MOS資格に合格するまでに必要な勉強時間はどれくらいかかる?難易度や人気の理由とまとめて解説!

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MOS資格に合格するまでに必要な勉強時間はどれくらいかかる?難易度や人気の理由とまとめて解説!

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パソコンスキルの証明となり、就職や転職に活かせるMOS資格。一般レベルは約30~40時間、上級レベルは約50~80時間の勉強時間が必要です。独学でも取得可能な資格ですが、通信講座やパソコン教室を活用するのもいいでしょう。おすすめ5選を紹介しているので参考にしてみてください。

目次

 パソコンスキルの証明となり、普段の実務でも役に立つMOS資格ですが、合格までに必要な勉強時間はどのくらいなのでしょうか。

 また、他の資格と比較して難易度はどのくらいなのか、みなさんが疑問に感じていることを詳しく解説していきます。

 独学以外での勉強方法についても紹介しているので、MOS資格の取得を検討している方はぜひ役立ててください。

※本記事はアーバンライフメトロが独自に記事を制作し、スクール紹介にはアフィリエイトプログラムの協力をいただいています。

MOSとは

 MOSとは、「Microsoft Office Specialist(マイクロソフトオフィススペシャリスト)」の略であり、パソコンスキルの証明となる資格です。

MOSとは

 MOS資格は数あるPCスキルの中でも、認知度が高く人気のある資格となっています。

 ビジネスに役立つ知識やスキルを身につけることができるので、普段のパソコン業務を効率よく行えるようになります。

 また、就職や転職においてもMOS資格を強みとして活かすことも可能です。

 MOSのレベルとしては「スペシャリスト(一般レベル)」、「エキスパート(上級レベル)」と分かれており、それによって試験科目も異なります。

 試験科目は、

〈スペシャリスト〉

  • Excel
  • Word
  • Access
  • PowerPoint
  • Outlook

 の5科目です。

〈エキスパート〉

  • Excel
  • Word

 の2科目です。

MOSの一般レベルと上級レベルの違いは?

 上記でも述べたように、MOSは「一般レベル」と「上級レベル」に分かれています。

 これからMOS資格の取得を検討している方は、「どちらを取ったほうがいいの?」「一般レベルと上級レベル、どちらが就職に有利なの?」と悩んでいる人も中にはいると思います。

 一般レベルは基礎的な内容が問われ、簡単な実務業務を行えるレベルになります。一方で上級レベルではよりスキルの高い内容が問われるため、業務改善や管理が行えるようになります。

 それぞれ難易度が違い、出題範囲も一般レベルと上級レベルで大きく異なります。

 パソコンやオフィススキル初心者であれば、基礎的な一般レベルから受験することをおすすめします。初心者でも上級レベルの取得は可能ですが、一般レベルの2倍の難易度のため少し難しくなっています。しかし、今後パソコン操作を全般的に行えるようになりたいというのであれば、最終的には上級レベルも取得した方がいいでしょう。

MOSの合格までに必要な勉強時間は?

 MOS資格の合格までに必要な時間や期間はどれくらいでしょうか。

 一般レベルと上級レベル、またオフィスの使用経験によって大きく異なります。

 それぞれ詳しく解説していきます。

一般レベル(スペシャリスト)合格までに必要な勉強時間

 MOS資格の一般レベル(スペシャリスト)合格までに必要な時間は、パソコンスキルやオフィススキルの使用経験によって異なりますが、およそ30〜40時間勉強することで合格圏内となります。

〈スペシャリスト〉

オフィスの使用経験時間
オフィスソフトを使って、さまざまな作業を行うことができる20時間
オフィスを何回か使用したことがる30〜40時間
オフィスソフトを使ったことがない80時間

