まさかの天然温泉でオトク気分になってから、焼き肉屋ですごいボリュームの大皿メニューを堪能 上板橋【連載】新!東京湯巡り、徘徊酒(8)
2020年4月14日
お出かけ昔ながらの銭湯でひとっ風呂浴びたら、歩いてなじみの居酒屋へ――。銭湯巡りと飲み屋歩きをこよなく愛するコラムニストの島本慶さんが、東京の魅力的な銭湯と居酒屋のハシゴ歩きへお連れします。第8回は、板橋区の上板橋からスタートです。
露天は茶色に濁った薬湯
池袋から東武東上線に乗って上板橋駅へ。
おやおや、このあたりには色んな銭湯がありますなぁ。「湯~ハウス」とか「第一亀の湯」それに「上板浴場」ってのも。でも私、駅からちょいと足を伸ばして「ときわ健康温泉」(板橋区中台)ってのに向かいます。まぁ歩いて6~7分ですからね。
ここはそうやら天然温泉らしいといううわさを聞いたからです。
でまぁのぞいて見ると、これがマジで温泉で、フロントの横の壁にちゃんと泉質が書かれて額装して飾られておりますよ。へーえ、こりゃいいやってんで券売機で470円のチケットを買ってフロントのお兄さんに渡します。
ちなみにサウナもあって380円。入浴料込みだと850円だそうです。というわけで脱衣場でサクサクヌギヌギ。意外に込み合ってないのがうれしいねぇ。
洗い場に入って、取りあえずカランを確保してシャワーで頭をぬらしシモを洗いますな。でもって体をゴシゴシ洗い、最後に頭を洗います。
さて、何かいろいろありますよ浴槽が。
入り口ん所は左が水風呂で右がサウナ。奥にドーンと浴槽があって、右手前が電気風呂で、ボディーマッサージに、超ジェットバス2個。それから何々歩行湯? いいねぇ、それとその横に打たせ湯みたいなのが(ひとり用)ありますよ。
ふーんなんて思いつつブクブクジェットで腹をよじらせまくり、ふと左を見ると、露天風呂もあるみたい。アレ? 右と左に両方あるの? まぁいいや、取りあえず左の岩風呂に体を沈めます。あ~いいなぁ~。無味無臭の温泉ね。
お次はもうひとつの露天をのぞきます。これが薬湯で茶色に濁ってます。おぉっと段差に気をつけなきゃヤバイ。なんせ濁ってますから。いいなぁ~ここ! いやぁスッキリして、一服したいけど、無いねぇ喫煙できる所。昔はあったみたいですよ。まいっか、出よ出よ。

てぇわけでさて、駅の方に来た道を戻ると、途中の路地に入る角に、何々? 何だか面白そうな雰囲気の居酒屋さんをメッケ。ホルモン焼のちょうちんが実に何とも良い。オヤジを手招きしております。店名がよくわからないまま中へ。

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