中医学の資格について 取得方法・講座の種類・仕事への活かし方を解説

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中医学の資格について 取得方法・講座の種類・仕事への活かし方を解説

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日本で取得可能な薬膳や漢方の資格は、数多く存在します。中医学が学べる資格取得の目的は、毎日の生活に活かすためや、仕事のスキルアップを図るためなど、人によってさまざまです。楽しく学べる講座から飲食業界、美容業界、薬剤師や介護福祉関係のお仕事をされている方や料理教室の起業お考えの方にもおすすめの専門的な講座までご紹介しています。

 中国の伝統医学を意味する中医学は、東洋医学や漢方との違いが分かりにくいものです。
 中医学に関連する資格を取得しようとするとき、取得方法や勉強方法などが、資格によって大きく異なるため、資格ごとに内容を理解しておく必要があります。

 本記事では、中医学に関する資格の種類や取得方法など、わかりやすく解説します。

日本で取れる中医学の資格は?

 日本で取得可能な中医学の資格は、「国際中医師」と呼ばれる資格です。医師資格と明確に区別するため、日本では「国際中医専門員」と呼ばれることがあります。

 国際中医師は、漢方の専門家であることを認定する国際資格として、中国政府が始めたものです。 中医学を世界的に普及する目的で、中医師(中国における漢方医師)と同じレベルを持っていると認める資格です。漢方薬を中心とした、深い知識を持っていることが証明されます。

国際中医師にできること

 医療従事者が国際中医師の資格を持っていると、漢方の複雑な専門知識が求められる臨床場面で対応できるようになります。
 患者さんに対しても、国際中医師としての知識を活用し説明できるため、安心や信頼を与えることが可能です。

 中医学の考え方の一つに、病気を予防する「未病」があります。
 国際中医師の役目として、中医学の知識を未病に役立てる、病気の養生に務めるためのアドバイスをしたりする、といったものがあげられます。

 漢方の講師になるために、国際中医師の資格を目指す人も増えています。講師を目指すのに知識を証明する手段として、国際中医師資格が最も有効であるためです。

 医療従事者ではない一般の人でも、漢方の知識を持っていると、自分自身やご家族の健康増進に役立てられます。 漢方薬局で処方される漢方が、正しいかどうかを判断でき、自分で最適な漢方を選べるようになります。

国際中医師と中医師の違い

 中医師と国際中医師は、認めている国が異なります。
 中医師は、中国政府が認めた医療の国家資格です。中国では、西洋医(西洋医学の医師)と中医(中医学の医師)が、どちらも国家資格として認められています。中国で中医師になるには、日本の医学部に相当する中医薬大学などに、入学しなくてはいけません。

 一方、国際中医師は、中国以外の国で中医師と同等の知識を持っていると認められた資格であり、「世界中医学学会連合会」(中国政府の外郭団体)が認めた国際資格です。連合会主催の国際中医師試験に合格した人が、国際中医師の称号を与えられます。

 日本では、国際中医師は国家資格ではなく、医師資格と別の資格とされています。
 しかし、漢方についての正しい知識を持っていることが、中国国家によって証明されているのです。

医師・薬剤師、医薬品登録販売者などの資格が必要

 日本で国際中医師の資格を活かし、医療行為をするには、医師免許・薬剤師免許・医薬品登録販売者などの国家資格が必要です。医療に関する国家資格がないと、医療行為ができないため、国際中医師の資格だけでは医療行為ができません。

 医療従事者が国際中医師の資格を持つことで、仕事の幅を広げられるようになります。医師は、西洋医学と中医学の両方から患者を診察できるため、医学の視野が広がります。

 薬剤師であれば、中医師としての知識を活かして、薬のアドバイスや漢方の相談などの行為が可能です。特に、漢方に特化した独立開業を目指す際には、中医学の知識は必須です。登録販売者は、店舗への来店客から寄せられた、漢方の質問に対して、適切なアドバイスができるようになります。

 以上の点から、国際中医師は、主に医療のプロが取る資格と言えるでしょう。もちろん、医療のプロ以外でも、資格取得を目指すことは可能です。

国際中医師資格試験について

 国際中医師資格試験は、日本では「国際中医専門員標準試験」の名称で実施されています。試験の難易度はかなり高く、しっかり勉強しないと合格できない、とても難しい試験です。

