【東京】こだわりかき氷の穴場スポット!ドルチェ氷からダンデライオン・チョコレートの大人かき氷まで

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【東京】こだわりかき氷の穴場スポット!ドルチェ氷からダンデライオン・チョコレートの大人かき氷まで

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日野京子

エデュケーショナルライター

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暑い日に並びたくないけれど、ちょっとこだわったおいしいかき氷を食べたい…そんな日もあるのではないでしょうか?しかし専門店のかき氷は人気で、並ばなければ食べられないことも。今回は期間限定のこだわりかき氷が味わえる穴場スポットについて、エデュケーショナルライターの日野京子さんがご紹介します。

 夏の定番スイーツといえばかき氷。お祭りや縁日といったイベントに欠かせない存在です。

 日本の歴史上、かき氷が初めて文献に登場したのは清少納言の「枕草子」です。冷凍庫のない時代、貴族といったごく一部の人のみが口にすることができた特別な食べ物でした。

【37ローストビーフ】桃尽くしの一品。盛り付けも美しい「紅茶香る丸ごと桃のかき氷」(2,000円)※一日20食限定/提供時間11:00~22:00(日曜21:00)(画像:表参道ヒルズリリースより)



 徐々に階級を超えて少しずつ食べられるようになったのは明治以降のことです。さらに手の届きやすい値段になったのは昭和と、製氷技術やかき氷機の進化とともに庶民の夏のスイーツとして人気を集めるようになりました。

 近年のかき氷は世界中のコールドスイーツを取り入れてふんだんにフルーツを使うものや、見た目もインパクトのあるものなど、新しいスタイルが次々に生み出されています。SNS投稿で話題を集めることも多く、若い世代から人気を集め行列ができることもしばしば。
 
 そこで今回は、東京都内の穴場スポットで期間限定提供されているかき氷をご紹介していきます。

【北参道】抹茶と白味噌と西京味噌という斬新な組み合わせ「八屋」/~7月31日まで

 将棋の聖地である千駄ヶ谷の地で「日本文化を現代に再構築する」をコンセプトにした日本茶カフェ「八屋(はちや)」では、オリジナルかき氷を提供中です。

 6月限定の第一弾「ほうじ茶てぃらみすのかき氷」に続き、7月に登場したのは「抹茶とみそのかき氷」。

和の素材を使用した期間限定の「抹茶とみそのかき氷」(単品1,200円/イートイン限定日本茶セット1,350円)(画像:株式会社フェイスネットワークプレスリリースより)

 八女産の抹茶シロップの程よい大人のほろ苦さと甘みに、塩気のある白みそクリームと甘みの強い西京味噌シロップという京都風の組み合わせが絶妙な味を作り出しています。トッピングの国産ミックスナッツのザクザク感と甘酸っぱいミカンが良いアクセントに。

 これまで味わったことのない抹茶系のかき氷を体感してみてはいかがでしょうか。

平日限定オープン。和モダンな店構え(画像:株式会社フェイスネットワークプレスリリースより)

【表参道】今年で7年目を迎える表参道ヒルズのかき氷企画/~8月31日まで

 2017年から始まった表参道ヒルズの夏恒例企画が今年も行われます。7年目となる2023年は「大人のフルーツかき氷」をテーマに、ヒルズ内の飲食店8店舗が8月31日までの期間限定でオリジナルかき氷を販売。

 3階「37ローストビーフ」にて提供される「紅茶香る丸ごと桃のかき氷」は、一目ではかき氷とは思えない一品。桃のゼリーや桃のマスカルポーネクリームがふんだんに使用されています。自家製のロイヤルミルクティー練乳が添えられ、味を変えながら楽しめます。

【フラテリパラディソ】イタリア版かき氷のグラニータにマンゴーソース、底にはぷるんとしたイタリアの伝統菓子・ビアンコマンジャーレ、トップに生クリームを組み合わせたドルチェ氷「グラニータ アッラ マンドルラ」(1,760円)※一日15食限定/提供時間11:00~22:00(日曜21:00)(画像:表参道ヒルズプレスリリースより)

 同じく3階にあるシドニーの人気イタリアン「フラテリパラディソ」では、イタリアのシチリア島発祥の氷菓であるグラニータが登場。ベースはアーモンドミルクとアマレットリキュールの氷を使用。

