転職を考えるということは、少なからず現職を続けることに疑念を持っているはず。
そして
「在職中に転職活動を行うべきか、それとも辞めてからにすべきか」
「とりあえず会社を辞めたいけど、転職先を決めてからの方がいいのかな…」
と悩んでいる方も多いでしょう。
本記事では、退職後に転職活動を行うリスクや、退職後の転職活動における注意点などを解説しています。
読めば、自分が離職中または在職中の転職活動のどちらを選ぶべきかについての判断がつくでしょう。
※本記事はアーバンライフメトロが独自に記事を制作し、転職エージェント紹介にはアフィリエイトプログラムの協力をいただいています。
基本的には20代は一番転職がしやすい年代
一般的に、20代は最も転職しやすい年代とされています。
実際に、厚生労働省が発表している令和元年の転職入職者を年齢別に見ると、10代を除いた場合、転職者は20〜24歳が最も多く、次点で25〜29歳が続いています。
このように20代の転職者が多いのは、以下のような理由が挙げられます。
- 転職市場は若手の人材が求められている
- 20代前半なら未経験でもポテンシャル採用のチャンスがある
- 20代後半からの転職は難易度が上がるが30代よりは断然有利
転職市場は若手の人材が求められている
基本的に企業は長く自社に貢献できる人材を獲得したいと考えているので、長期的キャリア形成の観点から若手人材を求める傾向にあります。
特に少子高齢化社会が深刻化し将来的に労働力人口が4割も減ると予測されている日本では、企業が存続していくために若手人材の確保・育成がますます重要になってきています。
そのため20代では第二新卒はもちろん、経験者採用だとしてもそれほど高いレベルのスキル・経験を求めない企業が増えてきています。
また、第二新卒であれば最低限のビジネスマナーが身についているので教育コストを抑えられますし、若さゆえ柔軟性も高い人が多いので会社に順応させやすいというメリットもあるのです。
20代前半なら未経験でもポテンシャル採用のチャンスがある
20代前半であれば、新卒とほぼ採用基準が変わらない「ポテンシャル採用」を行っている企業も多いです。
ポテンシャル採用の場合は、ビジネスマナーやコミュニケーション能力、意欲などを中心に評価してくれるので、経験・スキル不足を気にする必要はありません。
現職(または前職)の業種・職種を含め、幅広い分野を検討することで今後のキャリアに新しい可能性を見いだせるかもしれません。
ただしポテンシャル採用に応募する場合は1歳でも若い方が有利なので、早めに転職活動を始めることをおすすめします。
20代後半からの転職は難易度が上がるが30代よりは断然有利
年齢が上がるほど求められる経験・スキルのレベルは高くなり、特に30代以降は何かしらの役職や管理職としての活躍を期待されて採用されることもあるので、当然転職の難易度も増します。
ですが、20代後半までであれば前述したポテンシャル採用を行っている企業も少なくありません。人材不足が深刻な業界では30代前半までポテンシャル採用を行っている企業もあります。
逆にいえば、20代後半であれば未経験やスキル不足でも転職できるチャンスがまだあるとも言えます。
20代だとしても会社を辞めてからの転職活動はおすすめできない
退職後の転職活動はさまざまな面でリスクを抱えており、「仕事を辞めてからでもなんとかなる」と考えるのは危険です。
もちろん、辞めてからの方が面接のスケジュール調整がしやすかったり、準備に時間をかけられたりといったメリットもありますが、離職中の転職活動には、無視できない大きなデメリットがあります。
現在、会社を辞めてからの転職活動を検討している方は、本章で紹介するデメリットを確認したうえで判断することをおすすめします。
転職活動は長期戦なので生活費が苦しくなる
転職活動は準備期間も含めると最低でも3カ月はかかるので、離職してから転職活動をする場合は貯金を切り崩しながらの生活になります。
