漢方の資格おすすめはどれ?資格が取得できる人気の7講座を紹介

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漢方の資格おすすめはどれ?資格が取得できる人気の7講座を紹介

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漢方資格は、仕事に活用できるだけではなく自分や家族の体質・生活を見直し、健康維持に役立てることもできます。本記事では、漢方に興味がある人や、どんな資格をとれば仕事に活かせるのか知りたいという人向けに、漢方の講座の選び方やおすすめの漢方の講座について解説しています。

 ここ数年で、健康や美容への意識の高まりから、漢方を学びたいと考える人がどんどん増えています。実際に、漢方は病気などの症状の回復を手助けすることはもちろん、病気になりにくい体質作りにも効果的で、自分でもできる医学として人気を集めています。

 漢方に関する資格は、民間資格から国家資格までさまざまな種類が存在し、資格の認定団体も多岐に渡ります。そのため、いざ、勉強を始めてみようと思っても、「どんな資格を取得すれば良いのか?」「どのような講座を選べばよいのか?」また「独学で資格取得が可能なのか?」など、不明な点も多いかと思います。

 そこで今回は、漢方に関するおすすめの資格と講座を紹介します。漢方に興味がある人はもちろん、漢方の資格を取得し、仕事の幅を広げたい人も参考にしてください。

漢方の資格について

 漢方とは、植物や動物・鉱物などの「生薬」を用いて、人間が本来もつ自然治癒力を引き出す東洋医学のことを意味します。漢方はもともと、中医学を意味する言葉で、その歴史は5世紀のはじめ、朝鮮半島を経由して、「中国医学」が日本に伝わったことが始まりといわれています。

 漢方と似た言葉に「漢方薬」がありますが、漢方薬とは、漢方医学の理論に基づいて処方される、医薬品のことを意味します。両者は混同されることが少なくないため、注意しましょう。

 また、漢方の資格と一口にいっても、医師向けの資格や一般の人でも挑戦できる資格まで、その種類は実に多くあります。現在、国内では漢方に関する国家資格は存在しないものの、あらゆる仕事に活かせることから、資格取得を目指す人が増えているのです。

漢方の資格一覧

 漢方を取り扱う資格は数多く、初めて漢方に触れる人向けの初歩的なものから、専門的な内容を取り扱っているものまで、幅広く存在しています。まずは、漢方に関する資格にはどのようなものがあるのか、詳しく見ていきましょう。

漢方医のための資格

 漢方医のための資格で代表的なものには、日本東洋医学会が認定している「漢方専門医」が挙げられます。漢方専門医とは、その名の通り、漢方専門医として医師が取得するための資格です。資格の取得には、国家資格である医師免許を有していることに加えて、漢方の臨床実績が必要になります。現在、漢方専門医を取得している医師は、日本に2,000名程度存在していて、専門性の高い資格として知られています。

漢方の薬剤師のための資格

 薬剤師のための資格で代表的なものには「漢方薬・生薬認定薬剤師(漢方薬剤師)」が挙げられます。この資格は、「公益財団法人 日本薬剤師研修センター」と「日本生薬学会」が認めている資格で、漢方の専門家として薬剤師が取得するための資格です。漢方薬・生薬認定薬剤師に合格するためには、研修会を受けて試験に合格する必要があります。また、国家資格である薬剤師免許も必須になります。

漢方や薬膳の知識をいろいろな仕事に活かせる資格

 昨今では、医師や薬剤師でなくても取得が可能な資格が増えてきています。漢方や薬膳に関する資格は実に幅広く、カリキュラムも講座によってさまざまです。いずれの講座にしても、漢方の考え方と、食事にいかせる薬膳の知識を勉強できます。

初心者から専門家まで幅広く学べるおススメの資格と講座

 漢方の講座は、初心者でも学べるものから専門家レベルのものまで、さまざまな講座が存在しています。まずはお試しで学んでみたいという人は、何年も時間を費やすことなく、比較的簡単に取得できる民間の講座を受講してみるのがおすすめです。ここでは、初心者でも挑戦しやすく、仕事にも活かせるおすすめの漢方の講座と資格をお伝えします。

