ガーデンプレイスで10万球のイルミ点灯 バカラ初シャンパンバーも

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ガーデンプレイスで10万球のイルミ点灯 バカラ初シャンパンバーも

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恵比寿ガーデンプレイスのイルミネーションが11月3日から開始されました。恒例のバカラシャンデリアやクリスマスツリーの点灯に加えて、今年は新たにバカラによる世界初のシャンパンバーやシャンデリアの撮影スポットを設置。クリスマスマルシェも開催されています。

2回目のお目見え、250灯に増えたバカラのシャンデリア

 恵比寿ガーデンプレイスの冬の風物詩といえば、クリスマスイルミネーション。恒例となった「恵比寿ガーデンプレイス ウィンターイルミネーション『Baccarat ETERNAL LIGHTS-歓びのかたち-』」が2018年11月3日(土)から2019年1月14日(月)まで開催されます。

シャンパンゴールドにライトアップされたプロムナードの先に、アルミ製ショーケースに入ったシャンデリアが置かれている(2018年11月、宮崎佳代子撮影)



時計広場に設置されているクリスマスツリー(2018年11月、宮崎佳代子撮影)。

 時計広場には高さ約10mのクリスマスツリー、坂道のプロムナードにはシャンパンゴールドを基調とした約10万球のイルミネーション。そしてセンター広場には、ライト総数250灯の豪華絢爛なバカラシャンデリア。一帯は、極上の光の空間が広がっています。

 アルミ製ショーケースの中に吊り下げられたバカラシャンデリアは、1999(平成11)年に恵比寿ガーデンプレイスのクリスマスイベントに初お目見えしました。普段はフランス・ロレーヌ地方にあるバカラ村の同社の工場内に置かれており、イベントの度に船便で送られてきます。

ライト総数が250灯に増えた、バカラの世界最大級のシャンデリア(2018年11月、宮崎佳代子撮影)。

 当然のことながら、この形のまま送られてくるのではありません。解体して50〜60個の木箱に入れて輸送されます。これらを、かつてはバカラの職人たちが来日して組み立てていましたが、今は日本人スタッフによって組み立てられているそうです。アルミ製ショーケースに、吊り下げる根本部分から組み立てていくのですが、約3日かかるといいます。

 サイズは高さ約5m、幅約3m。クリスタルパーツ総数は8472ピースで、重さが約1.8トンあります。約70人の熟練職人がパーツをひとつずつ手作りし、5380時間もの長い時間をかけて完成させました。

 これは、1994(平成6)年のバカラ創立230周年に寄せて制作されたもので、当初は周年の数に合わせてライトの灯数が230灯だったそうです。2014年に新たに20灯が加えられました。総数250灯となって日本にやってきたのは、2017年に引き続き、2回目です。

 シャンデリアは裾に向かって広がってゆくクラシカルな形で、灯りは温もりある色合い。その豪華さはヨーロッパの王宮を彷彿とさせ、下から見上げると、より迫力と芸術性が伝わってきます。

シャンデリアは約70人の熟練職人がパーツをひとつずつ手作りしている(2018年11月、宮崎佳代子撮影)。

 今回、初めての試みとして、会場内に様々なバカラシャンデリアの表情が撮影できるフォトスポットが設置されています。「PHOTO SPOT」と書かれた赤いマークが目印です。

320枚のバカラクリスタルタイルから成るカウンター

 今年の注目として、バカラによる世界で初めてのシャンパンバー「Baccarat ETERNAL LIGHTS Champagne Bar with TAITTINGER」が、シャンデリアのすぐ近くに併設されました。そのきらめきを間近に眺めながら、バカラグラスに注がれたシャンパンを飲むという、贅沢なひと時を過ごすことができるものです。

 バーには、320枚のバカラクリスタルタイルで作られたカウンターが設けられています。これは、フランスで活躍するインテリアデザイナーのジャック・グランジュさんが手掛けたもので、パリからこのイベントのために運ばれてきました。日本では初披露。内側に照明が設置されているため、クリスタルがキラキラときらめき、バカラの芸術的世界感を体感できます。