失業保険を受給するにしても、自己都合退職の場合は受給までおよそ2カ月かかるのでその間は無収入です。
3カ月間の生活資金を準備してから退職することもできますが、想定通りに転職活動が進むとは限りません。転職活動が長期化してしまえば、生活はどんどん苦しくなっていきます。
金銭的に余裕がない状態での転職活動は経済的にはもちろん、精神的にも負担が大きいです。最悪の場合、転職活動を継続できなくなってしまうリスクもあります。
離職期間が長いと書類選考で不利になる
離職期間が3カ月くらいであれば問題ありませんが、それ以上になると選考で不利になる可能性が高くなります。
特に書類選考の段階では、職務経歴書と履歴書を見て合否を判断します。企業や採用担当者によっては、離職から応募までが一定期間以上空いている場合はかなりシビアに見られます。
3カ月以上の離職期間がマイナス評価につながる理由は、大きく分けて、以下の二つの疑念を持たれるからです。
- 経験・スキル不足:「内定をもらえないほど市場価値が低いのか?」
- 意欲・計画性の欠如:「転職先を決めるための適切なアクションを取れていないということは、仕事に対しても同じことが言えるのではないか?」
仮に納得感のあるブランク理由があるとしても、書類選考は応募者と話をする段階ではないので、離職期間の理由は上記のような「イメージ」で判断されてしまいます。
仮に面接まで進むことができたとしても、離職期間が長ければその理由について必ず聞かれます。きちんと説明できなければ大きなマイナスポイントになるでしょう。
焦りや転職活動疲れで転職先を妥協してしまう可能性がある
離職中の転職活動は長期化すればするほど経済的にも追い込まれていきますし、転職が決まらないストレスから精神的にも疲れていきますので、次第に転職先へ求める基準を下げてしまいます。
在職中であれば、「好条件の企業が見つかったら転職しよう」「いったん、現職に留まろう」と気長に構えながら転職先を探せますが、離職中であればそうはいきません。
「早く転職先を決めなければ」という焦りから、結果的に前職よりも待遇面で劣る企業や、希望条件とは程遠い企業への転職を決めてしまうという結果にもなり得るのです。
焦って決めたせいで短期離職を繰り返す悪循環になることも
冷静な判断力を欠く中で転職活動を行うと、十分な業界研究・企業研究を怠り転職先とのミスマッチが起こる可能性も高くなります。
その結果すぐに退職してしまい、再び余裕のない状況下での転職活動を余儀なくされ、ミスマッチ・短期離職を繰り返すという悪循環に陥ってしまいます。
企業も採用コストを無駄にしたくないので、基本的に「自社に長く貢献できる人材」を求めています。そのため、短期離職を繰り返す人には魅力を感じづらいです。
加えて20代で会社を転々としてしまうと、キャリアの積み上げがなく十分な経験・スキルがないまま30代に突入してしまいます。そうなると、ますます転職先が決まりにくくなってしまうでしょう。
転職先を決めてから辞めるのがよい理由
転職活動は、在職中に行う方が有利に進められます。
特にこれまでのキャリアで経験・スキルが積み上がっていないと感じている方は、転職先を決めてから退職することをおすすめします。
在職中の方が採用担当者からの評価・印象がよい
在職中に転職活動を行う方が、離職中よりも採用担当者からポジティブな評価を受ける傾向にあります。
もちろん、すべての採用担当者が同様ではありませんし、培ってきた経験・スキルも加味されたうえで評価されます。ですが、基本的に離職期間が長い場合は仕事のスキルと意欲に関して疑念を抱かれる可能性が高いです。
具体的には、採用担当者から以下のような印象を持たれてしまいます。
- 内定が出ていないということは、市場価値が低いのではないか?
- 仕事のスキルが落ちているのではないか?
- 計画性に欠けるのではないか?
- そもそも仕事へのやる気はあるのか?