資格名漢方アドバイザー漢方養生指導士薬膳コーディネーター薬膳マイスター(和漢薬膳師)薬膳アドバイザー薬膳インストラクター中国漢方ライフアドバイザー健康ソムリエ温活薬膳料理士
講座名漢方アドバイザー資格講座漢方養生指導士 ベーシックコース薬膳コーディネーター講座薬膳マイスター(和漢薬膳師)養成講座薬膳初級講座薬膳インストラクター資格取得講座中国漢方ライフアドバイザー資格取得講座健康ソムリエ講座温活薬膳料理士講座
料金受講料:49,500円
受験料:11,000円
【受講料】
・通学:42,000円
・オンライン・通信:37,800円
受験料:6,600円
受講料:4,4000円
受験料:受講料に含む
受講料:38,700円
受験料:受講料に含む
受講料:192,000円
受験料:-
受講料:49,600円
受験料:5,600円
受講料:49,600円
受験料:5,600円
【受講料】
・対面講座:148,500円
・e-learning講座:88,000円
受験料:受講料に含む
(再試験の場合13,750円)
受講料:33,000円
受験料:受講料に含む
公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト

漢方アドバイザー

 「漢方アドバイザー」とは、漢方に関する基礎知識や服用方法を勉強できる資格です。学んだ知識は、薬局など医療の世界だけでなく、飲食業界等の仕事におけるスキルアップにつなげられます。もちろん、自分自身の身体の不調改善や、健康維持にも役立てることができます。なお、この資格試験は「一般社団法人日本技能開発協会」が主催しています。

漢方アドバイザーの資格を取得する方法

 漢方アドバイザー資格取得は、専用テキストのみで十分に合格できるぐらいの難易度として設定されているため、初心者でも安心です。テキスト教材の購入や講座の受講は必須ではありません。しかし、確実に合格するためには独学では難しく、漢方アドバイザーの試験対策ができる講座を受けるのがおすすめです。試験は在宅で行われ、解答用紙を郵送すると試験結果がメールで届きます。

講座情報 漢方アドバイザー養成講座

 通信で資格取得講座を展開している「ラーキャリ」の「漢方アドバイザー資格取得講座」では、通信講座のみのコース、試験のみのコース、通信講座と試験がセットになったコースが用意されています。学習期間に制限が設けられていないため、自分の好きなペースで学習を進められます。

 また、試験評価シートでは試験結果に基づく自分の強みと弱みの分析ができることから、スキルアップにも役立ちます。この講座で得た知識は、ドラッグストアや薬局での接客、独立して活躍するアドバイザーといった分野で活用できるため、仕事の幅を広げたい人にもピッタリです。

おすすめポイント

  • 学習していて不明な点はメールで質問できる
  • 通信講座と試験がセットになったコースあり
  • 学習期間の制限なし
  • 試験評価シートで自己分析ができる
  • 薬局やドラッグストアの仕事で活躍することも可能
講座名漢方アドバイザー資格講座
受講期間制限なし
受講料49,500円
上位資格
試験方法在宅受験
試験会場
受験料11,000円
合格基準非公開
合格率非公開
講座運営会社株式会社RIGWORKS
サポート体制
公式サイトリンク公式サイト

こんな人におすすめ

  • 自分のペースでゆっくり勉強したい人
  • 初めて漢方を学ぶ人
  • 自分の強みと弱みを把握したい人
  • 仕事の幅を広げたい人
  • 疑問点はすぐ解決したい人

漢方養生指導士

 「漢方養生指導士」とは、漢方の歴史や五臓六腑の機能、養生各論といった漢方に関わる知識を習得している人に与えられる資格です。「一般社団法人日本漢方養生学協会」が、試験を運営しています。また、この資格には、漢方をより深く学んだ人が取得できる「漢方スタイリスト」「漢方上級スタイリスト」といった上級資格が存在しています。また、「養生薬膳アドバイザー」という上級資格では漢方の考え方を活かした薬膳を学べるため、飲食業界に携わる人におすすめです。

漢方養生指導士の資格を取得する方法

 難易度に応じて、初級・中級・上級にわかれており、それぞれ必須科目を履修することで受験が可能になります。試験を受験するためには「薬日本堂漢方スクール」が開講している講座を受けることが必要です。

講座情報 漢方養生指導士

 薬日本堂漢方スクールが開講している「漢方養生指導士 ベーシックコース」では、漢方理論に基づいて、体調や体質、季節に合わせた養生を学べます。家族や自分の体調改善のための情報や、さまざまな仕事に活かせる知識を得られ、一生役立つ漢方の知識が身に付きます。

 この講座の合格者は薬剤師や医療関係者を始め約半分が会社員等で、ほかには飲食業界や健康・美容に携わる方々などです。そのうちの92%が女性で、最も多いのは40代、ついで30代、50代となっています。この講座は通学・オンライン・通信のどれかを選べ、累計受講者は1万人以上です。基礎を大切にするテキストと動画が好評で、受講者満足度は98%にも及びます。