 資格試験の概要について、さらに詳しく解説します。

試験主催者世界中医薬学会連合会
試験項目・中医基礎理論
・中医診断学
・中薬学
・方剤学
・中医臨床学科(外科・内科・小児科・婦人科)
・弁証論治 
受験資格中医師の履修基準に最も近い内容である、以下の基準が必要
・中医学に関する専門知識を始め、中薬の機能・配合・臨床技能・ 特殊な使用方法などの習得
・80ある方剤における、組成・配合などの習得
・常見病において、150以上の弁証論治を習得している 
合格基準各教科60点以上・総得点360点以上で合格となる

 以前は、試験の総得点によって、A級国際中医師とB級国際中医士に判定されていましたが、現在では廃止されています。試験の実施月は毎年変わりますので、試験を受けたい年の日程を確認した上で、学習スケジュールを立てるとよいでしょう。

資格を取るために専門スクールを受講する

 中医師の資格は専門的であり、独学で勉強するのは大変困難です。資格取得を目指して勉強するためには、スクールに通うのが適しています。

 日本では、中医師試験に向けた対策や講座を受けられるスクールが多数あるため、自分に合ったスクールを選んで受講しましょう。

スクール名日本中医学院中医学アカデミー黒龍江中医薬大学日本校本草薬膳学院イスクラ​中医薬研修塾
コース名中医中薬専攻科 普通科/通信科国際中医師試験 資格取得講座臨床中医師コース国際中医師研究科コース不明
金額不明396,900円1,985,000円不明880,000円
住所東京都文京区本郷1-8-2不明東京都渋谷区渋谷1-15-12東京都中央区日本橋兜町22番6号東京セントラルプレイス2階東京都中野区中野 3-34-4 イスクラ中野ビル

仕事に活かしやすい資格について

 健康や美容への意識の高まりに比例して、医師や薬剤師でなくとも、中医学の考え方を学んで活かせる漢方・薬膳などの資格が増えてきています。資格の内容や取得までのカリキュラムはさまざまですが、中医学の考え方を食事に活かす、薬膳に関する講座が多くなっています。

 先ほど述べたように、中医師資格の取得はとても難しいです。漢方や薬膳などの資格であれば仕事や生活に活かしやすく、人によっては専門的な国際中医師よりもおすすめできます。

初心者から専門家まで幅広く学べるおススメの資格と講座

 まずは中医学について学んでみたいという人には、何年もかからずに、取得できる民間資格から始めるのがおすすめです。

 以下で紹介するのは、専門家による講義が受けられ、手軽でありながらしっかりと知識がつき、仕事にも活かせる講座です。初心者だけでなく、知識をさらに深めたい多くの専門家も、講座や資格試験を受けています。

 自分が興味のある講座への受講を検討する前に、詳細を確認しておきましょう。

講座名健康ソムリエ講座漢方養生指導士 ベーシックコース薬膳コーディネーター講座薬膳マイスター(和漢薬膳師)養成講座薬膳初級講座薬膳インストラクター資格取得講座中国漢方ライフアドバイザー資格取得講座漢方アドバイザー養成講座温活薬膳料理士講座薬膳・漢方検定
取得できる資格名健康ソムリエ漢方養生指導士薬膳コーディネーター和漢薬膳師(薬膳マイスター)薬膳アドバイザー薬膳インストラクターJADP認定 中国漢方ライフアドバイザー漢方アドバイザー温活薬膳料理士薬膳漢方検定
料金・対面講座:148,500円
・e-learning講座: 88,000円
・通学:42,000円
・オンライン:37,800円
・通信:37,800円
44,000円38,700円192,000円39,600円39,600円108,000円33,000円6,200円
サイトリンク公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト

健康ソムリエ

 健康ソムリエ資格とは、健康ソムリエ協会が認定している資格です。

 講座では、温活の第一人者・石原新菜医師が講師を務め、中医学やアーユルヴェーダといった伝統医学と現代医学の両方の知識と、薬膳茶のブレンド方法や身体の動かし方などを学びます。

 病気ではないものの不調を感じる「未病」が増えている現代において、生活習慣から体調を整える予防方法や、疲れが溜まったときに摂るべき食事など、日常生活における健康管理に役立てられます。

健康ソムリエの資格を取得する方法

 健康ソムリエの資格を取得するには、まず対面もしくはe-ラーニングのいずれかで、講座を受講します。受講後に、WEBによる認定資格試験を受け、合格すると認定証が発行されます。

 対面での講座の場合は3日間にわたって行われ、講座終了後2週間以内にWEB受験を行います。
 e-ラーニングの場合は、3カ月以内にWeb受験を行います。パソコンやiPadなどを持っていない人は、希望により会場での受験も可能です。

