【評判・口コミ】フォーサイトの社労士講座!費用や合格率の実態レポート

【評判・口コミ】フォーサイトの社労士講座!費用や合格率の実態レポート

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フォーサイトの社労士講座は評判が良いですが、実際の受講生からの評判はどうなのでしょうか。この記事においてはフォーサイトの評判について、受講生の声を合格体験記やTwitterから引用しながら、徹底検証していきます。

 社労士試験は、独学では難しいため、予備校や通信講座の受講がおすすめです。兼業受験でまとまった時間が取れない場合は、時間や場所が制限されない通信講座を選ぶとよいでしょう。

 社労士の通信講座の中でも、フォーサイトは評判が良い通信講座です。フォーサイトの売りは、テキストや講義の分かりやすさと、合格率の高さです。公式サイトを確認する限り、講座内容にかなり自信があるようですが、実際の受講生からの評判はどうなのでしょうか。

 当記事のなかでは、そんなフォーサイトの評判について、実際にフォーサイトを受講した人の口コミを引用しながら検証していきます。最後にフォーサイトに向いている人、向いていない人の特徴も解説するので、社労士の通信講座選びに悩んでいる人はぜひ参考にしてください。

※本記事はアーバンライフメトロが独自に記事を制作し、スクール紹介にはアフィリエイトプログラムの協力をいただいています。

フォーサイト社労士講座の特徴

フォーサイト社労士バナー

 まずは、フォーサイトがどのような評判を受けているのか、プラス要素とマイナス要素に分けて紹介します。

フォーサイトの優れているところ

 フォーサイトは、以下の点で優れているといわれています。

  • 受講料が比較的安い
  • 合格率が高い
  • テキストが分かりやすい
  • 動画講義が分かりやすい
  • eライブスタディが便利
  • 合格グッズのクオリティが高い

 フォーサイトは、主に教材のクオリティの高さが評価されているようです。本記事では、こちらの6点についての検証を中心に行います。

フォーサイトの残念なところ

 フォーサイトの残念なところとしてよく挙げられるのは、以下の4点です。

  • 質問回数に制限がある
  • 講義時間が短い
  • テキストの分量が少ない
  • 学習スケジュール機能が使いにくい

 記事後半では、上記4点のデメリットについて検証します。

フォーサイトの評判を徹底検証【噂の真相を口コミから検証】

 フォーサイト社労士講座のメリット、デメリットを紹介しましたが、実際にフォーサイトを利用した人は、どのように感じているのでしょうか?ここからは、フォーサイトの評判について、受講者の口コミとあわせて解説していきます。

評判①:受講料は比較的お手頃

 フォーサイトの受講料は業界最安値クラスで、大手通信講座と比較するとリーズナブルです。社労士の通信講座の相場は10~20万円ですが、フォーサイトは57,800円から受講できます。基礎講座や過去問講座など、複数の講座がセットになったバリューセットも、一番安いものであれば78,800円と相場よりもかなり安くなっています。

 フォーサイトはダブルライセンス割引制度や全額返金保証いっとた割引制度も充実しています。例えばバリューセット1~3受講者が対象となっている教育訓練給付制度では、ハローワークに申請することで受講料の20%を受給可能です。

 さらに、合格後アンケートと合格体験記を提出すれば、最大2,000円分のAmazonギフトカードがもらえます。また、不定期で期間限定キャンペーンが開催されていたり、資料請求でクーポンがもらえたりと、お得に受講できるポイントがいくつもそろっています。

料金比較表

 表からわかるように、フォーサイトはかなりお得な講座です。クレアールや大原と比較すると約10万円、TACと比較すると20万円近い差があります。

 今回比較した5校の中では、スタディングが圧倒的に安くなっています。これは教材がデジタルのみであるためです。したがって、紙のテキストとeラーニングの両方が使えることを考慮すると、フォーサイトはコストパフォーマンスが良いと言えるでしょう。

