2023年9月開業!音楽の街・横浜に誕生した「ヒルトン横浜」の魅力とは
2023年9月24日「ヒルトン横浜」が横浜駅対岸に開業しました。できたてが楽しめるビュッフェや来年春開始予定のアフタヌーンティーを提供するバーラウンジなど、宿泊だけでなくグルメスポットとしても注目されています。今回は「ヒルトン横浜」のデザインの特徴などの魅力もあわせて、不動産ライターの逆瀬川勇造さんがご紹介します。 2023年9月24日に開業した「ヒルトン横浜」。“音楽の街”としても知られ、歴史と新しさが融合する街・横浜に誕生した「ヒルトン横浜」は、新しい横浜を感じられるホテルとして注目されています。一体どのようなホテルなのか気になる方も多いのではないでしょうか? そこで本記事では、日本ジャズ発祥の地に誕生したホテル「ヒルトン横浜」の特徴や魅力についてご紹介します。 (画像:ヒルトン横浜リリース)【その他の画像】>> “日本ジャズ発祥の地”に誕生する新たな“大人の社交場” 横浜はペリー来航に始まり、海外貿易のために世界に開かれた都市であり、現在でも国際的な交流が多く、さまざまな国や地域の文化に触れられる街。さらに横浜は、日本で初めてジャズ音楽の演奏が行われたことにちなんで日本のジャズ発祥の地ともいわれている“音楽の街”。世界最大級の音楽アリーナ「Kアリーナ横浜」に隣接するホテル棟として、横浜駅対岸のウォーターフロントに新たなランドマークとなる「ヒルトン横浜」がオープンしました。 外観イメージ。左から「Kアリーナ横浜」、「ヒルトン横浜」、オフィス棟「Kタワー横浜」と並ぶ(画像:ヒルトン横浜リリース) ホテルデザインは、ジャズの黎明期と時を同じくして誕生した装飾様式「アール・デコ」を現在の横浜に再構築する“YOKOHAMA Deco”がコンセプト。 「アール・デコ」とは、1910年代から30年代にかけてフランスで生まれた幾何学的で優美なデザインを指します。きらびやかな豪華さと未来的なスタイリッシュさが特徴で、工芸や建築、インテリアやファッションなどの分野に広く波及していました。当時流行の最先端であったジャズ、ダンスやハリウッド映画などの都会的なショービジネスの世界を象徴しています。 エントランスは、きらびやかな白や金、銀、黒といったアール・デコの代表的な配色が用いられている(画像:ヒルトン横浜リリース) 日本では1923年の関東大震災の後に再建された建築に用いられ、現在でも神奈川県庁本庁舎など横浜の街に点在する歴史的建築物の数々にその造形が見られます。横浜を象徴する建築様式といえるでしょう。 こうした歴史を感じつつ、現代のエンターテインメントに酔いしれる、横浜の新たな“大人の社交場“として誕生したのが「ヒルトン横浜」です。横浜の歴史と新しさを感じられる新たな大人の社交場としての利用が期待されます。 カフェ・バーラウンジもアール・デコの摩天楼をモチーフに、きらびやかでありつつ落ち着いた雰囲気に(画像;ヒルトン横浜リリース)横浜の夜景を楽しめる全339室の客室 全339室の客室は、横浜の夜景に溶け込むシックな配色で落ち着いた雰囲気が漂う空間となっています。アール・デコの特徴的なデザインや装飾が配置され、足元まで前面に広がる窓が全室に備え付けられているのも特徴です。 窓際に立ち外に目を向ければ、横浜の夜景の中に浮かんでいるかのような気分に浸れます。日常を忘れ、ラグジュアリーな時間を過ごしてみてはいかがでしょうか? 横浜の夜景を満喫できるラグジュアリーな客室(画像:ヒルトン横浜リリース)上質なひと時を過ごせるエグゼクティブラウンジも スイートルームやハイカテゴリー客室に宿泊すると、専用のエグゼクティブラウンジが利用可能です。 眼前に横浜の美しい景色が広がる5階に位置し、ダイニングスペースに加え、ゆったりとできるライブラリスペースやテラス席といった3つのエリアが設けられています。横浜の海や風を感じられるエグゼクティブラウンジで、日々の忙しさや疲れを忘れ、優雅で非日常的な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか? スイートやハイカテゴリー客室に宿泊するからこそ味わえる優雅な時間を過ごしてみては。