講座情報 健康ソムリエ養成講座

 健康ソムリエ講座は、上記で述べたように対面もしくはe-ラーニングのいずれかを選択します。 健康ソムリエ公式ガイドラインとSagesseMaman(サジェスママン)という2冊の教材を使い、以下のカリキュラムに沿って学習を進めます。受講者は女性の割合が多く、30代・会社員の受講が最も多くなっています。

講座名健康ソムリエ講座
取得できる資格名健康ソムリエの認定
受講期間・対面講座:計3回
・e-learning講座:3カ月
上位資格
試験方法
試験会場web試験
受験料受講料に含まれる
合格基準公表なし
合格率公表なし
講座運営会社オアシス株式会社
サポート体制対面講座かe-learning講座基礎から実技の応用までを講座受講後もしっかりサポート
サイトURL公式サイト

おすすめポイント

  • 受講方法が選択できる
  • 会社員だけでなく、幅広い職業の人が講座を受けている
  • 理論と実技の両面から、健康ソムリエの知識を深められる

こんな人におすすめ

  • 受講方法が選択できる
  • 会社員だけでなく、幅広い職業の人が講座を受けている
  • 理論と実技の両面から、健康ソムリエの知識を深められる

漢方養生指導士

 漢方養生指導士とは、漢方の知識をもとにして、季節および個々の体質に合わせた治療法を提案できる人物です。未病の状態を改善するだけでなく、心身ともに健康で充実した毎日が送れるようにアドバイスをします。

 日本人の中には、漢方=漢方薬だと考えている人も多いのですが、漢方の本質は医学・薬学・養生学の三つです。自分の健康は自分で守る「セルフメディケーション」の考えに基づき、病気にならないよう管理する手助けを行います。

漢方養生指導士の資格を取得する方法

 漢方養生指導士は、段階ごとで複数の資格に分かれています。

 ベーシックから始まり、アドバンス・漢茶マスター・薬膳マスター・薬物学マスター・臨床マスターとステップアップします。

 さらなる上位資格としては、医師などの医療従事者と連携を図りながら漢方薬の処方提案を行う「漢方カウンセラー」も目指せます。

 資格を取得するには、 規定の単位を取得したうえで、試験での合格が必要です。

講座情報 漢方養生指導士ベーシック

 漢方養生指導士の資格は、ベーシックを受験するところから始まります。通学・オンライン・ 通信の三通りから、受講方法を選択できるほか、通学とオンラインの併用も可能です。

 通信は、専用の講義動画と教材を使って自分のペースで学習します。講座を受講し、18単位中15単位以上出席するとコースは終了です。

 修了後、スクールの校舎または全国のテストセンターで試験を受け、合格すると認定証を受け取れます。

講座名漢方養生指導士 ベーシックコース
取得できる資格名日本漢方養生学協会発行の認定証
受講期間
上位資格
試験方法四者択一問題 50問
試験会場スクール各校舎、全国のテストセンター
受験料6,600円
合格基準80%
合格率92% ※2020年10月〜2021年10月
講座運営会社薬日本堂株式会社
サポート体制通学・オンライン・通信体質にあった養生を学べる
サイトURL公式サイト

おすすめポイント

  • 講座の受講時期に関係なく、いつでも受験できる
  • 全国のテストセンターで受験できる
  • 合格率が90%以上

こんな人におすすめ

  • 漢方を奥深く学びたい人
  • 漢方の知識を使って未病を改善したい人
  • スクールに通う時間が確保しづらい人

薬膳コーディネーター

薬膳コーディネーターバナー

 薬膳コーディネーターとは、本草薬膳学院が認定している資格です。

 冷え性・肩こり・むくみ・肌荒れなどの不調改善を促す食事「薬膳」の知識やレシピを数多く学べるため、日々のレシピを考案する際に、薬膳の知識を取り入れ、美容や健康に役立てることができます。

 健康志向が高まる現代で、オーガニックやスーパーフードなどが注目されており、薬膳が果たす役割も重視されています。病気を予防する「予防医療」の継承が広まる中で、薬膳コーディネーターが持つ知識が健康づくりのきっかけになるのです。

薬膳コーディネーターの資格を取得する方法

 薬膳コーディネーターの資格を取得するには、講座を修了した後、添削課題を3回提出し、最終課題となる資格試験に合格する必要があります。合格すると、資格の認定団体である本草薬膳学院から認定を受けられます。

