医療レーザー脱毛を検討してはいるものの、いろんな種類があり、自分にとってどれが一番効果的か迷っている人もいらっしゃるのではないでしょうか。中には医療レーザー脱毛でも、効果が低いものがあるという噂を聞くこともあるので悩んでしまいますよね。
「自分に合った医療レーザー脱毛って?」
「クリニックによって時間や費用はどれくらい違う?」
「施術の際に痛みが不安」
そんな悩みを解決できるよう、皮膚科医の川村都美先生監修のもと、医療レーザー脱毛の種類や、自分にあった機種についてなど医療レーザー脱毛に関して、わかりやすく解説していきます。
納得の脱毛効果を得るために、医療レーザー脱毛の情報をしっかりと把握しておきましょう。
※本記事はアーバンライフメトロが独自に記事を制作し、クリニック紹介にはアフィリエイトプログラムの協力をいただいています。
一人息子のアトピー性皮膚炎の治療をきっかけに専業主婦から医学部へ。北里大学医学部卒業後、北里大学病院皮膚科等で研鑽を積む。現在はとみ皮膚科クリニック院長として、患者一人一人の悩みに寄り添った治療を提供している。
地域医療に貢献する傍ら、クリニックHPやSNSで健康情報等を発信中。
医療脱毛機器の仕組
医療レーザー脱毛とは、施術に用いられる専用機器から照射されるレーザーを肌にあてることで、毛根にある発毛組織を破壊し脱毛ができるという仕組みです。
黒色(メラニン色素)に反応する特殊な波長のレーザーが、毛にピンポイントで反応するため、肌そのものを傷つける心配はありません。
医療脱毛とエステサロンの脱毛の違い
一般的な脱毛には、大きく分けて二通りあります。
ひとつは医療脱毛で、医療レーザー脱毛はこちらに属します。もうひとつはエステサロンの脱毛で、光脱毛やフラッシュ脱毛といわれるものです。
医療脱毛は、脱毛効果の高い強力な医療用レーザーを使用します。そのため医師や看護師が担当しなければならないため、病院やクリニックなどの医療機関でしか施術をうけることができません。脱毛に興味のある人なら聞いたことがあると思いますが、「永久脱毛」といわれるものは発毛組織を破壊して脱毛をする、医療脱毛のことを指します。
一方、エステサロンの光脱毛やフラッシュ脱毛は、使われる機器の出力が弱く医療脱毛に比べると効果は低くなります。エステサロンの機器では発毛組織を破壊することができないため、発毛を抑制する施術となります。
1回の費用はエステサロンのほうが安あがりですが、医療レーザー脱毛より多くの回数が必要になるため、結果次第ではトータルの費用が高くなってしまうことも考えられます。
ですので、短期間で効果を実感したいという人は医療脱毛がおすすめです。
ただし、医療脱毛にもデメリットがあります。医療脱毛は機器の出力が高いため、エステサロンの脱毛に比べると痛みを感じやすい点です。しかし、近年では痛みを軽減する技術もすすんでいます。どうしても痛みが不安という人は、事前に担当者に相談してみるのがよいでしょう。
脱毛方式 | 医療脱毛 | サロン脱毛 |
脱毛機器 | 効果の高い医療レーザー機器 | 光脱毛機器 |
効果 | 永久脱毛 | 減毛・抑毛 |
期間 | 5〜6回の施術で約1年 | 10〜15回の施術で平均2〜3年 |
費用 | 1回の費用は高い | 1回の費用は安い |
痛み | 痛みはある技術の進歩で軽減 | 痛みは少ない |
※個人や部位によって差があります
レーザーの種類
医療脱毛に使用されるレーザーにはいくつかの種類があり、主流となっているものはこれから紹介する3つです。それぞれ波長の長さが異なり、肌の浅い部分か奥深くまで届くかなどの違いがあります。また、レーザーによってメラニン色素への反応にも差があり、それぞれ適した毛質、肌質があります。
クリニックや病院など、医療機関によって使用するレーザーや機器の種類も違います。それぞれの特徴を知っておくことで、自分に合った医療機関を選ぶことができるでしょう。
レーザの種類 | アレキサンドライト レーザー | ダイオードレーザー | ヤグレーザー |
波長 | 755mm | 800〜940mm | 1064mm |
剛毛への効果 | ◎ | ◯ | ◯ |
細い毛への効果 | △ | ◯ | ◎ |
