東京から意外と近い! 白浜「パンダ」旅が上野より今おすすめの理由

パンダと言えば上野動物園が有名ですが、上野よりも手軽にパンダに会えると評判なのが、和歌山県白浜町にあるアドベンチャーワールドです。アドベンチャーワールドのパンダと白浜町の魅力について、旅行ジャーナリスト・フォトグラファーのシカマアキさんが解説します。


パンダ人気の上野動物園だが、見学当選は至難の業

 東京の上野と言えば、まず思い浮かぶのは「パンダ」でしょう。「UENO-PANDA.JP」によると、上野動物園には5頭のジャイアントパンダが飼育されています(2022年5月現在)

 上野のパンダはいつでも人気。赤ちゃんが生まれるたびにニュースとなり、特に子どもの頃のかわいさはひとしおです。2021年6月23日に生まれた双子のパンダは、竹やタケノコに興味を示したり、人工のミルクを飲んだり、大人の歯が生えてきたり、そんな行動の一挙手一投足だけでいつも話題になっています。

「ジャイアントパンダのようす」で見られる上野のパンダたち。2022年5月9日撮影。(画像:東京ズーネットYouTubeチャンネルより)



 一方、新型コロナの影響で一時中断していた上野動物園の入場およびパンダの一般観覧。2022年3月23日から再開されて以来、インターネット事前申込で抽選で当選した人しかパンダを見ることができません。当然ながら、その抽選は高倍率。何度応募してもなかなか当たらない人も多いでしょう。

 そんなパンダを抽選なしに、しかも上野より多い7頭も観ることができるのが、和歌山県白浜町のアドベンチャーワールドです。日本におけるパンダ好きの聖地ともいえるこの場所。パンダのみならず、温泉やご当地グルメ、美しい海岸など多くの魅力あふれる観光地です。

羽田から南紀白浜まで飛行機でたった70分

 和歌山県南部にある白浜町。地図だけを見ると、大阪や京都などからも遠くて「不便」という印象を持つかもしれません。

 しかし実は、東京国際空港(羽田空港)から、アドベンチャーワールドの最寄りである南紀白浜空港まで「直行便」があります。所要時間は1時間10分(70分)。JALグループのジェイエアが1日3便、運航しています。

アドベンチャーワールドがある和歌山県白浜町の場所(画像:Google Map)

 飛行機に乗る際の前後で、多少の時間を要するのも事実。しかし、羽田空港は都心から近くてアクセス抜群です。そして、南紀白浜空港はとてもコンパクトな造りの地方空港。トータルの移動時間はそれほど多くかかりません。しかも、ジェイエアの運航便はすべて「ジェット機」なので、空の旅も快適です。

 さらに、南紀白浜空港とアドベンチャーワールドは、約3kmという近さ。車だと5分ほどで到着します。空港からの路線バスもあり。その路線バスに乗るタイミングが合わなければ、人数がいればタクシーを利用しても良いでしょう。関西方面から向かう場合、新大阪から特急で約2時間30分、白浜駅から路線バスで約10分です。

 まさに「Door to Door」(ドア・ツー・ドア)に近い、東京とアドベンチャーワールド。飛行機に乗って1時間足らずで、日本におけるパンダの楽園に到着できます。

抽選なし時間制限なし、ガラス越しでなくパンダ見学!

 日本一のジャイアントパンダの飼育数を誇るアドベンチャーワールド。上野動物園と比較して「ここが違う!」という魅力があります。

 まずはなにより「予約なし」「抽選なし」「待ち時間なし」で、パンダの見学ができること。アドベンチャーワールドに入場し、パンダが飼育されているエリアに行けば、飼育されているパンダが見られます。見学は入場料のみで無料。

アドベンチャーワールドで飼育されているジャイアントパンダ(画像:写真AC)



 アドベンチャーワールドでは、ガラス越しでなく網越しでもなく、パンダを低い柵越しにそのまま見学できるのも、上野動物園と大きく違う点です。そのため、1日中ほぼずっとパンダを観続ける、写真や動画を撮る人も少なからずいます。見学時間の制限などもありません。写真も動画も、ガラス越しよりも何もないほうがきれいに撮れます。

 ちなみに、パンダは午前中に活動することが多く、午後はほぼ寝ています。かわいく動くパンダを堪能したいなら、朝イチで観に行くのがマストです。

パンダ以外にも魅力満載「関西の奥座敷」白浜町

 アドベンチャーワールドにはパンダ以外の魅力も豊富。サファリワールドでは、ジープやカート、自転車などに乗ってまるでアフリカのような大自然の中を進み、動物を間近で見学できます。イルカのショー、アシカの餌やりなども大人気。都会ではとても体験できないアトラクションが無料、有料で多くあります。遊園地でもあり、子どもから中高年まで幅広い年代で1日楽しめるスポットです。

JR白浜駅にあるパンダのオブジェ(画像:シカマアキ)

 また、白浜は「日本三古湯」の1つに数えられ、「関西の奥座敷」とも言われる温泉地として有名。1350年以上前から湧き出る温泉が堪能できる旅館やホテル、外湯なども点在しています。いずれも、アドベンチャーワールドから車やバスで10~20分ほどの近さ。さらに、伊勢海老やくえなどの海鮮料理や熊野牛、和歌山ラーメン、さらに、白浜名物「かげろう」が生で味わえるおしゃれなカフェなども見逃せません。

 白浜町を歩いてみると、いたるところに「パンダ」を見かけます。パンダのオブジェ、パンダのお菓子、パンダのグッズなど。特に、JR白浜駅には、特急「パンダくろしお Smileアドベンチャートレイン」の紹介コーナーがあり、バスやタクシーにパンダを見かける機会も多々。「パンダのまち」らしさは上野以上だと、現地に行くと実感できます。

プロ伝授! 東京から白浜までお得に旅するテクニック

 東京から飛行機に乗って1時間10分と言っても、飛行機に乗ること自体、ハードルが高いかもしれません。「飛行機は高い」というイメージも強いでしょう。

南紀白浜空港の滑走路の向こうにアドベンチャーワールド(画像:シカマアキ)

 飛行機の運賃を少しでも安くするには「早めに予約する」のが鉄則。JALの「先得」では出発75日前、55日前などの予約がお得です。羽田-南紀白浜線は、普通運賃で片道36,120円。しかし最も安い75日前予約だと片道7,000円から。実は直近の6月でもまだ安く、21日前予約で片道9,000円から販売されています。JALの先得カレンダーをチェックするのがおすすめ。

 また、往復の航空券と1泊以上のホテル・旅館などがセットになった「ダイナミックパッケージ」(DP)だと、直前でも安いプランが見つかる可能性も。DPは遅くとも出発1週間前までに予約するのがポイントです。

 パンダを楽しめるのは、上野以上。さらに、温泉、ご当地グルメ、自然など、白浜には足を運ぶだけの魅力が満載です。東京から意外と近い白浜へ、ぜひ飛行機で飛んでみてはいかがでしょうか。


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