おすすめポイント

  • 体調や体質、季節に合わせた体調管理を学べる
  • 飲食業や医療・福祉の現場で役立つ知識を得られる
  • 基礎を大切にする教材が好評
  • 受講者満足度はなんと98%
  • 累計受講者1万人以上の安心の実績
  • 資格取得後は上位資格を目指せる
講座名漢方養生指導士 ベーシックコース
受講期間全18単位中15単位以上の出席
受講料通学:42,000円、オンライン・通信:37,800円 別途入学金11,000円
上位資格漢方スタイリスト、漢方上級スタイリスト
試験方法四者択一問題 50問
試験会場青山、大阪、仙台の各校舎または全国のテストセンター
受験料6,600円
合格基準得点率80%以上
合格率92%
講座運営会社薬日本堂株式会社
サポート体制記載なし
公式サイトリンク公式サイト

こんな人におすすめ

  • 日常生活での体調管理に漢方の知識を活かしたい人
  • 飲食業界や医療・福祉に関わる仕事の人
  • 基礎からじっくり学びたい人
  • ゆくゆくは漢方のプロフェッショナルになりたい人

薬膳コーディネーター

薬膳コーディネーターバナー

 「薬膳コーディネーター」とは薬膳に関わる幅広い知識を体得し、それを健康維持や美容効果の向上に役立てられる資格です。薬膳コーディネーターの資格を主催しているのは、日本の薬膳分野において最高権威と名高い「本草薬膳学院」です。2002年に設立された「本草薬膳学院」は、全国に10カ所の認定教室を開き、薬膳に関する教育や情報発信、中医薬剤師の人材育成を行っています。薬膳の本場中国にある、中国薬膳研究会にも認定されている由緒ある団体です。

 薬膳コーディネーターの資格を取得すると、自らの美容と健康面の向上や料理レパートリーの増加のほか、飲食業界や医療分野において仕事の幅が広がるといったメリットがあります。さまざまな薬膳料理を作れるようになることで、自分や家族の生活習慣の予防や体調不良の改善といった効果がもたらされ、美と健康の実現につながるのです。また、身体のしくみや漢方、食材の効能を正しく理解できるようになると、本格的に薬膳を取り扱う薬膳料理店や薬膳の知識を伝える教室を開くことも可能です。介護や医療の現場で調理師として働いている方にとっては薬膳の知識を活かすことが、いっそう身体にやさしい料理を作る一助になり、レシピの考案にも役立つようになるでしょう。

薬膳コーディネーター資格を取得する方法

 薬膳コーディネーターの資格を取得する方法としては、大手通信教育講座会社「ユーキャン」が開講している、「薬膳コーディネーター講座」の受講があります。この薬膳コーディネーター講座は本草薬膳学院の公認講座で、ユーキャン独自のテキストを用いた学習を4カ月続けることで、資格取得を目指せます。

 なおこの講座では、受講期間内に3回の添削課題を提出し、最終課題の試験に合格することで薬膳コーディネーターの資格を取得できます。試験はマークシート方式で出題され、全体の60%以上の得点で合格となります。試験は在宅で行うため、試験勉強から受験に至るまで、すべて在宅で完結できる点が魅力です。

講座情報 薬膳コーディネーター

 ユーキャンが提供している薬膳コーディネーター資格取得講座で提供されるのは、イラストや図表が豊富に掲載された分かりやすいカラーテキスト2冊です。体質の診断方法や臓器の働きなど、美と健康につながる情報から、資格取得だけではなく日常生活にも役立つ内容となっています。資格に必要な情報はすべて掲載されており、初心者にもわかりやすく解説されているため、資格試験合格を確実に狙えます。

 学習副教材として、土鍋の行平鍋と、自宅で簡単に作れる薬膳のレシピ集が送られてきます。レシピ集には100種類以上ものレシピが掲載されているため、普段の食生活のバリエーションがグッと上がるはずです。また、学んだ知識を活かしながら、季節や体質、体調に合わせた料理を作ることもできます。

講座名薬膳コーディネーター講座
受講期間4カ月
受講料4,4000円
上位資格
試験方法3回の課題提出の後、資格試験
試験会場自宅試験
受験料受講料に含まれる
合格基準得点率60%以上
合格率100%
講座運営会社株式会社ユーキャン
サポート体制記載なし
公式サイトリンク公式サイト

