2023年10月開業!レトロ喫茶や次世代大衆演劇で楽しむ新しい和の世界「ハナミチ東京歌舞伎町」

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2023年10月開業!レトロ喫茶や次世代大衆演劇で楽しむ新しい和の世界「ハナミチ東京歌舞伎町」

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逆瀬川勇造

不動産ライター

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2023年10月の開業予定の商業施設「ハナミチ東京歌舞伎町」の建設が進んでいます。戦後の新宿エリアで老舗喫茶店やバッティングセンターなどを手掛けてきた運営会社が仕掛ける新たな文化発信地「ハナミチ東京歌舞伎町」について、不動産ライターの逆瀬川勇造さんがご紹介します。

 2023年10月開業予定の「ハナミチ東京歌舞伎町」は、日本文化を発信する新宿の新たなランドマークとして注目されています。一体どのようなビルになるか気になる方も多いのではないでしょうか?

 本記事では、新たに誕生する商業ビル「ハナミチ東京歌舞伎町」が目指すテーマや、入居予定のテナント内容について詳しくご紹介します。

「珈琲西武 本店」が2階に移転予定。週末は朝5時まで営業(イメージ画像:三信商事株式会社リリースより)



新宿の新たなランドマークが誕生!「ハナミチ東京歌舞伎町」とは?

 新宿エリアにて1964年創業の老舗喫茶店「珈琲西武」などの飲食店や「新宿バッティングセンター」の運営、貸ビル業などを展開している新宿メトログループが開発を進め、2023年10月オープン予定の「ハナミチ東京歌舞伎町」。地下1階・地上4階建ての複合商業施設として、新宿駅から徒歩で約5分、新宿区役所の真裏という抜群の立地に誕生予定です。

 ビル全体のテーマは「和」。江戸の衣・食・劇を1カ所で楽しめる空間として、日本文化を歌舞伎町から発信することを目的としています。コロナ禍による規制も緩和され、円安により多くの外国人観光客が日本に訪れている今こそ、日本文化を楽しんでもらえる施設として人気が集中することが予想されます。

 地下1階・地上4階建てとなる「ハナミチ東京歌舞伎町」には、どのようなお店がオープンするのでしょうか? ここからは、「ハナミチ東京歌舞伎町」にオープンするテナント情報をご紹介していきます。

「ハナミチ東京歌舞伎町」で江戸再現グルメや大衆演劇を体験しよう(画像:三信商事株式会社リリースより)

【B1F】新世代大衆演劇場 歌舞伎町劇場/山手線内唯一の次世代型常設シアター!

 地下1階には、江戸情緒を感じられるお芝居や華やかな和装による舞踏ショーの2本立てを毎日楽しめる大衆演劇場「歌舞伎町劇場」がオープン予定。

芝居とショーの2本立てが毎日行われる(画像:三信商事株式会社リリース より)

 花道やセリといった本格的な舞台装置はもちろん、7m×3mの大型LEDビジョンなどの最新技術も備わった劇場で次世代型の大衆演劇が楽しめます。

 伝統芸能を気軽に楽しめるだけでなく、大衆演劇以外にもさまざまなイベントも開催予定だとか。懐かしいけど新しい、そんな日本を感じてみてはいかがでしょうか?

■歌舞伎町劇場
営業時間:12:00~21:00
定休日:木曜
※上演予定など最新情報は公式サイトでご確認ください

最先端の舞台技術と大衆演劇の融合が楽しめる(画像:三信商事株式会社リリースより)

【1F】ハナミチカフェ/朝5時まで営業!劇団とのコラボドリンクも

 ビルの入り口にオープンするのが、観劇しながら食べられる軽食やドリンクを提供するカフェ「ハナミチカフェ」。夜はバーとして営業予定である他、劇団とのコラボドリンクなども計画中とのこと。

 何度訪れても新鮮な発見ができるカフェになるのではないでしょうか?

■ハナミチカフェ
営業時間:月~土11:00~翌5:00/日・祝11:00~23:30
席数:10席

【2F】和レンタル衣装 きぬも/舞台衣装の老舗が手掛ける和装レンタル

 2階にオープンするのが、創業90年を越える老舗呉服店が展開する和服レンタル店「和レンタル衣装 きぬも」です。気軽に使えるような着物から舞台衣装で使えるようなきらびやかな花魁風の着物、昭和レトロ風の衣装まで、小物と一緒にレンタルできます。

 着物に着替えて地下劇場で観劇したり、周辺の飲食店でグルメを堪能したりして江戸気分を楽しんでみてはいかがでしょうか?

