初心者におすすめ!ホテルバーの期間限定ウインターカクテルと注文のコツ【東京・横浜】
寒い日にはホテルのバーでリフレッシュするのはいかがでしょうか? きれいめコーデでホスピタリティあふれるバーテンダーとの会話や偶然の出会いを楽しめば、新しい発見があるかもしれません。今回は注文のコツから世界的なバーテンダーに出会えるイベントまで、デザイナーのINDULGEさんがご紹介します。●バーのデビューはホテルがおすすめ 非日常的なオーセンティックなバーで、ゆったりと流れる時間の中、極上の一杯を楽しむ。憧れますよね! でも、バーで過ごすなんて敷居が高くて身構えてしまう、という方も多いかもしれません。そんな方におすすめなのが、ホテルのバーです。きれいめコーデで訪れることを含め、席や荷物を置く場所を確認する、無許可で撮影しないなどのマナーは求められますが、ホテルならではの落ち着きや信頼感があり客層も安定しているため、バー初心者でも安心して訪れることができます。
ホテルの入り口でコートを脱ぎ、ロビーへ直行。あたたかい店内でウインターカクテルをいただきながら、心身ともに癒やされるひとときを過ごす…冬の時期ならではのぜいたくですね。この時期イチオシのウインターカクテルがあれば、はじめてのオーダーもスムーズにできることでしょう。そこで今回は、至福の時間を過ごせるホテルバーのウインターカクテルイベントをご紹介します。
工程途中の青い炎が美しい!(画像:横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズリリース)【その他の画像】>>
●オーダー前に知っておきたい選び方のコツ いざカウンターに座ってカクテルメニューを見た時、カクテルの名前を知らないと何を注文したらいいか最初は迷うもの。カクテルの種類は300種類以上あるといわれているので、プロにどんなカクテルなのか教えてもらいながら決めるのが一番の近道です。次の2つのポイントさえ押さえておけば、いざ注文するときに慌てずにすみます。
・心の中でロングかショートかを決めておく
アルコール度数が比較的低めで、ゆっくり楽しむロングカクテルか、氷が入っておらず短時間で飲み切るアルコール度数高めのショートカクテルかを選びます。これだけで方向性がバッチリ決まります。
・バーテンダーに好みを伝える
さっくりとした好みでOK。「ドライ系かスイート系か」「アルコール度数が高めか低めか」「柑橘系」「ベリー系」などの好みを伝えて相談。もちろん「ノンアルコールで」とお願いしても、イメージどおりのドリンクを提案してくれます。
カクテルのベース酒を決めておくと、オーダーもスムーズに。アルコール度数が高くハーブ感のあるドライなジン、くせのないウォッカ、甘みのあるラム、テキーラの「四大スピリッツ(蒸留酒)」と、度数の低いリキュールを中心に、ワインやビールなども使われます。
こんな感じの基礎知識を覚えたうえでバーに赴くと、ウインターカクテル以外のオーダーでも、バーテンダーに自然な感じで相談できますよ。
街の喧騒とは別世界のホテルバー(画像:photoAC)【東京駅】東京ステーションホテル「甘美なビタミンカラーのウィンターカクテル」/開催中〜2月29日 国の重要文化財に指定されている東京駅丸の内駅舎の中に位置する、東京ステーションホテル。2階の「バー&カフェ カメリア」では、金柑と伊予柑を贅沢につかった香り高い2種のフルーツカクテルが登場。フレッシュなビタミンカラーのウインターカクテルは、冬の寒さを吹き飛ばしてくれそう!
