おしゃれでオトクなSAKE日和。のんびり休日ハシゴ酒が楽しめるイベント3選【千代田区・豊島区・渋谷区】
10月1日は日本酒の日。近年スパークリングやクラフトサケ、ペアリングなど、新しいSAKE文化が次々に登場。輸送技術の向上で海外での評価も高まる中、全国の日本酒が集結し楽しくお得に飲み比べできるイベントが各地で開催されています。今回はエデュケーショナルライターの日野京子さんが都内の注目イベントを3つご紹介します。 朝晩涼しくなり、季節の歩みを感じるようになりました。少しずつ肌寒くなると恋しくなるのが日本酒です。秋には季節限定の「ひやおろし」「秋酒」が酒屋やデパートに並び、秋の味覚と共に楽しめる機会が増えます。 10月に入ると新米で新酒作りが始まることや、10月の別称が十二支の「酉月」と酒に似ていることから、10月1日を「日本酒の日」とし、10月~11月にかけては各地でさまざまなイベントが行われます。 そこで今回は、海外でも人気が高まる日本酒が楽しくおトクに試せるイベントを紹介していきます。 秋が深まると日本酒が恋しくなる(イメージ画像:photoAC)【秋葉原】「サケコレ@アキバ日本酒の日」/9月30日~10月1日 東京ではなかなかお目にかかれない地酒を含む約100種もの日本酒が集結するイベント「サケコレ」が、9月30日(土)と10月1日(日)の2日間「ベルサール秋葉原」にて行われます。 会場へは何度でも入退場でき、滞在時間自由。お笑いライブなどのステージが実施され、屋外には複数のキッチンカーが出店するなど、ゆったりと気になるお酒を飲み比べすることができます。 ちょっとずついろいろ試せておトク。作り手に直接反応が返せるのも楽しい(画像:名酒センター株式会社リリースより) また、普段なかなか会うことのない蔵元や杜氏といった酒造りに携わっている人たちと交流が楽しめるのもポイント。日本酒の説明を聞いたり、飲み頃の温度を教えてもらえたりと、日本酒により詳しくなれるはず。 会場にはお酒に合うフードも多数登場します。自分好みのフードやつまみを探してみるのも楽しいですね。日本酒が気になるけどちょっと敷居が高そう、と思っている人も、お酒好きの有名人や作り手のトークに誘われて、気軽に日本酒が試せる絶好のチャンスです。 「牛すじ煮込み 赤ねこ」自慢の煮込みは23区唯一の酒蔵東京港醸造の吟醸酒粕をふんだんに使用したもの(画像:名酒センター株式会社リリースより) 当日にも入場チケット兼20枚つづりの飲み比べ券の販売が予定されていますが、混雑状況によっては見送ることもあるため、事前購入がおすすめです。前売りチケットは「飲み比べチケット20枚」(3,300円)と、特典でグラスがついてくる「スペシャル飲み比べチケット」(6,600円)の2種類が用意されています。 会場では飲み比べ券1枚で1杯の日本酒と交換できます(2枚以上必要なお酒も)。 出店酒造の一例(画像:名酒センター株式会社リリースより)【池袋・大塚・駒込・巣鴨】「第4回としまはしご酒WEEK」/10月1日~31日 10月1日(日)から10月31日(火)の1ヶ月間にわたり、豊島区内のJR駅近くの5つのエリア「池袋西エリア」「池袋東エリア」「大塚エリア」「駒込エリア」「巣鴨エリア」の飲食店総勢62店舗が参加するイベント「第4回としまはしご酒WEEK」が開催されます。 2022年11月に第1回が行われた時の参加店舗数23店舗から大幅に増え、回を重ねるごとにパワーアップしているイベントです。 (画像:としまはしご酒WEEK実行委員会リリースより) 事前にイベント用のチケット(1,500円)を購入すると、店舗ごとに1回限り「はしご酒メニュー」(1,000円)を注文できるシステム。メニューのお得さを指標する「お得指数」が設定されているので、数字を見比べてお店を吟味してください。 お得指数でお店を吟味する楽しさがアップ(画像:としまはしご酒WEEK実行委員会リリースより) 個性的なお店も多い豊島区内。なかなか入るのに勇気がいるお店や、ずっと気になっていたお店など、これを機に新しい発見があるかもしれません。期間は1カ月間設定されているので、何回でもお得に楽しめますよ。 赤ちょうちんが並ぶ飲み屋街(イメージ画像:photoAC)【渋谷】MIYASHITA PARK「第2回 SAKE PARK」/11月11日・12日 流行の発信地・渋谷では、11月11日・12日の2日間「第2回 SAKE PARK」が行われます。