中国で大ブームの「マーダーミステリー」とは?人狼ゲーム好きなら一度は体験したい都内専門店3選

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中国で大ブームの「マーダーミステリー」とは?人狼ゲーム好きなら一度は体験したい都内専門店3選

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マーダーミステリーとは、参加者が登場人物になりきって犯人捜しをしたり、時には犯人役になってバレないように振る舞ったりする体験型のゲーム。ミステリー小説の世界に入ったような気分になれると中国で大ブームになっていて、近年、日本でもお店が増加しています。今回は東京でマーダーミステリーを体験できるお店をご紹介します。

 マーダーミステリーは、シナリオに沿って他の参加者と話をしながら犯人を捜す会話型の推理ゲーム。最終的な目標は真犯人を見つけることですが、物語の登場人物になりきって事件を経験するだけでもサスペンス映画や推理小説のドキドキを体感できます。

 さらに、個々のプレイヤーには秘密の課題が課されており、犯人を捜しつつ、他の人にバレないようにミッションをクリアしなければならないため、一筋縄ではいきません。それもまた、楽しさのひとつです。

飛び入り参加でも楽しめる(画像提供:Rabbithole)



 マーダーミステリーは、一度ゲームに参加すれば犯人の正体やトリックなどが分かってしまいますから、同じシナリオは生涯で一度しかプレイできません。

 ゲームでは、役割として犯人役と真相を究明する側に分かれはするものの、真相を知るために、時にはプレイヤー全員の協力も必要になります。参加者全員で力を合わせて1回限りのプレイをよりよいものにする、協力と裏切りが交錯する体験の共有もマーダーミステリーの魅力です。

 手軽に途中停止したり何度も体験できるコンテンツが増えているからこそ、一度きりしか体験できないエンターテインメントとして注目を浴びています。

犯人役は、参加者を鮮やかに欺けるか?(画像:photoAC)

 1人で参加するのが不安という場合は知り合いだけで貸し切ることも可能ですが、初対面の人たちと一緒にゲームをするのも楽しいもの。マーダーミステリーは短いもので約2時間、長いものだと4~5時間、活発にコミュニケーションを取りながら進めていくので、ゲームを通して友達ができたという人もいるようです。

 マーダーミステリーに少しでも興味があるなら、まず参加してみるのがおすすめ。実際に体験してみれば、その魅力がよく分かるはずです。

●【新宿】初心者限定公演で初めての人も安心/Rabbithole

 「Rabbithole(ラビットホール)」は都内に5店舗、大阪に1店舗を展開しているマーダーミステリーの専門店。2019年に新宿に第1号店をオープンしました。

Rabbithole新宿店の店内(画像提供:Rabbithole)

 シナリオはさまざまな種類の中から選択可能。オリジナルはもちろん、人気アニメ『おそ松さん』といった作品世界を舞台にしたものや、人気のVTuberが登場するものなど、店舗で顔を合わせて行うものだけでなく、オンラインで参加できるものもあります。

プレイヤーは登場人物になりきって物語を進めていく(画像提供:Rabbithole)

 Rabbitholeでは、マーダーミステリーの経験が5回未満の人に限定した「初心者限定公演」も用意されており、初めての人でも参加しやすくなっています。そのほか、5回以上体験したことがある人に限った「経験者限定公演」、「大学生限定公演」、「女性限定公演」なども随時、開催されています。

 お店に行かなくてもマーダーミステリーを体験できる「出張ゲームマスターサービス」も利用可能。ゲームマスターが必要なものをすべて持ってきてくれるので、プレイする側の準備はいりません。仲間と一緒に利用してみると、友達の新たな一面を見られるかもしれませんよ。

マーダーミステリー中には2、3人のプレイヤーで密談することも(画像提供:Rabbithole)

●【新宿】劇的マーダーミステリーで事件を追体験/シンジュクジンチ

 シンジュクジンチは、マーダーミステリーのオリジナルシナリオを自ら制作しているオーナーが運営するマーダーミステリーの専門店です。

シンジュクジンチの店内(画像提供:ロストプロダクトエンターテイメント)