 ただし、勉強時間はあくまで目安です。独学により、分からないところを調べながら行う場合は上記の時間よりもさらに時間がかかってしまうでしょう。

上級レベル(エキスパート)合格までに必要な勉強時間

 上級レベルでは、一般レベルの2倍の難易度となるため、勉強時間もそれ以上にかかります。およそ50〜80時間勉強することで、合格圏内になります。

〈エキスパート〉

オフィスの使用経験時間
スペシャリストの試験に余裕で合格した50時間
スペシャリストの試験にギリギリ合格60時間
オフィスに関しての知識が少ない80時間

 しかし、オフィス使用の経験があり、スペシャリストに合格した人であれば、オフィスに関しての基礎知識が身についているため、50時間程度の勉強で上級レベルに合格できるようになるでしょう。

 もし、オフィススキル初心者が独学で取得を目指すのであれば、専門用語や手順が分からないなど、壁にぶつかるため、上記の80時間よりも時間がかかってしまいます。

MOS試験の合格までの1日の勉強時間や期間について

 MOS資格を取得したほとんどの人は、およそ1〜2カ月と短期決戦で行う人が多いようです。

 オフィス経験者であれば、一般レベルはおよそ30時間の勉強で合格可能です。1カ月で資格取得を目標なら1日1時間程度の勉強を、2カ月を目標とするなら1日30分程度の勉強時間で合格を目指せます。

 一方で、オフィスの経験がほとんどない方は、80時間程度の勉強時間が必要となるので、1日1.5〜3時間は必要となります。

 しかし、初心者でもパソコンスキルがある人や理解力や検索能力に長けている人であれば、目安よりも短い時間で効率よく勉強を進めることができるでしょう。

MOS資格の難易度は?

 MOS試験は難易度はそこまで高くないと言われていますが、他の資格と比較した際にどのような違いがあるのでしょうか。

MOSの難易度を他の資格と比較

 MOSの難易度を他の資格と比較してみます。

資格勉強時間試験内容仕事内容
MOSの一般レベル30〜40時間
MOSの上級レベル50〜80時間
簿記3級150〜200時間仕訳
帳簿記入
鑑定記入
総合問題
経理実務
経理関連書類から青色申告書を作成
簿記2級350〜500時間商業簿記・原価計算を含んだ工業簿記経理実務の全般から管理までを行う
インテリアコーディネーター300時間一次:学科試験
二次:論文・図面作成、プレゼンテーション
家具・内装・住宅設備のインテリア計画を提案もしくはアドバイス
基本情報技術者200時間午前:基礎問題(四者択一)
午後:長文問題5問
プログラミングやシステムエンジニアなど、ITに関連した仕事
FP2級150〜300時間学科試験
実技試験
お金に関する内容を扱う(ライフプラン、年金など)
ライフプランの設計や保険・金融に関しての商品を勧める
司法書士3,000時間午前問題:基礎問題(憲法・民法)
午後問題:択一式・記述式
不動産・法人登記の代理
行政機関へ提出する書類審査や作成

 表から分かるように、MOS資格は他の資格と比較しても、難易度はそこまで高くありません。

 誰でも勉強すれば合格できる資格であると言えるでしょう。

難易度が高くなくてもノー勉では受からない

 「普段からExcelやWordを使用しているから、操作方法や機能については理解している。そこまで勉強しなくても大丈夫」と思っていても、試験では普段使用しない機能についても問われることがあります。そのため、いくら普段からExcelやWordなどのオフィススキルを使用していても、しっかり対策しておく必要があります

 MOS資格は難易度は高くありませんが、ノー勉では合格することは極めて厳しいです。ExcelやWordのオフィススキル、パソコンスキルに自信があったとしても、「自分は大丈夫」と油断せずにテスト対策をして臨むことをおすすめします。

MOS試験の難易度が高くない理由

 MOS試験の難易度が他の資格と比較してそこまで高くない背景にはどのような理由があるのでしょうか。

オフィスはもともと誰にでも使えるようにできているソフト

 Microsoft Officeソフトは、世界的にも有名なソフトで、多くの人が普段から使用しています。業務で使用している人や今ではレポート作成のために大学生なども使用しているほどです。

