旅の達人が教える「タヒチ」の魅力!南太平洋の楽園を楽しむ「タヒチフェスタ2023」【神奈川・武蔵小杉】

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旅の達人が教える「タヒチ」の魅力!南太平洋の楽園を楽しむ「タヒチフェスタ2023」【神奈川・武蔵小杉】

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シカマアキ

旅行ジャーナリスト、フォトグラファー

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南太平洋最後の楽園と言われるフランス領ポリネシア「タヒチ」は、日本から直行便もある、世界屈指の人気リゾート地。2019年7月に現地を訪れた旅行ジャーナリスト・フォトグラファーのシカマアキさんがタヒチの魅力について解説し、旅の予習に最適な日本最大級のタヒチの祭典も合わせてご紹介します。

●タヒチは海と山の自然が豊富で、人々も温かい

 日本から直行便で約11時間。南太平洋のほぼ中央に大小118もの島々が浮かぶフランス領ポリネシアは「タヒチ」の地名で知られます。

 タヒチは美しい自然と温かい人々、そしてタヒチアンダンスに代表される文化とともに「誰もが一度は訪れたい南国リゾート」。エメラルドグリーンの海と白い砂浜のビーチ、雄大な山々、夜は満天の星空など、いたるところで大自然が実感できます。

タヒチのムーレア島は海とともに山も美しい(画像:シカマアキ)



 特に、日本から直行便があるため、タヒチと日本の交流はずっと盛んです。タヒチの人々はいつも温かく、旅行中穏やかに過ごせるのも、タヒチの魅力だと断言できます。

 タヒチは、フランス領ポリネシア最大の島のこと。首都パペーテをはじめ、タヒチ島から最も近くて日帰りで行ける絶景のモーレア島、水上コテージが点在するサンゴ礁に囲まれたボラボラ島などが有名です。フランス後期印象派の巨匠で知られる画家のポール・ゴーギャンがタヒチの島の娘を妻とし、タヒチの魅力を描いた作品が多いのもよく知られます。

タヒチの水上コテージ。ボラボラ島の5つ星ホテルなどでよく見られる(画像:photoAC)

●タヒチアンダンスの本場、南国らしいグルメや土産も魅力

 タヒチと言えば「タヒチアンダンス」が有名。ポリネシアの伝統に根差した踊りのことで、大胆な動きや速いテンポなどが特徴の情熱的なダンスです。

タヒチアンダンス最大の祭典「ヘイヴァ・イ・タヒチ」(画像:シカマアキ)

 毎年6~7月、タヒチ島で開催される「ヘイヴァ・イ・タヒチ(Heiva I Tahiti)」はポリネシア最大の祭典で、本場のタヒチアンダンスをプロとアマチュアが競い合います。ヘイヴァはタヒチ語で祭り、演技という意味。ほかに、日本人には見た目も珍しい「バナナ担ぎレース」なども行われます。

タヒチ土産の定番「モノイオイル」は商品パッケージも鮮やかでおしゃれ(画像:シカマアキ)

 さらに、タヒチの魅力と言えば、9割以上がタヒチ産という美しい黒真珠、ココナッツやパイナップルなどの南国フルーツ、島らしい新鮮な魚介料理など。ロゴの女性がかわいい「ヒナノビール」や、保湿に効いて香りも良い「モノイオイル」はタヒチ土産の定番です。

●日本とタヒチの直行便が2023年10月に運航再開予定

 日本からタヒチへの直行便は、「エア タヒチ ヌイ」が成田-パペーテ(タヒチ)線を運航。新型コロナの影響で2020年3月から運休中ですが、2023年10月30日から再開予定です。直行便で約11時間、週2便での運航。乗り継ぎ便だと片道20時間以上かかるため、直行便の利用がマストです。

日本とタヒチの直行便を運航するエア タヒチ ヌイ(画像:シカマアキ)

 2023年7月には同社の公式サイトが刷新され、日本語ページで航空券と合わせ、ホテル、レンタカーや送迎などの予約が可能になりました。タヒチの旅行ガイドもあり、情報収集にもおすすめなのでぜひ。

●日本最大級!旅行の予習にピッタリな3日間/「Tahiti Festa 2023 Musashikosugi」9月16日~18日

 「Tahiti Festa」は、南太平洋で最後の楽園と言われる「タヒチ」をコンセプトとした、日本最大のイベント。2008年から開催され、主催者によると昨年(2022年)の入場者数は17万6,300名で、タヒチの祭典としては世界最大級とのこと。今回の「Tahiti Festa 2023 Musashikosugi」は、全3日間で入場無料。武蔵小杉の2会場は、いずれも駅近です。

武蔵小杉エリアで今年も開催される「Tahiti Festa 2023 Musashikosugi」(画像:株式会社タヒチプロモーション リリース)

 イベントのメインは、約60組1,000名以上のタヒチアンダンサーが両会場で競演するステージ。特に、「Heiva I TAHITI 2023」のHura tau(プロフェッショナル)部門で総合優勝したプロダンスグループ「Toakura」 のパフォーマンスは必見。

 タヒチの人気ヴォーカリスト「Teiva LC」と日本のタヒチアンダンス第一人者「Te Ra KYOKO」による特別ステージも要チェックで、イベント最終日に登場予定です。

メインのヴォーカルとして「Teiva LC」を擁する、プロのタヒチアンダンサー集団「Toakura」(画像:株式会社タヒチプロモーション リリース)

 また、物販ブースには、世界最高と誉れ高いタヒチ産黒真珠をはじめ、万能調味料として人気高まるタヒチの天日塩、サーフィン発祥の地タヒチらしい南国デザインのアパレルや雑貨など、タヒチの「今」が体感できる店舗がそろいます。

「Tahiti Festa」のコラボレーションTシャツや、本場の老舗染織ブランド「TahitiArt」とのコラボパレオを数量限定で販売(画像:株式会社タヒチプロモーション リリース)

 特に注目は、タヒチから「Toakura」 初来日を記念して製作された「Tahiti Festa 2023」とのコラボTシャツと、「TahitiArt」×「Tahiti Festa」のコラボパレオ。いずれも数量限定、なくなり次第終了なのでお早めに。

「ヒナノビール」(左)と「クイーンタヒチ」(右)はどちらもタヒチ名物(画像:株式会社タヒチプロモーションのリリースより)

 さらに、各会場にキッチンカーも登場。その全店舗で、 タヒチ・モーレア島産のブランドパイナップル「クイーンタヒチ」をぜいたくに使った100%パイナップルジュース「ロトゥイ」と、タヒチのビールで知られる「ヒナノタヒチ」などのおいしいタヒチアンドリンクが味わえます。

タヒチアンダンスのステージ。過去開催時の様子(画像:株式会社タヒチプロモーションのリリースより)

 まさに「タヒチ」づくしの3日間。タヒチ観光局のブースで旅の収集もでき、「いつかタヒチへ」という旅の予習にピッタリのイベントです。

■Tahiti Festa 2023 Musashikosugi
開催日程:2023年 9月16日(土)~18日(月・祝)
開催時間:10:00~20:00
開催場所:こすぎコアパーク(神奈川県川崎市中原区小杉町3-1302)/グランツリー武蔵小杉 (神奈川県川崎市中原区新丸子東3-1135-1)
入場料:無料
アクセス:東急東横線「武蔵小杉駅」より徒歩すぐ(こすぎコアパーク)
JR・東急東横線「武蔵小杉駅」より徒歩4分(グランツリー武蔵小杉)

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