日比谷公園の「首かけイチョウ」って何? 紅葉シーズン到来で深まる謎、都内の穴場スポットもご紹介
2019年11月11日
お出かけ紅葉シーズンにぴったりな都内の無料スポットについて、フリーライターの下関マグロさんが紹介します。
「首かけ」の意味とは?
紅葉シーズンがやってきました。東京では標高の高い高尾山(599m)などが最初に紅葉しますが、その後都心でも徐々に紅葉が始まります。というわけで、散歩ライターの筆者(下関マグロ)がおススメする都心の紅葉スポットをご紹介しましょう。
入園料を支払う庭園もいいのですが、今回は無料で楽しめる紅葉スポットをピックアップしました。すべて歩きながら鑑賞できるスポットですので、散歩がてらにぜひ出かけてみてください。
●日比谷公園(千代田区日比谷公園)
まず、最初にご紹介したいのが1903(明治36)年に開園した日比谷公園です。広大な敷地の公園は、歩くだけでもけっこうな運動になります。公園内にはいくつかの池がありますが、紅葉が美しいのは雲形池(くもがたいけ)です。池には都市公園の噴水としては3番目に古い鶴の噴水が。池の周辺にはイチョウの黄葉やモミジの紅葉を鑑賞できます。

また、S字の銀杏並木の黄葉も美しいですね。なかでも見どころは、レストラン「松本楼」の前にある「首かけイチョウ」です。ちょっと変わったこのイチョウの樹齢は400年以上といわれています。
もともと日比谷交差点のところにあったのですが、道路の拡幅工事のために伐採される寸前だったそうです。日比谷公園の設計者である本多静六が、自分の首をかけてでもイチョウを公園内に移植すると主張したとのこと。だから「首かけ」という名前がついたんですね。

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