三鷹市の外れにある、超ポップでカラフルな「謎の建物」の正体
2019年12月17日
お出かけ三鷹市の西外れにあるカラフルな集合住宅「三鷹天命反転住宅」。その見学イベントに参加した都市探検家の黒沢永紀さんが、同物件の魅力を解説します。
ポップでかわいい集合住宅
JR武蔵境駅から南へバスで約15分、三鷹市の西外れに、常識を遥かに越えるカラフルな集合住宅があります。「三鷹天命反転住宅 イン メモリー オブ ヘレン・ケラー(以降、三鷹天命反転住宅)」(三鷹市大沢)。今回は、ポップでかわいい驚きの集合住宅の話です。
武蔵境駅から南方へ約2km、京王線の西調布駅から北方へ約2.5km。国立天文台(同)に近いことから命名された天文台北という交差点に隣接して建つのが「三鷹天命反転住宅」です。

円筒形や立方体のカラフルな構造物がデコボコと積み重なる奇妙な建物は、美術家・建築家の荒川修作氏と、その妻で詩人のマドリン・ギンズ氏によって2005(平成17)年に建てられた、作品でもある集合住宅です。
サブタイトルが付いた集合住宅というのも珍しいですが、「イン メモリー オブ ヘレン・ケラー」……ヘレン・ケラーを偲ぶという意味もまた不可解です。
そんな不思議な集合住宅で、2019(令和元)年11月23日(土)にイベントがありました。「建築する身体の見学会」と題された内覧会は、部屋を身体で感じる、というちょっと変わったもの。早速行ってみることにしました。
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