公認会計士試験は、国家資格の中でも難しいとされる試験です。公認会計士の数は、現在の市場の規模からして、まだ不足している状況だと言われています。
公認会計士試験に合格すれば、就職活動を有利に進められますし、公認会計士としてのキャリアを早くスタートすることができます。それゆえに、大学生のうちから公認会計士に興味を持ち、勉強をスタートするのは理想的と言えます。
ただ、公認会計士試験を目指すにあたり、どんな大学や学部の人が合格しているのかなど気になりますよね。もしかしたら、今の専攻では不利なのではないかと、二の足を踏んでいる人もいるかもしれません。
この記事では、そのような疑問や不安にお答えしています。自信を持って勉強を開始するための参考にしてくださいね。
※本記事はアーバンライフメトロが独自に記事を制作し、スクール紹介にはアフィリエイトプログラムの協力をいただいています。
ダブルスクールにおすすめの公認会計士予備校3選
スクール名 | 特徴 | 合格実績 |
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CPA会計学院
| 大学の勉強と両立できるようなカリキュラム ▶公式サイト | 2022年:合格者数:606名・合格者占有率:41.6% |
クレアール
| 大学生応援キャンペーンで特別優待券プレゼント(期間限定) ▶公式サイト | 2021年最終合格者数309名 |
資格の大原
| 大学1・2年生向けに公認会計士の基礎となる簿記3級講座を無料で実施 ▶公式サイト | 2021年度397名 |
公認会計士の合格者数ランキング【大学別】
まずは、公認会計士試験における合格者数の大学別ランキングを見てみましょう。
公認会計士試験の合格率は約10%と言われるほど、狭き門です。そのような難関国家試験の大学別合格者数の多さで、首位に立っているのは慶應義塾大学です。次に早稲田大学が続きます。この順位は、ここ数年不動の順位となっています。
また、全体を見てみると関東は私立大学、関西は国立大学が多くランクインしている傾向にあります。
【大学別 公認会計士合格者数】
| 慶応義塾大学 | 中央大学 | 早稲田大学 | 立命館大学 | 明治大学 |
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2021年度 | 178名 | 65名 | 126名 | 49名 | 72名 |
2020年度 | 169名 | 74名 | 98名 | 52名 | 60名 |
2019年度 | 183名 | 71名 | 105名 | 38名 | 81名 |
難関大学が合格者の大半を占める
公認会計士の大学別合格者数ランキングは、慶應大学、早稲田大学、中央大学など、難関大学が上位を占めました。
元々頭が良いということもあるかもしれませんが、なぜ、難関大学の学生の合格率が高いのでしょうか。
考えられる理由の一つとして、勉強に対する忍耐力があることが挙げられます。難関大学の学生は、厳しい受験勉強をし、大学受験を経て、狭き門を突破してきた人達です。同じく膨大な勉強量が必要となる公認会計士試験に対しても、忍耐強く勉強を継続できると考えられます。
また、難関大学に合格したという成功体験は、難関国家試験と言われる公認会計士試験にも自信を持って臨めるなど、受験する際にプラスに働きます。
公認会計士試験のサポートに手厚い大学
ここでは、公認会計士試験を目指す学生のために、手厚いサポートをしていることで定評がある大学を五つご紹介します。
慶應義塾大学や早稲田大学は、OB・OGで組織されるネットワークが強固で、後輩達を支援しています。
また、中央大学や明治大学には学内に経理研究所があり、多くの合格者を輩出してきた歴史とノウハウがあります。立命館大学のように、独自の奨学金制度を用意している大学もあります。
それぞれの特徴を見てみましょう。
慶應義塾大学
慶應義塾大学は、なんと1975年以来、44年間連続で公認会計士試験でトップの合格率を誇っています。その秘訣はどこにあるのでしょうか。
そもそも慶應義塾大学は国家試験に強い大学であり、各研究室が充実しています。商学部には「会計研究室」という研究機関があり、合格を目指す意識の高い学生が集まっています。
それと同時に、慶應義塾大学の伝統的な風土が、学生の実力や志を、より一層引き出していると言えるでしょう。特に、国家試験を目指す学生達の大きな支えとなっているのが「三田会」です。「三田会」は、慶應義塾大学のOB・OGや在校生で構成されており、職種や地域ごとに複数存在します。中でも、「公認会計士 三田会」には約5千人が在籍しており、数ある三田会の中でも最多を誇ると言われています。