向いている肌質 | 色白〜普通 ※色黒の肌は不可 | 普通〜色黒 | 色黒 |
レーザーの特徴 | 波長が短く、皮膚の浅い部分へ照射し、メラニン色素に反応しやすい | 波長の幅が広く、ショット式、蓄熱式の2つの照射方法がある | 波長が長く、深い部分まで届き、根深い毛にも対応 |
アレキサンドライトレーザー
日本人の肌や毛質に合う波長といわれており、国内では最もメジャーなレーザーです。アレキサンドライトレーザーの波長はこれから紹介する他の機種と比べても一番短いのですが、メラニン色素への反応効果が高いため、安定した脱毛効果が得られます。副次的ではありますが美肌効果も期待できるといわれています。
ただし、メラニン色素への反応効果が高いという特徴から、色黒の肌やしっかり日焼けしている肌には、火傷のリスクがあるため照射ができません。
逆にメラニン色素が少ない産毛の場合は反応しにくく、期待した脱毛効果を得られないことが考えられます。
この2点を除けば、アレキサンドライトレーザーが照射できる機種は、安定した脱毛効果が期待できるおススメの機種といえます。
ダイオードレーザー
アレキサンドライトレーザーの次によく使用されているのが、ダイオードレーザーです。波長は3つの中の中間くらいで、アレキサンドレーザーが対応できない、産毛や色黒の肌にも対応ができるバランスの良いレーザーです。
後ほど説明しますが、ダイオードレーザーの照射方法は熱破壊式、蓄熱式の2種類があることでさまざまなタイプの脱毛を可能にしています。
ヤグレーザー
3種類のレーザーの中で最も長い波長をもつのがヤグレーザーです。根深い毛、硬毛化した毛などの脱毛に適したレーザーで、通常の脱毛で最初からこのレーザーを使うことは少なく、アレキサンドライトレーザー、もしくはダイオードレーザーで施術して効果が得られなかった根深い毛などに、限定的に使用されることが多いようです。
メラニン色素に反応しにくいため、肌が黒い人、日焼けした肌でも脱毛できます。ただし、波長が長いことで痛みを最も感じやすいというデメリットがあります。
照射方式の違い「熱破壊式」と「蓄熱式」脱毛の違いを解説
前述のダイオードレーザーの説明の際に少し触れた照射方法について説明します。照射方法は2種類あり、熱破壊式と蓄熱式になります。
熱破壊式は、高出力レーザーで毛根(毛母細胞、毛乳頭)をピンポイントに破壊する照射方法で、蓄熱式は、低出力レーザーを連続照射し、毛根の発毛を促す器官であるバルジ領域を破壊して脱毛します。
熱破壊式
高出力のレーザーを使用する熱破壊式は濃い毛や太い毛の脱毛に適しており、効果が早期に実感できるというメリットがあります。ターゲットとなる毛母細胞のメラニン色素に、レーザーが反応して熱が生まれ、発毛のもとである毛母細胞を破壊します。照射後、1〜2週間程度で毛が抜けてくるので効果を感じる事ができます。
ただしデメリットもあり、メラニン色素の薄い産毛には効果が弱く、色黒の肌や日焼けした肌には照射ができません。
特徴 | 高出力のレーザーを使用し、毛母細胞、毛乳頭を破壊する |
メリット | ・剛毛に効果的 ・即効性がある |
デメリット | ・産毛に効果は弱い ・痛みが強め ・色黒肌、日焼け肌は不可 |
蓄熱式
蓄熱式は、低出力のレーザーを連続して照射する照射方法で、産毛に強い効果を発揮します。毛の成長を促す器官であるバルジ領域を狙い、じっくりと蓄熱してしっかりと脱毛します。
低出力なので痛みを感じにくく、色黒の肌や日焼け肌にも照射が可能です。ただ、即効性がないので、早く効果を実感したいという人には不向きかもしれません。
特徴 | 低出力のレーザーを使用し、バルジ領域を破壊する |
メリット | ・産毛に効果的 ・痛みを感じにくい ・色黒肌、日焼け肌にも照射が可能 |
デメリット | ・即効性がない ・効果を実感しにくい |
ぶっちゃけ最強の脱毛器は?医療レーザー脱毛機器の種類一覧
ここからはより具体的に、選ぶべき医療脱毛機器について説明します。医療脱毛機器は、より高い効果と痛みの軽減などを目指して、近年、開発が進んでおり、脱毛の目的や毛の特徴によって機種を選択することで、よりいっそう効果を得ることができます。
