東京の中心で桜に埋もれる!この春にしか体験できないフォトジェニック空間3選

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東京の中心で桜に埋もれる!この春にしか体験できないフォトジェニック空間3選

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アーバンライフ東京編集部

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最新のテクノロジーを活用した日本の体験型デジタルアート。中には海外からの観光客が半数以上を超えるという施設もあり、東京を代表する観光名所になっています。今回は、この春限定のフォトジェニックにはかなく桜舞う空間を3つご紹介します。

没入感100%の桜鑑賞

 プロジェクションマッピングやコンピューターグラフィックスなどを駆使し、空間全体を立体的な映像などで演出する没入感100%の「体験型アート」。まるで作品のなかに入り込んだような感覚を味わえます。

 東京の各所では、この春限定の体験型デジタルアートに没入できるイベントが開催されます。現実の桜では味わえない、仮想空間の「満開の桜」が堪能できるとして、海外からの観光客からも大注目されています。

●アートアクアリウム美術館GINZA「-めっちゃ桜- SAKURA Special」

 2022年に銀座三越8Fへ移転した「アートアクアリウム美術館GINZA」では、「めっちゃ桜 ~SAKURA Special~」が4月25日(火)までの期間限定で開催されます。リアルなお花見とはひと味違う、幻想的な桜の世界を体験できます。

 滝のように垂れ下がるしだれ桜で春の情景を表現した空間や、八重桜と金魚の列柱が幻想的な回廊など、“めっちゃ桜”なブースを展開。桜色に彩られた華やかな幻想世界のなかを舞い泳ぐ、美しい金魚と光の演出が楽しめます。19時までオープンしているので、少し早めに仕事を切り上げて、銀座のアートな春を体感してみてはいかがでしょうか。

幻想的な「桜×金魚アート」を楽しめる「めっちゃ桜 ~SAKURA Special~」(画像:アートアクアリウム製作委員会リリースより)



 ミュージアムショップも期間中は「めっちゃ桜」になり、桜モチーフのアクセサリーやキーホルダー、和雑貨などがそろいます。桜の特別仕様アロマも販売されるとのこと、おうちでも春気分に浸れますね!

(画像:アートアクアリウム製作委員会リリースより)

●新豊洲「チームラボプラネッツ TOKYO DMM」

 来館者のおよそ半数が訪日外国人だという、新豊洲駅から徒歩1分の「チームラボプラネッツ TOKYO DMM」。桜の開花シーズンにあわせた3月1日~4月30日までの期間中、ミュージアム内の2作品が、期間限定で「桜のアート」に変化します。

 巨大なドーム空間いっぱいに桜が咲き乱れる作品では、リアルタイムで描かれては消えていく桜のなか、自分が花の中を浮遊しているような錯覚に陥ります。スマホアプリの蝶をスワイプすると、その蝶がドーム上の空間に現れて舞いはじめるという演出も。

チームラボ《Floating in the Falling Universe of Flowers》(C)チームラボ(画像:チームラボリリースより)

 もうひとつが、はだしで歩いて没入感を体験する「人と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング – Infinity」。無限に広がる水面に鯉が泳ぎ、鯉が人々にぶつかると、桜となって散っていく…。人の存在に影響を受けて変化する演出は、二度と見られないこの瞬間だけのもの。特に桜のアートは今だけしか体験できません。

 ちなみに、豊洲のチームラボプラネッツ TOKYO DMMの営業は2023年末までの予定です。お台場にあったチームラボボーダレスは、2023年開業予定の麻布台ヒルズに移転する予定。こちらも今から楽しみですね。

チームラボ《人と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング – Infinity》(C)チームラボ(画像:チームラボリリースより)

●新宿御苑「NAKED桜の新宿御苑2023」

 新宿御苑では夜桜イベント「NAKED桜の新宿御苑2023」が3月31日(金)~4月23日(日)に開催されます。村松亮太郎氏率いるクリエイティブカンパニー・ネイキッドと新宿御苑との初コラボレーションイベント、見逃すわけにはいきません。

(イメージ画像:株式会社ネイキッドリリースより)

 約70種約900本もの桜を、それぞれの開花にあわせてプロジェクションマッピングでライトアップ。平和の花を咲かせていくアートプロジェクト『DANDELION PROJECT(ダンデライオンプロジェクト)』の新作「SAKURA DANDELION」は必見。

