東京メトロに出没、謎キャラ「ジャムム」の正体とは? 書籍も本日発売
「ジャムム」はジャムから生まれた「ジャムの妖精」 2018年の初めごろから、突如、東京メトロ車内の「まど上ポスター」に登場し始めた、犬のような、クマのような謎のキャラクター「ジャムム」をご存知でしょうか。 「ジャムム」。「カワイイ見た目なのにふてぶてしいとか、ちょっと上から目線といわれるけどまだまだ人間のことは、よくわかってないんだ」とのこと(画像:主婦の友社) お寿司のフリをして回転寿司のレーンを回っていたり、眠そうな顔で、朝ごはんとともにこたつの上に並んでいたり、尾がロールケーキ型のリスと語らっていたり。彼らは、地下鉄の車内広告の隙間で、ふんわり、ゆるやかな空気を醸し出しています。 目撃者たちからは「電車内の癒し」「電車混んでるな〜遅れてるな〜って思ったけどジャムム可愛くて癒された」「何のためのキャラクターなのかはさっぱりつかめず謎は深まるばかり」「電車で出会うとまじまじ見てしまう」などの声が寄せられ、SNS上ではハッシュタグ「#ジャムム」が登場するなど、ファンの輪も広がっています。 そんな「ジャムム」、ジャムから生まれた「ジャムの妖精」なのだとか。「現代人がかかえる日々のストレスを退治しようと、どこからともなくドローンに乗って東京の地下鉄にやってきた」といいます。 初めての書籍が発売! その中身は?初めての書籍が発売! その中身は? 長らく謎の存在だった彼らですが、2019年4月には「公式サイト」がオープン。2019年5月22日(水)には、初めての書籍『おでかけジャムムだよ!』(主婦の友社)が発売されます。著者はのぶたともじさん。全96ページ、1200円(税抜)です。 カラフルなイラストで綴られる『おでかけジャムムだよ!』(画像:主婦の友社) 本のなかでは、5匹(?)のジャムムたちのオリジナルストーリーが展開。「東京の地下鉄には詳しくなったけれど、地下鉄を降りたことがなかった」という彼らが、「初めての東京観光」に繰り出します。 向かう先は、銀座や表参道、浅草、清澄白河など24の東京名所。その各地で、「ユル~い事件が起こったり、起こらなかったりする」とのこと。例えば、浅草の雷門の提灯の大きさにびっくりしたり、アタマを下げたら、中に入っているジャムがダラーとこぼれてきたり。「ジャムムたちの魅力がつまった一冊」といいます。 それぞれに名前もある! 5匹の「ジャムム」プロフィール なお、5匹のジャムムたちの詳細は以下のとおり。『おでかけジャムムだよ!』には、彼らの誕生秘話や自己紹介も書かれています。 ●りんごジャムム(名前:リタロウ) 明るく元気。明るすぎて面倒くさがられることもしばしば。でも他人には優しく、自分のことは二の次。真面目で、みんなのまとめ役。 ●いちごジャムム(名前:イチカ) 好奇心旺盛で、スイーツや恋バナが大好き。お高くとまっていると思われがちだけど、人にアドバイスするやさしさもある。テキパキ働くしっかりもの。 ●ぶるーべりージャムム(名前:ブルール) 冷静で、なんでもこなせる秀才。読書家でもある。みんながわからないことは教えてくれる。視力は100.0で人の考えていることも見える。 ●おれんじマーマレードムム(名前:マーレ) おしゃれが大好きで、いつも流行りをチェックしている。元気な盛り上げ役。でも実は寂しがり屋で、みんながいないと実力を発揮できない。 ●ぴーなっつクリームム(名前:ナッチ) マイペースで、のんびりしている。寝ることが大好き。突然突拍子もないことを言い出したりするけど、でも実はいろいろなことをうま~くこなしちゃう天才肌。 ●「ジャムム」公式サイト ・URL:https://jammu-world.com/
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