ヒゲ脱毛で失敗しないために！効果と回数の実態とクリニック＆サロンの選び方を徹底解説

　「毎朝のヒゲ剃りがめんどくさい」
　「ヒゲを減らして清潔感を出したい」

　ヒゲに関する悩みは尽きないものです。

　最近では、このような悩みから解放されるためにヒゲ脱毛を選ぶ人も増えています。

　この記事では、「ヒゲ脱毛をしたいけど、失敗したらどうしよう？」と不安な方に向けて、ヒゲ脱毛で失敗しないためのポイントを解説します。

　記事の後半では、ヒゲ脱毛におすすめのクリニック＆サロンや、ヒゲ脱毛に関するQ&Aもご紹介します。ぜひ、最後までお読みください。

※本記事はアーバンライフメトロが独自に記事を制作し、クリニック紹介にはアフィリエイトプログラムの協力をいただいています。

　ネット上では、「ヒゲ脱毛に失敗した」という声も見られます。
　中でも多いのは、

• 何回で終わるかわからなくて不安
• 永久脱毛できなかった
• 思った以上に痛かった
• 予定よりお金がかかった
• 副作用が起きてしまった
• 後からまたヒゲを生やしたくなった

　この六つです。

　いずれも、事前に対策できれば、回避できるものばかりです。
　以下で、それぞれの失敗例について対策をご紹介します。

　ヒゲ脱毛でありがちな失敗①は、「何回施術すれば効果が出るか不安になる」というものです。

　ヒゲには「毛周期」と呼ばれるサイクルがあり、成長と退行、休止を繰り返しながら生え変わっています。1回の施術で脱毛できるのは、全体の10～20％にあたる「成長期」の毛のみ。単純計算でも、全ての毛を脱毛完了するには5～10回の施術が必要ということです。

　中には、2～3回施術を受けただけで「効果がない…」とやめてしまう人もいるようですが、非常にもったいないです。

　「ヒゲ脱毛には回数と時間がかかる」ということを理解しておけば、不安も乗り越えられます。

　ヒゲ脱毛には時間がかかるということはわかりましたが、実際に効果を感じるまでにはどのくらいかかるものなのでしょうか？

　医療脱毛の場合、5回ほど施術を受けたタイミングで効果を実感する人が多いようです。毛の量が減ったり、ヒゲ剃りの回数が減ったりという実感があれば、施術を受けるモチベーションも上がりますね。

　もちろん、個人の毛量の差などで回数に違いはありますので、平均値だということをご理解ください。

　ありがちな失敗②は「永久脱毛できない」というものです。これは、サロンで美容脱毛を受けた人から挙がる失敗例です。

　脱毛サロンの美容脱毛は、毛根に光を当てて発毛組織にダメージを与え、毛を生えにくくさせるという仕組みです。発毛組織が弱ると毛が生えるのが遅くなったり、毛が細くなったりはしますが、永久脱毛はできません。

　脱毛サロンのヒゲ脱毛は、抑毛・減毛のためのものだと覚えておきましょう。

　もし永久脱毛したいなら、脱毛クリニックや皮膚科で受けられる医療脱毛を選びましょう。

　医療脱毛で行われる医療レーザー脱毛は、発毛組織を破壊することが可能です。破壊された発毛組織からは毛が生えなくなるので、永久脱毛が可能です。

　失敗例③は「想像以上の痛みで耐えられない」です。

　医療脱毛でもサロン脱毛でも、肌にレーザーや光を当てるため、どうしても痛みは発生します。特に医療脱毛は、出力が高い分痛みも強いものです。

　その上、ヒゲは体毛の中でも濃く太く、皮膚の中に深く埋まっています。加えて顔は皮膚が薄いので、脱毛の中でも痛みが強く出る部位です。

　しかし、施術時の痛みを減らす方法もあります。以下でご紹介しますので、自分に合った対策を選びましょう。

　医療脱毛では、麻酔を使用できるところもあります。

　脱毛で使用される麻酔は主に麻酔クリームと笑気麻酔です。

　麻酔クリームは肌に直接塗って使います。塗ってから効果が出るまでに時間がかかるため、通常よりも早めに来院する必要があります。使用後は少しずつ元の感覚に戻るので、日常生活に影響はありません。

　笑気麻酔は鼻から吸い込んで使用します。吸入用マスクを着け、吸い込むとすぐに麻酔が効き始め、中止すると麻酔の効果も切れます。終了後しばらくは自動車やバイクの運転は控えましょう。

