「朝から外食」が日常になる日も近い? 白がゆ290円〜のおかゆ専門店オープン

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「朝から外食」が日常になる日も近い? 白がゆ290円〜のおかゆ専門店オープン

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朝から営業しているおかゆ専門店が池尻大橋にオープンしました。シンプルな白がゆから具だくさんのボリューミーなものまで、幅広いラインナップです。そのコンセプトに、身体に優しく、中国や韓国などでは日常的に食べられているおかゆを「日本でもカルチャーに」との想いがあるといいます。

毎日外で食べても身体に優しく、飽きのこない「おかゆ」

 朝9時から営業しているおかゆ専門店「CAYUZO(カユゾー)」が、池尻大橋の駅チカに2018年11月5日にオープンしました。

朝食もとれるおかゆ専門店「CAYUZO」がオープン。写真は同店のおかゆ(2018年10月31日、宮崎佳代子撮影)



 同店の経営者であり厨房にも立つ近藤 学さんは、おかゆ専門店の開業に至った理由について、「共働き家庭が増えるなか、『朝から外食』というライフスタイルがスタンダードになるのも遠い未来ではないと感じたことからです」と話します。

 そして、毎日外で食べても身体に優しく、飽きのこないものは何かと考えるなかで、おかゆを思いついたそうです。おかゆは中国や韓国などのアジア圏では朝食を主として日常的に食されています。また、朝食を外食する文化があるため、「外食でおかゆ」はごく一般的な食習慣です。そこで、「おかゆをカルチャーに」をコンセプトに、同店のオープンに至ったといいます。

 店は池尻大橋駅(東急田園都市線)から徒歩約2分のところにあり、スタイリッシュな内観です。座席は13席。カウンターで注文した品を自分で運び、片付けるセルフ方式です。

CAYUZOの店内(2018年10月31日、宮崎佳代子撮影)

 目下のところ、定番メニューは11種類。生姜入りの白がゆや脂分の少ない鶏がゆ、7種類の野菜煮込みのあんかけがゆなど、ヘルシー感の強いものもあれば、「上削花鰹×もろみ」、中華圏で馴染み深い「八角(星の形をしたスパイス)角煮×パクチー」「アラブ調味料デュカ×海老アボカド」の組み合わせなど、栄養素や味わいにこだわったものもあります。

(左)台湾風角煮やパクチーなどの入ったおかゆ「台湾」580円(税込、以下同)(画像:CAYUZO)
(右)海老やアボカド、水菜、スプラウトなど多彩な具入りのおかゆ「海老アボカド」740円。アラブ調味料デュカを使用(画像:CAYUZO)

 シンプルな白がゆ(290円)に、鶏団子やしらす、刻みザーサイなど、トッピングを追加してカスタマイズすることもできます。単品のほかにセットメニューもあり、朝食Aセットはおかゆ(単品の半分サイズ)に漬物、ワンドリンクがついて500円。朝食Bセットは、Aセットに豆花(トウファ)がついて550円です。

朝食セットで選べる2種類のおかゆ(写真は単品サイズ)。左が「鰹クラシック」、右が「梅しらすあんかけ」(画像:CAYUZO)

 朝食の時間帯以外も、おかゆ単品に250円の追加料金でサラダと豆花がつくセットほか、4種類のセットメニューを選べます。

 人気メニューのひとつという「チキンクラシック(580円)」は、おかゆが意外なまでに具だくさんでボリューミー。生姜の風味が効いていて、もち麦やローストピーナッツが入っていることで、さまざまな食感を一緒に楽しめます。黒酢や醤油などが机の上にセットされているので、自分の好みの味付けに調整することも可能です。おかゆの器がどんぶりに近いサイズである上、具材も多いため、女性であれば単品で満腹になる人も少なくないことでしょう。

おかゆ(写真は「チキンクラシック」)にサラダと豆花がつくセットメニューの一例(画像:CAYUZO)

 池尻大橋は渋谷からひと駅の距離。同界隈に暮らし、働く人たちの手軽な「朝から外食」の利用はもちろんのこと、昼食や小腹が空いた時、さらには飲んだ後の「締めにおかゆ」というのもアリではないでしょうか。

 
●CAYUZO(カユゾー)
・住所:東京都目黒区大橋2-22-3Mビル1F
・アクセス:東急田園都市線「池尻大橋駅」北口から徒歩約2分
・営業時間:9:00〜20:00
・定休日:日曜

※掲載の情報は全て2018年11月時点のものです。

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