 試験範囲は講座で学んだ内容であり、マークシート方式での回答であるため、難易度はそれほど高くありません。受験資格もなく、希望者は誰でも試験を受けられます。講座だけでなく試験も自宅で受けられるため、家庭の都合で外出しづらい人でも資格取得が目指せます。

講座情報 薬膳コーディネーター講座

 薬膳コーディネーターの認定団体である本草薬膳学院は、ユーキャンの薬膳コーディネーター講座と提携しているため、試験を受けるには講座を受講する必要があります。標準学習期間は4カ月ですが、期間を過ぎても最大12カ月まで指導サポートが受けられます。

 講座受講から試験まで、全て在宅で行うことができ、受講期間内であればいつでも受験できます。合格率はほぼ100%と言われますが、これは試験の60%以上である、合格ラインに届かなくても、3回まで試験に挑戦できるためです。

講座名薬膳コーディネーター講座
取得できる資格名薬膳コーディネーター
受講期間4カ月
上位資格
試験方法マークシート方式
試験会場在宅受験可能
受験料無料
合格基準60%以上
合格率公表なし
講座運営会社ユーキャン
サポート体制添削指導専用スケジュール12カ月学習サポート
サイトURL公式サイト

おすすめポイント

  • 合格率がほぼ100%である
  • 講座受講者試験まで全て在宅で対応可能
  • 資格取得後は、一部割引価格で本草薬膳学院へ編入できる

こんな人におすすめ

  • 毎日のレシピ作りに迷っている人
  • 健康的な献立を考えたい人
  • 薬に頼らず健康的な生活を送りたい人 
  • 飲食や介護などに関する仕事をしている人

薬膳マイスター(和漢薬膳師)

 薬膳マイスター(和漢薬膳師)とは、日本式の薬膳「和漢膳」を提唱している和漢薬膳食医学会が認定する資格です。

 健康や長寿を目指して食のアドバイスを行うために生薬や食材についての知識を学びます。以前は「国際薬膳食育師」と呼ばれていましたが、名称が変更になりました。

 和漢膳は、元々中華料理であった薬膳を、日本人に合わせてアレンジしたものです。従来の薬膳にはなかった美味しさや作りやすさが、日本に広まった理由だと言われています。

薬膳マイスター(和漢薬膳師)の資格を取得する方法

 薬膳マイスターの資格を取得するためには、和漢薬膳食医学会が公認する「薬膳マイスター養成講座」の受講が必要です。講座終了後、最終課題である修了認定試験に合格し、資格を申請すると取得できます。

 講座の受講生は女性が大半であり、年代は40代から50代が中心です。受験資格は特に定められておらず、誰でも受講や受験が可能です。

講座情報 薬膳マイスター養成講座

 薬膳マイスター養成講座は、およそ4カ月の受講期間で課題提出が4回あります。4カ月とは別に、無料受講期間も6カ月あるため、じっくりと知識を深められます。受講期間終了後の筆記試験は、70点以上で合格です。

 薬膳マイスターもいくつかのステップに分かれており、ベーシックの薬膳マイスターのほかに、和漢薬膳食医2級・1級・特級もあります。 受講から試験まで、全て自宅で受けられる点が大きなメリットです。

講座名薬膳マイスター(和漢薬膳師)養成講座
取得できる資格名和漢薬膳師(薬膳マイスター)
受講期間4カ月
上位資格【国際薬膳食育師】2級・1級・特級師範*薬膳マイスターは国際薬膳食育師3級
試験方法最終課題に合格
試験会場自宅で可能
受験料
合格基準70点以上
合格率公表なし
講座運営会社株式会社学文社
サポート体制添削課題DVD付きテキスト
サイトURL公式サイト

おすすめポイント

  • 日本人向けにアレンジした、和漢膳のプロフェッショナルになれる
  • 期間を過ぎても受講でき、忙しい人でも無理なく勉強が続けられる
  • スクールなどに出かけず、自宅で資格取得が目指せる

こんな人におすすめ

  • 食育に興味がある人
  • 体調不良が気になる人
  • 家族の健康管理を徹底したい人
  • 食品関係・医療・健康などの仕事をしている人

薬膳アドバイザー

 薬膳アドバイザーとは、日本中医食養学会が認定している資格です。

 薬膳の基本を習得した証であり、初級の薬膳知識を習得していることが示される資格です。調理方法や食品などの幅広い知識が身につきます。

 薬膳アドバイザーの資格を取得すると、次のステップとして、中医薬膳指導員や中医薬膳調理師などの取得も目指せるため、ステップアップして薬膳についての知識を深めたい人におすすめです。