 同時期に『DANDELION PROJECT』の参加箇所となっている京都・二条城とも繋がり、お互いにネットワークを通じて、平和の花をプロジェクションマッピングで咲かせ合う参加型アートも企画されています。

「NAKEDディスタンス提灯(R)」を片手に新宿御苑を巡るお花見(画像:株式会社ネイキッドリリースより)

 一部のライトアップやプロジェクションマッピングの演出には、水素を使って走る燃料電池自動車などの電源を使用してサステナブルを実現しています。新宿のビル群に囲まれた癒やしのスポットで、東京の最先端の夜桜鑑賞を体験してみませんか?

早めのネット予約がお得!

 一般的な美術館とは異なり、体験型アート作品内での写真撮影はOKなところがほとんどです。刻々と変化するデジタルアートの美しい瞬間を撮れたらうれしいですよね。

 桜の開花はもうすぐ! ご紹介した企画は、当日チケットよりもWEBや前売りチケットのほうがお得です。スケジュールと相談しつつ、早めのご手配をおすすめします。

「-めっちゃ桜- SAKURA Special」
開催期間:開催中~2023年4月25日(火)
開催場所:アートアクアリウム美術館 GINZA
TEL:03-3528-6721(平日10:00~17:00)
時間:10:00~19:00
休館日:銀座三越の休館日に準ずる
料金: WEBチケット2,300円/当日券2,400円(当日券は銀座三越新館9Fにて発売)
※詳細は公式サイトをご確認ください

アートアクアリウム美術館 GINZA
住所:東京都中央区銀座4-6-16 銀座三越8F(入口は9F)
アクセス:東京メトロ銀座線・丸ノ内線・日比谷線 銀座駅直結
都営浅草線・東京メトロ日比谷線 東銀座駅より徒歩2分
東京メトロ有楽町線 銀座一丁目駅より徒歩5分

「チームラボプラネッツ TOKYO DMM」桜のアート
開催期間:開催中~2023年4月30日(日)
開催場所:チームラボプラネッツ TOKYO DMM
開館時間:平日10:00〜20:00/土日祝日9:00〜21:00
※ 3月20日(月)、3月22(水)〜24日(金)は9:00〜21:00
※3月25日(土)〜4月2日(日)、4月29(土)〜30日(日)は9:00〜22:00
休館日:4月13日(木)
料金:大人1名3,200円/中高校生2,000円/子ども1,000円(3歳以下無料)
※4月1日(土)以降、土日祝日や特別延長期間などの繁忙日は、下記料金に変更
大人1名3,500円/中高校生2,300円/子ども1,300円(3歳以下無料)
※詳細は公式サイトをご確認ください

チームラボプラネッツ TOKYO DMM
住所:東京都江東区豊洲6-1-16 teamLab Planets TOKYO
TEL:03-6387-9306
アクセス:ゆりかもめ 新豊洲駅より徒歩1分
ゆりかもめ 市場前駅より徒歩5分
東京メトロ有楽町線 豊洲駅より徒歩10分

「NAKED桜の新宿御苑2023」
開催期間:2023年3月31日(金)~4月23日(日)
開催場所:新宿御苑
時間:19:00〜21:00(閉門22:00)
※18:00閉園後に新宿門を再開門
休園日:会期中無休(雨天決行、荒天時は中止の可能性あり)
TEL:0570-200-888(11:00~18:00※日・祝休み)
料金:<通常チケット>
月~木:一般1,600円/学生(高校生以上)・65歳以上1,400円/小人(中学生以下)1,000円
金土日祝:一般1,800円/学生(高校生以上)・65歳以上1,600円/小人(中学生以下)1,200円
<当日券>※当日会場販売分のみ
月~木:一般1,800円/学生(高校生以上)・65歳以上1,600円/小人(中学生以下)1,200円
金土日祝:一般2,200円/学生(高校生以上)・65歳以上2,000円/小人(中学生以下)1,600円
※詳細は公式サイトをご確認ください。

新宿御苑
住所:東京都新宿区内藤町11
アクセス:【新宿門】東京メトロ丸ノ内線 新宿御苑前駅より徒歩5分
東京メトロ副都心線・都営新宿線 新宿三丁目駅より徒歩5分
JR・京王・小田急線 新宿駅より徒歩10分

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