公園で拾われた「まぬけ顔の子猫」の15年後を描いた漫画「長生きしてくれて、本当にありがとう(涙)」

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公園で拾われた「まぬけ顔の子猫」の15年後を描いた漫画「長生きしてくれて、本当にありがとう(涙)」

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佐久間薫

漫画家

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ゆるかわいい猫の絵が人気の漫画家・佐久間薫さんが、3匹の飼い猫と夫との騒々しい日常を描きます。

出会いは15年前、都内の公園で

 佐久間薫さんは、東京23区の北西エリアに住む漫画家です。夫と猫3匹との気ままな暮らしを紹介するアーバンライフ・オリジナル4コマ漫画。今回のテーマは「黒丸との出会い」です。

佐久間さんと飼い猫たちの日常を描いた漫画のカット(佐久間さん制作)



――佐久間さん、今回の作品を作った背景を教えてください。

 黒丸がうちに来た経緯を知っていただこうと思いまして。

――今の3匹の飼い猫のうち、1匹めの黒丸は公園で拾われたのですね。

 そうなんです。

――黒丸の画像を初めて見たときの印象、覚えていますか。

 まぬけな顔でした(笑)。あ、いい意味です。すごく好感が持てました。

――黒丸が佐久間さん宅へやってきた最初の頃は、どんな様子だったのでしょうか。

 すごく甘えん坊で、私が出かけようとするとニャーニャーなくので、カバンに入れて連れて行きたくなったのを覚えています。

――小さかった黒丸が大きくなって、長生きして、本当によかったです。

 本当ですね。子猫はカラスに狙われるし、ご飯も自分で見つけなくちゃいけないし、ひとり(1匹)で生きていくのはとても大変です。めぐりめぐって我が家へ来てくれて、本当によかったです。

――黒丸を公園で見つけてくれた女性にひと言お願いします。

 その女性がいなかったら、私と黒丸は出会ってなかった、そう思うと、お会いしたことはないけど大切な存在です! 本当に感謝しています。ありがとうございました!

――漫画の読者にひと言お願いします。

 もし子猫や弱っている猫を見つけたとき、自分で飼えない、という場合はこの女性や友人のように一時預かって里親を探していただきたいです。でも、それもなかなか難しいですよね。そんなときは、その地域で保護猫活動をしている団体さんに相談してみてはいかがでしょうか。代わりに預かってくれるとは限りませんが、何か協力してくださるかもしれません。不幸な猫が減ることを祈っています。

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