スクール名講座名・料金
フォーサイト
フォーサイトロゴ
●社会保険労務士通信講座
バリューセット1:78,800円
バリューセット2:110,800円
バリューセット3:121,800円~
スタディング
スタディングロゴ
●社会保険労務士講座
ミニマム:46,800円
レギュラー:59,800円
フル:74,800円
資格の大原
大原ロゴ
●社労士合格コース 
・教室/映像:各200,000円
・Web通信:195,000円
・DVD通信:220,000円
ユーキャン
ユーキャンロゴ
・社会保険労務士講座:79,000円
クレアール
クレアールロゴ
・一発ストレート合格パーフェクトコース:192,000円
・一発ストレート合格セーフティコース(翌年含む):248,000円
TAC
TACロゴ
・総合本科生
教室/Web通信:各220,000円
DVD通信:253,000円
・総合本科生Plus
教室/Web通信:308,000円
・スマートWeb本科生
Web通信講座:132,000円

フォーサイトのおすすめ講座

フォーサイト講座名・料金
●社会保険労務士通信講座
バリューセット1:78,800円
バリューセット2:110,800円
バリューセット3:121,800円~

 バリューセットには1~3まであり、セットになっている講座の種類や無料質問回数などに違いがあります。バリューセット1は、基礎講座と過去問講座、eラーニングサービス「ManaBun」がセットになったシンプルな講座です。

 試験に必要な講座がひととおりそろって、78,800円の破格で受講できます。バリューセット2はバリューセット1に直前対策講座が加わって110,800円です。単科講座の直前対策講座が約5万円なので、お得なセットだといえそうですね。バリューセット3は、バリューセット2に一問一答の演習が加わります。


 バリューセットの中で一番おすすめなのは、バリューセット3です。バリューセット3はフォーサイト社労士講座のすべての教材がそろっていて、唯一全額返金保証の対象です。バリューセット3の一番の魅力は、なんといっても過去問一問一答演習です。過去問の一問一答演習はバリューセット3限定のeラーニングサービスで、非常に評判の良い機能です。過去問一問一答演習についての詳細は、後ほど詳しく紹介します。

全額返金保証

 フォーサイトには、バリューセット3の受講者限定で、全額返金保証制度が適用されます。全額返金保証制度とは、一定の基準を満たしており、かつ不合格だった場合に受講料が全額返金される制度です。フォーサイト社労士講座の全額返金保証の適用条件は、以下の4点です。

  • 確認テストですべて100点取得
  • 学力テストの上位16%以上(2023年度)
  • 本試験において選択式、択一式ともに合格最低点+1点以上取得
  • 本試験において15科目中基準点割れが2科目以下

 確認テストは何度でも挑戦できます。学力テストは相対評価になっていて、テストの難易度に左右されない点がうれしいポイントです。

受講者の口コミ

 それでは実際の合格者の声を聞いてみましょう。

コストを抑えたいこと・地方在住であることから、価格が安く通信教育に特化しているフォーサイトを選択しました。講座料金を10万円程度に抑えられたことで、その分勉強環境の整備に投資することができました。具体的にはオフィスチェア・デスクライト・イヤホン・タブレットの購入などです。他社講座との料金差額で、最高の勉強環境を整えることができ、日々励むことができました。
(引用:フォーサイト公式HP)

いろいろ調べてみると、フォーサイトの社会保険労務士講座が安価であり、合格実績も他社に比較して良かったので、フォーサイトに頼ろうと決めて申込をしました。
(引用:フォーサイト公式HP)

大手予備校に比べて受講料が安かった(大手の半額程度)
(引用:フォーサイト公式HP)

 受講料の安さは、フォーサイトを受講する決め手にもなっているようですね。受験には受講料以外にもお金がかかります。合格後も、社労士として働くためには登録料がかかるので、少しでも受講料を抑えたいと考える人は少なくないでしょう。

評判②:フォーサイトの合格率は?