こんな人におすすめ

  • 日常生活に薬膳を取り入れたい人
  • 初めて薬膳に挑戦する人
  • 料理のレパートリーをもっと増やしたい人

薬膳マイスター(和漢薬膳師)

 「薬膳マイスター(和漢薬膳師)」とは、日本初の薬膳コースがある料理学校から発足した「一般社団法人和漢薬膳食医学会」が認定する資格です。この資格では、薬膳の中でも和の食材を用いて、日本人の体質に合わせた日本型薬膳「和漢膳」を学びます。40代と50代を中心として、資格取得者の98%が女性です。美と健康に興味がある人はもちろんのこと、栄養士や食品メーカーに勤めている人にもおすすめの資格です。

薬膳マイスター(和漢薬膳師)の資格を取得する方法

 薬膳マイスター(和漢薬膳師)の資格を取得するためには、4カ月間の受講期間中(さらに無料受講期間が6カ月分付与される)に4回の課題を提出し、最終課題では70点以上を得点する必要があります。通信講座のため、すべての課題提出と返送は郵送で行われ、最終課題の試験は在宅で行われます。

講座情報 薬膳マイスター(和漢薬膳師)

 「がくぶん」が開講している薬膳マイスター(和漢薬膳師)養成講座では、身近な食材で健康に役立つ薬膳を作るための考え方やレシピを学べて、最終的には薬膳マイスターの資格取得を目指せます。この講座で使用されている「がくぶんeマナ」では、スマートフォンやタブレット端末、パソコンを用いてテキストを読んだり、授業動画を視聴したり、課題を提出したりといったeラーニングが可能です。授業を担当するのは、日本における薬膳指導の第一人者。プロから本格的にかつ楽しく薬膳を学びながら、飲食関係の仕事や教室開校に役立つ資格を取得できる点が魅力のひとつです。

おすすめポイント

  • 薬膳マイスターの取得を目指せる
  • 独自のeラーニングシステムで効率的に学習できる
  • 日本における薬膳指導の第一人者が授業を担当
  • 飲食関係の仕事や教室開校に役立つ資格
講座名薬膳マイスター(和漢薬膳師)養成講座
受講期間10カ月
受講料38,700円
上位資格
試験方法4回の課題提出の後、在宅で資格試験
試験会場
受験料受講料に含まれる
合格基準正解率70点以上
合格率未公開
講座運営会社株式会社学文社
サポート体制
公式サイトリンク公式サイト

こんな人におすすめ

  • 日本人の体質に合った薬膳を学びたい人
  • 和食材を活かした薬膳レシピを習得したい人
  • eラーニングでスキマ時間に学習したい人
  • 教室開校を視野に入れている人

薬膳アドバイザー

 「薬剤アドバイザー」とは、薬膳業界で20年の実績を持つ「日本中医食養学会」が認定している資格です。薬膳の基本を習得した人に与えられ、季節に合わせた薬膳料理を簡単に作れるようになります。飲食店の経営者や飲食業界への就職を目指している多くの人が、薬膳料理の基本を押さえていることの証明として活用しています。

薬膳アドバイザーの資格を取得する方法

 薬剤アドバイザーの資格を取得するのに試験は不要ですが、日本中医食養学会が開講している「薬膳初級講座」を受けるか、学会が契約している教育施設で40時間以上の薬膳講習(対面指導)を受けることが必要です。この条件を満たした受講者に対して、年3回、薬膳アドバイザーの認定証書が授与されます。

 講座では、中医基礎理論や薬膳学の基本を学びます。薬膳アドバイザーの上位資格には、薬膳アドバイザーの取得後にセミナーと試験を受けることで認定される「中医薬膳指導員」と「中医薬膳調理師」があり、薬膳のより深い知識を求める人におすすめです。

講座情報 薬膳アドバイザー

 日本中医食養学会が開講している薬膳初級講座では、本場中国の正統な中医学理論に基づいて、本格的な薬膳を学べます。講座を受講修了するだけで、さまざまな仕事に役立つ薬膳アドバイザーの資格を取得でき、ゆくゆくは上位資格の中医薬膳指導員・中医薬膳調理師を目指せます。

 この講座で学んだ薬膳の知識は、栄養士や薬剤師、スポーツトレーナーといった健康に関わる仕事から、飲食店経営者や料理教室講師など飲食関連の仕事まで幅広く活かすことができ、、目立つアピールポイントとなります。講座は全国20の校舎で受講でき、Zoomでの授業配信も行っています。

