困難を乗り越え、愛猫との添い寝を復活させた男性の漫画「びっくりするほど幸せだった」
ゆるかわいい猫の絵が人気の漫画家・佐久間薫さんが、3匹の飼い猫と夫との騒々しい日常を描きます。
感動の「再会」を果たした、ひとりと1匹の物語
佐久間薫さんは、東京23区の北西エリアに住む漫画家です。夫と猫3匹との気ままな暮らしを紹介するアーバンライフ・オリジナル4コマ漫画。今回のテーマは「ネコと和解せよ」です。

――佐久間さん、今回の作品を作った背景を教えてください。
夫(大作さん)のアレルギーのことを知っていただこうと思いまして。
――大作さんの猫アレルギーは、猫たちと暮らすさなかで発覚したのですね。
はい。前から皮膚は弱かったんですけどね……。
――アレルギーが発覚したときの大作さんの気持ちを想像すると、こちらまで切なくなります……。
判明するのが怖くて、私が勧めてもなかなか病院でアレルギー検査をしませんでした。検査結果が出て相当ショックだったと思います。
――昼も夜も、家にいるときは大作さんは1階にひとりだったのでしょうか。これは寂しい!
まあ、私がうろうろしてますけどね(笑)。でも寂しいですよね。
――飼い方を工夫すれば、多少は症状を抑えられるのですね。
個人差はあると思いますので一概には言えませんが、夫はだいぶ症状が軽くなりましたし、そういう経験談はよく聞きます。
――マックス9kgの巨体を誇る白丸とのお昼寝、どんなところが幸せなのでしょうか。
白丸は少し毛が長くて、しかもビッグサイズなので抱き心地がすごく良いです。そして顔を近づけても嫌がらないし(黒丸は嫌がる笑)、むしろ向こうも近づけてくれるし、すぐ「ぐるぐる」言って向こうも幸せそうに一緒に寝てくれるので、こちらもうれしい! 日常の不安を消し去る威力が、白丸の昼寝にはあります(力説)。
――めちゃくちゃうらやましくなりました。大作さんのように、猫好きの猫アレルギーの人たちにひと言お願いします。
好きなのに近づけないなんて辛すぎますよね……。部屋を分けるのはすごく効果的だと思うので、できる環境の人で、まだお試しでない人はぜひ試してほしいです。体調がよくなれば「通い」でも触れ合えれば、楽しい時間が過ごせると思います。
――漫画の読者にひと言お願いします。
お読みいただきありがとうございました!

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