品川駅の南にあるのになぜ「北」品川? 周辺は旧東海道、さっそく歩いてみた
2019年12月29日
お出かけ品川駅から南にひと駅下った北品川駅。南にあるのに「北」品川とはいったい? その理由と周辺散策について、紀行ライターのカベルナリア吉田さんが解説します。
弥次さん喜多さんも歩いた東海道
昼過ぎの京浜急行品川駅ホームは大混雑! エアポート急行羽田空港行き、横浜方面に向かう12両編成の快特など電車が次々に来て、大勢の人が乗り込んでいきます。
そんな中やってきた普通電車は、短い4両編成。乗客も多くなく、余裕で座れてボーッとしていると、電車は動き出しました。
と思ったら速度を上げないまま、すぐに「次は~北品川~」のアナウンス。発車して1分もたっていないのでは? せっかく座れたけどそんなわけで、北品川駅で降ります。そして路線は南へ下っているのに、品川駅の南の駅が、なぜ北品川?

改札を出て、目の前を横切る第1京浜を、少し北へ戻ります。程なくJRの線路をまたぐ八ツ山橋が見えてきます。橋の向こうに高層ビルが何棟もそびえ、周辺は摩天楼の風景。でも近くに立つ地図を見ると、橋のそばにゴジラの絵が! ここは1954(昭和29)年公開の映画『ゴジラ』で、初代ゴジラが上陸した記念すべき? 場所なんですね。
そして第1京浜の東側に、歩道のない往復2車線の道が延び「旧東海道」の表示が立っています。弥次さん喜多さんが歩いた東海道は、この道なんですね。
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