80年代の原宿をジャック! 竹の子族ってなんで流行ったの? を描いた漫画「実際やってみたら意外と」
原宿にホコ天があった時代pigurani(ピグラニ)さんは、服飾関係の会社で働くかたわらイラストや漫画を描くイラストレーターです。SNSでは「巡りめくるファッション史」と題した作品を配信中。そんなpiguraniさんが東京の街を彩るファッションと歴史について描く、アーバンライフメトロ・オリジナル4コマ漫画。今回のテーマは「竹の子族」です。 piguraniさんが描いたファッション漫画のカット(piguraniさん制作)――piguraniさん、今回の作品を作った背景を教えてください。 前回に引き続き「族シリーズ」第4弾です! 今回は80年代に突入して「竹の子族」を描きました! ――まさに80年代パワーを感じさせられます。このエネルギッシュさ、現代ではなかなかないような。 そうですね! やはりバブル全盛期というもあってエネルギーがあふれ出すぎちゃってますね(笑) ――90年代のディスコ文化しかり、皆で集まって踊るというのは20世紀的ではありますね。現代ではもっぱらSNSで個々に踊る感じでしょうかね。TikTokとか。 その通りですね。80年代はまだグループで流行を発信していた時代(テレビによる流行など)。2000(平成12)年を境に、徐々にインターネットが普及してきて個人の発信が当たり前にできるようになりました。今はひとりでも自由に流行を作れる時代で便利ですが、こうした20世期的なノリもやはり楽しくていいなぁと思います。 ――それにしても「~族」と呼ばれた東京発のファッションがこんなにあったなんて。あらためて知り、驚きました。 今でいう「~系」とう呼び名だったみたいで、80年代頃までは「~族は」たくさんいたみたいですね。調べてみると他にもマイナーな族が発見できて面白いですよ(笑)。 ――マイナーな族も知りたいです。今も昔も、「原宿が大好き」という人たちにひと言お願いします。 若者のサブカルファッションの地、原宿! 竹の子族のエネルギーを今も紡いでいきましょう! 何気に竹の子族リバイブ期待してます(笑)! ――漫画の読者にひと言お願いします。 暗めな色のコーディネートが多くなりがちな冬場のファッション。原色を取り入れた竹の子族風ファッション、取り入れてみてはいかがでしょうか!? 今回もご清覧ありがとうございました! 2021年もよろしくお願いします。
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