おすすめポイント

  • 正統な中医学理論に基づいた本格的な薬膳を学べる
  • 試験が不要で資格を取得できる
  • 健康や飲食に関わる仕事で強みとなる
  • Zoomでの授業配信あり
  • 取得後はさらに上位資格を目指すことが可能
講座名薬膳初級講座
受講期間8カ月
受講料要問合せ
上位資格中医薬膳指導員など
試験方法なし
試験会場
受験料
合格基準
合格率
講座運営会社日本中医食養学会
サポート体制記載なし
公式サイトリンク公式サイト

こんな人におすすめ

  • 健康や飲食に携わる仕事をしている人
  • 薬膳をメニューに取り入れて自分の強みにしたい人
  • 本格的な薬膳学を学びたい人
  • 取得後はスキルアップして上位資格に挑戦したい人

薬膳インストラクター

 「薬膳インストラクター」とは、中医学や薬膳に関する知識の習得を認めた人に与えられる資格です。薬膳インストラクターには、「日本能力開発推進協会(略称:JADP)」と「全日本薬膳食医情報協会(略称:Any)」それぞれが主催する資格が存在していますが、Any主催の薬膳インストラクターは初心者には難易度が高いためここではJADP主催の資格を紹介します。

 JADP主催の薬膳インストラクターでは、中医学の基本的な知識や薬膳の効果効能を学び、薬膳レシピの知識や薬膳料理の調理技術が身に付きます。飲食・医療・福祉といった業界に関わる人や、美容・健康に薬膳を取り入れたい女性が取得を目指すことが多いようです。

薬膳インストラクターの資格を取得する方法

 薬膳インストラクターの資格を取得するためには、JADP指定の教育機関が実施する講座を修了し、在宅受験で70%以上を得点する必要があります。通信講座に必要な学習期間は、およそ4カ月程度と言われています。また、薬膳インストラクターの上位資格には、中国中医薬研究促進会認定の「国際薬膳調理師」があります。

講座情報 薬膳インストラクター

 資格の「キャリカレ」が開講するのは、中医学の知識や薬膳の歴史、食材の効果効能を実践的に学びながら、薬膳インストラクターの取得を目指す「薬膳インストラクター資格取得講座」です。豊富な知識と経験を有する国際中医薬膳師が講師を担当するため、本当に必要な知識と活かし方をしっかり学べます。

 テキストでは症状や体質別に情報がまとめられており、映像講義では調理方法や食材選びのコツを視覚的に学べるため、自分なりの薬膳の活かし方を考えられるようになるはずです。また、700日間の無料長期学習サポートがあるため、自分のペースでじっくり学習を進められます。

おすすめポイント

  • 知識と経験豊富なプロ講師が担当
  • 症状や体質別の薬膳を学べる
  • 調理方法や食材選びのコツを映像で学べる
  • 700日間の無料長期学習サポート
講座名薬膳インストラクター資格取得講座
受講期間4カ月
受講料49,600円
上位資格
試験方法在宅試験
試験会場
受験料5,600円
合格基準得点率70%以上
合格率未公開
講座運営会社株式会社キャリアカレッジジャパン
サポート体制講師への質問は何度でも無料、手書きの丁寧な添削指導、700日間サポート
公式サイトリンク公式サイト

こんな人におすすめ

  • じっくり時間をかけて勉強したい人
  • 実践的な薬膳を学びたい人
  • テキストだけでは物足りないため映像でも学びたい人
  • 日々の生活に薬膳を取り入れたい人
  • 飲食・医療・福祉業界に関わる人

中国漢方ライフアドバイザー資格

 「中国漢方ライフアドバイザー」とは、「日本能力開発推進協会(JADP)」が認定する資格です。漢方の基礎知識や症状別の漢方の知識、一般的な漢方薬の知識など、漢方を用いたライフアドバイスを行う人に必要なスキルを認定します。この資格を取得しても、漢方や生薬の処方や医療行為ができるようになるわけではありません。しかし、暮らしの中で活かせる漢方の活用法を習得することは、医療・福祉の仕事においてもプラスとなるはずです。

中国漢方ライフアドバイザー資格の資格を取得する方法

 中国漢方ライフアドバイザーの資格取得には、JADPが指定する教育機関主催の講座を受けて、カリキュラム修了後に在宅試験にチャレンジする必要があります。試験は70%以上の得点率で合格となり、解答用紙受付後、およそ1カ月で合否結果が郵送されます。

