「SNS映え」は完全終了? インスタグラムに「文字投稿」が増えた必然的理由
2020年10月11日
ライフ「インスタ映え」が流行語大賞に選ばれたのは、わずか3年前の2017年。その流行には、すでに変化の兆しが見えているようです。「映え写真」に替わって今人気が高まっている投稿とは? フリーランスライターの伊藤美咲さんが解説します。
「『映え』こそ正義」は、もう古い?
10~20代の若い女性を中心に人気のInstagram(インスタ)といえば、「写真映えが命のSNS」という印象を持っている人も多いのではないでしょうか?

渋谷で見つけたカラフルなスイーツ、キラッキラのアイメイク、湾岸エリアのおしゃれスポット、原宿や表参道で話題のカフェやレストラン……。
確かにインスタのタイムライン上には、こうした“カワイイ”写真があふれていました。ほんの少し前までは。
そう、最近では、こうした「映え」を重視した写真が以前より少なくなってきているのです。なぜだかご存じでしょうか?
急増中の「文字入れ画像」投稿とは?
もちろん、おしゃれな写真を撮ってアップしたいユーザーは今も多く存在します。しかし2、3年前までのような、カラフルでキラキラないかにも「映え」や「盛り」を追求した写真ではなく、シンプルで洗練された雰囲気の写真がより好まれているのが現状です。
こうした変化とその理由をより端的に表しているのが、最近急増している「写真に文字入れをした投稿」です。
ファッションやコスメのアイテム紹介から日常生活の節約術、恋愛ノウハウなど、ジャンルを問わずインスタのあらゆる投稿で今、この「文字入れ画像」を見つけることができます。
文字情報は投稿者本人が書き込んだもの。書かれている内容はというと、たとえばファッションやコスメなら、どこのブランドのアイテムなのかといった基本情報はもちろん、使い方やポイント、具体的な使用感や感想まで多岐にわたります。
さらには、写真を使わず文字と背景色だけで画像を作成した投稿も、今や珍しくありません。
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