この章では、主な医療レーザー脱毛機器11種の特徴と、その機種を取り扱う医療機関を紹介していきますので、どの医療脱毛機器を選ぶべきか、その機器を利用するために選ぶべきクリニックはどこかを検討してみましょう。
ジェントルレーズ
最もメジャーなアレキサンドライトレーザーを搭載する機種になります。
メラニン色素に対する反応がよく、濃い毛、太い毛の脱毛に向いています。レーザー照射と同時に冷却ガスで肌を冷やす機能がついているため、施術の痛みを軽減することができます。
レーザーの種類 | アレキサンドライト |
照射方法 | 熱破壊式 |
冷却機能 | あり |
剛毛への効果 | ○ |
産毛への効果 | ✖️ |
痛み | △ |
色黒・日焼けへの脱毛 | ✖️ |
ジェントルレーズを導入しているクリニック
ジェントルレーズプロ
その名の通り、ジェントルレーズの進化形のモデルになります。基本的な機能は同じですが、照射のスピードが上がり、より広い肌質、毛質に対応できるようになっています。この機種のあるクリニックならより自分に合った施術がうけられるでしょう。
レーザーの種類 | アレキサンドライト |
照射方法 | 熱破壊式 |
冷却機能 | あり |
剛毛への効果 | ◎ |
産毛への効果 | △ |
痛み | △ |
色黒・日焼けへの脱毛 | ✖️ |
ジェントルレーズプロを導入しているクリニック
ジェントルマックスプロ
ジェントルマックスプロは、ジェントルレーズプロがさらに進化した機種です。大きな違いは、2種類のレーザーを使用することができる点です。
ジェントルレーズ、ジェントルレーズプロが使用できるレーザーは、アレキサンドライトレーザーのみでしたが、この進化形機種はヤグレーザーも使用できます。これによって、より幅広い肌質、毛質に対応できるようになっています。
レーザーの種類 | アレキサンドライト/ヤグ |
照射方法 | 熱破壊式 |
冷却機能 | あり |
剛毛への効果 | ◎ |
産毛への効果 | ○ |
痛み | △ |
色黒・日焼けへの脱毛 | ○ |
ジェントルマックスプロを導入しているクリニック
ジェントルマックスプロプラス
ジェントルマックスプロがさらに進化した最新の機種です。より大きいスポットサイズ、ハイスピード照射を実現しました。レーザーのパルス幅(照射時間)を調節できる機能を有し、患者さんの肌質や毛質に合わせた設定で、より安全な脱毛施術が可能です。
レーザーの種類 | アレキサンドライト/ヤグ |
照射方法 | 熱破壊式 |
冷却機能 | あり |
剛毛への効果 | ◎ |
産毛への効果 | ○ |
痛み | △ |
色黒・日焼けへの脱毛 | ○ |
ソプラノアイスプラチナム
ソプラノアイスプラチナムは、蓄熱式を検討する際に必ずと言っていいほど候補に上がってくる、蓄熱式を代表する機種の1つです。なんと、この機種はアレキサンドライト、ダイオード、そしてヤグの3種レーザーが同時に使用可能です。
そのため、剛毛から産毛まであらゆる毛質に対応することができるのです。特に産毛への効果が高く、さらに色黒肌や日焼け肌も脱毛できます。
レーザーの種類 | アレキサンドライト/ダイオード/ヤグ |
照射方法 | 蓄熱式 熱破壊式も可能 |
冷却機能 | あり |
剛毛への効果 | ○ |
産毛への効果 | ◎ |
痛み | ○ |
色黒・日焼けへの脱毛 | ○ |
ソプラノアイスプラチナムを導入しているクリニック
ソプラノチタニウム
ソプラノシリーズの上位機種で、3種のレーザーの同時照射に加え、1秒間に10ショットする照射スピードによって、施術の時間を短くすることが可能になりました。痛みが少なくスピーディに脱毛できると、この機種を目当てにクリニックを選ぶ人も増えているようです。
レーザーの種類 | アレキサンドライト/ダイオード/ヤグ |
照射方法 | 蓄熱式 熱破壊式も可能 |
冷却機能 | あり |
剛毛への効果 | ○ |
産毛への効果 | ◎ |
痛み | ○ |
色黒・日焼けへの脱毛 | ○ |
ソプラノチタニウムを導入しているクリニック
メディオスターNeXT PRO
メディオスターNeXT PROは、2種類のダイオードレーザーで照射する医療脱毛機器です。
