悪魔的な高カロリー鍋が大人気! 健康ブームはいずこへ? その背景に迫る

2019年1月27日

ライフ
ULM編集部

食の健康志向が加速する一方、多くの人が高カロリーな食べ物を求めていることが分かりました。そのトレンドの背景にはいったい何があるのでしょうか。


罪悪感消費のきっかけは……

 エヌピーディー・ジャパンの東さんによると、このような「罪悪感」流行の背景には、ワイン国内最大手メルシャン(中野区中野)が2017年4月から行った、チリワイン「カッシェロ・デル・ディアブロ」の販促キャンペーンがあるといいます。「悪魔の蔵」の伝説を持つといわれる同ワインと相性の良い高カロリーなメニューを「悪魔メシ」と定義したことがブームの始まりといえるようです。

「カッシェロ・デル・ディアブロ」と相性抜群な「悪魔メシ」をPRするホームページ(画像:メルシャン)

「これを機に、カロリーが高く健康に悪そうだが、甘美的で魅惑的なメニューとして流行りました。この流行がヒントとなり、多くの外食店が罪悪感を感じるメニューを多く出すようになったと考えられます。爆発的に売れたローソンの『悪魔のおにぎり』(2018年10月16日発売)のヒットもこの延長線上にあります」(東さん)

白だしで炊いたご飯に「天かす」「青のり」「天つゆ」を混ぜて作った「悪魔のおにぎり」。おにぎりに独自のアレンジが加えられた料理の画像がSNS上で多くアップされた(画像:ローソン)

 これからの「罪悪感」消費について、有木さん、東さんはともに「健康ブームと共存しながら、続いていくでしょう」と話しています。

 外食の醍醐味は、家庭で味わえないものを楽しむこと。そんな楽しみが「罪悪感」という形で消費されるこの現代こそ、食本来が持つ多様性を感じとる時代といえるかもしれません。


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