　どちらの麻酔も、使用したい場合はカウンセリング時や予約時に申し出ておきましょう。

　日焼けは、脱毛時の痛みの原因になります。

　脱毛で使用されるレーザーや光は、黒い「メラニン色素」に反応します。日焼けは、肌にメラニン色素が沈着した状態ですから、肌にレーザーや光が反応して、やけどを負う可能性もあります。

　加えて、日焼けした肌は敏感になっており、痛みを感じやすくなります。

　脱毛期間中は、日焼け止めや日傘などを使用して紫外線を避けましょう。

　肌を保湿することも、痛みを減らす方法の一つです。

　肌が乾燥していると痛みを感じやすくなるだけでなく、乾燥した肌に施術することで、肌トラブルが起きやすくなります。

　ボディローションやクリームなどで普段から保湿することを心がけましょう。

　また、血行をよくしすぎないことも重要です。

　血行がよくなると体温が上がり、肌が乾燥しやすくなります。

　施術前後の飲酒や激しい運動、サウナなどは避けましょう。入浴も、当日はシャワーだけにしておいたほうが無難です。

　失敗例④は「お金がかかりすぎる」です。

　基本的に脱毛はお金がかかるものですが、相場を調べずに適当に契約すると、後悔のもとになります。自分が希望する施術と、その相場を調べておけば、極端に値段の高い店舗を選んでしまうことを防げます。

　すでに説明したとおり、永久脱毛できるのは医療脱毛のみです。恒常的にお手入れの手間を減らしたいなら、医療脱毛を選んだ方がリーズナブルです。

　また、医療脱毛にはニードル脱毛とレーザー脱毛がありますが、この二つではレーザー脱毛のほうがお手頃価格です。

　「副作用がある」というのも、よく挙がる失敗例です。

　ヒゲ脱毛に限らず、脱毛には副作用の可能性があります。きちんと対策すれば防げるものもありますので、以下の項目をよく読んでおきましょう。

　脱毛すると、施術の熱によるダメージで肌のバリア機能が弱まり、毛穴から雑菌が入り込んでニキビや毛包（嚢）炎の原因になります。

　ニキビ・毛包炎を防ぐには清潔にすることが重要。顔に触れるタオルや、寝るときの枕カバー・シーツは清潔なものを使いましょう。また、手で顔に触れないことも大切です。

　また、肌が乾燥しているとバリア機能がより低下してしまいます。洗顔後や入浴後はしっかり保湿しましょう。

　それでもニキビや毛包炎ができてしまったら、クリニックに相談してください。悪化すると痕が残ったり、長引いたりするので、早めに治療しましょう。

　やけども、脱毛で起きる可能性がある副作用です。

　やけどは、照射したレーザーや光が肌に反応することで起こります。前述のように、日焼けしているとリスクが高まります。

　施術後に炎症止めの薬をくれるクリニックもあるので、少しでも肌がヒリヒリすると感じたら塗るようにしましょう。

　まれに、脱毛後に肌が黒ずむなどの症状が出ることがあります。これは、炎症による刺激から肌を守ろうとメラニン色素が生成されることが原因です。放っておくと色素が定着してしまうので、注意しましょう。

