぜひいろいろなメニューを注文して、あなたにぴったりのおつまみを見つけてみてください。
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