左が「金柑ハーバルスマッシュ」、右が「伊予柑スプリッツァー」(各2,150円)(画像:JR東日本ホテルズリリース) スッキリと締まったテイストの「金柑ハーバルスマッシュ」は、フレッシュな金柑やオレンジミントの柑橘の香りが層となった、奥行きのある味わい。ほんのりラムを効かせた低アルコールのカクテルです。
「伊予柑スプリッツァー」は、ダイアナ元イギリス皇太子妃が生前愛飲していた白ワインベースのカクテルを伊予柑でアレンジ。甘酸っぱい伊予柑と白ワインのほのかな余韻が調和した、オレンジカラーが美しいラグジュアリーな1杯です。
どちらも見た目をそのままに、モクテル(ノンアルコール)でも楽しめます。飲む方も飲まない方も、おいしさを分かち合えるのが良いですね。
レトロでロマンティックな東京駅の中で(画像:JR東日本ホテルズリリース)【横浜】横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズ「RON CARÚPANO Cow」/開催中~ 2月28日 横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズ3階にある、英国スタイルのトラディショナルなバー 「ベイ・ウエスト」。こちらのバーでは1月1日(月)から2月28日(水)までの期間中、ベネズエラで作られる高品質の熟成ラム酒「ロン アネホ カルパノ」を使用したホットカクテルが提供されています。
寒い冬にピッタリのラム酒使いのホットカクテル「RON CARÚPANO Cow(ロン・カルパノ カウ)」(2,600円)/世界的に希少価値が高いベネズエラ産カカオ”チュアオ”を使用した「ベネズエラ産カカオ“チュアオ”のボンボンショコラ」とのペアリング(3,200円)(画像:横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズリリース) 使用されるラム酒は「ロン アネホ カルパノ」の12年物。カルパノのラム酒はスペインのラム酒国際コンクールで世界一に選ばれ、醸造所も世界一に認定されているという、まさにラム酒の王様。横浜ベイシェラトンホテルの公式PRアンバサダーである元プロ野球選手のアレックス・ラミレス氏を介して輸入・商品化が実現したそうです。
そんな貴重なラム酒と濃厚な北海道産牛乳、横市バターを合わせた「ベイ・ウエスト」だけのオリジナルホットカクテル「ロン・カルパノ カウ」は、寒い冬にぴったり。味わいや年代の違う3種類の「ロン アネホ カルパノ」の飲み比べもできるそうですよ! ラム酒を知る絶好の機会ですね。
左から「RON AÑEJO CARÚPANO 12年」(ボトル34,000円 グラス1,950円)「RON AÑEJO CARÚPANO 18年」(ボトル45,000円 グラス2,500円)「RON AÑEJO CARÚPANO 21年」(ボトル60,500円 グラス3,300円)(画像:横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズリリース)【池袋】ホテルメトロポリタン「HOT COCKTAIL FAIR」/開催中〜2月29日 2つのバーで冬限定のカクテルを楽しめるのが、「ホテルメトロポリタン」です。
重厚感ある内装の2階メインバー「オリエントエクスプレス」では、ウイスキーやラムを使用した身体も温まるホットカクテルを。ホテル最上階できらめく夜景を眺めながら過ごせるダイニング&バー「オーヴェスト」では、旬のリンゴを使用したオリジナルカクテルを味わえます。
「オリエント急行」をモチーフにした重厚感と趣のあるホテルメインバー「オリエントエクスプレス」(画像:JR東日本ホテルズリリース) 「オリエントエクスプレス」で2月29日(木)まで開催中の「HOT COCKTAIL FAIR」では、アイルランド発祥のホットカクテルを。
「ローストナッツアイリッシュコーヒー」は、ホップとカカオの風味やミルクチョコレートがベースの、濃厚で香ばしい香り漂うホットカクテルです。「ホットバタードラム」は、複雑な香りが特徴のラム「ハバナクラブ7年」に焦がしバターを浸けこみ、スパイスを合わせたクラシックカクテル。体も心もほっこり温まります。
写真左:フレッシュクリームたっぷり「ローストナッツアイリッシュコーヒー」(1,800円)写真右:スターアニス使いの「ホットバタードラム」(1,800円)(画像:JR東日本ホテルズリリース) 地上100mからの夜景をバックにくつろげる、アーバンな雰囲気のダイニング&バー「オーヴェスト」では「WINTER COCKTAIL FAIR」を同時期に開催中。旬のリンゴで季節感のあるウインターカクテルを味わえます。
大人の社交場な雰囲気の最上階ダイニング&バー「オーヴェスト」(画像:JR東日本ホテルズリリース) 「Honey Apple Fizz」は、甘さ、酸味のバランスがちょうど良いリンゴの王様「サンふじ」を使用し、リンゴのブランデーやリキュールにハチミツを合わせた爽やかなカクテルです。「Silky Green Apple」は、香り高い青りんごの女王「王林」を使用し、ウォッカやグレープフルーツジュースなどを合わせたなめらかな味わい。バータイムには、ピアノ演奏を聴きながらほろ酔い気分に。