 ここまでは、フォーサイトの受講料がお手頃であることについて解説しました。しかし、いくら安くても合格できなければ意味がありません。ではここからは、フォーサイトの合格率に関して解説をしていきます。

合格実績は十分

フォーサイト 社労士 合格率

 フォーサイトは、他の通信講座に比べ圧倒的な合格率を誇っています。2022年度の合格率は、全国平均が5.3%なのに対して、フォーサイトの合格率は4倍以上の22.4%を記録しています。もちろん2022年度だけが高いわけではなく、2017年度以降20%以上をキープしています。


 しかし、合格率はフォーサイトが独自に集計した数値なので、「正確性に欠けるのではないか」「信用できない」と感じている人も、決して少なくはないでしょう。

 フォーサイトの合格率は、合格発表後に受講者全員に一斉送信されるアンケートで集計しています。アンケートに回答するとAmazonギフトカードが1,000円分もらえるため、合格者も不合格者も、かなり多くの人が回答していると考えられます。

 また、元データが公式サイトで公開されているため、信用性も高いです。

受講者の口コミ

 フォーサイトの合格率が高いことが分かりましたが、受講者は合格率の高さを実感できているのでしょうか?実際の合格者の声を見ていきましょう。

最後の挑戦として通信教育でやってみようと、評判の高かったフォーサイトを選んでトライすることにしました。(中略)初めからフォーサイトの通信教育を受けとけば良かった。そうすれば、少なくとも2回で合格できたかも。加藤先生、二神先生、事務局の皆さんたいへんお世話になりました。
(引用:フォーサイト公式HP)

市販のテキストのみを活用して1度目の試験に挑戦しました。しかし、結果は選択式・択一式ともに全科目基準点はクリアしたものの、択一式であと3点足りず悔しい思いをしました。2度目の挑戦を決意し、今度は確実に合格したいと思い、いくつかの通信講座の資料請求をしました。その際にテキストがカラーで見やすく内容も一番分かりやすかったので、フォーサイトを信じて頑張れば合格できると思い、受講を決めました。
(引用:フォーサイト公式HP)

昨年・一昨年は大手予備校に通っていました。一緒に勉強する仲間、情報、授業の質、質問対応といった点では良かったと思います。実際に模試でも良い判定がつくことが多くなりました。一方で一昨年は択一であと1点、昨年は選択労一であと2点が取れない、何かやり方を変えないといけないという思いもありました。(中略)フォーサイトはライフスタイルに合わせて勉強するうえで適切なコンテンツです。与えられたものを全て受け身でこなすのではなく(全て出来る方はそれに越したことありませんが)、自分にあった使い方で合格を勝ち取ってください。
(引用:フォーサイト公式HP)

初年度は他社の通信を受講しており、残念ながら不合格でした。これは、私の勉強時間が足りなかったことが一番の原因ではありましたが、同じの教材(基本はテキストで、一部講義動画がある)で学習し、翌年合格できる自信がありませんでした。
 そこで、他の教材を探していたときにフォーサイトを知りました。合格率が高いこと、テキストがフルカラーであること、全てに講義動画がついていること。このことにより、フォーサイトでお世話になる決意をしました。教材を変えることは勇気がいりましたが、結果として、私にとっては大正解でした。
(引用:フォーサイト公式HP)

不合格が確定しても、勉強する気が起こらず2月まで月日が流れました。流石に試験日まで6カ月しかなくなり焦り、通学、通信、全て調べました。
ネットでフォーサイトの事を知り、通信という手もありだなと思い藁にも縋る思いでバリューセット2を申し込みました。
(引用:フォーサイト公式HP)

 独学や他の予備校、通信講座からフォーサイトに乗り換えて合格できた、という人も多くいるようですね。フォーサイトに乗り換えたから合格できた、という声は、合格率の高さの裏付けになるのではないでしょうか。

評判③:効率的で分かり易いテキスト

 フォーサイトのメリットとして、まず1番に挙げられるのがテキストの分かりやすさです。では、一体フォーサイトのテキストのどのような点が支持されているのでしょうか?ここでは、フォーサイトの教材の特徴を解説します。

ポイント絞って効率的に学べるテキスト

 フォーサイトのテキストは、合格点主義をもとに作られています。合格点主義とは、全範囲を網羅し満点を目指すのではなく、本試験に出題される範囲だけに絞り、確実に合格を目指す考え方です。