在職中であれば、現職の上司・同僚にリファレンスチェック(経歴照会)先をお願いすることもできますし、ブランクによるスキルの低下や仕事への意欲を疑問視される心配もありません。
金銭的にも心理的にも余裕を持って転職活動ができる
転職を成功させるために重要なポイントは、心理的に余裕がある状態で転職活動を行うことです。
ですが退職後に転職活動を行う場合は、離職期間が延びるほど金銭的にも心理的にも余裕がなくなってきてしまいます。そうなると、とにかく転職先を決めることに傾注してしまい、じっくりと腰を据えて転職活動を行うことができなくなります。
その結果、転職先の企業に入社してからミスマッチに気づくことにもなりかねません。
在職中であれば収入が途切れることはないので金銭的に余裕があるのはもちろん、心理的にも「現職と比較して条件の良い企業から内定をもらったら転職すればいい」と、企業を選べる立場で転職活動を進められます。
20代が会社を辞めてから転職する場合の注意点
退職後に転職活動を始めるのはおすすめできないものの、現時点ですでに退職している方、退職してから転職活動を始めざるを得ない方もいるでしょう。
ここからは、離職中の方が少しでも転職の成功率を上げるために注意してほしいポイントを紹介していきます。
転職の目的・志望動機を明確にする
20代は30代以降に比べてまだ経験・スキルが十分ではない場合が多いので、選考では転職の目的と志望動機を重点的に見られます。
転職の目的について「何を一番に優先したいか」を考えましょう。
転職活動を進めていく過程で、なかなか条件に合う求人が見つからなかったりすると、軸がブレてしまって転職の目的が曖昧になってしまうことがあります。
目的が明確であれば、それは面接でも自信を持って伝えられますし、採用担当者にも「しっかりとしたビジョンがある」と映るので採用の確率も上がります。
また志望動機には、「業界・企業研究をきちんと行っているか」「自己分析ができているか」「入社後の活躍をイメージできているか」が表れやすいです。
つまり、志望動機は採用担当者にとって、「応募者が仕事・キャリアについてどれだけ真剣に考えているか」を判断する材料になるのです。
できるだけ早く行動する
これまでのキャリアで明確な実績がある方やスキルが備わっている方を除いて、基本的には年齢が若いほど転職の選択肢が多いです。
20代前半であれば経験・スキルが十分でなくとも意欲や人間性をメインに評価してくれる「ポテンシャル採用」の対象になりますが、20代後半からは即戦力となる人材を求める企業が増えてきます。
もちろん、20代後半でも30代に比べればポテンシャル採用をしてくれる企業はありますが、年齢を重ねるにつれてそのチャンスは少なくなっていきます。
そのため、自分のスキルに自信がない方や異業種・職種への転職を考えている方は、できるだけ早く転職活動を開始することをおすすめします。
自信を持ちたいなら資格の取得する
少しでも転職活動を優位に進めたい方は、現職を辞める前に何かしらの資格を取得することも一つの手です。
資格には大きく「どの業界でも汎用性が効くもの」と「専門的な職種に必要なもの」の2種類があります。
- 汎用性の高い資格:TOEIC、英検、日商簿記、MOS、ITパスポート、中小企業診断士
- 専門的な資格:ファイナンシャルプランナー、証券アナリスト、宅地建物取引士、管理業務主任者、医療事務、社会福祉士、秘書検定、キャリアカウンセラーなど
専門的な資格に関しては多すぎるので、あくまで一例です。自分が目指したい業種・職種で資格を探してみてください。
ただし、すでに離職中の方は資格取得に時間をかけるのはおすすめできません。前述したように、転職は離職期間が長くなるほど不利になっていくので、転職活動の準備に時間を割いた方がいいでしょう。
転職エージェントを活用する
転職活動の際は、転職エージェントを利用した方が効率的に転職先を探せます。
転職エージェントは、以下の流れで求職者をサポートしてくれます。
- アドバイザーによるカウンセリング
- 非公開求人を含めた求人の紹介
- 応募書類の添削
- 推薦状の記入
- 面接のスケジュール調整
- 面接対策
- 条件交渉
- アフターフォロー
基本的には、これら転職エージェントのサービスはすべて無料で受けられます。
逆にいえば転職エージェントを利用しない場合、転職活動に必要なこれだけのアクションをすべて一人で行う必要があります。
転職エージェントにはそれぞれの強みや特徴がありますので、二つ三つ登録してみて自分に合うサービスを比較検討してみるといいでしょう。
20代で転職するならこの職種がおすすめ
20代の若手であれば、これまで経験してきた業種・職種ではなく、新しい分野でのチャンレンジも可能です。
本章では、20代で経験・スキルがなくても転職しやすい職種を紹介していますので、現職または前職よりも魅力的に感じる分野があれば挑戦してみるといいかもしれません。
需要が高まる「ITエンジニア」
経済産業省の発表では、2030年に最大79万人のITエンジニアが不足すると言われているほど、ITエンジニアの需要は高いです。
ITエンジニアの仕事内容は多岐にわたりますが、プログラミング言語を用いてシステム開発を行うことがメインとなります。
この開発過程においては、ITエンジニアの中でもさまざまな役割があり、それぞれ専門性がある領域を担当します。
ITエンジニアは正社員としてはもちろん、フリーランスとして働く方も多くなっているので、将来的に自由度を持って働きたいという方にもおすすめです。
