外出自粛で自炊が増えたら10年越しの苦手食材が克服できた漫画「もっと早くにやるべきだった」

　サンさんは東京在住13年で、現在夫とふたり暮らしのイラストレーター。趣味は漫画やアニメ、映画、写真、旅などで、自称「節操なし」にいろんなことに手を出しては、日常の絵日記や旅の漫画としてブログに掲載しています。そんなサンさんが描くアーバンライフメトロ・オリジナル4コマ漫画。今回のテーマは「あさりとの和解」です。

――サンさん、今回の作品を作った背景を教えてください。

　あさりが、苦手意識も吹き飛ぶくらいおいしそうだったのと、外食を控えている中でもおいしいものを食べたいという思いがありました。

――おいしそうですね～。3コマめの絵を見ただけでおなかがすいてきます。

　すごくおいしかったです！ こんな簡単においしくできるならもっと早く砂抜きをマスターしておけばと思いました。

――簡単でいいので、作り方を教えてもらえませんか。

　砂抜きしたあさりとキャベツとエリンギをフライパンに入れて、お酒大さじ3、しょうゆ大さじ1、バター10gも入れて中火にかけます。湯気が出たら弱火にして、貝が開いたら出来上がりです！

――ありがとうございます！ それにしても、サンさんとあさりの間にそんな悲しい過去があったとは。

　今もですが、昔は本当に料理がほとんどできなくて、たくさん失敗しました。あさりが全滅したことはとてもショックで、それ以来むき身の貝しか調理してませんでした。

――そうでしたか……。外出自粛が増えて、料理の腕前が上がりましたか。

　上がったと思います。夫が家にいるのでプレッシャーを感じるようになりました。以前はすごく手を抜いていたので、ちょうどいいくらいですが。

――最近作った料理で自信作があったら教えてください。

　チキンのパリパリ焼きです。ひと手間で簡単においしくできたので、これも感動しました。

――そろそろ3食自炊がしんどくなってきた人たちにひと言お願いします。

　3食作るのはしんどいですよね。最近お昼はおにぎりと漬物率が高くなってます。

――漫画の読者にひと言お願いします。

　このあさりの汁をごはんの上にかけて食べたら……最高においしかったです！