終わりなき破壊と再生 渋谷の駅前再開発を「オカルト目線」で考察してみた
2020年6月16日
知る!TOKYOとどまることを知らない、渋谷駅を中心とした周辺一帯の再開発ラッシュ。これらを「オカルト目線」で考察するとき、何が見えてくるのでしょう。怪談・オカルト研究科の吉田悠軌さんが解説します。
地下にも空中にも広がる立体交差
コロナ禍による外出自粛も緩んできたここ最近。街にも多くの「人通り」が戻りつつあります。
緊急事態宣言時、「人通り」の指標とされた基準点といえば、渋谷のスクランブル交差点でした。見たこともないほど閑散とした同交差点の映像が、テレビでもネットでもよく流れたものです。
それはとりもなおさず、あの地点こそが日本を代表する繁華スポットと見なされているからでしょう。2020年現在、日本で最も再開発がめざましいのも、渋谷駅前でしょう。

よく東京駅や大阪の梅田駅、新宿駅の地下が「迷宮」に例えられますが、今日の渋谷駅の複雑さは、その比ではありません。
なにしろ渋谷ヒカリエ(渋谷区渋谷)、渋谷フクラス(同区道玄坂)、渋谷ストリーム(同区渋谷)……と高層ビルが次々に建設されて、駅と接続。乗り入れ路線と改札の多さもあいまって、渋谷駅の動線は地下だけでなく空中でも立体的に交差。上から下から複雑な動線が絡み合います。
こうした「空中ブリッジ」は、他エリアにはあまり見られない、渋谷ならではの特徴です。ではここで、バベルの塔さながらに増殖する渋谷駅前を、オカルト的に考察してみましょう。

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