【青山・外苑前】こどもごころ覚えてる?4つの発見が楽しい「こどもの視点カフェ」とは

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【青山・外苑前】こどもごころ覚えてる?4つの発見が楽しい「こどもの視点カフェ」とは

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逆瀬川勇造

不動産ライター

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こどもの視点を体感できるカフェ「こどもの視点カフェ」をご存じでしょうか? 2022年にオープンした「ITOCHU SDGs STUDIO KIDS PARK」に4月から新しく併設され、こどもの視点を大人が体感できるカフェとして注目されています。本記事では不動産ライターの逆瀬川勇造さんが、ユニークな方法でこどもごころが学べる体験型カフェの詳細について詳しくご紹介します。

 2022年にオープンした子ども向けSDGs施設「ITOCHU SDGs STUDIO KIDS PARK(伊藤忠 SDGs スタジオ キッズパーク)」に、2023年4月新たに「こどもの視点カフェ」がオープンしました。

 店内ではユニークな方法で子どもの視点を大人が体感できると注目を集めています。普段何気なく見ている日常の風景も、子どもの目線になってみるとさまざまな驚きや発見が多いもの。そんな「こどもの視点」について学べる体験型カフェとは、どのようなカフェなのでしょうか?

 本記事では、新たにオープンした体験型カフェ「こどもの視点カフェ」についてご紹介します。大人になったからこそ、改めて「こどもの視点」を感じてみては?

子どもの視点を知ることで見えてくるものも多い(画像:ITOCHU SDGs STUDIOリリースより)



2023年4月オープン!「こどもの視点」を体感できるカフェ

 小さなお子さんをお持ちの方にとって、気まぐれな行動を見せる我が子がどのように考えているのか、子どもの考えを理解したいと考える方も多いはず。「子がどういった視点で行動しているか」が分かれば、子どもの気持ちをより深く理解でき、子育てに活かせる部分も多いでしょう。

 そんなこどもの視点を理解するのに役立つのが、2023年4月27日にオープンした「こどもの視点カフェ」。“こどもの視点“での体験を通じ、子どもとの暮らしや社会の在り方について考えることができる体験型カフェとなっています。

展示作品のひとつ「いとちゃんの30分」。大人が「遊び」とひとくくりにしてしまう時間の中に、たくさんの出来事が起こっている。子どもの視点を学べば、子どもに寄り添った教育にも役立ちそう(画像:ITOCHU SDGs STUDIOリリースより)

「こどもの視点」を体感できる4つの展示とは?

 今回オープンした「こどもの視点カフェ」は、「ITOCHU SDGs STUDIO KIDS PARK」のオープンにあわせて開催された展覧会「こどもの視展」で人気の高かった4つの体験展示を楽しめる施設になっています。

 ここでは、「こどもの視点カフェ」で体験できる4つの展示についてご紹介しますので、それぞれ見ていきましょう。

●重さ約21kg!巨大なベイビーヘッド

 よちよち歩く赤ちゃんの姿。いかにも頭が重そうに見えるものですが、大人サイズに換算してみるとどのくらいの大きさになるのでしょうか。

 「こどもの視点カフェ」では、そんな赤ちゃんの頭を大人サイズに換算した巨大なベイビーヘッドを展示しています。長さ約45㎝、重さ約21kgの巨大なベイビーヘッドのビジュアルは衝撃的。その大きさを実際に体感してみてはいかがでしょう?

衝撃的なサイズに驚くこと間違いなし(画像:ITOCHU SDGs STUDIOリリースより)

●2歳の朝食風景とは?

 忙しい朝に、子どもが飲み物をこぼしたり、食べ物を落としたりするとついつい怒ってしまいがち。しかし、2歳児からすると、私たちが普段何気なく使用しているお皿やコップではサイズも大きく、使いにくいものです。

 そんな2歳児の朝食風景を再現した展示は、子どもたちにとって普通サイズの食器がいかに大きいのかを体験できます。この展示を見れば、子どもの大変さが理解できるので、食べ物をこぼしても怒らずにすむようになるかもしれませんよ。

こどもからすると大人の約2倍のサイズにもなる(画像:ITOCHU SDGs STUDIOリリースより)

●こどもの時間感覚を見える化!「いとちゃんの30分」

 子どもと遊びに出かけると、どんなに催促しても遊び続けてしまい、なかなか帰れないといったケースも多いでしょう。そもそも、子どもたちは時計を理解していません。そのため、子どもにとっての時間感覚は、新鮮な体験の数で測られています。

 定点カメラでこどもの30分を追った2枚の写真「いとちゃんの30分」からは、子どもの感じている「出来事」の数は大人よりも圧倒的に多いということが分かります。年を重ねると時間の経過が早く感じられるようになりますが、この展示を見ればその理由が理解しやすくなるでしょう。

夢中になって遊んでいた子どもの頃を思い出せるかも(イメージ画像:photoACより)

●子どもにとって大人は巨大生物!「4メートルの大人たち」

 子どもの頃、大人に怒られると、ものすごく大きく感じて怖かったという記憶がある方も多いのではないでしょうか。

 それもそのはず。子どもから見た大人の大きさを大人サイズに換算してみると、その大きさはなんと4メートル級の巨大生物。そんな大きな存在から怒られると思うと、その恐怖も理解できるのではないでしょうか?

巨人から見下ろされる感覚を味わってみては?(画像:ITOCHU SDGs STUDIOリリースより)

こんなに大きいの!?子どもの視点を体感できるメニューも

 「こどもの視点カフェ」で体験できる4つの展示をご紹介しましたが、「こどもの視点カフェ」で体感できるのはこれだけではありません。フードメニューも“こどもの視点”を実感できるサイズ感が再現されています。

 「こどもの視点セット」では、ビッグサイズのドリンクとケーキで子ども体験が可能。大人が着けられるサイズのオリジナルスタイも付いてくるので、子どもになったつもりでドリンクやフードを楽しんでみてはいかがでしょうか?

「こどもの視点セット」は1日各10セット限定。リンゴケーキ・オレンジケーキ・クッキーの中から1つ選べる。子どもの視点をおいしく学べる(画像:ITOCHU SDGs STUDIOリリースより)

 提供されているメニューは、障がい者支援施設を応援するプロジェクト「sweet heart project(スイートハートプロジェクト)」と共同開発したもの。オリジナルスタイも、リサイクル可能なPaptic(パプティック)素材を使用しており、SDGsを意識している点も注目です。

顔が隠れるほどの大きさ!アリスの気分が味わえる?(画像:ITOCHU SDGs STUDIOリリースより)

子どもの目線を理解しよう

 本記事では、4月に新オープンした「こどもの視点カフェ」についてご紹介しました。

 大人になると、子どもの頃の目線は忘れてしまうもの。しかし子どもの目線が分かれば、今まで以上に子どもに寄り添うことができるかもしれません。「こどもの視点カフェ」で、子どもの頃を思い出してみてはいかがでしょうか?

親子の絆を深めてみては?(画像:ITOCHU SDGs STUDIOリリースより)

■こどもの視点カフェ
所在地:東京都港区北青山2-3-1 Itochu Garden 2F
営業時間:9:30~17:30(L.O.17:00)
定休日:月曜(休日の場合、翌営業日が休み)
アクセス:東京メトロ銀座線 外苑前駅より徒歩2分
東京メトロ銀座線・半蔵門線・都営大江戸線 青山一丁目駅より徒歩5分

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