経験よりも人間性が大切な「営業職」
どんな企業でもお客様と自社をつなぐために営業職は必ず存在するので、求人の数も多く、それだけ転職のチャンスも多い職種です。
営業職の仕事内容は、商品・サービスの提案を通してお客様の課題を解決することです。課題や要望のヒアリングから提案、受注、納品、アフターフォローまでを担当します。
選考では専門的なスキルよりも、人間性やコミュニケーション能力、意欲などを重視している企業が多いので、これまでのキャリアで一定のビジネスマナーが備わっていると、なお採用されやすいでしょう。
語学スキルがあるなら「外資系コンサル」
語学力、特に英語力に自信がある方は、平均年収が高い外資系コンサルへのチャレンジを検討してみてもいいでしょう。
外資系コンサルは20代の未経験者の採用も多い業種。採用時点ではさほど英語力を重視していないものの、英語力があればライバルよりも選考で有利になれる可能性が高いです。
外資系コンサルの仕事はコンサルの種類によって異なりますが、クライアントの経営上の課題をヒアリングし解決するので、大規模なプロジェクトに関わることも多くなります。
近年では働き方改革が進んでいるコンサルファームもありますが、「外資系コンサルといえば激務」というイメージがあるように、企業や関わっているプロジェクトによっては業務量が多いことは覚悟しておきましょう。
体力とやる気があるなら「上場を目指すベンチャー企業」
比較的社員の年齢層が低く、20代の若手を積極的に採用しているベンチャー企業への転職もおすすめです。
ベンチャー企業の中には社員が自社の株式を購入できるストックオプション制度を導入しているところもあり、仮に上場した場合は社員が多額の資産を手に入れられるという夢もあります。
ここ数年では、ストックオプション制度を導入しているメルカリが、2018年のIPOによって35名以上の従業員が6億円以上の資産を得たことで話題になりました。
ただし、ベンチャー企業は実力社会であることが多く、若手社員同士が高い競争意識を持っていて、転職後にハードな日々を過ごす可能性もあります。
「年功序列ではなく、成果に対して正当な評価を受けたい」という方は、刺激的な環境に身を置けるベンチャー企業への転職を選択肢に入れてみてもいいでしょう。
在職中も離職中も!20代の転職に役立つ転職エージェント5選
転職エージェントは、それぞれ特徴や強みが異なり、担当するアドバイザーの質にもバラつきがあります。
「このエージェント(担当者)は合わない」と思った場合は、複数の転職エージェントに登録しておくことですぐに他のサービスを利用できるので、転職活動を滞りなく進められます。
また、扱っている求人も転職エージェントによって異なりますので、転職のチャンスを広げるという意味でも複数登録しておくことをおすすめします。
20代の転職にエージェントを利用するメリット
20代の転職活動では、転職エージェントの利用を強くおすすめします。
なぜなら、転職エージェントを利用することで転職のプロであるアドバイザーのサポートを受けながら二人三脚で転職活動に挑めるからです。
転職エージェントのサポートは、以下の流れで進められます。
- アドバイザーによるカウンセリング
- 非公開求人を含めた求人の紹介
- 応募書類の添削
- 推薦状の記入
- 面接のスケジュール調整
- 面接対策
- 条件交渉
- アフターフォロー
転職サイトを利用して自分で転職活動を進める場合、非公開求人には応募できません。
転職エージェントでは非公開求人が保有求人の半分近くを占めている場合が多いので、転職エージェントを利用しないということは、転職先の選択肢を狭めることにもなります。
20代では今回の転職が初めてという方も多く、不安もあるはずです。ですが、転職エージェントを利用すれば常に転職について相談できるパートナーが付いているので、内定獲得までスムーズに転職活動を進められるでしょう。
リクルートエージェント
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おすすめポイント:転職支援実績&求人数がNo.1!
リクルートエージェントは、転職支援実績・求人数No.1の国内最大手の転職エージェントなので、転職を考えている方にはまずおすすめしたいサービスです。
求人数は60万件以上で、全業種・職種の求人を豊富に保有しています。
また、リクルートエージェントでは「転職Shop」という第二新卒・既卒専門の転職サポートを設けており、利用者は経験の浅い20代の若手が9割を占めています。
転職Shopで企業に応募する場合は書類選考がないので、すべての利用者に面接が確約されていることも大きな特徴です。
自分の経歴・スキルに自信がある方はリクルートエージェント、未経験の方は転職Shopを活用するといいでしょう。
おすすめのポイント
- 転職支援実績・求人数No.1
- 60万件以上の求人数を保有
- 全業種・職種の求人が豊富
- 第二新卒・既卒専門のサポートあり
- 土日も面談が可能
求人数 | 604,776件 (非公開も含む) |
運営会社 | 株式会社リクルート |
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マイナビジョブ20’s
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おすすめポイント:未経験専門の転職エージェント。転職後の定着率は93%!
