デカ目、白肌、エモかわいい……スマホ時代にも生き残る「プリクラ」のサバイバル力と処世術
2020年11月1日
お出かけプリント倶楽部、通称プリクラが誕生してから25年。携帯電話が普及し、カメラ付き機種やスマホが当たり前になった2020年現在も、いまだ若者を中心に一定の人気を獲得し続けています。デジタル全盛の今、なぜ若者はプリクラを撮るのでしょうか?
国内シェア9割の企業の見解は?
2020年10月、ゲームメーカー大手のセガ(品川区西品川)から約20年ぶりとなる最新プリ機が登場しました。
また設置台数で国内シェア90%を誇るフリュー(渋谷区鶯谷町)は、渋谷・原宿をはじめ全国にプリントシール機専門店を構えているほか、10月27日(火)からは新機種も順次設置を開始しています。
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プリクラ。正式名称「プリント倶楽部」がアミューズメント施設などに初めて登場したのは1995(平成7)年7月のこと。
当時は携帯電話やPHSが若者にまで浸透する以前。ましてやカメラ付き携帯電話などこの世に存在しない時代です。
女子中高生を中心にプリクラ人気は一気に広まり、1997年には売上高1000億円を突破しました(日本アミューズメント産業協会調べ)。
以降、上がり下がりも経ながら四半世紀が経過。2020年現在、スマホでの写真撮影が普及したことなどから、プリントシール(プリ)市場は200億円規模に落ち着いています。
それでも前述の通り新機種は登場して続けていて、一定の需要や人気を保ち続けているのは確かなよう。
デジタル全盛の今、それでも若者がプリを撮るのはなぜなのでしょうか? 現代のプリ事情について、フリュー広報担当の疋田裕貴(ひきた ゆき)さんに聞きました。

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