一般的にダイオードレーザー使用の機器の場合、波長は808mmのみしか照射できませんが、この医療脱毛機器の場合、940mmでも照射することができます。808mmと940mmの2つの波長のブレンド照射を行うことで、産毛から剛毛まで幅広く対応します。
肌トラブルへのリスクも心配も少なく、痛みも軽減されているので、デリケートな肌にもおススメです。
レーザーの種類 | ダイオード |
照射方法 | 蓄熱式 熱破壊式も可能 |
冷却機能 | あり |
剛毛への効果 | ○ |
産毛への効果 | ◎ |
痛み | ○ |
色黒・日焼けへの脱毛 | ○ |
メディオスターNeXT PROを導入しているクリニック
メディオスターモノリス
6機種あるメディオスターシリーズの中で多くのクリニックが導入を進めている人気機種が、先にご紹介したNeXT PROと、このモノリスです。メディオスターモノリスは、シリーズ最新機種になります。
出力や操作性が向上した機種ですが、一番の大きな違いは照射時間で、全身の施術にかかる時間は60分程度とシリーズ最速。さらに操作性の評価も高く、施術者による仕上がりの差が出にくいというのも安心できるポイントです。
レーザーの種類 | ダイオード |
照射方法 | 蓄熱式 熱破壊式も可能 |
冷却機能 | あり |
剛毛への効果 | ○ |
産毛への効果 | ◎ |
痛み | ○ |
色黒・日焼けへの脱毛 | ○ |
メディオスターモノリスを導入しているクリニック
ライトシェアデュエット
ダイオードレーザーの代表格的な機種で、世界シェアNo.1を誇る機種です。一番の特徴は、ETとHSの2種類のハンドピースを使って分けて施術できる点です。
ETハンドピースは、照射と同時に冷却することができ、面積の少ない部位への照射を行うときに使用します。
HSハンドピースは、照射する部位を吸引しつつ照射します。照射面積が広い部位への施術に使用します。各々の部位で、最適のハンドピースを使用することで、効率の良い脱毛が叶います。
レーザーの種類 | ダイオード |
照射方法 | 熱破壊式 |
冷却機能 | あり |
剛毛への効果 | ○ |
産毛への効果 | ○ |
痛み | ○ |
色黒・日焼けへの脱毛 | △ |
ライトシェアデュエットを導入しているクリニック
ライトシェアクアトロ
ライトシュアデュエットに搭載されている805nmの波長に加えて、1064nmの波長も搭載されました。2種類の波長で、色黒肌や濃い太い毛質にも反応しやすくなりました。
レーザーの種類 | ダイオード |
照射方法 | 熱破壊式 |
冷却機能 | あり |
剛毛への効果 | ◎ |
産毛への効果 | ○ |
痛み | ○ |
色黒・日焼けへの脱毛 | 〇 |
ラシャ
熱破壊式と蓄熱式、2つの照射方法を自由に切り換えることができるのが、ラシャです。両方の良さをうまく活かせるので、幅広い肌質・毛質への対応が可能です。
広範囲な部位の場合には蓄熱式、細かな部位は熱破壊式と、部位に合わせての施術がスムーズな切り換えでより効果的に行えます。また、強力な冷却機能によって痛みの少ない施術へのニーズも叶えます。
レーザーの種類 | ダイオード |
照射方法 | 熱破壊式と蓄熱式の切り換え |
冷却機能 | あり |
剛毛への効果 | ○ |
産毛への効果 | ◎ |
痛み | ○ |
色黒・日焼けへの脱毛 | ○ |
ラシャを導入しているクリニック
スプレンダーX
アレキサンドライトとヤグ、2つのレーザーを切り換えるのではなく同時に照射できる機種です。この2つのレーザーは波長が異なり、ターゲットになる皮膚の深さに差があります。そのおかげで、産毛からヒゲや剛毛まで幅広く脱毛することが可能に。冷却機能は2種類搭載されていて、痛みの軽減についても配慮されています。また、照射スポットはスクエア型であるのも特徴で、スピーディーで打ちもれが少なくなります。
レーザーの種類 | アレキサンドライト・ヤグ |
照射方法 | 熱破壊式と蓄熱式の切り換え |
冷却機能 | あり |
剛毛への効果 | ◎ |
産毛への効果 | ○ |
痛み | △ |
色黒・日焼けへの脱毛 | ○ |
スプレンダーXの代表的な導入クリニック
クラリティツイン
美容に関しての最新情報が発信される韓国でNO.1のルートロニック社の最新機種です。