「公認会計士 三田会」では、OB・OGの先輩が同じ志を持つ後輩達を積極的にサポートしています。説明会を開催したり、職場見学会の受け入れを行ったりと、試験勉強の枠に留まらない、三田会だからこそできる方法で後輩達をバックアップしています。
中央大学
中央大学は、公認会計士試験の合格率で常に上位にランクインしています。公認会計士試験における中央大学の歴史は長く、かつては合格率1位を獲得したこともありました。
中央大学の安定した高い合格率の基盤となっているのが、「経理研究所」の公認会計士講座です。大学1年生から受講することができ、公認会計士を目指す人は、早いうちから専門分野の勉強をスタートすることができます。
経理研究所は大学の構内にあるので通学時間が省け、その分勉強時間に充てることができます。大学から授業料の補助が出るため、外部の予備校に通うより費用負担が軽いのも魅力です。
経理研究所の講師陣は、中央大学の卒業生で構成されており、全員現役の公認会計士です。母校愛のある講師陣は、熱量のある授業でノウハウを伝授しています。
また、インターネット経由での個別指導を導入し、講師に相談や質問ができる体制を整えている点も、現役合格を目指す学生たちの支えとなっています。
早稲田大学
早稲田大学は、公認会計士試験において、慶應義塾大学の次に高い合格率を誇っています。
早稲田大学商学部は、公認会計士試験に直接関係する内容の講義が設置されているのが特徴です。公認会計士試験に合格後、実践で役立つような講義も多くあるため、将来を見据えた総合的な学びができます。
また、商学部が支援する機関である「早稲田公認会計講座」(以降、WUCPA)では、公認会計士になるための特化型授業を受けることができます。
WUCPAは、大学在学中なら誰でも受講できます。大学の支援機関なので、授業料が格安であることも学生にとってはありがたい点です。
WUCPAの講師陣は、現役で活躍している公認会計士で、講師歴10年以上のベテラン揃いです。一人ひとりの質問に丁寧に応え、信頼を集めています。
早稲田大学のOB・OGで組織される「公認会計士 稲門会」の活動も活発で、公認会計士の先輩達も後輩達の合格に向けて積極的なサポートを行っています。
立命館大学
関西に所在する大学の中で、トップクラスの合格率を誇るのは立命館大学です。公認会計士試験の合格率は、京都大学とほぼ同等か、年によっては上回っています。
関西圏で1位と言われるほどの合格率を誇る立命館大学の実績を支えているのが、エクステンションセンターの「公認会計士講座」です。学内講座や提携先の外部のスクールを活用し、約2年間の学習期間で公認会計士試験の合格を目指しています。
立命館大学は、奨学金制度が充実しており、提携先の専門学校を特別割引価格で受講できるシステムがあります。また、学内に快適な自習室が完備されており、学習環境を整えることで合格をサポートしています。
立命館大学の公認会計士講座は、公認会計士になるためのモチベーションを維持するためのイベント企画が活発なのも特徴です。現役の公認会計士のOB・OGとの情報交換会や、4大監査法人(Big4)との交流会など、興味深い企画で学生たちのやる気をアップさせています。
明治大学
明治大学は、公認会計士試験の合格率ランキングで上位にランクインする常連校です。
公認会計士試験に対する大学側のバックアップ体制の歴史は古く、1948年に日本初となる公認会計士の養成機関「経理研究所」を設立しています。
経理研究所では、大学の授業と両立して公認会計士試験の勉強をし、現役合格を目指すためのバックアップ体制が整っています。試験対策に特化した「特別会計研究所」では、同研究所出身の公認会計士が直接指導をし、現役合格をサポートしています。
特別会計研究所は大学1年生から対象に募集されるので、早い時期から公認会計士試験に向けたスタートを切れるのも良い点です。自習室が整備されており、空いている時間を有効活用して勉強ができるほか、試験を目指す学生同士の情報交換も活発に行われています。
また、特別会計研究所に入ると、格安で外部の資格スクールを受講できる奨学金の特典を受けることができます。
公認会計士の就職や仕事に出身大学は関係ない
ここまで、大学についてランキングや特徴を見てきましたが、公認会計士としての就職や仕事をする際に、出身大学は関係があるのでしょうか。
先に結論を言うと、答えはNOです。
合格者数ランキングで上位の大学の方が、就職に有利というわけではありませんし、実のところ、公認会計士の仕事に学歴は関係ありません。
なぜそのように言えるのか、掘り下げていきましょう。
就職と学歴
世間一般的に、高学歴の人の方が就職活動に有利とされる傾向がありますが、公認会計士の場合は必ずしもそうではありません。
実際に、公認会計士の場合、多くの求人案件で学歴は不問としています。
なぜなら、たとえ難関大学を卒業したとしても、公認会計士の試験に合格していなければ、独占業務である監査を行うことができないからです。