(画像:ヒルトン横浜リリース)3種類のレストラン&バーなど多彩なニーズに対応 ヒルトン横浜では、多彩なニーズに対応できる3種類のレストラン&バーが併設されているのも魅力の1つです。 まずご紹介するのは、特別なシーンでの利用にも最適なスペシャリティレストラン「Ocean Milano Seafood & Roast Beef(オーシャンミラノ シーフード&ローストビーフ)」。 エントランス棟2階「Ocean Milano Seafood & Roast Beef(オーシャンミラノ)」(個室1室8名席/全60席)。大切な方との特別な時間に利用してみては。(画像:ヒルトン横浜リリース) こちらは、銘柄牛と新鮮なシーフードをコースメニューで楽しめるお店となっています。ジャズやボサノバのBGMと横浜の夜景が演出する極上の空間で飲むワインは、一層おいしく感じられるのではないでしょうか? 記念日やプロポーズなど、特別なシーンにも最適なレストランといえるでしょう。 ライブキッチンから料理が提供される「Allday Dining Parade(パレード)」(個室1室6名席/全180席)。朝食ビュッフェでは焼き立てフレンチトーストやハワイアンパンケーキ、15時からはデザートビュッフェ、18時からは和・洋・中のメニューが並ぶ(画像:ヒルトン横浜リリース) 続いて、ビュッフェスタイルのオールデイダイニング「Parade(パレード)」。こちらは、季節やテーマに合わせた料理を楽しめるお店です。日中は柔らかい日の光が窓から差し込み、日が沈んでからはホテルが位置するウォーターフロントの夜景やミュージックテラスを一望できます。 朝食メニューでは、150種類以上ものシェフこだわりのメニューが用意され、ランチやディナーでは、横浜らしいインターナショナルな料理の数々が味わえます。季節ごとのアレンジメニューが並ぶビュッフェは、ご家族やご友人との至福のひとときにおすすめです。 エントランス棟3階の「Bar & Lounge Melody」(64席)。ボトルタワーがそびえるカフェ・バーラウンジは注目(画像:ヒルトン横浜リリース) 最後にご紹介するのが、天井高7メートルの店内中央にそびえ立つ圧巻のボトルタワーが印象的なバー&ラウンジ「メロディー(Melody)」です。 ティータイムには2024年春には優雅なアフタヌーンティーが開始される予定とのこと(1月以降予約開始予定)。夜のバータイムには、軽食はもちろん、100種以上のワインや横浜の街からインスピレーションを受けた個性的なオリジナルカクテルを楽しめます。店内では毎夜ピアノ演奏が行われ、木曜~土曜には生演奏ライブも。横浜の夜に一層のエッセンスを与えてくれるのでは。 3つのレストラン以外の設備としては、ホテル4階には研修や宴会にも対応可能な会議室を備えている他、最新設備を配置したフィットネス、厳選商品をそろえたショップも。宿泊ゲストの多様なニーズに対応できるホテルといえるでしょう。 “音楽の街”で優雅な休日を 本記事では、横浜・みなとみらいに新設された話題のラグジュアリースポット「ヒルトン横浜」についてご紹介しました。 都心からも程近く、ちょっとした旅行感覚で非日常を味わいながらも、ほっと一息つけるような大人のためのオアシス。毎日頑張る自分へのご褒美に、大切な人と過ごす特別な時間に、訪れてみてはいかがでしょうか? ホテル前ミュージックテラスの広場。横浜の新たな“大人の社交場“で、音楽と共に優雅なひと時を過ごしてみては。(画像:ヒルトン横浜リリース)■ヒルトン横浜 住所:神奈川県横浜市西区みなとみらい6-2-13 TEL:045-641-8000 客室数:全339室 付帯施設:レストラン、エグゼクティブラウンジ、フィットネス、ショップ、宴会場など アクセス:JR「横浜駅」東口より徒歩約11分 みなとみらい線「新高島駅」4番出口より徒歩約5分
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