 法律系の試験は覚えることが多いため、全範囲を網羅しようとすると、基礎がおろそかになり、かえって点が取れなくなってしまいます。

 したがって、フォーサイトの掲げる合格点主義は、非常に合理的な考え方だといえます。

 フォーサイトで効率良く学べる理由は、学習範囲を絞っているからだけではなく、テキストの項目ごとに重要度が示されていることも挙げられます。

 そのため、学習進度に合わせて優先順位をつけて学習できます。色も効果的に使用し、視覚的にもわかりやすく設計されている点も、効率良く学習できる理由の一つです。

 また、理解が難しい部分は、図表やイラストを使っているため、初学者でも直感的に理解できるようになっています。

 実際に、フォーサイトのテキストは分かりやすいとの声も多く見られました。

フォーサイトのテキストは要点がわかりやすくまとまっており、初学者にも易しいと思います。最初は頁の少なさに不安を覚えましたが、試験に出る基本はしっかりと抑えており問題ありませんでした。情報が取捨選択されている分、重要箇所の知識をしっかり定着させることができたと感じます。これ以上のボリュームでは、限られた勉強時間の大半をテキスト読み込みに割いてしまうことになり、過去問演習などのアウトプットを十分に行うことができなくなるのではないでしょうか。
(引用:フォーサイト公式HP)

フォーサイトの教材は、1ページあたりの情報掲載量が整理され、かつカラーリングされているので、単なる暗記だけでなく視覚的な(映像としての)記憶がしやすいものだったと感じます。
(引用:フォーサイト公式HP)

講義と連動した問題集が力を伸ばす

 フォーサイトの問題集は、講義と連動しています。問題はテキストで学習する順番に並べられているため、インプットとアウトプットを並行して行いやすくなっています。講義を受けた後、すぐに理解度の確認ができるのは、嬉しいシステムですね。

 また、問題にはテキストの該当箇所が示されているため、間違った際の復習も効率的にできます。

 フォーサイトの問題集には、他にも効果的に学習できる秘密が隠されています。例えば、すべての問題には難易度が振られていて、学習の優先順位を付けるのに役立ちます。

 また、問題の隣のページに解説が書かれていたり、正解が一番下に配置されていたりと、レイアウトにも工夫が施されています。問題には解答時間の目安が表示されているため、スピード勝負の本試験を意識した演習もできます。

去年のテキストだけど、フォーサイトの問題集は使いやすいので今年もガッツリ回してます
(引用:Twitter)

過去問を徹底攻略

 過去問のやりこみは、試験に合格するには必須です。先程紹介した、バリューセット3限定の機能、「過去問一問一答演習」は、過去問を効率的かつ徹底的に攻略するのに最適な機能です。過去問一問一答演習は、その名の通り過去問を一問一答形式で演習できる機能です。

 過去問一問一答演習の最大の特徴は解答の選択肢です。過去問一問一答演習では選択肢が〇、たぶん〇、×、たぶん×、わからないの5段階になっています。選択肢が〇×の2択のみであれば、適当に解答した答えが正解だと判定されてしまいます。

 また、選択肢が単語や文章ではなく、〇×形式であるのも理由があります。もし単語や文章が解答の選択肢になっていると、選択肢の並びで答えを覚えてしまい、問題や解答形式が変わった時に、答えられなくなってしまいます。

 このようにフォーサイトの過去問一問一答演習は、「分かった気」を防げるシステムになっているのですね。

 

 過去問一問一答演習は、苦手分野の克服にも向いています。解答を集計し、分野ごとの習熟度を表示させたり、苦手分野を優先的に表示させることができます。

 また、スマートフォンさえあればどこでも学習できる手軽さも、人気の理由です。実際、過去問一問一答演習が役に立ったという声も多く見られました。

フォーサイトなら一問一答があるバリュー3が絶対いい。特に電車通勤する人。(引用:Twitter)

直前期は、過去問と直前対策講座の一問一答などをひたすらやりました。教材は他に一切手を出すこと無く、フォーサイトのものだけを繰り返しやりました。
(引用:フォーサイト公式HP)

eラーニング ManaBun(マナブン)