また、公認会計士の試験は、三大国家資格と言われるほど難しい試験であり、合格には相当な勉強量と努力が必要となります。それゆえに、合格を勝ち取ったという事実があれば、高学歴でなくとも、一定の知識があると評価されるとも言えます。
公認会計士として就職するのに必要なのは、学歴ではなく、あくまで公認会計士試験に合格していることです。
仕事と学歴
では、公認会計士として就職後、仕事をする上で学歴は関係あるのでしょうか。例えば、組織内に学閥などがあり、出世に影響するのではないかと不安を抱いている人もいるかもしれませんね。
ですが、公認会計士の場合、出世と学歴はほとんど関係がないと考えて良いでしょう。
実際、組織に入ると仕事ぶりの評価をするのは直属の上司です。公認会計士の合格者数が多い学校は、そもそもの母数が多いため、多くの人が出世しているように見えるかもしれませんが、決して学閥により出世しているわけではありません。
難しい公認会計士試験を突破した合格者は、全員同じスタートラインに立っています。
そこから、公認会計士としてどのように差を付けていくかは、その人次第です。プラスアルファのスキルとして、ITの知識を習得するなど、会計以外の知識を身に付ければ、将来的にキャリアアップを図る際の強みとなるでしょう。
4大会計事務所の出身大学
次の四つのファームは、人気、実力ともに4大会計事務所と言われており、通称Big4と呼ばれています。
- 有限責任監査法人トーマツ
- EY新日本有限責任監査法人
- 有限責任あずさ監査法人
- PwCあらた有限責任監査法人
このBig4に、公認会計士として多く採用されているのは次の大学です。
公認会計士の合格者数ランキングの上位に名を連ねる難関大学が揃いました。
ここまで読むと、「やはり就職と学歴は関係あるのではないか」と思われるかもしれません。ですが、Big4への就職であっても学歴は関係ないと言われています。実際に、Big4で働く公認会計士の中には、専門学校卒の人もいます。
4大会計事務所に難関大学出身者が多いのは、やはり公認会計士試験の合格者の母数が関係しています。実際、上記4大学の公認会計士合格者数は、全体の約3分の1を占めます。それゆえに、Big4へ多くの公認会計士を送り出している結果につながっています。
会計事務所の名称 | デロイト トウシュ トーマツ(Deloitte Touche Tohmatsu) | アーンスト&ヤング(Ernst & Young) | KPMG | プライスウォーターハウスクーパース(PricewaterhouseCoopers) |
代表者名 | 大久保 孝一 | 塚原 正彦 | 宮原 正弘 | 木村 浩一郎 |
代表者の出身大学 | 東京大学経済学部 | 学習院大学経済学部 | 早稲田大学政治経済学部 | 早稲田大学政治経済学部 |
大学生と公認会計士についてよくある質問
難関国家資格とされる公認会計士試験は、多くの場合、合格まで2~3年のスパンで考えて準備や勉強を計画的に行います。そのため、大学在学中から試験勉強をし、在籍している間に合格を目指す人も多くいます。
ここでは、公認会計士を目指す大学生によくある質問についてお答えしていきます。大学で遊ぶ時間はなくなるのか、有利な学部はあるのかなど、気になる点をチェックしてみましょう。
公認会計士受験生は大学で遊べない?
公認会計士試験に合格するためには、膨大な勉強量が必要になりますので、自由時間が多い大学生の内に取得を目指すのは良い選択と言えます。
でも、一生に一度の大学生活を勉強だけで終わらせてしまうのは、もったいないと思う方も多いでしょう。勉強以外にも、仲間と遊んだり、アルバイトをしたり、サークル活動をしたりと、大学生のうちにやっておきたいことはありますよね。また、単位を取るための試験勉強も外せません。
優先順位は人により異なりますが、時間には限りがありますので、その中で何かを削らなくてはならないでしょう。遊ぶ時間は、削らざるを得ないかもしれませんが、明確な目的がある分、充実した学生生活を送ることができます。
有利な学部はあるの?
公認会計士試験に有利な学部はあるのでしょうか。
合格者の割合を見てみると、経済学部や商学部、経営学部の学部出身者が比較的多いようです。公認会計士試験は、会計を扱いますので、これらの学部を思い浮かべた人にとっては、予想通りの結果だったかもしれませんね。
しかしながら、公認会計士の試験は、会計だけでなく、法律や数字を幅広く扱いますので、学部や専攻による有利、不利はあまり関係ないと言われています。
実際に、法学部や理数系の学部の合格者もいますし、幅広い学部出身者が公認会計士試験に合格しています。公認会計士試験は、学部や専攻に関係なく、興味を持ったら誰でも目指すことができる資格だと言えます。
いつから勉強を始めた方がいい?