今年の春に開催された第1回では2日間で1,3万人の集客を記録するなど、日本酒への注目度が高まってきていることを示しました。 第1回に続いて会場となるMIYASHITA PARK屋上の「渋谷区立宮下公園」の他に、1~3階の商業施設「RAYARD MIYASHITA PARK」内の複数店舗とコラボ企画も予定。エリア全体でSAKE文化・発酵醸造文化を盛り上げます。 流行の最先端の渋谷で日本酒文化を体験。福島の蔵元による「にいだの出張感謝祭」は「or」の3階ミュージックバーにて行われる(画像:三井不動産株式会社リリース) 会場には、北は北海道、南は長崎から全国26の酒蔵が集結。この他にも日本酒の新ジャンルとして注目を集めているフルーツやハーブなどを使った「クラフトサケ」の醸造所も5社登場し、最先端の日本酒を飲み比べできます。 また、会場では日本酒に合う発酵食品や有名レストランが提供するスペシャルフードが味わえるほか、芸術的な酒器「酒碗」で日本酒体験ができるスペシャルラウンジ、酒文化についてさまざまな切り口で学べるセミナーなど、多種多様な形でカルチャーとしてのSAKEを体験することができます。 前回のフードでは、焼き鳥やおでん、日本酒に合うタコス、がっつり系のハンバーガーなどが登場し、物販では全国の発酵食品が出店した(画像:三井不動産株式会社リリース) 規模拡大となる第2回目は、海外でも人気が高まっている日本酒のイベントということもあり、訪れる海外観光客の増加も予想されます。お得な特典付きの前売りチケットを購入して備えておくことをおすすめします。 参加予定の全国の酒蔵とクラフトサケ醸造所。前売りチケットにはおしゃれなオリジナルデザイングッズの特典も。アートやミュージック、ファッションなどが同じ空間で混ざりあうのはMIYASHITA PARKならでは(画像:三井不動産株式会社リリース) 日本酒がおいしくなる季節に仲間と一緒に時を過ごそう 暑く厳しい夏が終わり、秋風が吹く季節になりました。鍋やおでんの季節が近づくと食中酒として日本酒が選ばれることも増えてきます。 最近は日本食だけでなくフレンチやスイーツなど多様なペアリングが試されるようになり、海外でも評価が高まる日本酒。ボトルやラベルのデザインもおしゃれに進化し、飲みやすいスパークリングがコンビニに置かれるなど、若い世代から支持されるアルコールとして存在感を増してきています。 今回ご紹介したもの以外にも、10月1日の日本酒の日に合わせて、都内各地でいろいろなイベントが行われます。一口に日本酒と言っても酒蔵によって味はさまざま。自分の口に合う日本酒を探しに、イベントに足を運んでみてはいかがでしょうか。 ■サケコレ@アキバ日本酒の日 開催期間:2023年9月30日(土)・10 月1日(日) 開催場所:ベルサール秋葉原1F・B1F(東京都千代田区外神田3-12-8 住友不動産秋葉原ビル) TEL:03-5207-2420 開催時間:9月30日13:00~20:00(受付12:30~19:30) 10月1日12:00~19:00(受付11:30~18:30) 料金: 前売り飲み比べチケット3,300円 前売りスペシャル飲み比べチケット6,600円 トークショー観覧付チケット8,000円 アクセス:JR・東京メトロ日比谷線・つくばエクスプレス「秋葉原駅」より徒歩3分 東京メトロ銀座線「末広町駅」より徒歩4分 ※事前チケット優先制です。混雑状況により当日販売を見合わせる場合があります。詳細については公式サイトをご確認ください ■第4回としまはしご酒WEEK 開催期間:2023年9月23日(土・祝)~10月31日(火) 開催場所:東京都豊島区内(池袋駅、大塚駅、駒込駅、巣鴨駅周辺62店舗) 開催時間:店舗による 料金:はしご酒チケット1,500円(税込、手数料別) ※店舗により実施日時が異なります。詳細については公式サイトをご確認ください ■第2回 SAKE PARK 開催期間:2023年11月11日(土)・12日(日) 開催場所:MIYASHITA PARK 屋上 渋谷区立宮下公園 芝生ひろば(東京都渋谷区神宮前6-20-10) 開催時間:12:00~19:00 アクセス:JR山手線・埼京線・湘南新宿ライン、東京メトロ 半蔵門線・銀座線・副都心線、東急東横線、田園都市線、京王井の頭線「渋谷駅」より徒歩約3分 ※先行価格やグッズなど企画詳細については公式サイトをご確認ください
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