 フォーサイト独自のeラーニング、ManaBunも、フォーサイトが選ばれる理由の一つです。紙のテキストのみだった場合、勉強できる場所が限られます。すると、働きながらの受験だと、帰宅後や休日にしか勉強時間が取れなくなってしまいます。

 しかし、フォーサイトではeラーニングも充実しているため、まとまった時間が取りづらい社会人受験生にも支持されています。

 ManaBunが提供している内容をよく見てみると、テキストの閲覧や講義動画の視聴、学習進捗管理などさまざまな機能が備わっています。講義動画はダウンロードできるので、外出先でも通信制限を気にせず視聴できます。

今日からManaBunにログインできるようになりました!今、フォーサイトの仲間が2,000人近く勉強しているのを見て、私も頑張らねば!と気負っています(笑)
(引用:Twitter)

道場破りで場所を問わずスマートフォン1台で勉強が出来ることも決め手となりました。
(引用:フォーサイト公式HP)

評判④:分かりやすい動画講義

 フォーサイトの動画講義は、分かりやすいと評判で、2022年合格者の94%が満足だと回答しています。なぜ、フォーサイトの動画講義は評判が良いのでしょうか?

 まず一つ目に、動画がストレスのない作りになっている点です。動画は、テレビ局レベルのハイクオリティな自社専用スタジオで収録されています。

 音声は口癖やせき、空調の音といったノイズを徹底的に除去し、視聴中に気が散ることがないように工夫されています。解像度はフルハイビジョンで、ストレスなく視聴できます。

 短時間で濃い内容を学習できる点も人気の秘訣です。フォーサイトの動画講義は1コマ最大15分なので、休憩時間や移動中など、ちょっとした隙間時間を勉強時間に変えられます。

 15分の短時間ですが、板書や解説の間などの無駄な時間がカットされているため、内容は非常に充実しているといえるでしょう。動画講義は1.5倍速、2.0倍速での視聴もできます。時間がない場合や、復習として視聴する場合は、倍速機能も活用すると良いでしょう。

 講義を担当しているのは、加藤光大先生、二神大貴先生の2名の講師です。いくら動画としてのクオリティが高くても、講師の教え方が悪かったら良い評判は得られません。そのため、講義のクオリティも高いと考えられますが、講師の評判はどうなのでしょうか。

 ここからは、フォーサイトの人気を支える2人の講師の評判について解説します。また、フォーサイト社労士講座にはYouTubeチャンネルもあり、社労士講座の講師による解説動画が無料で視聴できます。フォーサイトの動画講義のクオリティが気になる方は、そちらも参考にしてみてはいかがでしょうか。

加藤光大先生

 加藤光大先生は、中央大学商学部経営学科卒業の講師です。1996年に社労士試験に合格し、1998年には社労士事務所を開業しています。

 加藤光大先生は、無駄のない授業が特徴です。テキストに書かれている内容は要約し、理解が難しい部分はかみ砕いた言葉で解説してくれます。ただ、二神大貴先生に比べるとペースが早く、合わないと感じる受講生もいるようです。また、加藤光大先生はブログにて受講生に向けたメッセージを発信しています。合格体験記には、ブログでのメッセージに救われた、との声も多くありました。

勉強終わってちびちびやりながら、2年度の講評を見てますが、加藤先生の分析、スゴいなぁ…。
(引用:Twitter)

解説、大事。社労士のテキスト読んで??→講義DVDで腑落ち、の繰り返しでした。初学者一発合格は間違いなくフォーサイト加藤先生のお陰です。
(引用:Twitter)

加藤先生は、綿密な試験の分析に基づいた授業で、どんな論点がどんな風に問われるのか、について毎回説明してくださり、とても分かりやすかったです。また、直前の出題予想も、今年度も予想していただいた箇所がたくさん出題され、おかげで満点をとれた科目がいくつもありました。
(引用:フォーサイト公式HP)