公認会計士になりたいと思ったら、そう思った時が始め時です。ですが、目指すのであれば、スタートは早ければ早い方が良いでしょう。
もし、大学入学時に公認会計士に興味があるのであれば、大学1年生から勉強をスタートするのがおすすめです。その理由は、就職活動の時期との関係です。
公認会計士試験の論文式試験は、毎年8月に実施されます。大学1年生から勉強を始めると、上手くいけば大学3年生の8月に論文式試験を受けることになりますから、就職活動前に試験を終わらせることができます。
就職活動の時期と重なるのを避けるには、大学1年生からスタートできれば良いですが、公認会計士を目指すきっかけやタイミングは人それぞれです。ですので、思い立ったらすぐにスタートをしましょう。
大学生で公認会計士を目指すならWスクールがおすすめ
大学在学中に公認会計士試験に合格し、その上で就職活動に臨みたいと考える人におすすめなのがWスクールです。
予備校にはノウハウが蓄積されているため、公認会計士試験の教材が充実しています。大学在学中に、最短で合格を目指すなら、Wスクールを利用した方が効率よく勉強ができます。
そのほか、Wスクールに通うメリットとしては、学外の同志ができることや、試験について直接相談できる講師ができることが挙げられます。
勉強仲間ができる
Wスクールに通うと、大学という枠を超えて、同じ目的を持つ仲間ができます。難関試験を目指す場合、いかにモチベーションを維持できるかが鍵となりますが、その際、同志となる勉強仲間は大きな存在となります。
勉強中に分からない点を教えあったり、勉強法をアドバイスし合ったり、同じゴールを目指しているからこそ、分かり合えることも多々あります。
休憩時間に雑談をすれば、気分転換になりますし、勉強に行き詰まった時は、一緒に飲みに行って息抜きをするのも良いでしょう。
一緒に勉強をし、共に苦労を乗り越えた仲間は一生ものです。合格後、晴れて公認会計士として就職した後も、ずっと繋がる仲間となるでしょう。
講師に相談ができる
Wスクールの専門学校には、その道に長けたプロの講師がいます。的確なアドバイスができる講師に直接質問や相談ができるというのは、大きな味方を付けたも同然です。
実際に多くの合格者を輩出している専門学校はノウハウの宝庫であり、その講師は、何人もの成功パターンと失敗パターンを見てきています。その講師を味方につけ、時間が許す限り質問ができるのは、Wスクールに通う大きなメリットです。
大学在学中の合格を目指す場合は、効果的な勉強方法のほか、試験の出題傾向、問題を解くテクニックなど、ポイントを押さえたプロの講師の指導は有効と言えます。
大学生におすすめのWスクール
公認会計士試験対策のスクールには、通学型と通信講座の2種類があります。
| 特徴 | おすすめの人 |
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通学型 | ・校舎に通うため仲間ができる ・通信講座よりも費用がかかる ・有名講師の授業を直接受けられる ・プロの講師に直接質問できる | ・モチベーションを維持したい人 ・大学の勉強と両立したい人 |
通信講座 | ・動画講義を活用すれば、場所や時間を問わず勉強ができる ・通学型よりも費用負担が軽い | ・近くに通える校舎がない人 ・自分のペースで勉強したい人 |
ここでは、大学生におすすめのWスクールとして三つご紹介いたします。
スクール名 | 受講形態 | 特徴 | コース名・料金 | 合格実績 |
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CPA会計学院
| 通信講座・通学講座 | 自習室や視聴ブース、女性専用ブースを完備 ▶公式サイト | ・2年スタンダードコース (短答2回対応):720,000円~ ・1年スタンダードコース(短答1回対応):620,000円~ | 2022年:合格者数:606名・合格者占有率:41.6% |
クレアール
| オンライン | ・効率的な学習プランを提供 ▶公式サイト | ・1.5年合格全力投球コース:520,000円 ・2.5年トータルセーフティコース:650,000円 ・2年スタンダード合格コース:540,000円 | 2021年最終合格者数309名 |
資格の大原
| 通学、オンライン | ・一発合格を目指すための理想的なカリキュラム! ▶公式サイト | 【1年初学者合格コース】 ・教室通学:740.000円 ・映像通学:740,000円 ・Web通信:720,000円 【2年初学者合格コース】 ・教室通学:780,000円 ・映像通学:780,000円 ・Web通信:760,000円 | 2021年度397名 |
CPA会計学院