講座情報 中国漢方ライフアドバイザー資格

 資格の「キャリカレ」が開講する「中国漢方ライフアドバイザー資格取得講座」では、薬局で漢方薬剤師として活躍する現役のプロ講師から、漢方全般に関する基礎知識を学べます。難しい専門用語も図解やイラストのサポートのもと読みやすく解説された、初心者にもやさしいテキストや、疑問点はスマホですぐに何度でも無料で相談できるサポート体制が魅力的です。

 添削指導では、ひとつひとつ手書きで丁寧にアドバイスが書かれており、弱点を的確に指摘してもらえます。また、開業を目指している人向けに、ホームページ制作で使える素材を配布する開業支援サービスがあるため、独立開業を目指す人にもおすすめです。

おすすめポイント

  • 現役の薬剤師から実践的な知識を学べる
  • 難しい用語は分かりやすいことばで説明されたテキスト
  • 疑問点は無料で何度でも質問できる
  • 添削指導では丁寧で的確なアドバイス
  • 開業時のホームページ作成に使える素材を配布
講座名中国漢方ライフアドバイザー資格取得講座
受講期間4カ月
受講料49,600円
上位資格
試験方法在宅試験
試験会場
受験料5,600円
合格基準得点率70%以上
合格率未公開
講座運営会社株式会社キャリアカレッジジャパン
サポート体制講師への質問は何度でも無料、手書きの丁寧な添削指導、700日間サポート
公式サイトリンク公式サイト

こんな人におすすめ

  • 実践的な知識を身に付けたい人
  • 初めて漢方を学ぶ人
  • 独立開業を考えている人
  • 疑問点はすぐに解決したいタイプの人

健康ソムリエ

 「健康ソムリエ」とは、オアシス株式会社運営の「健康ソムリエ協会」が認定する資格です。自分の健康状態を把握した上で、不調を改善するための方法を学びます。健康ソムリエ資格を取得する過程で学んだ内容は、自分や家族の健康維持、現在の仕事の幅を広めるといった目的に役立てられます。

健康ソムリエの資格を取得する方法

 健康ソムリエ資格を取得するためには、健康ソムリエ協会が主催する健康ソムリエ講座を修了し、自宅などからWeb受験を行う必要があります。試験は毎月行われており、インターネットから申し込めます。試験は1時間15分をかけて行われますが、合格基準は明らかになっていません。しかし、合格率は70~80%程度となっています。

講座情報 健康ソムリエ

 健康ソムリエ協会が行う健康ソムリエ講座には、東京都中央区日本橋で行われる対面講座、Web上で行われるeラーニング講座があります。対面講座では、1日4~5時間の授業が3日間行われる通常の講座か、6~7時間の授業を2日間で行われる短期集中講座のいずれかから選択できます。

 eラーニングは、目安として13.5時間の授業を3カ月の学習期間内に行うものです。講座では、中医学や和漢といった伝統的な医学と現代的な医学を学び、健康な状態とは何かを学びます。また、心身のバランスを整える方法や身体を温める食べ方・身体の動かし方を学び、日々の体調を整える実践的なメソッドを身に付けます。

おすすめポイント

  • しっかり学べる対面講座かリーズナブルなeラーニングかを選べる
  • 短期集中講座では2日間で資格を取得できる
  • 伝統的な医学、現代的な医学を学べる
  • 心身のバランスを整える実践的な方法を習得できる
講座名健康ソムリエ対面講座/健康ソムリエ e-learning講座
受講期間対面講座:13時間
e-learning講座:3カ月以内
受講料対面講座:148,000円(税込み
e-learning講座:88,000円(税込み)
上位資格
試験方法Web試験
試験会場非公開
受験料受講料に含む(ただし、再試験の場合は別途13,750円)
合格基準非公開
合格率非公開
講座運営会社健康ソムリエ協会
サポート体制記載なし
公式サイトリンク公式サイト

こんな人におすすめ

  • 現在の仕事に伝統的な医学の考え方を取り入れたい人
  • 日々の生活で自分の体調のゆらぎを整えたい人
  • 短い期間で資格を取得したい人
  • リーズナブルな価格で講座を受けたい人

温活薬膳料理士

 「温活薬膳料理士」とは、「一般社団法人 日本温活協会」が認定する資格です。身体を芯から温めて健康につなげるための栄養学や食材学を学び、自分で温活薬膳料理のレシピを考えるスキルを身に付けます。自分や家族の冷え性を改善したり、健康・美容や飲食といった仕事に知識を活かしたりといった活用方法があります。タレントの麻木久仁子さんは、ご自身の病気の経験を機に健康の大切さを自覚し、2016年に国際薬膳師、2020年には温活指導士の資格を取得しました。現在はタレント活動のかたわら、温活薬膳料理講座を開講しています。こちらのカリキュラムは3カ月間で、DVDを視聴することで知識を身に付けられる、通信講座形式となっています。