　炎症を防ぐためには、保冷剤などで肌を冷やすなどし、刺激を与えないことが大切です。洗顔のときにゴシゴシこするのもよくありません。

　炎症が治まらない場合は、クリニックに相談して薬を処方してもらいましょう。

　毛が増えたり、太くなったりする「増毛化・硬毛化」も、考えられるリスクの一つです。

　増毛化・硬毛化の原因は不明で、レーザーや光を当てたことにより、毛根周辺の細胞が活性化することで起こるのではないかと考えられています。

　産毛のような細い毛に起こるとされていますが、ヒゲ脱毛でも起きる可能性はあります。

　原因不明のためクリニック・サロンによって対策は異なりますが、照射を続けることで改善することが多いようです。

　また、増毛化・硬毛化の保証をしている店舗もあるので、保証のある店舗を選んでおくと安心です。

　内出血は、美容電気脱毛（ニードル脱毛）で起きる可能性があります。

　施術の際に器具が血管に当たってしまうと、内出血が起きることがあります。

　施術を受ける側が対策することで避けられるものではなく、ある程度は起こりえるものだと考えておきましょう。

　しかし、あまりにも頻繁に起きるなら、施術の仕方に問題がある可能性もあります。その場合は、他のクリニックやサロンへ乗り換えることを検討してもいいでしょう。

　失敗例⑥は、「脱毛した後で生やしたくなる」です。

　医療脱毛で発毛組織を破壊し永久脱毛が完了すると、基本的にはもうヒゲが生えてくることはありません。

　中には、永久脱毛してから「やっぱりヒゲを生やしたくなった」と後悔する人もいます。

　クリニックを受診する前に、「今後自分はヒゲを生やしたくなることはないのか」じっくり考えることを強くおすすめします。

　また、パートナーがいる方は事前に相談しておくと、後から「好みじゃなかった」と言われるリスクを避けられます。

　脱毛には、脱毛クリニックや皮膚科で施術する「医療脱毛」と、エステサロンなどで行う「美容脱毛（サロン脱毛）」の2種類があり、どちらがいいかは脱毛の目的によって変わります。

　ここからは、医療脱毛とサロン脱毛の違いについて解説します。

　医療脱毛は、医療用レーザーを使って毛根の発毛組織を破壊する脱毛方法です。1回の値段はサロン脱毛より高いですが、効果が高いので、少ない回数で脱毛を完了できます。

　もし完全にヒゲをなくしたいのであれば、サロン脱毛よりも早く終わる分、総額を抑えられる可能性があります。

　また、永久脱毛ができるのは医療脱毛のみです。

• 完全にヒゲをなくしたい
• 永久脱毛したい

　という人は、医療脱毛を選びましょう。

　サロン脱毛は1回あたりの値段は安いですが、効果は医療脱毛より弱いので、完了までには回数が多く必要になります。もし完全にヒゲをなくしたい場合は医療脱毛の倍近い回数が必要になり、結局は高くついてしまいます。

　永久脱毛はできず、時間が経つと再び毛が生えてきます。そのため、

• ヒゲ脱毛がどんな感じか試してみたい
• ファッションとして一時期ヒゲをなくしたい

　という人は、サロン脱毛が向いています。

　ヒゲ脱毛で失敗しないためには具体的に費用相場を知っておくことが必要です。
　医療脱毛とサロン脱毛のおおよその相場をまとめてみましたので、ご覧ください。

	医療脱毛（クリニック）	美容脱毛（サロン）
自己処理が不要になるまでの値段	約12万円（5回で計算）	約24万円（20回で計算）
自己処理が不要になるまでの回数	およそ5～8回	およそ18～20回
自己処理が不要になるまでの期間	約10カ月	3年以上

　以下は、そのほかの医療脱毛とサロン脱毛の違いを表にまとめたものです。

	医療脱毛	サロン脱毛
施術する施設	クリニックなど医療施設	エステサロン
施術者	医師や看護師	サロンスタッフ
脱毛の種類	医療レーザー脱毛	光脱毛
脱毛効果	大きい	小さい
永久脱毛	可能	不可能
1回の値段	高い	安い
総額	安くなることが多い	高くつくことが多い
痛み	強い	弱い
麻酔の使用	可能	不可