■和レンタル衣装 きぬも
営業時間:11:00〜21:30(予定)

レンタル和装で新宿を楽しめる!(画像:三信商事株式会社リリースより)

【2F】珈琲西武 本店/ステンドグラスや赤いビロードのソファもそのままに移転オープン!週末は朝5時まで営業

 同じく2階にオープンするのが、純喫茶の名店として長い歴史を持つ「珈琲西武本店」です。ステンドグラスの照明を導入したインテリアに、落ち着いた内装と音楽で、ほっと安らぐ時間が過ごせます。

大都会とは思えないほどレトロな雰囲気が味わえる「珈琲西武」。営業時間の変更に伴いモーニングはなくなるようだ(画像:三信商事株式会社リリースより)

 昭和レトロブームもあり、自家製プリンアラモード、自家製クリームを使った種類豊富なパフェなど、昔ながらの喫茶店メニューが楽しめる珈琲西武は行列のできる人気店。香り高い珈琲とともに、懐かしくておいしい喫茶店メニューを楽しんでみては?

■珈琲西武 本店
営業時間:日~木11:00~23:30/金・土・祝前日11:00~翌5:00
席数:110席

SNSで話題のデカ盛りパフェやプリンアラモードの他、クリームソーダも人気!(イメージ画像:photoACより)

【3F】食のHANAMICHI内藤新宿/江戸の味を再現したメニューも!うなぎや甘味処がはしごできる座敷席アリの横丁スタイル

 3階、4階部分は、11月からのオープンとなりますが、江戸の雰囲気が感じられるフードコート「食のHANAMICHI内藤新宿」がオープン予定。江戸の食の四天王といえば、「すし」「天ぷら」「蕎麦」「うなぎ」ですが、そこに「串焼き」「甘味処」「酒処」を加えた7つの業態で「江戸」をイメージした食事を楽しめます。

江戸時代にタイムスリップした気分を味わえるかも?(画像:三信商事株式会社リリースより)

 専門店にも劣らない本格的なメニューから、江戸時代の味付けや提供方法をヒントにしたメニューも登場予定。また、店内の小上がりは舞台としても使用可能であり、「和」をテーマにしたパフォーマンスも予定されています。

 おいしい食事とショータイムで、お腹も心も満たされる時間が過ごせることでしょう。

■食のHANAMICHI内藤新宿
営業時間:月~木17:00~23:30/金・祝前日17:00~翌5:00/土曜11:00~翌5:00/日・祝11:00~23:30
席数:115席

横丁形式の店内には小上がりの座敷席も(画像:三信商事株式会社リリースより)

【4F】食のHANAMICHIはなれ/ミニステージ付き!コース料理の個室和食店

 同じく11月にオープンするのが、「食のHANAMICHIはなれ」。こちらは、3階の江戸時代の大衆的なイメージとは異なり、城内をイメージしたきらびやかで贅沢な空間で食事を楽しめるお店となる予定です。

 4つの個室が完備されており、最大20名までの個室としても利用可能。結婚式の2次会やパーティースペースとしても利用できます。ミニステージも完備されているため、ショーの予約も可能。料理は事前予約制のコースのみ提供される予定です。

 友人たちとの食事会や大切な人とのデートなど、江戸の雰囲気を感じながら特別な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?

■食のHANAMICHIはなれ
営業時間:月~木17:00~23:30/金・祝前日17:00~翌5:00/土曜11:00~翌5:00/日・祝11:00~23:30
席数:56席

特別な時間を過ごすのにも◎(画像:三信商事株式会社リリースより)

【4F】BBQてらす御来光/深夜まで楽しめるルーフトップテラスのバーベキュー

 4階屋外部分にバーベキューエリアとしてオープンするのが、「BBQてらす御来光」です。新宿のど真ん中にありながら開放的なテラスバーベキューが楽しめ、最大68名での貸切利用も可能となっています。

 開放的な空間の中、国産食材にこだわったバーベキューを味わってみてはいかがでしょう。

■BBQてらす御来光
営業時間:11:00~23:30 ※要予約
席数:68席

都会の真ん中で青空バーベキューが楽しめる(画像:三信商事株式会社リリースより)

都会の中心で懐かしくて新しい日本を体感しよう!

 本記事では、2023年10月1日に開業する「ハナミチ東京歌舞伎町」についてご紹介しました。

 日本の文化を発信する施設として、新宿歌舞伎町に新たにオープンする「ハナミチ東京歌舞伎町」。外国人観光客はもちろん、私たちもレトロカルチャーを体感できる施設になることが予想されます。

 大衆演劇で「推し」を見つけたり江戸グルメに舌鼓をうったりと、旅人が集まる都会の中心で日本文化を再発見する時間を過ごしてみてはいかがでしょう。

■ハナミチ東京歌舞伎町
住所:東京都新宿区歌舞伎町1-6-12
開業予定日:【B1~2F】2023年10月1日
【3~4F】2023年11月1日(食のHANAMICHI内藤新宿/食のHANAMICHIはなれ/BBQてらす御来光)
アクセス:JR・京王線・小田急線・都営新宿線、
東京メトロ丸ノ内線 新宿駅より徒歩5分程度

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