CPA会計学院は通学型の資格スクールです。ライブ講義を収録した動画教材などを使う通信講座も開設しています。また、レベルが高いプロの講師陣を揃えていることに定評があります。テキストは、講師陣が作成しており、長年の経験からくるノウハウが詰め込まれています。他にないテキストで、プロの指導を直接受けられるのが特徴です。
また、CPA会計学院は大学の勉強と両立できるよう、カリキュラムを工夫しています。自分で勉強スケジュールを調整する必要がなく、効率的なスケジュールで勉強に集中できます。
CPA会計学院の校舎には快適な自習室が完備されており、CPA会計学院の学生はいつでも使用することができます。受講生全員分のロッカーがありますので、重いテキストなどを持ち歩く必要もありません。
合格に向けて、サポートする環境が整っています。
料金 | (通学/通信) ・2年スタンダードコース (短答2回対応):780,000円/720,000円 ・1年スタンダードコース(短答1回対応):680,000円/620,000円 ・2年速習コース(短答3回対応):780,000円/750,000円 ・1年速習コース(短答2回対応):680,000円/650,000円 |
合格者数・合格者占有率 | 2022年・合格者数:606名・合格者占有率:41.6% |
給付制度 | 入学時に受講料と同額を無利子貸与:月額 5,000~30,000円を毎月分割して返済する。 返済開始時期 ①公認会計士試験に合格した年の翌年4月 ②奨学金支給後満3年経過後 |
CPA会計学院公式サイト
クレアール
クレアールは公認会計士や税理士など会計資格のWEB通信講座を開講しています。合格するために必要な範囲だけに学習範囲を絞り込んだ「非常識合格法」を採用しており、短期間で効率的に合格を目指せます。
公認会計士講座は初学者向けコースから学習経験者向け、科目免除者向けまで多数のコースを用意しており、自分の知識レベルに合わせて選択できます。
サポート体制も充実しており、電話やスカイプ、メールを利用して回数無制限で質問が可能。また、学習進度をチェックできるガイダンスや、進捗状況に合わせたアドバイスなど、生徒一人ひとりに寄り添った学習支援を行っています。
費用 | ・1.5年合格全力投球コース:520,000円 ・2.5年トータルセーフティコース:650,000円 ・2年スタンダード合格コース:540,000円 |
通信講座の有無 | 有 |
合格実績 | 最終合格者数309名 |
クレアール公式サイト
資格の大原
資格の大原は、通学と通信の両方を備えた予備校です。「一発合格主義」を掲げており、在籍する講師は受講生を合格へ導く「受験指導のプロ」達です。講師自身が最新の出題傾向を解析して作成したテキストは講義との連動性も高く、わかりやすくまとまっています。
また、学校の勉強や仕事をしながらでも合格できるように組まれたカリキュラムでは、学習のスタート時期やインプット・アウトプットの目安時間まで細かくフォローされているので、着実にステップアップが図れます。
勉強中にわからない部分ができた場合の質問体勢も整っており、対面以外に電話やメールでも受け付けています。また、通信講座の受講生でも自習室を借りられるので、快適な環境で集中して勉強できます。
費用 | 【1年初学者合格コース】 ・教室通学:740.000円 ・映像通学:740,000円 ・Web通信:720,000円
【2年初学者合格コース】 ・教室通学:780,000円 ・映像通学:780,000円 ・Web通信:760,000円 |
通信講座の有無 | 有 |
合格実績 | 2021年度397名 |
資格の大原公式サイト
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まとめ
いかがでしたでしょうか。公認会計士試験の合格者数が多い大学別ランキングと、各大学での取り組みについてご紹介しました。合格者数の多い大学では、安い授業料で学内に講座が受けられる環境が整っていたり一発合格を勝ち取ったばかりの先輩に質問できるなど、サポート体制が充実していましたね。
公認会計士試験は難関国家試験ですが、合格すれば就職活動に有利になり、その資格で一生仕事をしていくことができます。それゆえに、大学在学中に公認会計士試験の合格を勝ち取り、就職活動に臨みたいと考える志の高い学生も多くいます。
大学生は自由に使える時間が多いため、比較的勉強時間を確保しやすいことが強みです。公認会計士試験は、学部や専攻は関係なく、興味があれば、どの学部の人でも同じスタートラインから勉強を開始できる点も特徴です。
大学の授業と試験勉強の両立は大変ですが、かけがえのない勉強仲間に出会える可能性もあります。公認会計士試験に合格するという、明確な目的を持って大学生活を送ることができれば、勉強もプライベートも充実した大学生活になりますよ。