 MOS資格の取得を目指している人の多くは、仕事や趣味で使えるようになりたいと考えていることでしょう。

 普段からオフィスソフトを使い慣れている人であれば、少し対策するだけで合格可能です。そのため、合格率が高くなるのも納得ができますね。

MOS試験は1科目ずつチャレンジできる

 MOS試験は自分のレベルや仕事内容、業務に合わせて必要な科目のみ選んで受験できます。自分の必要に応じて受験科目を選ぶことができるので、試験対策はしやすくなっています。

 MOS試験の科目はスペシャリスト5科目、エキスパート2科目です。

〈スペシャリスト〉

  • Excel
  • Word
  • Access
  • PowerPoint
  • Outlook

上記の5科目であり、スペシャリスト資格は基礎的なパソコンスキルの証明になります。

〈エキスパート〉

  • Excel
  • Word

 エキスパートでは、Excel・Wordの2種類のみですが、スペシャリストよりもさらに高度なパソコンスキルの証明になります。

MOS試験は毎月試験を受けられる

 他の資格は年に1〜2回しか受験できないため、落ちてしまうとまた次の年に受験しなけれないけません。

 しかし、MOS資格は試験が頻繁に開催されているため、何度でも挑戦できます。
 再試験のチャンスが多いため、その分合格率も高くなるのでしょう。

MOS試験の合格点と合格率

 難易度はあまり高くないと言われているMOS試験ですが、合格点と合格率はどのくらいなのでしょうか。

 また、MOSの合格率が高い理由についても解説していきます。

MOSの合格点は700点前後が基準

 MOSの合格率は正式には発表されていませんが、一般的には1,000点満点中の700点以上、つまり7割を取っていれば合格とされています

 ただし、難易度が高いエキスパートにおいては、700点以下でも合格となった人も過去にはいます。そのため、合格の基準点は難易度や科目、レベルによって異なるようです。

 合格の基準点が変動する理由としては、「Microsoft Office」のバージョンが関与しています。バージョンによって多少使い方や機能が違うため、試験の難易度が高くなりすぎないよう、基準点を調整することでバランスが取られているのではないかと思います。

 オフィスソフトのバージョンによってMOS試験の合格点は異なりますが、公式では合格の基準点が事前に発表はされないため、高い点数を目指す必要があります。

 スペシャリスト、エキスパートどちらを受験するにしても、7割を狙うのではなく、7割以上を目指して、しっかり対策して臨みましょう

MOS資格の合格率

 MOSの合格率は公式で発表されていません。

 しかし、各パソコンスクールの情報によると、スペシャリスト(一般レベル)は約80%、エキスパート(上級レベル)は約60%の合格率とされています。

 スペシャリスト、エキスパート共に割合から見ると、MOS資格の合格率は比較的高めとなっています。

MOSの合格率が高い理由

ソフトを使い慣れた人の受験が多い

 MOS合格率が高い理由として、「オフィスソフトを使い慣れた受験生が多い」ということがあげれられます。オフィス系のソフトはほとんどの企業が採用しているため、日常的にソフトを使用しているという人も中にはいるでしょう。

 また、大学生でもレポート作成に使用するほど、オフィスソフトは使用頻度が高いソフトとなっています。

 MOSに関しては、普段からソフトを使い慣れている人であれば、少しの試験対策で合格可能となります。そのためにMOSの合格率は高くなっているのでしょう。

受験料が高いので一発合格を目指して勉強してきた受験生が多い

 MOSの合格率が高い理由として、受験料が高いことも挙げられます。
 受験料は科目と難易度によって違います。

〈スペシャリスト〉

試験科目受験料
Excel10,780円(税込)
Word10,780円(税込)
PowerPoint10,780円(税込)
Access12,980円(税込)
Outlook10,780円(税込)

〈エキスパート〉

試験科目受験料
Excel12,980円(税込)
Word12,980円(税込)

 MOS受験料は上記の通りです。どの科目も1万円以上し、エキスパートになるとさらに高くなります。もし学生が受験する際にはどの科目も2000円割引となりますが、それでも1万円以上と受験料は高めです。一発で合格できなければどんどん費用がかかってしまうことに。費用を抑えるためにも、気合いを入れて勉強してくる受験生が多いため、合格率が高くなっているでしょう。

MOS資格は役に立たないって聞いたけど本当?

