新酒解禁日に舞い降りた「悪魔」と「天使」、麦のワイン2018年版が限定発売中!

2018年12月15日

お出かけ
ULM編集部

ビールながらワインのように長期熟成が可能なお酒「麦のワイン」の2018年版が発売されました。その名も「悪魔」と「天使」。おしゃれな三角形のボトル入りでパーティーや宅飲みの会話ネタやテーブルの華やぎにも活躍しそうです。また、熟成させて、味わいの変化を楽しむこともできます。


アルコール度数10%、熟成期間は通常の6倍以上!

 地ビールの製造会社サンクトガーレン(神奈川県厚木市)が、ワインのように長期熟成が可能なビール「麦のワイン」2018年版(2種類)を、今年のボジョレー・ヌーボー解禁日より各8000本限定で販売しています。

サンクトガーレンより発売された2018年版の「麦のワイン」(画像:サンクトガーレン)

「麦のワイン」はイギリス発祥で、その起源は19世紀とされています。寒冷でブドウ栽培ができなかった同国が、フランスワインの人気に対抗意識を持ち、ビールでワインのような飲みものを造ったのがその発端とのこと。ビールながら、10%というワイン並みのアルコール度数です。

 当初は大麦麦芽を主原料とした「バーレイワイン(大麦のワイン)」1種類でした。その後、1980年代にアメリカで小麦麦芽を主原料にした「ウィートワイン(小麦のワイン)」が誕生。麦のワインは2種類となりました。

 サンクトガーレンはその醸造に着手し、2006年よりバーレイワインを、2012年にはウィートワインの発売を開始しました。バーレイワインの名は「悪魔(エル・ディアブロ)」、ウィートワインの名は、「天使(ウン・アンヘル)」です。

左がバーレイワイン「悪魔(エル・ディアブロ)」、右がウィートワイン「天使(ウン・アンヘル)」(画像:サンクトガーレン)

 小麦は大麦よりもたんぱく質が多いことから、ウィートワインはバーレイワインに比べ、口当たりが柔らかく、まろやか。また、ビールの苦味の元になるホップ使用量も控えめのため、ホップの鮮烈な苦味が印象的な「悪魔」に対し、麦の優しい味わいを楽しむ「天使」という位置づけにしたそうです。

「ワイン」といっても、見た目も味もれっきとしたビールです。ただし、アルコール度数が高いため、喉を潤すように一気にゴクゴクと飲むのではなく、香りや麦芽の旨みをゆっくりと味わいながら飲むのがその楽しみ方といえます。

 原料は麦芽以外にはホップと水のみで、通常のビールと同じです。異なるのは、その使用量の多さと、熟成にかかる時間。ビールはアルコール度数の高いものを造ろうとすればするほど、より大量の原料と長い熟成期間が必要です。「悪魔」は通常の約6倍量のホップと、約2.6倍の麦芽を使用しています。同様に「天使」は約3倍量のホップと約2.7倍の麦芽を使用。熟成期間は、ともに通常の6倍以上を費やしているといいます。

通常のビール(同社製造のもの)と麦のワインの比較(画像:サンクトガーレン)

 ビール会社にとってその手間暇の負担は大きく、日本でこのスタイルのビールを造っている会社はわずかだそうです。

楽しみ方は、食前、食中、それとも食後?


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