冬の定番レザーファッション、今年こそ注目したい「ジャケット以外」のアイテムとは？

　トレンドに左右されずに定番アウターとして愛されるレザージャケット。身につけるだけでコーディネート全体が引き締まり、大人の魅力を引き出してくれます。

　そんなレザーアイテムですが、2021年はジャケットだけではなくレザースカートやレザーロングブーツも例年に増して人気を集めているようです。

　レザーアイテムは、カジュアルやクールといったテイストだけではなくコーデによっては上品にもかわいらしくも着こなせるので、ひとつ持っておいて損はありません。

　寒さが厳しい真冬でも、コートの中に仕込ませることで、冬のワードローブをすっきりさせつつ垢抜けたスタイルを楽しむことができます。

　今回は注目のレザーコーデを紹介します。

　レザーアイテムで、本革製品と並んで注目すべきは、製造工程での環境負荷を減らすことに配慮した革材料「エコレザー」。

　1990年代半ばからヨーロッパを中心に普及・発展し、2002（平成14）年には中国でも本革エコマーク基準が発表されるなど、世界的なトレンドとなっています。

　エコレザーの商品は天然皮革の端切れが使われるためフェイクレザーよりも高級感があり、本革より価格が手頃というメリットも魅力です。

　環境保護への意識が高まるなか、良質で、地球にも着る人にも優しいエコレザーはあらゆるブランドで取り入れられるようになり、おしゃれなアイテムが続々と発売されています。

　著者がおすすめしたい東京都内のお店はふたつ。

　1店舗目は、流行に敏感な人たちが訪れる代官山に店舗を構えるLIFE’s（目黒区上目黒）のエコレザーオーバージャケット。

　羽織ると体に優しくなじむオーバーサイズのレザージャケットは、内側が中綿キルティング仕様で、冬でも使える優秀アイテムです。

　2店舗目は華やかで上質なアートレザーを用いて、レディース財布やバッグといった革製品を展開するレディースブランドAETHER（エーテル）。

　目黒区自由が丘に店舗を構える、大人かわいいデザインが大人気のブランドです。

　こちらはエコレザーではありませんが、密度の高い繊維としなやかさを持つ山羊革は、強度が高く汚れにくいのが魅力です。華やかなデザインは、クリスマスプレゼントや自分へのご褒美にもぴったり。

　レザーアイテムの中でも定番のレザージャケット。フェミニンなロングスカートや、シンプルなニットワンピースの上に羽織るだけで、コーデ全体が引き締まり、スタイルアップも目指せます。

　SNSでも「パンツスタイルだけじゃなく、スカート、ワンピース、どんな服にも合わせやすい」「肌寒い時にサッと羽織るだけでファッションが決まるので、使いやすい」などオシャレ女子を中心に、定番のヘビロテアイテムになっている、という声も多くあります。

　寒さの厳しくなるこれからの季節は、レザージャケットの上にロング丈のチェスターコートを重ねるレイヤードな着こなしで、シックで大人っぽいスタイルに。

　こなれ感を出しつつ、防寒対策バッチリなコーデが完成します。

　秋冬のイメージの強いレザースカートは、フェイクレザーをチョイスすれば薄手で通気性がよく1年中着回せます。

　さらに水をはじく機能もあるので、雨の日のコーデにも大活躍。レザーに慣れていない初心者でも、プリーツスカートなら重たさを感じにくいので挑戦しやすいはず。

　特に幅の細いプリーツスカートは、レザー素材をやわらかく軽やかに見せてくれるので、もったりとした印象になりません。

　トップスはショート丈を選び、重心を上に持っていくことで脚長にも見えるので、低身長の人でもスタイルよく着こなせます。

　ちなみにレザースカートに合わせるタイツは、薄手をチョイスすると全体のバランスが取りやすくなります。

　洋服にレザーアイテムを取り入れるのが難しい人は、小物から挑戦してみるのもおすすめです。

　バッグやアクセサリー、手袋やブーツなど、特に秋冬は小物を楽しみやすいシーズンなので、気になるレザーアイテムを取り入れるだけで一気におしゃれに見えるはず。

　SNSでも「レザーのお財布は、使うほど味わいが増して好き」「レザーバッグはどんなコーデにも合うから、ひとつ持っていると重宝する」など、レザー好き女子の声が多く見られます。

　ピリッと引き締まるエッセンスを加えることができる素材感で、いつもの着こなしを刷新してみるのもおすすめです。

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　レザーアイテムは、想像以上にどんなスタイルにも合わせやすいアイテム。いつものコーデにプラスして、トレンド感と季節感を演出できる秋冬の装いを楽しんでみてください。