二神大貴先生

 二神大貴先生は、東大法学部卒の講師です。2017年に社労士試験に合格し、他にも年金アドバイザー3級を取得しています。


 二神大貴先生の授業の特徴は、暗記よりも理解を重視している点です。フォーサイトのテキストでは、本試験に出題されない部分はカットされます。

 しかし二神大貴先生の授業では、本試験では問われないけれど、知っておくと暗記しやすくなるポイントもあわせて解説してくれます。こうした二神大貴先生の授業スタイルは受講生からもわかりやすいと評判で、口コミでも悪い評判は見つかりませんでした。

健保の問題の正解率が悪化したので、久しぶりにフォーサイトの二神講師の講義を見返しながら通勤。
ボリュームがあるので頻繁には回せないけど、やはり内容は濃い。
(引用:Twitter)

二神先生は、毎回の授業が具体的にかみ砕かれていて、頭に入りやすかったです。直前対策の白書統計講座も、独学のときには、本当に苦手な分野だったのですが、どんな風に総計の計数をとらえればよいのかまで説明があり、理解が進みました。
(引用:フォーサイト公式HP)

評判⑤:人気のeライブスタディ

 フォーサイトでは、2020年度よりeライブスタディという授業が導入されました。eライブスタディは受講者からの人気も高いようですが、どのような授業なのでしょうか?ここでは、eライブスタディの特徴や人気の秘密を見ていきましょう。

eライブスタディのポイント

 eライブスタディは、月1〜2回開催される、双方型のライブ授業です。全国の受講生と同時に受講・問題演習ができるので、自宅で学習しながら予備校に通っているような臨場感を味わえます。

 また、学習時間が乱れがちな通信講座で、特定の時間に学習する習慣が身につく点も、eライブスタディのメリットだといえます。


 eライブスタディにはチャット機能があり、その場で講師に質問できます。チャット機能ではコメントを送信するだけでなく、他の受講生のコメントも確認できます。自分とは違った視点からの意見は、学習の刺激になるでしょう。

 問題演習では、他の受講生の解答や正答率も確認でき、自分の相対的な実力を測れます。普段の学習では他の受講者の実力を知る機会はほとんどないため、モチベーションアップにつながるでしょう。

受講者の口コミ

 eライブスタディには、普通の通信講座では得られない、さまざまな効果があるようですね。実際にeライブスタディを受講した生徒は、eライブスタディについてどのように思っているのでしょうか。

2020年度の途中から導入されたeライブスタディは、学習へのモチベーションをとても上げてくれました。(中略)チャットで流れる受講生の発言を見ながら授業に参加できる一体感や、受講生からの疑問を先生がいくつか講義で拾ってくださることで、これまで質問箱に質問するほどでもなかった疑問や、質問にまとめることが難しかった疑問がいくつも解決しました。
(引用:フォーサイト公式HP)

eライブスタディだけで紹介されている覚え方や語呂合わせもありますし、そこで説明に使われた事例によって印象にものすごく残って覚えられたものもたくさんあります。過去問には載っていなかったりあまり触れられていなかったけど、試験で出た問題や考え方もあって、eライブスタディでしっかり理解し、印象が残っていたからこそ、慌てず解くことができました。
(引用:フォーサイト公式HP)

評判⑥:合格サポートグッズ

 バリューセットには、合格手帳、合格ポスター、マークシート用シャープペンシルの3つの合格サポートグッズがついてきます。よくある通信講座の付録のように思えますが、機能性が高く、モチベーションアップに役に立つと、受講生から大好評なようです。

 ここでは、フォーサイトの合格サポートグッズの特徴や口コミを紹介します。

合格グッズの特徴

 では、3種類の合格グッズの特徴を、一つずつ紹介していきます。

 一つ目、合格手帳は、学習計画や学習進捗を管理できるスケジュール帳です。合格手帳には、マンスリースケジュール、ウィークリースケジュール、タイムスケジュールの三つのスケジュール表があります。

 ウィークリースケジュールには達成率と反省点を書き込める欄もあります。計画を立て、進捗を管理することは、試験勉強において重要なポイントです。スケジュール管理はManaBunでもできるので、アナログとデジタル、自分の好きな方を利用しましょう。