マイナビジョブ20’sは、20代・第二新卒・既卒専門の転職エージェントです。
人材会社大手マイナビが運営しており、マイナビエージェントが「経験者向け」、マイナビジョブ20’s が「未経験向け」と求職者の経験・スキル別に転職サポートの窓口が分かれています。
マイナビジョブ20’sは未経験向けの求人が多いのはもちろん、転職後の定着率も93%と求職者と企業のミスマッチが少ないので、自分に合った求人を紹介してもらえるでしょう。
全国各地またはオンラインで、職種別の転職を斡旋している「転職セミナー」や転職のノウハウが学べる「学びセミナー」を開催しています。
おすすめのポイント
- 20代・第二新卒・既卒専門の転職エージェント
- 人材会社大手マイナビが運営
- 未経験でも応募可能な求人が全体の75%
- 転職後の定着率93%
- 各地で無料の転職セミナーを定期的に開催
求人数 | 3,921件 |
運営会社 | 株式会社マイナビワークス |
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doda
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おすすめポイント:優良企業の求人を多く持つから、転職者の満足度No.。1
dodaは、リクルートエージェントに次ぐ転職支援実績・求人数を誇る転職エージェントです。
20万件以上の求人数を保有しており、どんな業種・職種も豊富に取り揃えています。
dodaはアドバイザーに転職について相談できるのはもちろん、「自己PR発見診断」「キャリアタイプ診断」「転職タイプ診断」など自己分析をはじめとした転職活動の準備に役立つツールが充実しています。
そのため、自分のペースで転職活動を進めつつ、必要であればアドバイザーの助けを借りるという使い方もできます。
選択肢をできるだけ多く確保しておくという意味でも、dodaとリクルートエージェントは併用することが望ましいでしょう。
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おすすめのポイント
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- 20万件以上の求人を保有
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求人数 | 216,271件 (非公開も含む) |
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
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ワークポート
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おすすめポイント:IT・Web・ゲーム業界に強い。未経験の転職も手厚くサポート!
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現在のワークポートは全業種・職種対応の総合型転職エージェントですが、もともとはIT・Web・ゲーム業界を専門としていたため、特にこれら三つの業界の転職には強いという特徴があります。
求人もIT・Web・ゲーム業界が全体のおよそ4割を占めています。
ワークポートは未経験専門に転職サポートの窓口を設けており、経験・スキルに自信のない方にも向いている転職エージェントです。
また、ワークポートにはプログラミングスキルを学べる「エンジニアスクール」のサービスもあります。受講から転職サポートまですべて無料で利用できるので、未経験からITエンジニアを目指したい方におすすめです。
おすすめのポイント
- 転職決定人数No.1
- 求人数はリクルートエージェント・dodaに次ぐ多さ
- IT・Web・ゲーム業界に強く、求人の4割を占める
- 未経験向けの転職サポートあり
- 無料のエンジニアスクールあり
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マイナビエージェント
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おすすめポイント:20〜30代前半の転職サポートに強い!
マイナビエージェントは、人材会社大手マイナビが運営する転職エージェントで、20〜30代前半の求職者をメインにサポートしています。
常時8万件以上の求人を保有しており、全業種・職種に対応しています。
同じくマイナビが運営するマイナビジョブ20sが「20代の未経験向け」の転職エージェントであるのに対して、マイナビエージェントは「20〜30代の経験者向け」です。
ただ、マイナビエージェントは30代の未経験者向け求人も扱っていますので、現在20代後半で30代での転職を視野に入れている方にもおすすめです。
反対に、自分のスキルに自信がない、現職(前職)とは異なる業種・職種への転職を考えている20代の方はマイナビジョブ20’sの利用をおすすめします。
おすすめのポイント
- 人材会社大手マイナビが運営
- 8万件上の求人数を保有
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- 30代未経験でも求人紹介可能
