六本木ならではの撮り方も! 果実ゴロゴロ、韓国発「カフェ ド パリ」が初上陸

  • おでかけ
六本木ならではの撮り方も! 果実ゴロゴロ、韓国発「カフェ ド パリ」が初上陸

\ この記事を書いた人 /

アーバンライフ東京編集部のプロフィール画像

アーバンライフ東京編集部

ライターページへ

韓国発の人気スイーツカフェ「Cafe de paris(カフェ ド パリ)」が六本木ヒルズに期間限定でオープン。本家の魅力を再現しながらも、日本独自の工夫が凝らされています。

ボリューミーで可愛い! 人気沸騰のスイーツが日本上陸

 韓国発祥の人気スイーツカフェ「Cafe de paris(カフェ ド パリ)」が、日本に初上陸しました。場所は六本木ヒルズ内、メトロハット/ハリウッドプラザのB2F。2019年2月1日(金)から5月6日(月・祝)まで、期間限定でオープンしています。

左から、「マンゴーボンボン」(1800円)、ストロベリーチョコチーノ」(1580円)、「ストロベリーボンボン」(1800円)、「パイナップルボンボン」(1600円)(2019年1月30日、高橋亜矢子撮影)



 エイチ・アイ・エスが2016年に行った「行ってみたいソウルのカフェ」投票企画では、堂々1位に輝いた同店。いちごやマンゴーなど、旬のフルーツがこんもり盛られたパフェ「ボンボン(bonbon)」が看板商品です。

 ボンボンの背丈はなんと約20cm超(メニューによって若干異なる)。外だけでなく、内側にも大粒のフルーツがゴロゴロ入っており、フォトジェニックさ、可愛さもさることながら、心ゆくままにフルーツを楽しめるのが大きな魅力です。

大粒のマンゴーがたっぷり(2019年1月30日、高橋亜矢子撮影)

こだわりが詰まった生クリームの秘密はヨーグルト

 同店の日本での総代理店を務める、アスリン(愛知県名古屋市)の代表取締役 篠崎麻子さんは、日本でのオープンにあたり、特にこだわったのは生クリームだと話します。

「日本で流通している生クリームは、韓国産のものに比べ、濃厚で重さがあるため、それをどう調整して、フルーツとのバランスをとり、最後まですっきり食べられるようにするかを考えました」(篠崎さん)

生クリームもたっぷり入っているが、沢山食べても後味がもったりとしない(2019年1月30日、高橋亜矢子撮影)

 ポイントは、ヨーグルトを配合したこと。従来のものに比べ、カロリーや脂質も約30%以上少なくなっているそうです。

「ストロベリーボンボン」(1800円)を食べてみたところ、生クリーム特有のふんわりとした印象はそのままに、軽やかで後味さっぱり。一方、生クリームの狭間にゴロゴロと詰め込まれたいちごは、含むたび、口内で弾けそうなほどの甘酸っぱさがたまりません。

 フルーツと生クリームは、お互いを尊重しながら、それぞれの個性を放ちあって共存している!と感じました。

生クリームやフルーツの下には、フルーツスムージーが入っている。こちらは、韓国で使われているものを、同店のためだけに自社輸入し、使用しているとのこと(2019年1月30日、高橋亜矢子撮影)

東京タワーと「コラボ」! 六本木店だけの楽しみ方も

 さらに今回オープンした六本木店だけの特別な楽しみ方として、篠崎さんは「東京タワーとのコラボ」を提案してくれました。この提案のキモとなるのは、ボンボンの天辺に飾られているエッフェル塔と、六本木ヒルズから見える景色。

天辺にエッフェル塔。写真は、2月14日(木)まで期間限定で発売される「ストロベリーチョコチーノ」(1580円)。1日限定30個の販売(2019年1月30日、高橋亜矢子撮影)



「六本木ヒルズからは東京タワーが見えます。これをバックに、ボンボンと一緒に撮影していただくと、ツインタワーが出来上がります。さらに、エッフェル塔の飾りをとって、その代わりに東京タワーを重ねて写真を撮るのも、面白いのではないかと思います」(篠崎さん)

 それを聞いた筆者、さっそく試してみました。

遠近両方にピントが合えば最高(2019年1月30日、高橋亜矢子撮影)
昼間のようすはこんな感じ(画像:カフェ ド パリ)

 なお、地下2階の店舗から東京タワーが見える位置まで、パフェを手に持ちながら移動していたところ、数人から「このパフェ、どこで販売しているの?」と、声をかけられる事態が発生。ボンボンの話題性の高さを、身をもって知ることとなりました。

「リアルいちごミルク」(1100円)も日本限定(2019年1月30日、高橋亜矢子撮影)
ピンク色のスリーブも日本限定。先着5000枚。なくなり次第終了(2019年1月30日、高橋亜矢子撮影)

なぜ「パリ」? 韓国の社長に聞いてみた

 オープンに先立って行われたレセプションには、韓国の「カフェ ド パリ」の社長 チェさんも姿を見せていました。

韓国の「カフェ ド パリ」の社長 チェさん(2019年1月30日、高橋亜矢子撮影)



 韓国も日本同様SNSが流行しており、フォトジェニックであることは、スイーツにとって大事なこと。ですが、そのベースにあるべきは、味とクオリティだと話します。そのため、旬のフルーツを使うことを重要視。使うからには、たっぷり使いたいと考えた結果、全体のサイズも大きくなったのだとか。

パイナップルがあふれそうな「パイナップルボンボン」(1600円)(2019年1月30日、高橋亜矢子撮影)

 商品名の由来を聞いたところ、「『ボンボン(bonbon)』の『bon』とは、フランス語で『良い』『気持ちいい』『楽しい』などの意味合いを持つ言葉。さらに、『ボンボン(bonbon)』には、甘いお菓子という意味もあります。それらがメニューのコンセプトに合うと思い、この名前をつけました」とのこと。

 さらに、店名がなぜ「パリ」なのかを聞いてみたところ、カフェをオープンする際、良いコーヒー豆を探していて、そのときに出会ったのが、フランスのコーヒー豆だったことがきっかけなのだとか。

 その豆を使用しようと考えるなか、フランスといえばパリ、パリと言えば多くの人が憧れる街でとてもイメージが良い……という思いにたどり着き、「カフェ ド パリ」となったといいます。

 韓国の「カフェ ド パリ」は、2009年に韓国・蔚山(ウルサン)で創業後、2014年からフランチャイズ事業を開始。現在、明洞などに店舗を展開しており、多くの日本人が詰めかけているといいます。日本では、六本木の期間限定ショップ終了後は、フランチャイズ展開を予定。東京、大阪、名古屋などの都市部を皮切りに、店舗数を増やしていけたら……と考えているそうです。

「見た目の華やかさや可愛らしさもあり、若い女性に人気が高いですが、フルーツをたっぷり味わえることも魅力のひとつです。フルーツが好きな老若男女に幅広く楽しんでもらえたらと思っています」(篠崎さん)

 可愛いけど、可愛いだけじゃないメニューの数々を六本木で味わえるのはG.W.まで。

「カフェ ド パリ」の外観(2019年1月30日、高橋亜矢子撮影)

●「Cafe de paris(カフェ ド パリ)」
・期間:2019年2月1日(金)〜5月6日(月・祝)
・住所:東京都港区六本木6-4-1 六本木ヒルズ、メトロハット/ハリウッドプラザB2F
・アクセス:東京メトロ日比谷線、都営大江戸線「六本木駅」から徒歩約5分
・営業時間:11:00〜21:00

※掲載情報は2019年2月時点での情報です。
※価格表示はすべて税抜です。

関連記事