薬膳アドバイザーの資格を取得する方法

 薬膳アドバイザーの資格取得を目指すには、以下の講座のいずれかを受講し、指定カリキュラムの履修が条件となります。

  • 日本中医食養学会が主催する、薬膳初級講座
  • 日本中医食養学会が認定する講座

 カリキュラムを履修し、全ての課題に合格すると資格が取得できるため、認定試験は行われません。 きちんと学習すれば、資格取得が目指せます。

講座情報 薬膳初級講座

 薬膳の基礎から始まり、資格取得までの知識習得に向けて、分かりやすく学べる講座です。原則として、ライブ配信で授業が行われます。2022年度は、5月から翌年1月まで、月2回ずつの実施です。

 カリキュラムは、中医学概論から始まり、薬膳学・薬膳栄養学・診断学・弁証と治法・中薬学などが含まれます。実習も5回含まれ、実践的な講座内容となっています。講座当日は、午前と午後で講座の内容が異なります。

講座名薬膳初級講座
取得できる資格名薬膳アドバイザー
受講期間
上位資格中医薬膳指導員
試験方法
試験会場
受験料
合格基準日本中医学食養学会主催の「薬膳初級講座」または、教育施設の指定カリキュラムを行い、40時間以上の薬膳講習を履修
合格率
講座運営会社日本中医食養学会
サポート体制薬膳講習にて資格取得可能
サイトURL公式サイト

おすすめポイント

  • 講座内容に実習も含まれ、実践的な勉強ができる
  • ライブ配信での授業なので、場所を選ばず着用できる
  • 資格取得後はさらに上の資格を目指せる

こんな人におすすめ

  • 薬膳アドバイザーの資格取得後、ステップアップして薬膳の知識をさらに深めたい人
  • 料理教室で薬膳料理を扱いたいと考えている人
  • 薬膳料理のお店を開きたい人 
  • 栄養士、薬剤師、鍼灸師、スポーツトレーナーの方などのスキルアップに

薬膳インストラクター

 薬膳インストラクターとは、日本能力開発推進協会が認定する資格です。

 薬膳の豊富な知識を活かし、美容や健康に役立てるために「薬食同源」を実践するスペシャリストを目指します。体の中から健康増進を図るため身近な食材を使った薬膳の作り方を学ぶことができます。

 薬膳インストラクターの資格保持者は、薬膳や中医学の基礎知識をはじめ、症状別・疾患別薬膳レシピの調理法など、知識と技術を兼ね備えていることが証明されます。

薬膳インストラクターの資格を取得する方法

 薬膳インストラクターの資格を取得を目指すには、まず日本能力開発推進協会が指定する、認定教育機関などで講座を受けます。最短で4カ月、すべてのカリキュラムを修了したのち、在宅で随時受験が可能です。履修内容は以下の四つです。

  • 中医学に関する基礎知識
  • 薬膳に関する基礎知識
  • 症状別の薬膳レシピ
  • 疾患別の薬膳レシピ

 得点率が70%以上で合格判定となります。

講座情報  薬膳インストラクター講座

 資格のキャリカレは、協会が定めた基準を満たす機関として認定を受けており、在宅受験ができます。テキスト・カリキュラム・サポートのいずれも、試験に完全対応しているため、万全な試験対策が行えます。

 キャリカレのテキストを監修しているのは、国際中医薬膳師の資格を持っている薬膳のプロです。 初心者でもわかりやすく学べるように、難しい専門用語を読みやすい文章へ書き換えて解説しています。イラストや図解も豊富に織り交ぜているため、楽しみながら学習できます。

講座名薬膳インストラクター資格取得講座
取得できる資格名薬膳インストラクター
受講期間4カ月
上位資格国際薬膳調理師
試験方法
試験会場在宅受験
受験料5,600円
合格基準70%以上
合格率公表なし
講座運営会社資格のキャリカレ
サポート体制独自のカリキュラム
あなたにあった学習サポート
700日間の長期学習サポート
サイトURL公式サイト

おすすめポイント

  • キャリカレでカリキュラムを修了していれば、いつでも何回でも再チャレンジが可能
  • 図解やイラストによってビジュアルでイメージが描きやすい
  • レシピ解説は映像講義で学習でき、料理教室のように分かりやすく学べる