温活薬膳料理士の資格を取得する方法

 温活薬膳料理士の資格を取得するためには、日本温活協会が主催する講座のカリキュラムを修了し、資格試験を受ける必要があります。試験は選択式のWeb試験であり、60%以上で合格となります。万が一不合格でも、合格になるまで何度でも試験を受けられるため安心です。

講座情報 温活薬膳料理士

 日本温活協会が開講している温活薬膳料理士の養成講座では、東洋医学や薬膳の基本的な知識を身に付けながら、温活薬膳料理の作り方や食材の選び方を動画とテキストで学習できます。インターネット環境さえあれば、パソコンやスマートフォンを使って、好きなタイミングと場所で学習できる点が魅力的です。

 例えば、動画を見ながら実際に自宅のキッチンで料理を作ることも可能です。また、温活薬膳料理士の資格を取得した人が料理教室を開催する際には、教室で使用する資料の提供、開発メニューの確認とアドバイスといったサポートが行われます。また、協会ホームページに教室開催の情報を掲載してもらえるため、集客アップにつながります。

おすすめポイント

  • 自分の好きなタイミングと場所でじっくり勉強できる
  • 動画を見ながらキッチンで料理を実践できる
  • 合格するまで何度でも受験できる
  • 資格取得後、料理教室を開く際にはサポートを受けられる
講座名温活薬膳料理士 講座
受講期間2日間
受講料33,000円
上位資格
試験方法オンラインでの解答選択方式
試験会場
受験料受講料に含む
合格基準得点率60%以上
合格率未公開
講座運営会社一般社団法人 日本温活協会
サポート体制1日3回まで質問可能(無料)
公式サイトリンク公式サイト

こんな人におすすめ

  • 自分で教室を開いてみたい人
  • 料理を作る際に動画を確認しながら進めたい人
  • 不合格になるのが不安な人

薬膳漢方検定

 「薬膳漢方検定」とは、「一般社団法人日本漢方養生学協会」が主催する検定です。薬膳や漢方全般に関する知識を日常生活に活かしてもらうことを目的に、開催されています。なお、薬膳漢方検定には講座を受ける必要がないため、独学で取得することが可能です。

薬膳漢方検定の資格を取得する方法

 前述の通り、薬膳漢方検定には講座がないため、運営団体が出版しているテキストを使って独学で試験を受ける必要があります。試験は年に3回程度開催されており、オンラインで受験するスタイルです。4者択一式で全100問出題され、およそ70%以上の正答率で合格となります。

 薬膳漢方検定の対策をする過程では、体調や体質、季節に応じた食材の選び方やベストな食材の組み合わせを学べます。また、漢方の基本理論や症状別の対策も学べるため、日々の生活に漢方と薬膳の知識を活かせるようになるはずです。この試験の対策としては、「全改訂版 薬膳・漢方検定公式テキスト」が出版されており、初心者にもわかりやすい内容になっています。初めて漢方を学ぶ人には、このテキストがおすすめです。

おすすめポイント

  • 体調や季節に応じた食材の選び方を学べる
  • 漢方の基本理論が身に付く
  • 日々の生活に漢方と薬膳を取り入れられるようになる
  • 最低限の漢方・薬膳の知識を有する証明になる

こんな人におすすめ

  • 生活に漢方と薬膳の知識を取り入れたい人
  • まずは簡単日常な試験に挑戦してみたい人

漢方の資格は仕事や食生活 いろいろなことに活かせます

 漢方に関する資格は、専門的な知識を要する資格から、日常的に活用できる漢方の知識が学べる資格まで、幅広く存在します。仕事に活かせるような漢方の資格も数多く、薬剤師から飲食業など、あらゆる仕事で活かせるといわれています。ここでは、漢方の資格を取得するメリットについて説明します。

薬膳で仕事の幅が広がる

 講座を通じて、身体のしくみや漢方、食材の効能を正しく理解できるようになると、本格的に薬膳を取り扱う薬膳料理店や薬膳の知識を伝える教室を開くことも可能になるため、仕事の幅が広がります。特に、介護や医療の現場で調理師として働いている人は、薬膳の知識が身体にやさしい料理を作る際に活かせるようになるため、レシピの考案などのためのヒントになるでしょう。