この機種は、韓国だけでなく世界各国の政府機関による認定を受けています。アレキサンドライトレーザーとヤグレーザーによって、あらゆるスキンタイプの脱毛が可能です。
注目すべきなのは、世界初の照射技術である「フラットトップビーム」が搭載されていること。照射する円の中のレーザーの効果を均一にすることで、強めの照射をおこなわなくてもよくなり、痛みを軽減します。9種類のレーザー口径があり、それぞれ口径サイズが違うため、広範囲の脱毛から小さい範囲の脱毛までを効果的に行うことができます。
レーザーの種類 | アレキサンドライトレーザー・ヤグレーザー |
照射方法 | 熱破壊式と蓄熱式の切り換え |
冷却機能 | あり |
剛毛への効果 | ◎ |
産毛への効果 | ○ |
痛み | △ |
色黒・日焼けへの脱毛 | ○ |
※こちらの機種を採用している病院やクリニックは限られているのが現状で、個人クリニックでの導入が多く、全国展開するクリニックなどでは採用は少ない機種になります。
【目的別】医療脱毛機器の選び方
医療脱毛機器はさまざまなタイプがあり、さらに進化しています。
クリニックの門をたたく前に、自分のニーズに合った機種を見つけ、その機種を採用しているクリニックを探すといいでしょう。
では、おススメの機種をニーズのタイプ別にご紹介していきましょう。
毛深い、剛毛な人におススメな機器
剛毛、多毛、太い毛などの悩みを持つ人には、熱破壊式の脱毛機器がおススメです。
毛根の発毛組織部分を破壊する効果の高いレーザーの照射方法で、およそ2週間ほどでポロポロ毛が抜けていくので効果が実感できるでしょう。
【おススメ機種】
- ジェントルレーズ
- ジェントルレーズプロ
- ジェントルマックスプロ
- ジェントルマックスプロプラス
- ライトシェアデュエット
- ライトシェアクアトロ
- スプレンダーX
毛が薄い、細い人におススメな機器
毛が薄く細い産毛でも気になるという人におススメなのは、蓄熱式の機種です。
低い出力でじっくりと蓄熱しながら発毛を促すバルジ領域を破壊します。ゆっくりと抜けていつの間にか生えてこなくなります。そのため効果を実感しにくいですが、確実な脱毛方法です。
【おススメ機種】
- ソプラノアイスプラチナム
- ソプラノチチタニウム
- メディオスターNeXT
- メディオスターモノリス
痛みをできるだけ抑えたい人におススメな機器
冷却機能を搭載するなど、さまざまな機種が痛みを抑えるための改善を行っていますが、基本的に痛みに弱い人には、蓄熱式の機種がおススメです。
【おススメ機種】
- ソプラノアイスプラチナム
- ソプラノチチタニウム
- メディオスターNeXT
- メディオスターモノリス
短時間で施術を終わらせたい人におススメな機器
仕事や子育て、プライベートな用事など毎日の中で脱毛の時間をとるのが難しい人もいるでしょう。できるだけ短い時間で施術を完了したい人は、照射時間を基準に機種を選定してみてはいかがでしょうか。冷却ジェルを使用しないでよい冷却機能の備わった機種などもあります。
【おススメ機種】
- ジェントルレーズ
- ジェントルレーズプロ
- ジェントルマックスプロ
- ジェントルマックスプロプラス
- ライトシェアデュエット
- ライトシェアクアトロ
- メディオスターモノリス
色黒、日焼け肌の人におススメな機器
一般的によく使用されているアレキサンドライトレーザーですが、色黒の人や、日焼けをした肌には使用ができません。そういった人は蓄熱式機種やヤグレーザーの機種を検討してみてください。
【おススメ機種】
- ジェントルマックスプロ
- ジェントルマックスプロプラス
- ソプラノアイスプラチナム
- ソプラノチチタニウム
- メディオスターNeXT
- メディオスターモノリス
まとめ
ここまで医療レーザーを使用した医療脱毛に関して説明させていただきましたが、知識は広がりましたでしょうか?
医療脱毛はれっきとした医療行為になります。しっかりとした効果を得るためにはきちんとした知識を持って、自分にはどんな施術や機種がふさわしいのかを明確にすることが大切です。
この記事の情報をもとに自分にあった最強機種を見つけて理想の脱毛体験ができるよう、クリニック選びの参考にしてみてください。