こんな人におすすめ

  • 自分と家族の健康管理を徹底したい人
  • 薬膳料理教室の講師を目指したい人
  • 食品メーカーで商品開発に携わる人
  • 医療機関や福祉施設に勤務する人

中国漢方ライフアドバイザー資格

 中国漢方ライフアドバイザー資格とは、中医学の基礎知識を学ぶとともに漢方の知識や活用法を習得し、漢方に関するアドバイスができる資格です。アドバイザーとしての立場であるため、漢方や生薬の処方および医療行為はできません。

 漢方は体質改善を目指すのと同時に、体の治癒力を高める効果もあります。自律神経の安定にも効果を発揮し、健康な身体作りのきっかけとなります。

中国漢方ライフアドバイザーの資格を取得する方法

中国漢方ライフアドバイザー資格を取得を目指すには、薬膳インストラクターと同様、最初に日本能力開発推進協会が指定する、認定教育機関などで講座を受講します。カリキュラムが修了したら、在宅で資格試験を受験し、70%以上の得点で合格となります。履修内容は以下の四つの知識です。

  • 漢方の基礎
  • 症状別漢方の基礎
  • 一般用漢方薬
  • 漢方の美容や料理

講座情報 中国漢方ライフアドバイザー講座

 資格のキャリカレは、協会認定機関であり、薬膳インストラクターと同様に在宅受験が可能です。 書籍型のテキストに加え映像講義も受けられるので、テキストだけではイメージしにくい漢方の作り方が理解しやすくなっています。

 漢方の勉強を始めたばかりの段階では、漢方用語が難しく感じることもあるでしょう。用語をわかりやすく理解するため、ハンドブックも付属しています。資格取得に向けた学習中のサポートはもちろんのこと、資格を活かした就職・転職・開業に向けたサポートも受けられます。

講座名中国漢方ライフアドバイザー資格取得講座
取得できる資格名JADP認定 中国漢方ライフアドバイザー
受講期間4カ月
上位資格なし
試験方法
試験会場在宅受験
受験料5,600円
合格基準70%以上
合格率公表なし
講座運営会社資格のキャリカレ
サポート体制通信講座添削課題マンツーマン指導
サイトURL公式サイト

おすすめポイント

  • プロ監修のテキストやプロが実施する講義により、漢方についての知識を深められる
  • 自宅で受験ができるため、落ち着いて試験が受けられる
  • 認定校ならではの質の高い講義が自宅で受けられる

こんな人におすすめ

  • 原因不明の体調不良を改善したい人
  • 子供の免疫力をアップさせたい人
  • ストレスを解消して食欲を増進したい人
  • 胃腸の機能を回復したい人

漢方アドバイザー

 漢方アドバイザーとは、漢方のプロとして、患者さんの症状に合った漢方を提案できる資格で、日本技能開発協会が認定しています。

 西洋医学での治癒が難しい症状を改善するために、あらゆる現場において漢方薬のニーズが高まっています。薬剤師に対して、漢方の知識を求められる場面も増えており、一般の人だけでなく漢方アドバイザーの資格を取得する薬剤師も増えています。

漢方アドバイザーの資格を取得する方法

 漢方アドバイザーとは、漢方のプロとして、患者さんの症状に合った漢方を提案できる資格で、日本技能開発協会が認定しています。

 西洋医学での治癒が難しい症状を改善するために、あらゆる現場において漢方薬のニーズが高まっています。薬剤師に対して、漢方の知識を求められる場面も増えており、一般の人だけでなく漢方アドバイザーの資格を取得する薬剤師も増えています。

講座情報 漢方アドバイザー資格取得講座

 漢方アドバイザーは、ラーキャリが運営している講座を修了すると、資格試験を受験することができます。ラーキャリの資格認定は、JSADA(一般社団法人日本技能開発協会)が定めている基準を満たしているため、自宅での受験が可能です。

講座名漢方アドバイザー資格取得講座
取得できる資格名漢方アドバイザー
受講期間10カ月
上位資格漢方支援 薬剤師
試験方法選択、穴埋め、記述
試験会場自宅受験
受験料11,000円
合格基準70点以上
合格率公表なし
講座運営会社株式会社RIGWORKS
サポート体制通信講座
三つのカリキュラム構成
学習期間の制限なし
サイトURL公式サイト

