高輪ゲートウェイ駅に現れた「ひとり用シェアオフィス」、居心地を検証する
2020年7月18日
お出かけJR高輪ゲートウェイ駅の3階にある「スターバックスコーヒー 高輪ゲートウェイ駅店」。同店は日本初の機能を備えたスタバです。その詳細について、都市商業研究所の若杉優貴さんが解説します。
日本初の機能を備えたスタバが高輪に
港区・高輪に2020年春、日本初の機能を備えたスターバックスコーヒー(以下、スタバ)の新業態店舗が誕生しました。
そのキーワードは「多様な働き方にフィットする店舗」。これまでのスタバとは一体どのように違うのでしょうか。筆者(若杉優貴。都市商業研究所)がスタバトラベラー「るた」さんと体験してきました。
スターバックスコーヒーの新業態店舗「スターバックスコーヒー 高輪ゲートウェイ駅店」(以下、高輪ゲートウェイ駅店)が出店したのは、2020年3月に開業したJR高輪ゲートウェイ駅(港区港南)の3階。

都営浅草線の泉岳寺駅から歩いて5分ほどで、店舗の入り口は駅の改札外となるため、JR利用者でなくとも入りやすい雰囲気です。
店の前に立つと、これまでのスタバでは見慣れない「SMART LOUNGE(スマートラウンジ)」の看板が目に入ります。
多様な働き方を提案
この「スマートラウンジ」こそが、高輪ゲートウェイ駅店の1番の特徴。

「スマートラウンジ」は、スタバが「多様なニーズや利用シーンに応える空間」と位置付ける席で、店内には仕事の打ち合わせやグループでの利用に対応した大きなテーブルと、区切られたひとり掛けの半個室席が設置されています。スタバにこうした席が導入されたのは高輪ゲートウェイ駅店が全国初のこと。
店内は、従来の店舗と同様に無料Wi-Fiが提供されているほか、各席には電源も設置されており、スタバ内で「会議」や「テレワーク」などをすることも可能。まさに、「多様な働き方」に対応した店舗です。
店内に登場したシェアオフィス
さて、「多様な働き方」をテーマとした高輪ゲートウェイ駅店が導入した「スタバ初」の設備はスマートラウンジだけではありません。なんと店内には「シェアオフィス」も設置されているのです。
そのシェアオフィスとはJR東日本が展開する有料のカプセル型ひとり用シェアオフィス「ステーションブース(STATION BOOTH)」。

ステーションブースは、これまで東京駅や池袋駅構内などでも導入されていますが、カフェ内に設置されるのは初となります。

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