求人数 | 63,066件 (非公開も含む) |
運営会社 | 株式会社マイナビ |
公式サイトで詳しく見る
正社員を辞めてパートや非正規で働くのはアリ?メリットとデメリットを解説
正社員からパート・非正規で働くことを検討している方は、それによって起こるデメリットを把握してから決断することをおすすめします。
もちろん、パート・非正規で働くことにもメリットはありますので、自分にとってデメリットよりもメリットの方が大きいかを考えてみると良いでしょう。
正社員を辞めてパートや非正規になるのはリスクが大きい
正社員を辞めることは、以下のようにさまざまなリスクが伴います。
- 給与が減る・ボーナスがなくなる
- 福利厚生の充実度が低くなる
- 社会的信用が低下する
- 正社員に戻りづらくなる
- 成長できる機会が限られる
特に、「正社員に戻りづらくなる」というのは、今後のキャリアを考えるうえでも大きなリスクになり得ます。
パートや非正規としての雇用期間は離職中ではありませんが、正社員として再び転職しようとする際は企業からネガティブな印象を持たれやすく、不採用になる可能性が高くなってしまうからです。
また、20代は上司からのフィードバックが成長につながる機会も多いですが、非正規社員に対しては雇用期間が限られていることもあり、時間を割いて指導してもらえる機会も少なくなります。
正社員を辞めるという決断が、後々のキャリアに大きくマイナスな影響を及ぼしかねませんので、慎重に判断することをおすすめします。
パートや非正規にもメリットはたくさんある
ただ、パートや非正規社員として働くことで「仕事中心の生活から脱却できる」というメリットがあります。
具体的には、以下のようなメリットがあります。
- 定時上がり・残業なしが基本なので、自分のペースで働きやすい
- 仕事のプレッシャーが減る
- 一流企業で働ける可能性がある
- 一部の企業では正社員登用制度がある
一流企業は社員数も多く、その中で非正規雇用者が一定の割合を占めているところも多いので、正社員として入社することは難しくても非正規であれば転職のチャンスがあるという企業もあるでしょう。
また、「正社員登用制度」を採用している企業もあるので、「非正規として働きたいけど、正社員への道も残しておきたい」という方にはおすすめです。
正社員を辞めても後悔がない人はパートや非正規へチェンジしてもOK
パートや非正規雇用のデメリットは、大きく分けて「収入の低さ」と「不安定な雇用」の二つです。
つまり、生活に困らない貯金がある方や、仕事の安定ではなく将来的に明確なビジョンがあり、今優先したいことがある方などは、正社員を辞めるという選択もありでしょう。
ただし、20代でパート・非正規として働くという決断は、この先の長い人生に良くも悪くも大きな影響を及ぼしていきますので、目先のことだけでなく20年後、30年後自分がどうありたいかを真剣に考えたうえで決断することをおすすめします。
パート・派遣先探しに便利なサイト3選
Indeed(インディード)
インディードは、厳密には求人サイトではなく「求人検索エンジン」で、その規模は世界最大級になります。
転職サイトや企業の採用ページなど、インターネット上に公開されているすべての求人を閲覧できるので、わざわざ個別にサイトを訪問する必要がなく、自分の希望条件に当てはまる求人を一括で探し出してくれます。
正社員から非正規、パートまで幅広い雇用形態の求人を探せます。
おすすめポイント
- 世界最大級の求人検索エンジン
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バイトル
バイトルは、保有求人の70%がパート・アルバイト・非正規雇用で占められている国内最大級の求人サイトです。
通常の条件検索をはじめ、「人気の職種」「人気の施設」といった検索もできるので、仕事の条件が固まっていない方にもおすすめです。
また、バイトルでは給与アップや祝い金がある求人も紹介しています。
おすすめポイント
- 保有求人の70%がパート・アルバイト・非正規雇用
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テンプスタッフ
テンプスタッフは、派遣社員の求人を紹介している人材派遣サービスです。
テンプスタッフに登録している方は、充実した福利厚生や2,600以上のスキルアップ講座を利用できます。
保有求人は圧倒的に事務職が多く、求人全体の6割を占めています。
おすすめポイント
- 人材派遣サービス
- 事務職の求人が多い
- 福利厚生や2,600以上のスキルアップ講座あり
まとめ
20代の転職では、基本的に転職が決まってから現職を退職することをおすすめしますが、すでに離職中の方や現職を辞めざるを得ない方は、以下のポイントを参考に転職活動を進めるといいでしょう。
- 転職の目的・志望動機を明確にする
- できるだけ早く行動する
- 自信を持ちたいなら資格を取得する
- 転職エージェントを活用する
転職エージェントは、今後のキャリアに関する相談だけでも、親身に対応してくれます。私自身、転職エージェントでの面談で「今は転職しない方がいいかもしれない」というアドバイスをもらい、その後のキャリアについて考えるきっかけにもなりました。
現時点で転職を迷っている方、具体的に何から始めればいいか分からない方も、まずは転職エージェントへ相談してみることをおすすめします。