おすすめポイント

  • 身体全体の調子を整えるための漢方使用法が学べる
  • 薬剤師が資格を取得すると、患者さんや他の医療従事者から信頼を得られる
  • 飲食業界や食品開発に役立てられる
  • 日本技術開発協会の講座は最短2週間で資格認定証が取得できる

こんな人におすすめ

  • 予防医療や未病について知識を深めたい薬剤師の人
  • 自分の健康を自分で保ちたい人
  • 家族の健康が気になる人

温活薬膳料理士

 温活薬膳料理士の「温活」とは、適正な体温の維持により免疫力を向上し、病気に強い体を作ることが目的です。温活および薬膳に関する知識や、体温維持に必要な食材を使った料理方法などについて指導をするのが、温活薬膳料理士です。

 新型コロナウイルスの感染拡大により外出が制限され、体力の低下や生活リズムの乱れなどが頻繁に見られるようになったため、温活に注目が集まるようになりました。

温活薬膳料理士の資格を取得する方法

 温活薬膳料理士の資格を取得するには、日本温活協会が主催する「温活薬膳料理士講座」の受講が必要です。講座の講師を務めているのは、芸能人の麻木久仁子さんです。麻木さんは、自身の病気をきっかけに薬膳へ興味を持ち、国際薬膳師・ 国際中医師・温活士・温活指導士などの資格を取得しました。

講座情報 温活薬膳料理士講座

 温活薬膳料理士講座は、オンラインで動画を視聴する受講方式です。 講座の受講により、自分自身で温活料理レシピが考案できることを目指しています。全ての講座の動画を視聴すると、資格試験が受けられます。60%以上の正答率で合格となりますが、不合格であっても何度も再受験が可能です。

講座名温活薬膳料理士講座
取得できる資格名温活薬膳料理士
受講期間
上位資格
試験方法選択式
試験会場オンライン
受験料
合格基準正答率60%以上
合格率公表なし
講座運営会社一般社団法人 日本温活協会
サポート体制オンライン受講資格取得の特典あり
サイトURL公式サイト

おすすめポイント

  • 自分自身で温活料理のレシピが考案できるようになる
  • 自分の都合がつく時間で料理実習ができる
  • 資格取得者が料理教室を開く時には、協会の専門家からサポートを受けられる
  • 日本温活協会の会員になれる

こんな人におすすめ

  • 自分自身が冷え性ではないかと思っている人
  • 家族の健康を守りたい人
  • 料理教室を開いている人
  • 健康や美容に関する仕事をしている人
  • 飲食店やホテルなどで、調理の仕事をしている人 

薬膳漢方検定

 薬膳漢方検定とは、薬膳や漢方についての正しい知識を取得し、日々の生活に生かすための検定試験です。身近にある食材で薬膳レシピが作れるようになったり、気になる自覚症状に役立つ知識が身についたりと、日常生活に役立てることができます。漢方の基本理論も学べるため、自然に沿ってバランスのとれた生き方を目指せるようになります。

薬膳漢方検定の資格を取得する方法

 薬膳漢方検定の資格を取得するには、日本漢方養生学協会が主催する薬膳漢方検定を受験し、70%以上の正答率が必要です。出題範囲は市販されている『薬膳・漢方検定公式テキスト』が中心であり、試験で問われる内容は薬膳や漢方に関する基本的知識であるため、テキストを使って勉強をしっかり行えば合格できる可能性はとても高い検定試験です。

 実施回によって、会場受験・オンライン受験のいずれかを選択できる場合と、オンライン受験のみの開催になる場合があります。

講座情報

 薬膳漢方検定は、独学でも取得が目指せる試験で、講座はありません。合格率は毎回9割前後と、とても高い水準を保っています。公式テストをきちんと読み込み、合格を目指しましょう。

 万が一不合格の場合は、インターネット限定で次回の受験時に割引価格が適用されます。

講座名
取得できる資格名薬膳漢方検定
受講期間
受講料
上位資格漢方養生指導士
試験方法4者択一形式:全100問
試験会場在宅受験
受験料6,200円
合格基準70%以上
合格率94%
講座運営会社日販セグモ株式会社
サポート体制
公式サイトリンク公式サイト

おすすめポイント

  • 暮らしに直結する薬膳の知識が身につく
  • オンライン試験の活用で、全国どこからでも受験できる
  • 毎日のレシピづくりの参考にできる

こんな人におすすめ

  • 薬膳や漢方の基礎知識を知りたい人
  • 自宅でのレシピに薬膳や漢方を取り入れたい人
  • 病気の治療よりも予防が大事だと思っている人

漢方の資格は仕事や食生活 いろいろなことに活かせます

 漢方や薬膳に関する資格を紹介してきましたが、漢方や薬膳を学ぶことで、毎日の仕事や食生活などにおいて、さまざまなメリットがあります。具体的なメリットを紹介しますので、内容を見てみましょう。