　ここまでをまとめると、

• 短期間で効果が欲しい場合や永久脱毛したいなら医療脱毛
• 毛量を減らしたり、一時的にヒゲをなくしたい場合はサロン脱毛

　を選ぶとよいことがわかります。

　自分の求める効果を明確にし、値段やほかの要素を比較して、希望に合った脱毛を選ぶのがヒゲ脱毛で失敗しないポイントです。

　それでは、ヒゲ脱毛におすすめのクリニックを紹介していきます。各院の特徴などをわかりやすくまとめていますので、自分の希望に合うクリニックを探してみてください。

クリニック名	特徴	施術スタッフ	全身脱毛の料金	ヒゲ脱毛の料金	VIO脱毛の料金	完了までの期間	キャンペーン	脱毛方式	シェービング代	キャンセル料	営業時間
メンズエミナル	ヒゲ脱毛には無料で麻酔を処方 ▶公式サイト	男性または女性（指名不可）	5回206,800円	3部位：6回38,000円～	5回78,000円	5カ月～	ー	ー	ー	ー	店舗によって異なる
メンズリゼ	ヒゲに効果の高い「ジェントルヤグ」 ▶公式サイト	男性または女性（VIOは男性が担当）	5回269,800円	5部位：5回89,800円	5回99,800円	ー	学割・ペア割 乗り換え割 だれでも割 定額プラン	蓄熱式・熱破壊式	剃り残し分無料	無料	店舗によって異なる
ゴリラクリニック	コース終了後は追加照射が割引になる ▶公式サイト	男性または女性（VIOは男性が担当）	5回354,800円	3部位：6回46,800円～ （平日料金）	5回153,800円	1年半～	学割・ペア割 乗り換え割 同時割 平日割 トライアルプラン	蓄熱式・熱破壊式	剃り残し・手の届かない範囲無	ー	11:00～20:00
ゲーテメンズクリニック	三つのマシンで効果が高く美肌も目指せる脱毛 ▶公式サイト	女性	5回298,000円	3部位：6回73,000円～	5回150,000円	5カ月～	乗り換え割　学割 初回来院割　同時割 ペア割　先着50名割引	蓄熱式・IPL方式	ー	ー	11:00～15:00 16:00～21:00
湘南美容クリニック	予約が取りやすくストレスフリー ▶公式サイト	男性または女性（指名不可）	6回293,330円	3部位：6回29,800円	6回84,000円	ー	SBCポイント会員制度・乗り換え割 学割・平日割	蓄熱式・熱破壊式・IPL方式	剃り残し10分無料	予約日2日前まで無料	店舗によって異なる
メンズリアラクリニック	女性看護師によるきめ細やかな施術 ▶公式サイト	女性	5回258,000円	3部位：5回99,000円～	5回：99,000円	ー	学割・ペア割 乗り換え割 紹介割 トライアルプラン	蓄熱式	背面3部位無料	無料	火・水・金～日 11:00〜20:00 （休診日：月・木）
メンズルシア	熱破壊式の2種類の脱毛機を使い分け ▶公式サイト	男性	5回186,340円	3部位：5回47,432円	5回101,640円	ー	平日割・ペア割 紹介割 乗り換え割	熱破壊式	剃り残し無料	前日18時まで無料	月～水・金・土 11:00～20:000（日祝 10:00～19:00） （休診日：木）
レジーナクリニックオム	麻酔料・シェービング代が無料 ▶公式サイト	男性または女性（VIO・下半身は男性）	5回272,800円	3部位：6回64,680円～	5回111,000円	10カ月～	ー	蓄熱式・熱破壊式	剃り残し分無料	2営業日前の午後8時以降：施術1回分消化	平日 12:00〜21:00 土日祝 11:00〜20:00

　ここからは、ヒゲ脱毛におすすめの脱毛サロンを6店紹介します。サロンでのヒゲ脱毛は、「毛量を減らしたい」「ファッションとしてヒゲをなくしたい」という人に向いています。
　以下を参考にして、自分の希望に合うお店を見つけてください。

店舗名	特徴	施術スタッフ	全身脱毛の料金	ヒゲ脱毛の料金	VIO脱毛の料金	完了までの期間	キャンペーン	脱毛方式	シェービング代	キャンセル料	営業時間
メンズクリア	SHR式とIPL式のハイブリッド脱毛機 ▶公式サイト	男性または女性（VIOは男性が担当）	4回218,660円	3部位：8回103,640円～	4回83,310円	ー	紹介割 トライアルプラン 月毎先着割あり	蓄熱式・IPL脱毛	ー	ー	店舗によって異なる
レイロール	初回トライアルでお得にお試しできる ▶公式サイト	ー	6回299,800円	3部位：10回59,800円～	6回99,800円	5カ月～	初回割・学割 友達紹介特典 モニター募集	蓄熱式・IPL脱毛	ー	当日／無断キャンセル：施術1回分消化	店舗によって異なる
メンズミュゼ	脱毛と同時に美肌も目指せる脱毛方式 ▶公式サイト	男性	全身＋VIO：6回530,400円	6部位：6回248,760円	6回243,000円	ー	紹介割・初回割 平日料金有	S.S.C. iPS care 方式	シェービングサービスなし	ー	10:00～20:00 ※NU茶屋町店のみ異なる
MEN’S TBC	美容電気脱毛で永久脱毛が可能 ▶公式サイト	ー	ー	（スーパー脱毛：ビジター／メンバー）1本143円～／1本110円～	（ライト脱毛） Vライン：1回5,500円	ー	初回割 メンバー価格 紹介割	ー	シェービングサービスなし	予約前日営業時間内まで無料 それ以降1,000円	店舗によって異なる
リンクス	男性スタッフのみの店舗運営 ▶公式サイト	男性	4回198,000円	1部位：5回12,600円～	V／I／Oライン：4回各46,000円	5カ月～	初回割 月毎キャンペーンあり	IPL方式	無料（可能範囲で自己処理）	無料	平日 12:00～21:00 土日祝 11:00～20:00
ローランドビューティーラウンジ	ヒゲ脱毛に特化した機能搭載の脱毛機 ▶公式サイト	ー	【初回】2回71,280円	【初回】1回1,980円	ー	ー	トライアルプランあり	蓄熱式	ー	予約時間の30分前まで無料	12:00～21:00 ※店舗によっては異なる