 認知度が高く、普段の業務の効率化が可能な資格ですが、一方で「持っていても意味がない」という声も聞きます。

 実際はどうなのでしょうか。MOS資格は役に立たない資格と言われる理由を解説していきます。

難易度が低いので誰にでも取れると思われている

 MOS資格は、他のIT系資格と比較しても難易度は低めのため、取得しやすいです。

 公式にて合格率は発表されていませんが、スペシャリストで8割、エキスパートで6割と合格率が高いです。

 難易度が低く、合格率が高いことによって「誰でも簡単に取れる資格」「合格して当たり前の資格」というイメージを持ってしまうのでしょう。

MOS資格を持っている人が多すぎて差別化にならない

 MOSの合格率は上記でも述べたように6〜8割と比較的高くなっているため、合格者数もかなり多いのではないかと思われます。

 多くの人がMOS資格を持っていることで、資格保有者の希少価値は低くなってしまいます。このことから「MOSを持っていても意味がない」「役に立たない」と感じてしまうのも仕方ないでしょう。

 MOS資格は税理士や弁護士のように、資格を持っていることで仕事ができるというわけではありません。MOSはオフィススキルを使えるという指標であり、世界中の人が資格を持っています。実用性が高く、パソコンスキルの証明とはなりますが、必ず必要かどうかを考えた際にはそこまで重要性は高くないでしょう。

受験料が高いのでコストパフォーマンスが悪い

 MOS試験は1科目の受験料は1万円以上と高くなっています。受験料が高い割にはコストパフォーマンスが悪く、得られるメリットが低いです。

 資格取得をすることで、手当を出す企業も中にはありますが、MOS資格に対しての手当を出す企業は少なくなっています。

 費用が高い割に得られるメリットが少ないのであれば、MOS資格に対しての魅力は感じにくくなってしまうのも仕方ないでしょう。

MOS試験に落ちた人が「必要ない」と言っている

 MOS試験は合格者数が多いですが、不合格となる人も中にはいます。MOSの合格率は高くて8割です。そのため少なくとも2割の人が落ちていると言えるでしょう。

 MOS試験に何度も落ちてしまい、資格取得することを断念した人の中には「MOSなんて必要ない。資格をとっても意味のない資格だ」と、ネット上に書き込む人もいます。

 残念ながらMOS資格は勉強しなくても合格できるほど、甘い試験ではありません。パソコンスキルに自信がある、オフィスソフト操作に慣れている人であっても、ある程度は試験対策をする必要があります。

 MOS試験を甘く見ていた、勉強しなくても受かるだろうと勘違いをしている受験生が不合格となり、SNSに「MOSは必要ない」とネガティブな発言をしているのではないかと思われます。

 MOS資格は持っていて意味がない資格ではありません。持っていて損はない資格なので、試験に不合格となった人たちの口コミに惑わされないようにしましょう

MOSが人気の資格である理由

 基本的なパソコンスキルの証明となるだけではなく、就職・転職においても有利となるMOS資格は、多くの人から人気の高い資格です。

 その理由を詳しく見ていきましょう。

仕事の実務に直結する資格だから

 MOS資格は、基本的なパソコン操作に関してのスキルを証明できる資格となっています。今やExcel・Wordなどのオフィスソフトは、ほとんどの企業で使用されています。パソコンスキルの証明と認知されているMOS資格を持っていることで、仕事の実務に直結できるようになっています。

 プレゼンテーションに使用されるPowerPoint、データのツールとして使用するAccess、その他にメールの送受信や個人情報の管理に必要なOutlook、どれも多くの企業に取って必要不可欠です。

 企業側としてもパソコンスキルだけではなく、オフィススキルも身につけていることで効率よく業務を行えるという利点にも繋がります。

就職・転職の際に評価されるから

 MOS資格は、認知度が高いため就職・転職において有利となることから、さらに注目が集まっています。企業側からMOS資格を取得していることで評価が高くなる理由としては次の三つがあります。