薬膳で仕事の幅が広がる

 薬膳の知識には、生薬の組み合わせや食材の知識など、豊富な知識量が求められます。漢方や薬膳に関する資格を取ると、知識を有していることが正式に証明されるため、仕事の幅を広げたりキャリアアップを目指したりできるようになります

 特に、飲食関係や美容関係などの仕事で、薬膳は大きな注目を集めており、資格取得者の需要が高まっています。たとえば洋食や和食に漢方の知識を取り入れたレシピを考案したり、エイジングケアに悩む方に温活食材についてアドバイスすることもできます。

 健康維持や病気の予防を目的とし、食への意識も高まる一方であり、薬膳や漢方の資格は今後ますます注目されることでしょう。

 薬膳や漢方の資格が活かせる仕事は、主に以下のものがあります。

  • 料理人
  • レシピ開発担当者
  • 料理教室講師
  • 薬膳専門店
  • 美容エステティシャン
  • 料理セミナーの講師
  • 調理師
  • フードアドバイザー

自分と家族の美容と健康に活かせる

 薬膳や漢方の知識は、仕事だけでなく自分自身や家族の美容や健康に活かせます。薬膳は、もともと毎日の生活に役立てるため生まれた料理であり、季節や体調に合わせて食材を選んで調理することで、 健康状態をコントロールしやすくなるでしょう。

 健康は毎日の食事によって成り立つため、家庭での食事に薬膳や漢方を取り入れることが最も重要なのです。肩肘を張らずに、献立の参考にするといったきっかけで勉強を始めてみると、気負わずに学べるでしょう。

講座の選び方について

 薬膳や漢方の講座にはいろいろな種類があり、どれを選んだら良いのか迷ってしまうでしょう。講座によって、勉強できる内容や目的が異なるため、目的に合わせて自分に合ったものや活かしたいものを選ぶことが重要です。

 講座を選ぶ際に確認したいチェックポイントを4つ解説しますので、講座選びの参考にしてください。

目的に合わせて講座を選ぶ

 講座ごとで目指している目的が異なるため、自分が定めた目的に合った講座選びをおすすめします。

 例えば、毎日の生活や仕事に薬膳の知識を役立てたいとの目的であれば、 理解しやすく楽しく学べる講座が良いでしょう。初心者でも学びやすいテキストや動画を用意している講座がおすすめです。

 一方で、調理師や薬剤師など薬膳の知識を仕事に生かしたい場合は、専門的に知識を深めていくことのできる上位資格を取るための講座を選び、薬膳を極めると良いでしょう。

通学・オンライン受講方法で選ぶ

 長く勉強が続けられるように、受講方法で講座を選ぶのも重要です。家庭の事情で自宅から出づらい人や、自宅で手軽に学びたい人は、オンラインがおすすめです。 オンラインは、通学に比べ費用を抑えられる講座が多いうえ、自分の時間に合わせて勉強できるため続けやすいメリットもあります。

 資格取得を目指す仲間を見つけたいのであれば、通学のある講座を選択しましょう。仲間ができる楽しさは、薬膳を学ぶことで得られる貴重な経験です。

料金で選ぶ

 受講料金も、講座によって大きく異なります。ただし、値段だけで選び、学びたい内容がカリキュラムに入っていないと、講座を受ける目的を見失ってしまうかもしれません。料金と講座内容とのバランスを照らし合わせた上で選ぶと良いでしょう

 オンラインや通信と通学を比べると、前者の方が安くなります。

講座の内容を確認する

 料金の方でも述べたように、講座の内容は最も重視すべきポイントです。講座やテキストの内容を確認するために、受講を希望する講座をいくつか絞り込んだうえで、資料請求をしましょう。資料請求をすると、テキストやレシピ集の内容の一部を受講前にチェックでき、自分に合った内容かどうかが確認できます。内容に納得してから、正式に申し込むようにしましょう。

まとめ

 中医学の知識が学べる資格講座について解説してきました。

 薬膳や漢方に関する資格の取得により、日々の生活に役立てられるほか、仕事のスキルアップを目指すことも可能です。本記事で紹介した内容を参考にし、自分の目的にあった資格取得を目指してみてくださいね。

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