 二つ目の合格ポスターには、書家、武田双雲氏の力強い「絶対合格」が書かれています。デスクの前に貼れば、毎日の勉強のモチベーションにつながるでしょう。


 三つ目のマークシート用シャープペンシルは、本試験での使いやすさにこだわったシャープペンシルです。芯には2mmの太い面があり、効率よく塗りつぶせるようになっています。芯の濃さは、塗りやすく消しやすい濃さであるBを採用しています。

 芯は追加購入できるため、本試験で足りなくなる心配もありません。機能性にこだわっているだけあって、多くの受講生が本試験で利用しているようです。

受講者の口コミ

 受講者は、合格グッズに対してどう思っているのでしょうか?実際の受講者の声を見ていきましょう。

合格手帳が良かったです。自分の学習計画を立てられる点が良かったです。ノートを買って書いても良いのですが、合格手帳は曜日で分かれていたり、今週の目標や学習時間が明確に出ていたので、ひとつひとつ埋めて、具体的に書いていくと勉強がスムーズに進みました。
(引用:フォーサイト公式HP)

そして、フォーサイト のシャーペン初使用!マークしやすくてビックリ
ちなみに、同じ会場にフォーサイトシャーペン使用者見つけてます
(引用:Twitter)

フォーサイトのデメリット

 ここまでは、フォーサイトの優れている点について掘り下げてきました。しかし、良い点ばかりだとなんとなく信用できない、と感じるかもしれません。そこで、ここからはあえてフォーサイトにおいて見られるデメリットについて解説していきます。

メール質問に回数制限がある

 フォーサイトのメール質問には、回数制限があります。回数無制限で質問できる通信講座もあるため、回数制限がある点はデメリットだといえるでしょう。実際、質問回数制限をネックに感じる意見も見られました。

フォーサイト、すきま時間が殆どの私にとってぴったりの講座だった。ひとつだけ不満は、質問機能の回数制限。このためだけに来年別会社に乗り換えるか悩んでる。自分で悩んでもわからないんだし気軽に聞きたい。
(引用:Twitter)

 フォーサイトの質問回数は、最少で5回あります。対して、1人当たりの平均質問数はわずか3回です。そのため、実際に足りなくなることはほとんどないと考えられます。

講義時間が短い

 フォーサイトの講義時間は、基礎講座、過去問講座、直前対策講座の三つの講座を合計しても115時間です。これだけ聞いてもいまいちピンとこないと思いますので、他の通信講座と比較してみましょう。例えばクレアールは、一番基本的なコースで189時間です。

 また、大原、TACはともに200時間超えと、2倍近くの講義時間があります。もちろん、無駄を徹底的に省いている分、講義時間が短くなっている側面もありますが、内容も他校よりは削られています。しかし、ただ削られているわけではなく、テキスト同様合格点主義に基づくものなので、試験に必要な範囲に届かない、ということはないでしょう。

 講義時間の短さは、必ずしもデメリットとは限りません。講義の視聴をメインに学習を進めたい人にはデメリットかもしれませんが、アウトプットを中心にしたい人にとっては、フォーサイトの無駄の省かれた講義は最適だといえます。

 事実、フォーサイトの講義動画は倍速して視聴する、という声も多かったので、フォーサイトは「講義の視聴時間はできるだけ減らしたい」と考えている層から支持されているのでしょう。

テキストの分量が少ない

 先程解説したように、フォーサイトのテキストの内容は、試験に出る範囲のみに絞られています。簡潔にまとまっていて分かりやすい、との声も多いのですが、学習経験者や、深い部分までじっくり学習したい、と考えている人にとっては、物足りないようです。とはいえ、実際の受講者のほとんどは、テキストの内容に対して不満は感じていないようでした。

よく言われていることですが、フォーサイトで基本講座・過去問・直前対策を受講されている方であれば他の教材は本当にいらないと思います。
(引用:フォーサイト公式HP)

