中国出身・元高級官僚のレストランオーナーが「中華料理は唯一無二」と銀座で断言する理由
2021年4月30日
お出かけ中華料理と聞いて、どんなメニューを思い浮かべますか? 銀座などで高級中華レストランを経営する徐耀華(ジョ ヨウカ)社長、「中華のような料理は、世界中を探してもほかにありません」と語ります。その理由は一体どんなところにあるのでしょうか。
銀座で味わう「究極の中華料理」とは
中華料理、というと、昨今は「町中華」をまずイメージする人が多いかもしれません。どの街にもある気楽さと、数百円から得られる満腹感。懐かしい素朴な雰囲気が受けて、近年ますます人気を獲得しています。
ただ、中華料理はもちろんそれだけではありません。
北京ダックで有名な北京料理。辛さが特徴の四川料理。飲茶(ヤムチャ)や点心で知られる広東料理。黒酢の効いた上海料理……。さて、ほかには? 私たち日本人は、中華料理について一体どのくらい知っているでしょうか。
「日本で知られていない中華料理の魅力は、まだまだあります。5000年の歴史の中で中華料理が受け継いできた『魂』や『物語』、そして中国の文化そのものを、もっと多くの日本人に伝えていきたい」――
そう話すのは、銀座や六本木など東京都内に中華レストラン9店を展開する東湖(港区六本木)の社長、徐耀華(ジョ ヨウカ)さん。

1995(平成7)年に日本での飲食事業をスタートし、四半世紀余り。2020年秋、これまでの集大成として“究極の中華料理”を自負する「御膳房 二十四節気之華魂和装(ごぜんぼう にじゅうしせっきの かこんわそう)」を中央区銀座2丁目にオープンさせました。
同店のテーブルに並ぶのは、中国南西部・雲南省(ウンナンしょう)の郷土料理「雲南料理」。ディナーコースで1万8000円からという高級メニューは、日本国内で採れた最も旬な食材と、中華料理・雲南料理の精神を掛け合わせた逸品の数々です。
果たしてそのお味は? そして徐社長が語る中華料理の「物語」とは、どのようなものなのでしょうか。
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