バーカウンターは320枚のバカラクリスタルタイルで作られている(2018年11月、宮崎佳代子撮影)。



 このクリスタルカウンター上に並ぶシャンパン用グラスは、バカラの「ベガ シャンパンフルート」。バカラパシフィックの担当者によると、同社のシャンパングラスの中でもっとも人気の高いものとのことです。グラスの底から湧き出してくるようなシャンパンの細やかな泡を、よりエレガントに感じさせてくれるといいます。

 ステム(持ち手)部分の斬新なデザインが印象的なシリーズで、ダイヤモンド型のクリスタルが連なるくびれの部分に指が収まり、持ちやすくなっています。

 シャンパンは、フランスを代表するシャンパーニュのグランメゾン「テタンジェ」のブリュット レゼルヴを提供。テタンジェの特徴とする、シャルドネ種比率の高いシャンパンで、デリケートな果実や蜂蜜の味わいが楽しめるとしています。1杯1500円(税込)です。

バカラの「ベガ シャンパンフルート」と「テタンジェ」のブリュット レゼルヴ(2018年11月、宮崎佳代子撮影)。
シャンパンを飲みながら、シャンデリアを眺めることができる(2018年11月、宮崎佳代子撮影)。

 また、中央の席からはシャンデリア越しにクリスマスツリーを望むこともでき、ここだけでの特別な体験ができます。

ヨーロッパのクリスマスマーケットをイメージしたマルシェ

 時計広場に設置された、高さ10mのクリスマスツリーのすぐそばでは、期間限定で「Chrisutmas Marche(クリスマス マルシェ)」を開催。ヨーロッパ各地で開催されるクリスマスマーケットをイメージした、温かみのあるヒュッテ(山小屋)風の建物が並びます。

山小屋風の建物が温かみのある雰囲気のChrisutmas Marche(2018年11月、宮崎佳代子撮影)。



 サンタクロースの置物やクリスマスオーナメント、マリオネット作家 オレンジパフェさんによるマリオネット、ハーバリウムや花形をしたフレグランスソープなどが様々な商品が揃います。マルシェ周辺もライトアップ。ちょっとしたヨーロッパのクリスマス気分を味わえます。

サンタクロースの置物も色々揃う(2018年11月、宮崎佳代子撮影)。
マルシェで販売されている商品の一例(2018年11月、宮崎佳代子撮影)。
マリオネット作家 オレンジパフェさんによるマリオネット(2018年11月、宮崎佳代子撮影)。
マルシェで販売されている商品の一例(2018年11月、宮崎佳代子撮影)。

 オープニングセレモニーは11月3日(土)の17:00から行われ、バカラシャンデリアとイルミネーションの点灯がカウントダウンとともに実施されました。五感でバカラの”歓びのかたち”を体験できる、世界で唯一の空間は、デートやプロポーズにも最適な、ロマンティックなシチュエーションを提供してくれることでしょう。

●「恵比寿ガーデンプレイス ウィンターイルミネーション『Baccarat ETERNAL LIGHTS-歓びのかたち-』
場所:恵比寿ガーデンプレイス
実施期間:2018年11月3日(土・祝)〜2019年1月14日(月・祝)※ウィンターイルミネーションは2019年2月28日(木)まで
アクセス:JR「恵比寿駅」東口から徒歩約5分、東京メトロ日比谷線「恵比寿駅」1番出口から徒歩7分
内容 :「Baccarat ETERNAL LIGHTS-歓びのかたち」イルミネーション、クリスマスツリー、Christmas Marche
実施時間:イルミネーション・クリスマスツリー 16:00〜24:00、バカラシャンデリア点灯 11:00〜24:00、Christmas Marche 11:00〜20:00 (12月25日まで)、シャンパンバー 平日17:00〜21:00、土・日・祝日13:00〜21:00(12月25日まで)

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