  • 一定以上のパソコンスキルを持っているという証明になる
  • 認知度が高い資格である
  • 実務に直結する資格である

 最近では、ビジネスシーンだけではなく、いろいろな場面でパソコンスキルは必須となっています。しかし、就職の際にパソコンスキルを問われることはありません。そのため、採用者側は面接やエントリーシートにてパソコンスキルを持っているかどうかを確認します。このような際に、MOS資格を所有していることで一定以上のパソコンスキルがあるという証明になり、企業側としても採用する際の判断材料の一つとなります。

 さらに、世界的にも有名なMOS資格は認知度が高く、持っているだけで応募の際には大きなアピールとなるでしょう。

 先ほども述べたように、MOS資格は実務に直結する資格です。パソコンスキルおよび、オフィススキルの証明となるMOS資格は、企業側にとっても重視するスキルのため、就職・転職において高評価となっています。

受験勉強だけでも意味があるから

 MOS試験は受験するだけでも十分価値のある試験です。

 試験の勉強をすることで、オフィススキルの向上に役立つことはもちろんのこと、パソコンスキルの向上にもつながります。

 もし試験に落ちてしまったとしても、確実にパソコンスキルは向上していることでしょう。

MOS試験は独学でも合格可能?

 比較的難易度の低いMOS資格ですが、独学でも合格することは可能なのでしょうか?

MOSは独学でも合格できる場合もある

 結論から言ってMOSは独学でも合格は可能です。

 普段の仕事でオフィスを使っている人であれば、スペシャリストの取得は独学でも十分可能です。エキスパートは難易度が高くなりますが、仕事でオフィスの高度な機能を使っている、もしくは他の難関資格を独学で取得した経験がある人であれば独学でも取得は可能でしょう。

 しかし、MOS試験は試験の特性上過去問は公表されていません。そのため、自分が行っている試験対策が本番の試験から逸れてしまっていないか、勉強している内容が合っているかなど注意しなければいけません。少し手間はかかりますが、しっかり確認しながら勉強しましょう。

 難関資格に合格した実績がある、独学に慣れているという人もMOSを独学で学んでみるのもいいかもしれません。

独学に自信がなければ通信講座やパソコン教室がおすすめ

 「パソコン初心者・パソコンスキルに自信がない」「独学で勉強できる自信がない」などいった人は、通信講座・パソコン教室を活用することをおすすめします。

 最近では多くの通信講座がMOS資格取得のための講座を提供しています。通信講座の数が多いため、受講料で選ぶのか、内容で選ぶのか自分のレベルや予算に合わせて決めるようにしましょう。

 通信講座では、テキストや映像講義を含めた教材が自宅に届きます。自分のライフスタイルに合わせて勉強時間を決めることができるというメリットがあります。「何から手をつけていいか分からない」と悩んでいる人は、ぜひ通信講座を利用し、渡される教材に毎日少しずつでも手をつけていくことが大切です。

 もし、「パソコン操作に自信がない」「オフィスソフト自体をあまり使ったことがない」という人であれば、パソコン教室を利用するのもいいでしょう。

 パソコン操作を効率よく覚えるためには、直接講師から教えてもらうのが一番です。自分のレベルに合わせて個別レッスンを行っている教室もあります。パソコン操作に少しでも不安がある方はパソコン教室を利用することをおすすめします。

MOS試験対策のための通信講座・パソコン教室

 「独学に自信がない」「パソコン操作が不安」と行った方におすすめなMOS試験対策の通信講座・パソコン教室をご紹介します。

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・Word&Excel両方コース:31,000円
・Wordコース:17,000円
・Excelコース:17,000円
【MOS365&2019 一般レベル】
・Wordコース:16,000円
・Excelコース:16,000円
教材の特徴・WordやExcelが初めてでもわかりやすいテキスト
・実際のパソコン画面の図が豊富で無理なく理解可能
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受講期間1~4カ月(コースによって異なる)

