レトロ商店街から自然あふれる公園まで 都電荒川線沿線を歩く 三ノ輪橋~荒川車庫前編
2020年2月27日
お出かけ現存する唯一の都電「荒川線」。三ノ輪橋停留場と早稲田停留場を結ぶ同線の沿線散歩について、サンポマスターの下関マグロさんが3回にわけて解説します。
路面電車は散歩の道しるべになる
かつて東京の市街地を網の目のように走っていた路面電車ですが、今は都電荒川線を残すのみになっています。
路面電車はその名前の通り路面を走っているので、散歩の道しるべにもなります。
地下鉄の場合、よく知らない駅で地上にあがると目的の場所はどちらに歩けばいいのかわからないことがしばしばあります。しかし路面電車は地上を走っているので、自分が今いる場所や進む方向はよくわかるのです。
都電荒川線は、三ノ輪橋停留場(荒川区南千住)から早稲田停留場(新宿区西早稲田)までをつなぐ全長12.2km。そのため沿線だけを歩けば半日もかかりませんが、お散歩しながら歩くにはけっこうな距離になります。
というわけで、3回にわたってその魅力をお伝えしようと思います。今回は三ノ輪橋~荒川車庫前までです。
各停留場を区別する01~30までの番号
というわけで、久しぶりに都電荒川線の沿線を歩いてみようと思い、三ノ輪橋停留場へ行ってみました。

ちなみに、路面電車は「駅」ではなく「停留場」。行ってみると、停留場の看板が「東京さくらトラム」になっていました。都電荒川線の愛称は「東京さくらトラム」になったのですね。
なんだかしっくりこないのですが、よく見ると各停留場には「SA」の次に番号が入り、各停留場を区別しているようです。例えば、三ノ輪橋なら「SA01」で早稲田が「SA30」です。これで、都電荒川線の停留場が30あることがわかりますね。
ちなみに早稲田と三ノ輪橋、どちらが始発でどちらが終点なのでしょうか。
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