インスタ映えするデザートを考案する「夢の仕事体験」! 完成品はメニューに

2018年12月3日

イベント
ULM編集部

「女性客を増やしたい」「新鮮なアイデアが欲しい」そんな思いを抱えた六本木の会員制フレンチレストランで、インスタ映えするデザートを考案するイベントが行われました。集まったのは、スイーツ好きの3人の女性。インスタグラム愛用者ならではの意見が活発に飛び交いました。


企画担当者「ワクワク感を実感してもらえたら」

 場所は六本木。ミッドタウンにほど近い路地裏に、指紋解錠で開く会員制のフレンチレストランがあります。ラグジュアリーな雰囲気が漂うお店の名前は「Provision(プロビジョン)」。季節によって異なるというメニューには、「和牛のたたき雲丹ジュレ」や「本日のロブスター料理」など、想像するだけで心拍数が上がりそうな名称が並びます。

 そんな同店で提供される、クリスマスデザートの装飾を考案するという、夢のような企画が、11月中旬に行われました。ビズリーチ(渋谷区)の求人検索サイト「スタンバイ」による「スタンバイ 夢の仕事体験」です。

「スタンバイ 夢の仕事体験」に参加し、インスタ映えするデザートを考案する女性たちの手元(2018年11月、高橋亜矢子撮影)

 同イベントは「世の中にはたくさんの仕事があり、仕事は面白い」ことを伝え、「こんな仕事があったらワクワクするな」を実現するため、さまざまな企業や団体とコラボを行うもので、今回が第2弾。第1弾はクラフトビールの会社、ヤッホーブルーイング(長野県軽井沢町)とのコラボにより、「よなよなエール」に合うポテトチップスを決める会が9月に行われました。

「楽しいもの、ワクワクするものは、この世界にたくさんあります。そんなワクワク感を実感してもらえたらと思っています」(ビズリーチ 田澤さん)

店主「おっさん脳じゃない知恵が欲しい」

 今回参加したのは、3人の女性です。初対面でありながら、開始前からすでにスイーツの話題で盛り上がるほど、スイーツ好きの精鋭がそろいました。

 1人目のななこさんは、はるばる京都から参戦。小さな頃から、お菓子づくりや、『ぐりとぐら』や『こまったさん』シリーズ、『からすのパンやさん』などの食べ物が出てくる童話が大好きだったといいます。「海外旅行に行ったらまずは食べ物! その国にしかない食べ物を食べるのが大切です」と力説します。

10年来の友人から「ドンピシャのイベントがある」と教えてもらったというななこさん(左)(2018年11月、高橋亜矢子撮影)

 2人目のポジこさんは、食べ歩きが趣味のブロガー。「自己紹介写真(A4サイズ)」には、10月に食べたスイーツの写真24枚がずらりと並んでいました。「すごい! 多いですね」と思わず声をかけたところ、「これ、全部じゃないんです。抜粋なんです」とポジこさん。

スイーツの写真を説明するポジこさん(2018年11月、高橋亜矢子撮影)

 3人目のよぴこさんは、コミュニケーションプランナーの仕事をするかたわら、アンテナショップのレポートをしたり、和菓子のオンラインコミュニティで、大福の食べ比べをするなど、食べ物に関わる活動を行っているといいます。

 そして「Provision」の店主 品治さんも自己紹介。同店は、会員制ということもあり、女性客が5割を超えることが滅多にないとのこと。「ぜひとも女性にも使ってほしい」「おっさん脳じゃない知恵が欲しい」と話します。

自己紹介しつつ、お店の説明をする品治さん(2018年11月、高橋亜矢子撮影)

 すると、参加者たちからは早速「どんなお客さんに来てほしいですか?」という質問が上がりました。女性といっても千差万別。どんな女性をターゲットにするのか、細かいヒアリングが始まったのです。

「客層で一番多いのが40代男性なため、連れ立ってくる女性の年齢層も、20代というよりは30代。30代が写真を撮りたくなるようなものがよいです」と答える品治さん。

 さらに、女性陣からは「『きれい』『かわいい』など、どの系統を目指すのかで大きく異なりますが、どのテイストでいきますか?」という問いかけが。

 品治さんは「きれい目がよいです」と答えつつ、お店にコーヒーを置いていないため、「お酒に合うデザートをお願いします」とオーダーしました。

 今回装飾するのは、切り株を模したケーキ「ブッシュ・ド・ノエル」です。試食用に1切れと盛り付け用に1つずつが各自に配られ、デコレーション用の食材もずらり。「わーエディブルフラワー(食用花)!」と、歓声が上がりました。

盛り付け用に各自に渡された「ブッシュ・ド・ノエル」(2018年11月、高橋亜矢子撮影)
制限時間は約10分(2018年11月、高橋亜矢子撮影)

 ホワイトチョコレートを見て「目の前でチョコレートを削ってほしいです! 最後、雪のようにケーキに降らしてほしい」と即座に発言したのは、ななこさん。「ライブ感が欲しい。インスタで動画映えするはず!」と話します。

装飾作業の様子(2018年11月、高橋亜矢子撮影)

 その会話からわずか約10分後。完成したななこさんの装飾は「ホワイトチョコレートを削ったときにどうしたらきれいに見えるか」を念頭に置いて考えたものでした。

ゴッホの名画をイメージしたという装飾も出現!


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