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 サポートも内容も充実しており、受講生が勉強に集中して合格を目指せるような内容であったり、分からないところをいつでも相談できる無料で予約不要の質問対応も用意しています。

おすすめポイント

  • 対象となる資格は一般レベルだが、コースは5種類と豊富
  • 教材はテキストと映像講義の2種類
  • 資格の大原専用アプリの「合格Webアプリ」を使用すれば、映像のダウンロードも可能
  • 受講生へのサポート内容も充実
  • 受講価格は比較的抑え目となっているため、手軽に始められる

基本情報

コース名・料金・MOS3科目パック:50,000円
・MOS Word&Excel2科目パック:35,600円
・MOS Word365&2019試験対策コース/MOS Excel365&2019試験対策コース
/MOS PowerPoint365&2019試験対策コース:各19,300円
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受講期間24回

パソコン教室のAVIVA

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 高い実績の裏には講師陣の徹底したサポートがあります。課題をこなすごとにフィードバックし、さらに個別サポートもあるなど、サポートが充実しています。また、学習を継続して行えるようなサポートも行っているので、受講生は勉強しやすく、安心して講座を進めていけます。

 AVIVAでは、Word・Excel・Access・PowerPointと4種類の講座を受けることができます。また、最短2週間でのMOS資格合格を目指せるカリキュラムもあり、効率的にスキルを身につけることができるでしょう。

おすすめポイント

  • パソコンスクールとして認知度が高い
  • 受講満足度は98%と非常に高い
  • 個人レッスンと講師陣による徹底したフィードバックの、充実したサポート内容
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基本情報

コース名・料金Excel対策:34,800円
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受講形態オンライン、通学
受講期間2カ月(11回)
合格実績91%以上(2020年ののべ合格者数)

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  • 毎年多くの合格者を輩出し、どこよりも高い合格実績を誇る
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  • 教材はテキストとオンライン講義の2種類
  • 受講中であれば何度でも視聴可能
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  • 専属カウンセラーにより、自分だけのコースを作れる

基本情報

コース名・料金・MOS Excel 2016試験対策講座/
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受講形態オンライン、通学
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合格実績平成12~26年度スペシャリスト合格16,028人

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TACオリジナルテキストでMOSについてのノウハウを学習できる

 TACの通信講座で使用している教材は、TACのノウハウがたくさん詰まっているオリジナルテキストです。さらに映像講義はテキストに沿っているため、テキストと映像講義でより理解が進みます。映像講義はスマホやタブレットでいつでも確認できるので、隙間時間を活用できるでしょう。

 コースはExcelとWordの2種類ですが、バージョンは古いものから最新までを用意しているので、実務に合わせてコースを選択できるようになっています。サポート内容はWebシステムやメールにて質問対応しています。そのほかにも課題を提出することで成績表がもらえるので、自分の習熟度を知ることができます。弱みをしっかり克服して試験に臨むことができます。

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  • TACのノウハウがたくさん詰まったオリジナルテキストと映像講義で学習を進める
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コース名・料金・Excel 2019/2016試験対策コース: 29,900円
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受講形態Web通信、DVD通信
受講期間標準学習期間:2カ月、受講期間4カ月

まとめ

 MOSとは、「Microsoft Office Specialist(マイクロソフトオフィススペシャリスト)」の略であり、パソコンスキルの証明となる資格です。

 一般レベルは簡単な実務業務を行えるレベル、上級レベルでは業務改善や管理が行えるようになります。

 それぞれ難易度が異なり、一般レベルではおよそ30〜40時間の勉強時間が必要です。一方で上級レベルでは、一般レベルの2倍の難易度となるため、およそ50〜80時間勉強することで合格圏内となるでしょう。

 他の資格と比較しても難易度が低いMOS資格ですが、勉強せずに臨めるほど甘い資格ではありません。しっかり対策して試験を受けましょう。

 MOS資格は独学でも合格可能ですが、「何から手をつけていいか分からない」と悩んでいる人は通信講座・パソコン教室がおすすめです。MOS資格の試験対策を行っている通信講座も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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