 この他にも、「濃厚メロンとわさびのかき氷」など、斬新なアイデアのかき氷が登場しています。

 各店舗が工夫を凝らした盛り付けも見どころ。自分の好みのかき氷を探しに足を運んでみてはいかがでしょうか。

【やさい家めい】爽やかなグリーンが目を引く「山川わさびと生メロンの濃厚かき氷」(2,100円)※平日15食・土日祝30食限定/提供時間15:00~21:00(画像:表参道ヒルズプレスリリースより)

【神楽坂】素材のおいしさを全面に出したかき氷「AKOMEYA食堂 神楽坂」/9月27日まで

 全国各地の食材を活かした和食を提供する「AKOMEYA食堂 神楽坂」では、「AKOMEYA TOKYO 10周年アニバーサリーイヤーを感じるかき氷」と銘打ったかき氷三品が9月27日まで限定メニューとして登場しています。

どれを食べるか悩ましい(画像:株式会社AKOMEYA TOKYOプレスリリースより)

 和風かき氷の定番である抹茶のかき氷「八女抹茶と黒豆きなこあん」には、九州地方のお茶の生産地としても知られている福岡県八女市の八女抹茶を使用しています。

 黒豆きなこあんに白玉のトッピングと、和テイストのかき氷が好きな人にはたまらない一品です。

和風かき氷の定番も、大粒の黒豆入りの香ばしいきなこあんでより甘味を抑え爽やかに(画像:株式会社AKOMEYA TOKYOプレスリリースより)

 かき氷との相性が良いチョコレートにはグランマニエソース付き。熊本県産ネーブルオレンジのスライスを添えたビタースイートなかき氷「ショコラオレンジ」は、大人向けの一品です。

蔵前の人気店「ダンデライオン・チョコレート」のチョコを使用した濃厚なダークチョコレートソースをぜいたくに使用した「ショコラオレンジ」(1,500円)(画像:株式会社AKOMEYA TOKYOプレスリリースより)

 アッサムティーとジンジャー、シナモン、カルダモンといった本場インド産のスパイスを使用した「マサラチャイミルク」は、ミルクの甘みと香辛料のハーモニーに注目。

 素材のおいしさを堪能したい人にオススメのかき氷がラインアップしています。

「マサラチャイミルク」(1,400円)(画像:株式会社AKOMEYA TOKYOプレスリリースより)

今年の一品を探しに行こう

 毎年のように斬新な一品が生まれ、SNSでも話題を集め常に進化しているかき氷。人気店は連日行列になり、夏の風物詩以上の存在になっています。

色々なかき氷を食べて、2023年の夏の思い出を増やしていきたいですね。

■八屋「抹茶とみそのかき氷」
開催期間:開催中~2023年7月31日(月)
住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷3-2-10 
TEL:03-6434-9438
営業時間:9:00~18:00
定休日:土・日・祝、年末年始
アクセス:東京メトロ副都心線 北参道駅より徒歩2分
JR山手線 原宿駅より徒歩8分
東京メトロ千代田線 明治神宮前〈原宿〉駅より徒歩10分
JR中央・総武線 千駄ケ谷駅より徒歩10分

■表参道ヒルズ「大人のフルーツかき氷」
開催期間:開催中~2023年8月31日(木)
休館日:8月21日(月)、不定休(年3日休館日あり)
住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10
TEL:03-3497-0310(総合インフォメーション11:00~18:00)
アクセス:東京メトロ銀座線・千代田線・半蔵門線 表参道駅より徒歩2分
東京メトロ千代田線・副都心線・明治神宮前〈原宿〉駅より徒歩3分
JR山手線 原宿駅より徒歩7分
※各店舗の提供時間・予約詳細は公式サイトをご確認ください

■AKOMEYA食堂 神楽坂「AKOMEYA TOKYO 10周年アニバーサリーイヤーを感じるかき氷」
開催期間:開催中~2023年9月27日(水)
営業時間:11:00~20:00(提供14:00~18:00)
住所:東京都新宿区矢来町67
TEL:03-5946-8243
アクセス: 東京メトロ東西線 神楽坂駅より徒歩1分
都営地下鉄大江戸線 牛込神楽坂駅より徒歩8分
※予約詳細は公式サイトをご確認ください

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