　ここからは、ヒゲ脱毛に関するよくある疑問に回答していきます。ヒゲ脱毛を検討した際に浮かんでくるものばかりなので、解決のお手伝いができれば幸いです。

　ヒゲ脱毛を検討したとき、最初に浮かんでくる疑問は「脱毛してから後悔しないか」ということでしょう。

　医療脱毛クリニックのメンズエミナルが、ヒゲ脱毛を経験した20～30代の男性に行った調査によると、ヒゲ脱毛の満足度は「とても満足している」が36.1％、「ある程度満足している」が49.1％と、8割以上がヒゲ脱毛して満足しているということがわかりました。

　ヒゲ脱毛したことで起きた変化は、「朝の時間に余裕ができた」「午後の青ヒゲに悩まなくなった」「若く見られるようになった」「異性から好感を持たれるようになった」という回答が多く、ヒゲによってもたらされる悩みが解消されたことが満足につながったようです。

　ちなみに、全体を脱毛したという人は少なく、ヒゲを残してデザインしたという回答が多くありました。ヒゲ脱毛時の参考にしましょう。

　次は、「ヒゲ脱毛の女子ウケはいいの？」という疑問です。

　脱毛サロンを運営する企業が女性332人を対象に行った調査によると、ヒゲを脱毛している男性に良い印象を持つ女性の割合は80.1％にのぼりました。

　なお、同じ調査での「男性に脱毛してほしい部位はどこ？」という質問への回答としてもっとも多かったのは「ヒゲ」で19.1％でした。

　次の疑問は、「市販の脱毛器で自宅で脱毛できる？」というものです。クリニックやサロンでの脱毛には、大きな金額がかかるもの。脱毛器で脱毛できないか、という気持ちはよくわかります。

　しかし、結論としては、「可能だが避けた方がいい」です。

　家庭用脱毛器は、安全性の面から弱い出力しか出ないようになっています。そのため、脱毛効果を得るためには長い時間がかかります。特にヒゲは効果が出るまでに時間がかかる部位でもあり、家庭用脱毛器で脱毛するとなったら非常に長い期間がかかるものと推測できます。

　さらに、打ち漏れが発生したり、見えづらい部位の施術が難しいという弱点もあります。

　やはり、安全で確実な効果を得るならクリニックやサロンで脱毛したほうがいいようです。

　では、ブラジリアンワックスでの脱毛は可能なのでしょうか？

　こちらも結論は、「可能だがやめた方がいい」です。

　ワックス脱毛は、脱毛してすぐはツルツルになりますが、発毛組織はそのまま残っているため、またすぐに毛が生えてきてしまいます。

　また、実際にチャレンジした人によると「痛すぎてワックスを剥がすのを途中で断念した」とのこと。

　クリニックなら麻酔を使ってもらえますし、サロン脱毛なら痛みもほとんどありません。やはり、きちんとお店で脱毛してもらった方がいいでしょう。

　最後の疑問は、「施術するスタッフは男性？女性？」というものです。

　結論から述べると、どちらのケースもあります。

　メンズ脱毛クリニックやサロンでは男性スタッフも増えてきていますが、女性スタッフの方が多いということが理由として挙げられます。

　一方で、デリケートゾーンの施術の場合は男性スタッフによる施術を確約しているクリニック・サロンも多数存在します。

　もし施術を担当してくれるスタッフに希望がある場合は、問い合わせや事前のカウンセリングのときなどに相談してみましょう。

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　ヒゲ脱毛でよくある失敗は、

• 効果が出るまでに時間がかかった
• 永久脱毛できなかった
• 痛みに耐えられなかった
• お金がかかりすぎた
• 副作用が起きてしまった
• 脱毛した後に生やしたくなった

　というものです。しかし、これらのトラブルは事前の対策で回避できるものばかりです。

　医療脱毛とサロン脱毛の違いを知り、自分の希望を明確にすればヒゲ脱毛での失敗は避けられます。

　また、記事の後半では、ヒゲ脱毛におすすめのクリニック・サロンもご紹介しています。この記事を参考にして、ヒゲに煩わされない生活を手に入れてください。