浴衣でお江戸にタイムトラベル!? 浅草・深川・日本橋・目黒の注目スポット

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浴衣でお江戸にタイムトラベル!? 浅草・深川・日本橋・目黒の注目スポット

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アーバンライフ東京編集部

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夏の夕涼みデート、と言えば浴衣で行きたくなるもの。女子会で友人と一緒に着ても、場が華やかになり、SNSでシェアするのも楽しそうです。 そこで今回は浴衣を着てのお出かけにぴったり、「映え」も狙える江戸情緒の感じられるスポットを、東京の下町を中心にご紹介します。

 浴衣でお出かけ、というと花火大会やお祭りといったイベントを思い浮かべる方も多いかもしれません。

 もともと江戸時代以前にはバスローブのような湯上り着だったのが、庶民の外出着になっていったと言われています。江戸の人々は日中の暑さが和らいだ頃、風呂上がりに浴衣に着替え、お仕事モードからくつろぎモードにチェンジしたようです。

 忙しい現代人は浴衣になったら 、その気分を 誰かに伝えたくなるかも。現代はSNSやインスタで、瞬時にワクワク感をダイレクトに伝えることができます。 そこで今回は「浴衣で映える」スポットをセレクトしてご紹介します。

町そのものが浴衣に映えるスポット

深川八幡祭り(富岡八幡宮)

 江東区の深川(門前仲町)にある富岡八幡宮の「深川八幡祭り」では、2022年8月14日(日)、3年ぶりにお神輿(みこし)を出します。 

まさに納涼(画像:photoAC) (詳細は富岡八幡宮へ)



 別名「水かけ祭り」と言われ、神輿の担ぎ手に、見ている人が水をかける深川祭り。浴衣姿で担ぎ手に水をかけてみてはいかがでしょうか? 男装の芸者さんの手古舞(てこまい)、娘囃子(むすめばやし)が神輿を先導するも、やはりメインは粋でいなせな担ぎ手たち。インスタ動画や、TikTokなど、浴衣姿で水しぶきの上がるお神輿と一緒に写って投稿しても粋。

浅草・伝法院通り

 浅草寺は飛鳥時代に始まったと言われる、東京下町の古い寺です。この寺院の正門である雷門の中央には、「雷門」と太く江戸文字で書かれた直径3メートル、重さ700kgを超える巨大な提灯がぶら下がります。

 ここでの撮影はうまくフレームを取ると、浴衣姿が背景の巨大提灯の中にスッポリはまって、その大きさに驚きます。コロナ禍前はこの提灯の前で写真を撮る、外国人旅行者も多く見られました。提灯の下をくぐりぬけると、浅草仲見世商店街が目の前に開けます。

 雷門から浅草寺境内までまっすぐに貫く、浅草仲見世商店街。連なる赤い柱の間を歩いているだけで、子どもの頃の縁日に戻ったような気になります。江戸小物や人形焼きの店が立ち並び、ショッピングしながらインスタに上げるのも楽しそう。商店街を抜け、浅草寺を過ぎると伝法院通りです。

江戸様式の商店街(画像:photoAC)

 いきなり時代劇のセットに迷い込んでしまった?!と思うくらい雰囲気たっぷりの伝法院通り商店街。お濃茶スイーツからクラシックカメラまで、売られているものはいろいろで、そのギャップも楽しみのひとつ。江戸時代の店構えが再現された本物の商店街に、義賊(正義のどろぼう)と言われたねずみ小僧や歌舞伎で有名な『白波五人男』といった、江戸時代の大盗賊たちが隠れています。小粋な町娘気分でお店の前で一緒に写るのもいいですし、屋根や店々に隠れた盗賊を見つけ出して、江戸のヒロイン気分で 撮るのも楽しそう。

期間限定の浴衣イベント

「ECO EDO 日本橋 2022 ~五感で楽しむ、江戸の涼~」/日本橋各所

 日本橋エリアで毎年恒例となった「ECO EDO 日本橋 」は2022年9月4日(日)まで開催中です。今年はとくに「ゆかたでぶらり、夏めぐり」をテーマに、浴衣での街歩きを応援。レンタルだけではなく、自身の浴衣の着付けやお直しも特別価格で実施。浴衣を着たことのない人にも、絶好のチャンスです。