 フォーサイトのテキストの試験範囲カバー率は、90%前後を記録しています。一方、社労士試験の合格ラインは70%程度です。したがって、合格だけを目指すのであれば、フォーサイトのテキストで十分でしょう。

スケジュール機能が使いづらい

 ManaBunのスケジュール機能は、使いづらいとの意見も散見されます。どのような点が使いづらいと感じるのか、具体的に説明された意見が見つかったので、紹介します。

フォーサイトのスケジュール機能便利なんだけど、ダイレクトに目的のところ(講義動画とか)に飛べないから少し面倒。だからあまりアプリは使わず、ブラウザ2タブでログインして1つはスケジュール確認に使ってる。
(引用:Twitter)

 ManaBunは全体的に評価が高いようですが、スケジュール機能が使いづらいのは残念ですね。

フォーサイトに向いてるのはどんな人?

 ここまでは、フォーサイトの評判の真相について、口コミを引用しながら検証しました。ここからは、検証結果を踏まえて、フォーサイトの社労士講座に向いている人、向いていない人の特徴を解説していきます。

フォーサイトの宅建講座に向いている人

 以下の特徴に当てはまる人は、フォーサイトの社労士講座に向いているでしょう。

  • 受講料を抑えたい
  • 初学者、もしくは他の講座で挫折した
  • デジタル教材とアナログ教材の両方を使いたい
  • 隙間時間に勉強したい
  • クオリティの高い講義を受けたい
  • 通信講座でも予備校のような臨場感が欲しい

 フォーサイトはデジタル教材とアナログ教材の両方を使えるのにもかかわらず、相場よりもかなり安く受講できます。社労士試験は、覚えることが多いため、初学者がすべてを網羅するのは難しいものです。そのため、初学者や、他の講座を利用して分量の多さに挫折してしまった人は、フォーサイトの社労士講座が合っているでしょう。

 また、eライブスタディでは、自宅でも通学しているような授業が受けられるので、予備校に通いたかったけれど時間の関係で通信講座を選んだ人にもおすすめです。

フォーサイトの宅建講座に向いていない人

 フォーサイトはメリットも多いものですが、残念ながらどうしても合わないという人も存在するでしょう。さまざまな利用経験者の口コミを聞いていくと、社労士講座が合わない人にはいくつかの共通事項があるようです。たとえば、以下の特徴に当てはまる人は、フォーサイトの社労士講座は向いていないでしょう。

  • こまめに質問しながら学習したい
  • 社労士に関する知識を網羅したい
  • 自分のペースで学習したい
  • 少しでも早く学習を進めたい

 フォーサイトの質問回数制限は、こまめに質問しながら勉強したい人には合わないと考えられます。加えて、フォーサイトは学習範囲を絞っているので、合格だけでなく社労士に関する知識を付けることも目的としている人は、他の講座の受講をおすすめします。

 また、フォーサイトの教材は順次発送なので、フォーサイトが定めたカリキュラムを前倒しすることは難しいです。そのため、自分のペースで進めたい人や、少しでも早く学習を修了したい人には向いていません。

フォーサイトの宅建講座まとめ

フォーサイト社労士バナー

 フォーサイトは、以下の6点から受講者の支持を得ています。

  • 大手よりも10万円近く安い受講料
  • 全国平均の3~4倍の合格率
  • 効率と機能性を追及した教材
  • 分かりやすい動画講義
  • 同じ教室で学習しているような臨場感が味わえるeライブスタディ
  • 実用性が高く、モチベーションアップの役に立つ合格グッズ

 反対に、以下の4点はフォーサイトのデメリットだといえます。

  • 質問に回数制限がある
  • 講義時間が他校と比べ短い
  • 学習範囲が絞られていて、テキストの分量が少ない
  • ManaBunのスケジュール機能が使いづらい

 以上の特徴から、フォーサイトは受講料を抑えたい人や初学者、隙間時間を活用したい人などにおすすめの講座です。反対に、こまめに質問しながら学習を進めたい人や、詳しい知識まで網羅したい人には向いていません。社労士講座の受講を考えている人は、ぜひ参考にしてください。

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