 都内では、新宿に「シンジュクジンチ」と「ギョエンジンチ」、代々木に「ヨヨギジンチ」の計3店舗を展開。シンジュクジンチでは、毎日マーダーミステリーの公演を開催していて、多数のシナリオの中から好きなものを体験できます。「ヨヨギジンチ」は、後ほど紹介する「劇的マーダーミステリー」専用の店舗となっています。

友達同士はもちろん、1人での参加も可能(画像提供:ロストプロダクトエンターテイメント)

 ギョエンジンチやヨヨギジンチでは、「劇的マーダーミステリー」というゲームも開催中。マーダーミステリーは、参加者が机を囲んで話をしながら進めていくのが一般的ですが、劇的マーダーミステリーは、ストーリーに沿って移動したり、探索をするなど実際に体も動かします。事件現場を再現した劇場で、登場人物に起こった出来事を追体験するため、物語の世界にどっぷり浸れるでしょう。

学校の教室を再現したマーダーミステリーの会場 ※写真のシナリオ「アイデアル」は2023年6月終了予定(画像提供:ロストプロダクトエンターテイメント)

●【大塚】マーダーミステリーに特化した空間で物語の世界に/トリックスター

 大塚にある「トリックスター」は、ボードゲームカフェの運営やイベント事業などを営むディアシュピール株式会社が手掛けているマーダーミステリーの専門店です。

トリックスターの店内(画像:トリックスタープレスリリースより)

 店内は白と黒を基調にしたアンティークなデザインでまとめられていて、演出に欠かせないモニターや音響設備も完備。マーダーミステリーのために作られた空間で、どっぷり物語の世界に浸れます。

音響設備も備えていて、迫力のある演出が楽しめる(画像:トリックスタープレスリリースより)

 シナリオは、先の読めないオリジナル作品から、人気アニメ『ひぐらしのなく頃に』など作品の世界観を楽しめるものまで、さまざま。トリックスターでは、「マーダーミステリーならではの楽しさ」を追求し、ストーリーはもちろん、システムや各プレイヤーの目的などのゲーム性にもこだわった調整をしており、ここでしか体験できないマーダーミステリーを味わえます。

 初心者向けシナリオも数多く扱っているので、初めての方でも安心して参加できますよ。貸し切り公演のほか、出張サービスも行っているので「仲間とマーダーミステリーをしたい」という方にもおすすめです。

白と黒を基調にアンティークなデザインでまとめられた空間(画像:トリックスタープレスリリースより)

マーダーミステリーで物語の世界を生きる

 今回は、日本でもじわじわと人気が高まってきているマーダーミステリーについてご紹介しました。日本でも、リアル脱出ゲームや謎解きイベントは人気ですが、人狼ゲームに近い心理戦のあるマーダーミステリーを生身の人間と対峙して体験する緊張感はまた一味違うもの。物語の世界に入り込む感覚をぜひ味わってみてください。

 マーダーミステリーは、友達同士はもちろん、初対面の人とでも楽しめるゲームです。交友関係を広げたいという方は勇気を出して参加してみては。

■Rabbithole新宿店
住所:新宿区西新宿1-14-2 安西ビル4F
営業時間:公演スケジュールに従う
定休日:不定休
アクセス:JR新宿駅より徒歩4分
※予約・詳細は公式サイトをご確認ください

■シンジュクジンチ
住所:東京都新宿区新宿5-11-13 博雅ビル4F
営業時間:公演スケジュールに従う
定休日:不定休
アクセス:東京メトロ丸ノ内線・副都心線 新宿三丁目駅より徒歩3分
東京メトロ副都心線 東新宿駅より徒歩7分
JR新宿駅より徒歩12分
※予約・詳細は公式サイトをご確認ください

■トリックスター
住所:東京都豊島区北大塚2-6-10 壁田ビル4F 6号室
営業時間:平日14:00〜23:00/土日祝10:00〜23:00
アクセス:JR大塚駅 北口より徒歩1分
都営荒川線 大塚駅前駅より徒歩2分
※予約・詳細は公式サイトをご確認ください

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