90年代~令和、目まぐるしく変化した「モテ服」30年史 でも唯一変わらなかったコトとは?
2020年10月25日
ライフ女性の「モテ服」と聞いて思い浮かべるファッションで、あなたの年齢が何となく分かってしまうかもしれません。そのくらい目まぐるしく変化してきたトレンドの変遷について、平成ガールズカルチャー研究家のTajimaxさんが振り返ります。
デートのとき、どんな服装をすべきか問題
たとえファッションにあまり興味がなくても、デートのときには相手の好みに合わせた服装に挑戦してみる、というのは、誰しも一度は経験があるのではないでしょうか。
もともとその系統の服装が好きならば問題ないのですが、普段着ている服と全く違うとなると、着こなしのルールが分からず混乱するものです。
その混乱やルールを分かりやすく解説するために、定期的に雑誌に掲載される「モテ服・デート服特集」。女性のみならず男性も、この「モテ服特集」に救われた人はどれほどいるでしょう。
そんな一般的に言われる「モテ服」のルールも、90年代以降のトレンドを追うと大きな進化がありました。今回は90年代からの2020年現在までの「モテ服」の変遷(へんせん)を振り返りたいと思います。
大人っぽさとセクシーさが交差する90年代
男子も女子も、高校生が高校生には見えないほど「大人っぽい」格好をしようと頑張っていた90年代半ばから後半。
やはり、この頃は安室ちゃん(歌手の安室奈美恵さん)とキムタク(元SMAPの木村拓哉さん)の2大カリスマの存在が若者に少なからぬ影響を及ぼしていました。
安室ちゃんのように女の子はセクシーで大人っぽく、男の子はキムタクのようワイルドでカッコよく……といった価値観が、当時多くの若者の定番。
女子の場合、ベロア素材やサテン素材のトップスやパンツスーツ、ミニスカートにロングブーツにハイブランドと、高校生にしてはなかなか強気な大人のセレクトです。

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