コロナ対応が鬼速だった早稲田も苦戦? どうなる大学再開と受験シーズン到来
2020年7月26日
ライフ新型コロナ対応において、数ある大学の中でもいち早い対応を行ってきた早稲田大学。同大では今後の授業再開において、どのような計画を描いているのでしょうか。教育ジャーナリストの中山まち子さんが解説します。
コロナ禍で混乱が続く都内の大学
年度末から年度初めにかけての時期に重なるように、感染が拡大した新型コロナウイルス。その勢いは、いまだ終息する気配がありません。
しかし5月末の緊急事態宣言の解除を受け、会社への通勤や学校再開など、街には徐々に普段の生活が戻り始めています。

そんななか、大学生だけが取り残されています。
当初、気温が高くなるとウイルスの感染力は弱くなると期待され、夏休み以降は徐々に対面授業が再開すると考えられていましたが、その夢はもろくも崩れ去ってしまいました。
都内の感染者数は経済活動の再開後、再び上昇。この現実に、大学側は秋以降の対応を練り直す状況に立たされています。
大勢の学生が集まるキャンパスでは、細心の注意を払っても感染リスクを完全に取り除くことは不可能なため、大学側も「構内立ち入り全面解除」「対面授業再開」に踏み出せずにいます。

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