 インスタ投稿キャンペーンもあるので、ぜひ参加してみては。

福徳神社横の小径(画像:三井不動産プレスリリースより)

 三越前駅から徒歩1分、1200年以上の歴史をもつ「福徳神社」。周辺を緑に囲まれ、「福徳の森」と名付けられています。この夏は「ECO EDO日本橋」のイベントの一つとして200個もの江戸風鈴に彩られています。

 日の光のなか、緑を背景に撮るのも涼しげですが、夜もおすすめ。小径沿いに飾られた風鈴がライトアップされ、浴衣姿で撮影する人も見かけます。
 
 福徳神社は「幸せをもたらす神社」としても有名で、平日にもお参りする人が絶えません。浴衣姿が最も似合うスポットでもありますので、納涼ついでにお参りしてみては。

「和のあかり×百段階段2022 光と影・百物語」/ホテル雅叙園東京

 ホテル雅叙園東京では、2022年9月25日(日)まで「和のあかり×百段階段2022 光と影・百物語」を開催中です。

 2017年、目黒雅叙園からリブランドしたホテル雅叙園東京。なかでも1935(昭和10)年に建てられた、文化財「百段階段」は、地形を巧みに利用し99の階段で7部屋をつないだ木造建築です。

 豪華絢爛な部屋はもちろんですが、今年はテーマを「光と影・百物語」とし、アーティストたちのコラボによって部屋と階段を装いあげています。百物語(100の怪談話をする日本古来の怪談会の形。100話を語り終えた後、何かが起こるともいう)も絡んだ、神秘で幽玄の世界は気分も涼やかになりそう。

百段階段の部屋の一つ(画像:目黒雅叙園プレスリリースより)

 暑さに悩む友人知人に「涼しくさせてあげるよ~」と怪談話を交えて、SNSで浴衣姿を送ってみたら、話題になるかもしれません。

隅田川 屋形船

隅田川の屋形船(画像:photoAC)

 長方形の上に家が乗った形の船で、食事しながら集まりを楽しむために作られた屋形船。船上のお座敷で、浴衣で川の涼になごんでみてはいかがでしょうか。夜風に吹かれての舟遊びも、屋形船のお座敷でのデートランチも素敵。

 屋形船というと貸し切りのイメージですが、2名から乗れる、乗り合い船もあります。スカイツリーをバックに撮影できる場所もあり、今の東京と昔の東京に浴衣姿の自分がいる、そんな写真も楽しめそうです。

今の時代はインスタやTikTokなどのSNSによって、親しい人にもまだ会ったことのない世界の人にも浴衣姿の写真や動画を瞬時に伝えることができます。

SNSを使わない方も、暑い夏を浴衣姿で涼やかに歩けばいつもと違うワクワク感が起こりそうです。この夏、浴衣を着て、江戸の風景を楽しめる場所へ遊びに行ってみませんか?

※本記事は2022年8月9日時点の情報です。企画内容が変更されることがありますので最新情報は公式サイトで ご確認ください。

■富岡八幡宮
住所:東京都江東区富岡 1-20-3
TEL:03-3642-1315
アクセス:東京メトロ東西線 門前仲町駅より徒歩3分、都営地下鉄大江戸線 門前仲町駅より徒歩6分

■浅草寺
住所:東京都台東区浅草2-3-1
TEL:03-3842-0181
アクセス:東京メトロ銀座線、都営地下鉄浅草線、つくばエクスプレス、東武スカイツリーライン 浅草駅より徒歩5分

■「ECO EDO 日本橋 2022 ~五感で楽しむ、江戸の涼~」日本橋案内所
住所:東京都中央区日本橋室町2-2-1コレド室町1 B1F
TEL:03-3242-0010
アクセス:東京メトロ半蔵門線・銀座線 三越前駅より直結、JR 新日本橋駅直結

■ホテル雅叙園東京
住所:東京都目黒区下目黒1丁目8−1
TEL:03-3491-4111
料金:一般/日時指定1,500円(その他特典付きチケットあり)
アクセス:東京メトロ南北線、都営三田線、東急目黒線、JR 目黒駅より徒歩3分

■屋形船東京都協同組合
TEL:03-5825-5526
定休日:火・日・祝日

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