 また、飲食店や美容サロン経営、料理教室講師などにおいては、目立つアピールポイントになります。

薬膳コーディネーターを活かせる仕事

  • 薬膳を教える料理教室
  • 薬膳料理のエッセンスもアピールしたい飲食店
  • 健康・美容の分野

自分と家族の美容と健康に活かせる

 現代の人々は、環境や生活の変化、ストレスなどさまざまな要因により、自分の体を病気から守る機能「免疫力」が落ちているといわれています。一方、薬膳についての知見を深めれば、パスタやサラダ、スイーツなど、普段作る機会の多いレシピを、おいしくて栄養も摂れる薬膳料理に作り上げることが可能になります。さまざまな薬膳料理を作れるようになることで、自分や家族の生活習慣の予防や、体調不良の改善といった効果をもたらすことができ、美と健康の実現につなげられます

薬膳資格を取得する 講座の選び方について

 薬膳には、いろいろな講座がありどれも役に立ちますが、自分に合ったもの、そして将来的に活かせるものを選ぶためには、自分の受講目的や希望の学習形式に合った講座を選ぶことが重要です。ここでは、薬膳資格講座を選ぶ際の具体的な方法を詳しくみていきます。

目的に合わせて講座を選ぶ

 薬膳の講座の受講目的は、「身体の不調を改善する方法を学んで健康維持に役立てたい」「料理のレパートリーを増やして、健康向上につなげたい」「開業するために本格的な資格を取得したい」といったものが考えられます。このように、薬膳の講座を受講する目的は、人それぞれ異なります。

 趣味として資格を取得したい人には、初心者にも内容がわかりやすく、生活や仕事において実践的な知恵が得られる分かりやすく楽しそうな講座がおすすめです。また、調理師や薬剤師などに活かすために薬膳を極めたい場合、より高度な知識が必要となるため、上位資格に挑戦できる資格を選びましょう。

 薬膳に関する資格講座と一口に言っても、講座ごとに資格のレベルはさまざまです。自分の受講目的をはっきりさせた上で、目的に合ったコースを選ぶといいでしょう。

通学・オンライン受講方法で選ぶ

 薬膳の資格取得を目指す講座は、大きく分けて「通学講座」と「通信講座」がの二つです。通学講座は通信講座に比べ、受講費が高くなりやすいですが、薬膳に興味がある人とつながりができるため、仲間をつくることに期待ができます。

 一方、通信講座は手軽に授業を自宅で受けられるメリットがあります。また、オンラインなら費用もあまりかけずに勉強することが可能であるため、なるべくコストをかけずに資格を取得したい人にもピッタリです。

料金で選ぶ

 講座を選ぶ際は、どれくらい料金がかかるのかも必ず確認しておきましょう。講座によっては受講料以外にも、テキスト代、教材費、手数料など、その他費用がかかることがあるためです。安ければ良いというわけではありませんが、料金と講座内容に納得できるかを確認しながら、どの講座を受講するか決めることで、後悔のない講座選びが実現できるはずです。この際、予算をあらかじめしっかり決めておくと、料金に納得のいく講座を見つけやすくなります。無理なく勉強を続けるためにも、予算に収まる講座を選びましょう。

講座の内容を確認する

 ここまで、講座の選び方について紹介してきましたが、講座紹介のWebページだけでは、テキストの内容や、開始後の具体的な進め方などをイメージできないと思います。そこでおすすめなのが、受講を検討している講座の資料請求をしてみることです。多くの講座では、オンライン上で、講座に関する参考資料を無料で配送しています。テキストの一部内容やレシピ集の一部を見ることができるため、その教材が自分に合っているかどうかの判断が容易になります。そのため、まずは複数の講座の資料請求を行い、比較検討したうえで自分に最適な講座を選びましょう

まとめ

 今回は、たくさんの漢方に関する資格をご紹介しました。漢方と聞くと、とてもハードルが高い内容のイメージがあるかもしれませんが、勉強のやり方次第では、2カ月程度で資格を取得できるものもあります。自分の学習目的や予算に合わせて、どの資格をどのような方法で取得するのか考えると良いでしょう。

 健康に注目が集まる昨今においては、漢方資格の活躍の場は益々広がっていくことが予想されます。自分自身や家族の健康のためにも、漢方資格にチャレンジするのはいかがでしょうか。この記事が少しでも漢方に関心がある方や、漢方に関する資格に挑戦してみたい方の参考になれば幸いです。

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