どちらのバーを訪れるか、迷ってしまいますね。
写真左:リンゴのブランデー・カルヴァドスも香る「Honey Apple Fizz」(1,800円)/写真右:青りんごの味わい豊かな「Silky Green Apple」(1,800円)(画像:JR東日本ホテルズリリース)【八重洲】ブルガリ ホテル 東京「シンポジア」/1月28日(日)のみ 最後にご紹介したいのが、ちょっと特別なイベント。ブルガリホテル東京の最上階45階に位置する「ブルガリ バー」にて開催されているカクテルイベント「Symposia (シンポジア)」です。1月中、3日間のみ開催され、残るはあと1月28日(日)のみ。世界的に有名なシンガポールのバー「No Sleep Club」から、共同オーナー兼クリエイティブディレクターのジュアン・イー・ジュン氏が来日します。
楽園をテーマとしたモザイクが美しい「ブルガリ バー」のカウンター(画像:ブルガリ ジャパン株式会社リリース) ゲストバーテンダーのジュアン・イー・ジュン氏は、シンガポールで生まれ育ち、14歳の若さでバーテンダーの世界に飛び込んで以来20年以上アジアの多様なバーやレストランを支えてきた経歴の持ち主。シンガポールのバー「Operation Dagger」では、バーテンダー兼クリエイティブ・マネージャーとして活躍し、世界的に有名な「テイルズ・オブ・ザ・カクテル」、「世界のベストバー50」、「アジアのベストバー50」などの数々のバーアワードを席巻した、カクテルのイノベーションにおける世界的リーダーと言われている人物です。
シンポジア当日は、干し柿やスパイスを組み合わせた「ロック・アンド・ライ」をはじめ、4種のオリジナルカクテルが用意されるそうです。1人で乗り込む勇気がなければ、指南してくれる先輩を誘ってみてはいかがでしょう? バーデビューが、「ブルガリ バー」のシンポジアだなんて、ちょっと自慢になりそう!
写真左:ジュアン・イー・ジュン氏/写真右:「ブルガリ バー」 バー マネージャー アンドレア・ミナレッリ氏(画像:ブルガリ ジャパン株式会社リリース)●ウインターカクテルからはじまる出会いを ホテルのバーは、初心者には敷居が高く見えても、実はフレンドリーでホスピタリティにあふれた居心地の良い場所。初めての時は、誰かを誘って2人で行くと心強いかもしれません。ウインターカクテルをオーダーした後は、バーテンダーに「おすすめの一杯」を尋ねるのも良いでしょう。何度か通ううちに、バーで過ごす時間やバーテンダーとの会話が心地よくなり、すっかり常連になっているかも!
隠れ家のような居場所を見つけに、ホテルのバーへウインターカクテルを味わいに出かけませんか?
■バー&カフェ カメリア「甘美なビタミンカラーのウィンターカクテル」
開催期間:開催中~2024年2月29日(木)
住所:東京都千代田区丸の内1-9-1 東京ステーションホテル2F
TEL:03-5220-1951(直通)
営業時間:【ランチ】平日11:30〜14:00(L.O.)/土日祝11:30〜15:00(L.O.)
【ディナー】17:00~22:00(21:30 L.O.)
アクセス:JR・東京メトロ丸ノ内線「東京駅」丸の内南口直結
※詳細については公式サイトをご確認ください
■ベイ・ウエスト「RON CARÚPANO Cow(ロン・カルパノ カウ)」
開催期間:開催中~2024年2月28日(水)
住所:神奈川県横浜市西区北幸1-3-23横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズ 3F
TEL:045-411-1188(10:00~18:00)
営業時間:【ティータイム】土日祝13:00~17:00
【バータイム】月〜土17:00~23:30(最終入店22:30)/土日祝17:00~22:30(最終入店21:30)
アクセス:JR・みなとみらい線・東急東横線・京急線・相鉄線・市営地下鉄線「横浜駅」より徒歩2分
※詳細については公式サイトをご確認ください
■バー オリエントエクスプレス(2F)「HOT COCKTAIL FAIR」/ダイニング&バー オーヴェスト(25F)「WINTER COCKTAIL FAIR」
開催期間:開催中~2024年2月29日(木)
住所:東京都豊島区西池袋1-6-1 ホテルメトロポリタン
TEL:03-3980-5533(レストラン予約10:00~20:00)
営業時間:10:00~20:00
アクセス:JR山手線、東武東上線、西武池袋線線、東京メトロ有楽町線・丸ノ内線・副都心線「池袋駅」より徒歩約1分
※詳細については公式サイトをご確認ください
■ブルガリ バー「シンポジア」
開催日時:2024年1月28日(日)19:00~23:00 (L.O.)
住所:東京都中央区八重洲2-2-1 ブルガリホテル東京 45F
TEL:03-6262-6624
アクセス:JR・東京メトロ丸ノ内線「東京駅」八重洲南口より徒歩2分
※詳細については公式サイトをご確認ください