10月9日は「散歩の日」 在宅勤務でなまった体を動かすチャンス、あなたは「てくてく派」? それとも「ぶらぶら派」?

  • おでかけ
10月9日は「散歩の日」 在宅勤務でなまった体を動かすチャンス、あなたは「てくてく派」? それとも「ぶらぶら派」?

\ この記事を書いた人 /

増田剛己のプロフィール画像

増田剛己

散歩ライター

ライターページへ

10月9日は「散歩の日」。コロナ禍で在宅勤務やオンライン授業が進んだ今こそ、散歩の魅力を再考するチャンスです。そんな散歩ライターの増田剛己さんがその魅力について解説します。

10月9日は「散歩の日」

 明日10月9日は「散歩の日」です。

 制定したのは東京商工会議所渋谷支部(渋谷区渋谷)の「シブヤ散歩会議」。なぜ10月9日かというと「て(10)く(9)てく」というゴロ合わせからだとか。

都内を散歩するイメージ(画像:増田剛己)



「てくてく」と歩くのはたしかに散歩のイメージですね。記念日は2015年に日本記念日協会(長野県佐久市)により認定・登録された比較的新しい記念日です。

「てくてく」というとひたすら歩くかんじがありますが、散歩はほかにも「ぶらぶら」という表現があります。こちらはあてもなく歩くかんじがあります。あなたの散歩スタイルはぶらぶら派でしょうか、それともてくてく派でしょうか。

 今回は散歩の日にちなんで、それぞれの歩き方について考えてみましょう。

在宅勤務やオンライン授業で歩かなくなった?

 在宅勤務やオンライン授業が進み、通勤や通学をしない人が増えています。前より歩かなくなったという人も多いのではないでしょうか。

在宅勤務のイメージ(画像:写真AC)

 実は通勤や通学しているとそれなりの距離を歩くのです。人にもよりますが、通勤や通学をする場合、だいたい7~8000歩は歩いているのではないでしょうか。

 駅までの道のりやお昼にランチに出掛けたり、オフィスや学校の中を結構歩いたりします。通勤に車などを使っているとそれより少ないかもしれませんし、外回りの営業職などの人はもっと歩いているはずです。

 ということで、失われた7~8000歩を日々の散歩で取り戻しましょう。

散歩の「口実」を作ろう

 在宅勤務やオンライン授業で自宅にいる人にとって散歩する場合、自宅がスタート地点になることが多くなります。恐らく皆さんの自宅は住宅地にあると思います。そのため、住宅街散歩は「てくてく」よりも「ぶらぶら」が合いますね。

 すでに、自宅周辺を散歩することを習慣にしている人も多いでしょう。また、犬を飼っている人なら、犬の散歩をさせながら自分も歩くということもあるはずです。

 散歩にでかけるのもなにかちょっとした「口実」があるといいですね。

 例えば、歩いていると名前を知らない花を見かけることがあります。便利なことに、ススマートフォンのアプリには花や植物を撮影するとその種類を教えてくれるものがあります。

道端に咲く花のイメージ(画像:増田剛己)



 こうして、歩きながら道ばたにある植物をスマートフォンに採取していくのも楽しいものです。

 コレクター系の散歩はほかにもたくさんあります。マンホールの画像を集めている人もいます。自分が興味のあるものを探して、画像におさめるということも続けていけば素晴らしいコレクションになるでしょう。

いつもよりも少し歩く工夫をしよう

 また、いつも家で食べているランチですが、天気のいい日はお弁当をつくって、近所の公園まで出掛けてみるのはいかがでしょうか。自宅で食事をすることが増えた人にとって、公園のベンチで食べるランチは新鮮で気持ちのいいものです。

公園で弁当を食べるイメージ(画像:写真AC)

 しかし在宅勤務できない仕事は割と多く、電車通勤をしている人もまだ少なくないことでしょう。そんな人たちも少し多めに歩く工夫をしてみてはいかがでしょうか。

 例えばよく言われるのは、「ひと駅分だけ」歩くというものです。

 出社するとき、オフィスの最寄り駅よりもひとつ手前で降りて歩くのです。帰りは自宅の最寄り駅よりもひとつ手前で降ります。これは「てくてく」に近い歩き方ですね。バスを使っている人は、ひとつふたつ手前のバス停で降りて歩くのもいいでしょう。

あなたはてくてく派? ぶらぶら派?

 電車通勤を止めて、車、バイク、自転車などで通勤している人もいると思いますが、その中に徒歩を入れてみるのもいいかもしれません。

 Googleマップなどで道のりを検索し、歩ける区間を探してみましょう。ここからここを歩いてみようと計画を立ててみるのも楽しいものです。

街中を歩く会社員のイメージ(画像:増田剛己)



 もちろん始業時間に間に合わなくてはならないため、「ぶらぶら」できないかもしれませんが、帰りはできそうです。

 最寄り駅から自宅に帰る場合、ちょっとだけ遠回りして帰るというのはどうでしょうか。毎日10分だけ遠回りして帰るだけでも、積み重ねれば普段より結構歩くことになります。ただし、夜の散歩は街灯のある明るいコースを歩きましょう。

 新しい靴を早速買って、いつもより多く歩いてみましょう。あなたは、てくてく派ですか、それともぶらぶら派ですか?

関連記事